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2023.07.04
湯沢市のおすすめ観光情報!地熱のまちならではのスポットと伝統的な湯沢グルメ【計8選】
天然の温泉にはその湯に浸かるだけでなく、地中から熱水泉が湧き出す光景を実際に見られるという魅力があります。
「足湯や天然温泉にも入りたいし、温泉街や源泉が湧くところも見てみたい!」
そんな方には湯沢市観光がおすすめです。
湯沢の地名の由来には温泉がとても大きく関わっており、地熱のまちとも呼ばれています。
そこで当記事では、湯沢市のおすすめ観光スポットとグルメを合計8つご紹介します!
ご旅行をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
1.湯沢市は自然が育む「いで湯」の宝庫!
湯沢市は秋田県の最南東部、山形県と宮城県に一部面する場所に位置しています。
湯沢の第一印象として「温泉」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
湯沢市は豊かな水田地帯と豊富な温泉群に恵まれており、古くから温泉街として栄え、小安峡温泉や大湯温泉は今でも人気の観光地です。
冬季は積雪が多いため、雪を見ながらの露天風呂なども楽しまれています!
春には桜と一緒にゆったりと湯に浸かるのも良いですね。
小安峡や川原毛地獄など足元が不安定な観光スポットも多いため、歩きやすい靴・動きやすい服装での旅行がおすすめです。
2.湯沢市のおすすめ観光スポット【5選】
湯沢市のおすすめ観光スポットとして、以下の5つをご紹介します。
・湯沢市観光栗園
・小安峡大噴湯
・女滝沢
・川原毛地獄
湯沢には小安峡や噴気地帯があるため、散策やトレッキング、登山なども楽しまれています。
まずは中世の山城の趣を残している「稲庭城」からご案内します。
稲庭城
写真提供:湯沢市観光物産協会
稲庭城は、県南一帯を治めていた戦国武将・小野寺氏によって1193年に建てられた城で地域のシンボル的存在です。
小野寺氏の統治は約400年に渡ったといわれ、関ヶ原の戦いの後(1602年)には佐竹領となっています。
1階~4階まであり、2階にある「黄金の茶室」と4階にある展望台は特に人気のスポットです。
天井まで金箔を張った茶室は圧巻です。
秋になると稲庭城の紅葉を見に多くの人が訪れます。
湯沢にはうどんづくりや、川連漆器の歴史も根付いており当時の資料が展示されています。
▼稲庭城
住所 | 秋田県湯沢市稲庭町字早坂98-2 |
営業時間 | 9:30~16:30 |
休館日 | 火曜日 ※営業期間:4月22日~11月中旬 ※火曜が祝日の場合は営業、その翌日休館 |
入館料 | 一般……430円 小中学生……210円(幼児無料) |
お問合せ先 | 0183-43-2929(稲庭城) 0183-43-2649(古舘庵 売店・発券所) |
HP | https://akitayuzawa.jp/midokoro0231.html |
湯沢市観光栗園
写真提供:湯沢市観光物産協会
湯沢市観光栗園は、約3ヘクタールある山の斜面に約400本の栗の木が植えられている栗園です。
大ぶりの栗が採れ、秋には丹沢や筑波が実ります。
秋のレジャーにもってこいのスポットで、開園期間中は栗拾い(1キロあたり600円)が楽しめます。
※拾った栗はお買い上げいただきます。
※予約なしでも栗拾いが楽しめます。(団体の場合は要連絡)
栗が上から落ちてくることがあるので、帽子や軍手があると安全です。
また、長袖と長ズボン、長靴やスニーカーなどを着用するようにしましょう。
「栗をたくさん拾いたい!」という方は午前の時間帯に行ってみてくださいね。
▼湯沢市観光栗園
住所 | 秋田県湯沢市広沢山1-1 |
開園時間 | 10:00~16:00 ※開園予定期間は9月上旬~10月上旬頃 ※栗の作柄や天候により休園、または開園日が変更される場合があります |
入園料 | 200円 ※小学生以下無料 |
お問合せ先 | 0183-73-0415(湯沢市観光物産協会) |
HP | https://akitayuzawa.jp/midokoro0201.html |
小安峡大噴湯
写真提供:湯沢市観光物産協会
小安峡大噴湯はその名の通り、98℃の熱湯と蒸気が激しく噴出している場所で、あたりからシューッ、シューッと蒸気の音が聞こえてくる湯沢ならではの観光地です。
駐車場から徒歩3分ほどで絶景ポイントとして知られているアーチ状の橋が見えてきます。
新緑や紅葉が見られるポイントです。
岩づたいに階段を約60メートル下り、その先に続く遊歩道を行くと小安峡一の名所「大噴湯」があります。
大噴湯には上流側と下流側の2つのルートがあります。ゆったりとしたコースを歩きたい方には下流側がおすすめです。
※大噴湯遊歩道の所要時間は30分~40分です。
※ペットを連れての散策は危険ですのでご遠慮ください。
観光物産館の大駐車場には、足湯(無料)がありますのでタオルや靴下などの用意があると安心して疲れを癒やすことができますよ。ぜひご利用ください。
※皆瀬観光物産館は9:00~16:00営業・火曜~水曜日は定休日
※営業シーズンは4月20日頃~11月中旬です
▼小安峡温泉総合案内所
住所 | 秋田県湯沢市皆瀬字湯元5-1 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
お問合せ先 | 0183-47-5080(小安峡温泉総合案内所) |
HP | https://akitayuzawa.jp/midokoro0321.html |
女滝沢
写真提供:湯沢市観光物産協会
「湯沢でトレッキングがしたい」という方には、女滝沢のトレッキングコースがおすすめです。
トレッキングコース内には、イタヤカエデ、ヤマザクラ、天然ブナ、樹齢200年を超える巨木もあり、森林浴にはピッタリのスポットです。
女滝沢トレッキングの所要時間は約2時間ですが方角を見失うこともありますので、不安な方はガイドを付けると安心です。
※おひとりからご予約いただけます。(要事前予約)
※コースや参加人数によって料金が異なります。
※女滝沢トレッキング……2時間・2,000円~
トレッキングに適した服装・シューズ・タオル・水筒などをご用意のうえ、女滝沢の自然をお楽しみください。
▼女滝沢
住所 | 秋田県湯沢市皆瀬字湯元 |
お問合せ先 | 090-2793-5758(小安峡観光案内人の会) |
HP | https://akitayuzawa.jp/midokoro0323.html |
川原毛地獄
写真提供:湯沢市観光物産協会
川原毛地獄は名勝に数えられている「日本三大霊地」のひとつ。
標高約800メートルの場所にあり、草木が生えない灰色の山肌と強い硫黄の臭いが特徴的で、火山活動の余勢が残っている場所です。
川原毛地獄の足場は砂で滑りやすくなっていますので、登山の際は転倒にご注意ください。
植物のない白い山はとても幻想的。高濃度の有毒ガスが発生している危険なエリアもあり、地獄のような荒涼とした光景とも称されています。
川原毛地獄はフォトスポットとしても知られている観光地です。看板の指示に従い、立ち入り禁止エリアに注意しながら観光しましょう。
※冬季は通行止めとなっており、11月~5月上旬までは道路閉鎖期間に入ります。
▼川原毛地獄
住所 | 秋田県湯沢市高松番沢 県道310号線 |
駐車場 | あり(約20台) |
お問合せ先 | 0183-55-8180(湯沢市観光・ジオパーク推進課 観光物産班) |
HP | https://akitayuzawa.jp/midokoro0401.html |
3.湯沢市のおすすめグルメ【3選】
秋田県といえば「あきたこまち」や「きりたんぽ」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし、湯沢にはそのような秋田県名物以外にも美味しいものがあるんです!
ここでは湯沢観光の際に、ぜひご賞味いただきたいグルメを3つご紹介します。
・湯沢の地酒
・三梨牛、みなせ牛
写真提供:湯沢市観光物産協会
1つ目は「稲庭うどん」です。
湯沢のおすすめグルメといえば稲庭うどんと答える方も多く、手延べ製法にこだわった平らな細麺で、しっかりしたコシがあるうどんです。
太麺のうどんに慣れている方はより細く感じるかもしれません。
稲庭古今事蹟史の記述によると、稲庭うどんは1655年から稲庭町にて製造が開始されたとあり、今では日本三銘うどんのひとつに数えられています。
麺のコシや喉越しを楽しみたい方にはざるうどんがおすすめです。
2つ目は「湯沢の地酒」です。
湯沢では地酒づくりに力を入れており、先人から受け継がれた伝統の技術を用いてつくられた地酒は湯沢の特産品にも選ばれています。
また、湯沢の地酒は品質が高く、さまざまな賞を受賞しています。
2021年には木村酒造の福小町(純米吟醸)が「純米酒部門最高賞 審査員賞」を獲得しました!
2022年には秋田銘醸の純米大吟醸が「ワイングラスでおいしい日本酒アワード 2022」で金賞を受賞しています。
写真提供:湯沢市観光物産協会
3つ目は「三梨牛・みなせ牛」です。
三梨牛・みなせ牛は高品質のお肉を味わいたいときにおすすめの一品。
地元産の良質な飼料で育てられており、栄養価が高く、柔らかい肉質が特徴的です。
県内で消費されることが多いため、県外ではなかなかお目にかかれない珍しい和牛となっています。
幻の高級和牛と称されていますが、リーズナブルな価格で食べられる店舗もありますよ!
三梨牛・みなせ牛の表記を見つけたときは、ぜひ一度ご賞味ください。
4.初めての湯沢観光には「こまちシャトル」が便利
こまちシャトルとは、おひとり様からご利用いただける観光タクシーサービスです。
湯沢駅や温泉、川原毛地獄などの人気のスポットをタクシーで周ることができます。
湯沢の観光地は車があったほうが楽しめる場所も多いため、マイカーがない方や見知らぬ土地での運転に不安を感じる方におすすめのサービスとなっています。
ご希望の際は前日の16:00までに、予約が取れるかを確認しましょう。
詳しくはこまちシャトルの公式ホームページをご覧ください。
5.湯沢市へのアクセス
・東京駅発(山形新幹線の場合)
東京駅ー新庄駅(山形新幹線) 約3時間30分
新庄駅ー湯沢駅(奥羽本線) 約1時間
・東京駅発(秋田新幹線の場合)
東京駅ー大曲駅(秋田新幹線) 約3時間20分
大曲駅ー湯沢駅(奥羽本線) 約40分
・秋田空港経由
※新千歳空港・羽田空港・伊丹空港(大阪)・中部国際空港(名古屋)から向かうことができます。
各空港ー秋田空港(飛行機)
秋田空港ー秋田駅(リムジンバス) 約40分
秋田駅ー湯沢駅(奥羽本線) 約40分
6.まとめ
湯沢観光では、湯沢ならではの温泉街や硫黄が香る雄大な自然、稲庭うどんなどの地元グルメが楽しまれています。
トレッキング・登山は楽しめる時期が決まっており、基本冬季は閉鎖されていることが多いため、ご希望の方は旅行シーズンにご注意ください。
いで湯の宝庫である湯沢市には、天然温泉や足湯ができる場所がありますので、タオルや換えの靴下などを少し多めに用意しておくことがおすすめです。
【ソラハピ】では格安の航空券をご用意しています。湯沢観光に飛行機を使う場合はぜひご利用ください。
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