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「戦国武将といえば真田幸村！」と思う方も多いのではないでしょうか？
映画や漫画などのキャラクターのモデルになることも多い真田幸村ですが、その発祥の地は長野県にある上田市です。
上田市は真田三代の郷であり、大河ドラマ「真田丸」のロケ地にもなっています。

そんな上田市は雨量が少なく日当たりの良い町なので、じつは観光・散策にぴったりのスポットなんです！
当記事では上田市のおすすめ観光地とグルメを合わせて8つご紹介いたします。
上田観光をお考えの方はぜひ参考にしてみてください！

1.上田市は真田家ゆかりの町！晴天率が高い少雨乾燥地帯

上田市は長野県の東部にある中核都市です。
年間雨量が少なく晴天率が高いため日照時間が長く、リンゴやブドウ、レタス、大根などの栽培に適した場所となっています。
上田市は日本のほぼ中央に位置しているため、奈良時代から京都と東北地方を結ぶ拠点となっていました。
現在は北陸新幹線やしなの鉄道などが停車するポイントとなっています。
また、上田市は大河ドラマ「真田丸」でさらに注目を集めた上田城（上田城跡公園）がある場所としても有名です。
真田氏発祥の地として、上田駅前には「真田幸村公騎馬像」が立っており、上田観光では真田家の歴史が残る場所を中心に神社仏閣・温泉巡りなども楽しまれています。

2.上田市のおすすめ観光スポット【5選】

上田市のおすすめ観光スポットとして以下の5つをご紹介いたします。

まずは上田市を代表する観光スポット「上田城跡公園」からご案内いたします。

上田城跡公園

写真提供：信州上⽥観光協会

上田城跡公園は真田氏の居城・上田城跡を中心としてつくられた公園です。
復元・整備などを繰り返し、築城から現代にいたるまで約400年以上ものあいだ、上田市の象徴として市民に愛されてきました。
上田城はもちろんのこと、南櫓・北櫓・西櫓（長野県宝）、真田石、隅おとしなどもご覧いただけます。
その他にも、園内には樹齢100年といわれるケヤキ並木や約千本の桜の木が植えられており、お花見シーズンには特に多くの人で賑わいます。

▼上田城跡公園

住所	長野県上田市二の丸6263-イ
観覧料	上田城南櫓・北櫓・櫓門（内部） ・一般……300円 ・高校生以上……200円 ・小中学生……100円 ※公園内には無料で入園可能です。
営業時間	8:30～17:00（櫓門の営業時間） ※最終入館受付は16:30まで。 ※公園には24時間入園可能です。
定休日	上田城櫓門（内部）……水曜日・祝日の翌日・11月中旬～翌3月
HP	https://ueda-kanko.or.jp/spot/uedajoseki_park/

上田市立博物館

写真提供：信州上⽥観光協会

上田市立博物館は上田城跡公園の敷地内にある博物館です。
上田地方の中世以降の歩みが記された貴重な品が展示されています。
博物館の外装は、かつて上田地方で盛んだった養蚕・蚕種業の象徴「蚕室造り」を元に建てられました。
上田城跡公園の雰囲気に溶け込むデザインとなっており、織田信長所用革胴服（重要文化財）、歴代上田城主の甲冑などが収蔵されています。
上田城の南櫓・北櫓・櫓門の観覧に加え、博物館も見たいという方は共通観覧チケットがおすすめです。

▼上田市立博物館

住所	長野県上田市二の丸3番3号（上田城跡公園内）
観覧料	【上田市立博物館・上田城櫓セット観覧料】 ・一般……500円 ・高校生以上……300円 ・小中学生……150円 【上田市立博物館のみ観覧する場合】 ・一般……300円 ・高校生以上……200円 ・小中学生……100円
営業時間	9:00～17:00 ※最終入館受付は16:30まで。
定休日	・水曜日 ・祝日の翌日 ・12月29日～1月3日
HP	https://museum.umic.jp/hakubutsukan/

北国街道 柳町

写真提供：信州上⽥観光協会

上田城から徒歩約10分のところに、古き良き町並みが残る上田城の城下町「北国街道 柳町」があります。
北国街道 柳町は、真田信之が上田藩主となってからの「元和年間上田城図」にもその名が出ており、江戸・明治・昭和とつづいて、令和に至った今でも往時の名残を留めています。
さまざまな店舗が軒を連ね、ここでしか買えないお土産や信州上田のご当地グルメが楽しめます。
上田城跡公園を観光したあとは、北国街道・柳町でほっと一息。フォトスポットとしても人気の観光地です。

▼北国街道 柳町

住所	長野県上田市中央4丁目
HP	https://yanagimachi-ueda.jp/

池波正太郎　真田太平記館

写真提供：信州上⽥観光協会

今なお多くのファンを魅了しつづける作家・池波正太郎氏と、池波氏が書いた戦国歴史浪漫『真田太平記』の魅力について紹介する「池波正太郎真田太平記館」も見所のひとつ。
館内には取材ノートや遺愛品などが展示されており、シアターでは真田太平記の迫力ある映像作品なども楽しめます。

▼池波正太郎　真田太平記館

住所	長野県上田市中央3-7-3
観覧料	・一般…400円 ・高・大学生…260円 ・小・中学生…130円
営業時間	10:00～18:00　※最終入館受付は17:30まで
休館日	・毎週水曜日 ・祝祭日の翌日 ・年末年始
HP	https://www.city.ueda.nagano.jp/site/ikenami/

旧常田館製糸場

写真提供：信州上⽥観光協会

常田館製糸場は1900年（明治33年）に創業された工場です。
蚕種の製造事業は信州上田地域の発展に大きく貢献し、「蚕都上田」とよばれている時代もありました。
製糸技術の発展・工夫・知識がつまった旧常田館製糸場は、貴重な文化遺産として施設15棟のうち7棟が国の重要文化財に指定されています。
旧常田館製糸場には当時の製糸技術や資料が展示され、イベント会場としても使われています。
見学されるときは、笠原工業(株)事務所にて受付手続きを済ませてから施設に入りましょう。

▼池波正太郎　真田太平記館

住所	長野県上田市常田1-10-3 笠原工業(株)内
入館料	無料
公開時間	10:00～15:30入場
公開期間	3月20日～11月30日（期間内無休）
HP	http://www.kasahara.co.jp/kasahara/tokidakan/

上田市のおすすめグルメ【3選】

上田市のおすすめグルメとして以下の3つをご紹介いたします。

・あんかけ焼きそば
・美味だれ焼き鳥
・つけば料理

写真提供：信州上⽥観光協会

1つ目は「あんかけ焼きそば」です。
あんかけ焼きそばは上田市のソウルフード。野菜たっぷりのあんが乗った焼きそばです。酢で溶いたからしをかけて食べるのが特徴で、あんとからめるとグッと旨味が増し、やみつきになること必至です。

写真提供：信州上⽥観光協会

2つ目は「美味だれ焼き鳥」です。
上田市のおすすめグルメといえば「美味だれ焼き鳥」と答える方も多い人気のご当地フードです。高度経済成長期に誕生し、いまでも愛され続けています。
醤油ベースのタレにすりおろしニンニクが入っておりスタミナが付く一品です。
お店ごとにこだわりポイントやタレの味付けが異なるため、食べ比べがおすすめです。

写真提供：信州上⽥観光協会

3つ目は「つけば料理」です。
つけばとは、4月～6月におこなわれる「つけば漁」のことをさしています。
長野は内陸県に属するため、上田市では川魚を食べる文化があり、つけば漁は伝統漁法のひとつとなっています。
つけば漁で獲れたハヤ、ウグイ、旬の川魚の味をぜひ一度ご賞味ください。

初めて行くなら「上田城跡公園」「上田駅」周辺がおすすめ

初めて上田市を観光するなら、上田城跡公園・上田駅周辺がおすすめです。
上田駅周辺には観光地が集まっており、先程ご紹介したスポットも上田駅から徒歩で行ける範囲にあります。

【上田駅からのアクセス】
・上田城跡公園……徒歩約12分
※上田市立博物館は公園内にあります。
・北国街道 柳町……徒歩約15分
・池波正太郎 真田太平記館……徒歩約1o分
・旧常田館製糸場……徒歩約10分

上記以外にも、上田駅周辺には見どころがまだまだたくさんあります。
上田市観光をお考えの方はぜひ上田駅周辺のスポットをチェックしてみてください。

上田市への電車でのアクセス

まとめ

上田市には真田家の歴史を始め、現代に至るまでの歩みがわかる貴重な資料が見られるスポットが多いです。
今回ご紹介しきれませんでしたが、上田市には神社・お寺・温泉や長い時間をかけて自然がうみ出したパワースポットなど、魅力的な観光地がまだまだたくさんあります。
上田駅周辺エリアを中心とした旅行プランなら、徒歩でも十分観光可能です。
ぜひお気軽に上田を観光してみてくださいね。