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2023.07.04
富岡市のおすすめ観光情報!世界遺産の富岡製糸場や自然動物園・富岡グルメを8つご紹介
群馬県富岡市にはシルクの伝統があり、いまでもその歴史・文化は守られています。
生糸を製造していた富岡製糸場は世界遺産に登録されており、多くの見学者でにぎわっています。
また、富岡はその地の自然を活かした観光地が多く、豊かな自然を目当てに訪れる方も多いです。
当記事では、そんな富岡市の観光地とグルメを合計8つご紹介します。
旅行をお考えの方はぜひ参考にしてください!
富岡市は山々に囲まれたシルクのまち
富岡市は群馬県の南西部、関東平野の北西端に位置しています。
西端には名峰の妙義山(標高 1,104メートル)、南端にも標高 約1,000メートルの山嶺があるまちです。
富岡市の年間の平均気温は15℃※と暖かい日が多く、降雪はまれといわれています。
※2016年~2021年の平均気温
※「富岡市の自然的環境」参考
富岡市といえばシルク製品が有名です。タオルやスカーフ、ネクタイなどの布製品はもちろん、スキンケア用品などにもシルクが用いられています。
富岡生まれの純国産シルクは希少性が高く、富岡が誇るブランドです。
また、富岡市は東京から100キロメートル圏内にあり、片道約1時間40分と短時間で移動できるため、旅行先としても魅力的な地域です。
富岡市のおすすめ観光スポット【5選】
富岡市のおすすめ観光地として、当記事では以下の5つのスポットをご紹介します。
・旧富岡倉庫広場
・群馬サファリパーク
・富岡製糸場
・妙義山
富岡の歴史が知れる場所や、緑を感じながらゆったりリラックスできる場所ばかりです。
まずは市の文化財に選ばれている「宮崎公園」からご案内いたします。
宮崎公園
写真提供:富岡市観光ホームページ
宮崎公園は上信電鉄「神農原駅」から徒歩約10分のところにある都市公園です。
樹齢百数十年を越える古木群や、オオヤマツツジ・ヤマツツジなどのさまざまなツツジ類を見ることができるため、ツツジの公園としても評価されています。
また、園内には「旧茂木家住宅」という国の重要文化財があります。
旧茂木家住宅は切妻造りの板葺石置屋根の民家で、1977年(昭和52年)に宮崎公園に移設されました。
建てられたのは1527年(大永7年)といわれており、当時の建築技術と特徴的な板葺屋根が見学できます。
旧茂木家住宅の入館料は大人100円・中学生以下は無料です。
▼宮崎公園
住所 | 富岡市宮崎329番地 |
電話番号 | ・富岡市文化財保護課(0274-62-1511) ・旧茂木家住宅管理棟( 0274-63-0317) ※開館時間のみご利用可能です。 ※10:00~16:00まで(入館受付は15:30まで) ※月曜日・年末年始は休館日となります。 |
HP | https://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/old-Moteki-house-Miyazaki-park.html |
旧富岡倉庫広場
写真提供:富岡市観光ホームページ
旧富岡倉庫は明治30年代創業の富岡倉庫株式会社が有していた倉庫を、交流拠点として整備し直した施設です。
2022年の5月に「旧富岡倉庫広場」としてグランドオープン。
1号倉庫~3号倉庫まであり、1号倉庫には「群馬県立世界遺産センター」、2号倉庫にはクラフト体験施設・カフェ・ショップ、3号倉庫には飲食物販施設「おかって市場」が入っています。
群馬県立世界遺産センターの入館料は無料、カフェの営業時間は11:00~17:00まで(水曜定休日)です。
おかって市場では富岡産の野菜やパン、雑貨、シルク製品、ランチも楽しめます。
※おかって市場営業時間……9:00~19:00(土曜日は18:00・日曜日は17:00)
▼旧富岡倉庫広場
住所 | 群馬県富岡市富岡1450番地1 群馬県立世界遺産センター(1号倉庫) |
開館時間 | ・9:00~17:00 |
休館日 |
・3月~11月……毎月最終水曜日 ・12月~2月……毎週水曜日 ・年末年始……12月29日~12月31日 ※臨時で休館となる場合もあります。 |
HP | https://worldheritage.pref.gunma.jp/whc/ |
群馬サファリパーク
写真提供:富岡市観光ホームページ
群馬サファリパークでは野生に近い状態で動物が飼育されており、人気のライオン、ホワイトタイガーをはじめ約100種の野獣、野鳥が観察できる自然動物園です。
群馬サファリパークでは「体験&バスツアー」を行っており、車の中から動物たちを間近に見ることができます。
ご家族で楽しみたい方にはプライベートバスツアー(乗車定員は6名まで)もあります。
※ツアーをご希望の場合は入園料とは別にツアー参加料金がかかります。
期間限定のツアーなどさまざまなオプションプランがあるため、何度でも楽しめる動物園となっています。
また、敷地内には遊園地&イベントホールもあるので、群馬サファリパークだけで丸一日遊べます。
「動物たちの自然な姿を観察したい」という方におすすめの観光スポットです。
▼群馬サファリパーク
住所 | 群馬県富岡市岡本1番地 |
営業時間 | 3月1日~10月31日……9:30~16:00(17:00閉園) 11月1日~2月末日……9:30~15:30(16:30閉園) |
入園料 | 大人……2,900円 3歳~中学生……1,500円 |
休園日 | 毎週水曜日 ※春休み・GW・夏休み・年末年始は水曜日も営業します。 ※水曜日が祝日の場合は営業します。 ※臨時に休園することがあります。 |
HP | https://www.safari.co.jp/ |
富岡製糸場
写真提供:富岡市観光ホームページ
富岡製糸場はフランス人技師ポール・ブリュナの指導をもとに1872年(明治5年)に設立された、繭から生糸を作っていた模範器械製糸場です。
養蚕・製糸技術は富岡市の発展に大きく貢献してきました。
2014年には「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界文化遺産に登録されました。
建物は設立からほぼそのままの状態で保存されており見どころ満載です。
場内に併設されている「富岡シルクギャラリー」では、富岡産の繭から生まれた上質なシルク製品をお買い求めいただけます。
▼富岡製糸場
住所 | 群馬県富岡市富岡1-1 |
開場時間 | 9:00~17:00(最終入場受付16:30まで) |
見学料 |
大人……1,000円 高校生・大学生(要学生証)……250円 小・中学生……150円 |
休場日 | 年末年始……12月29日~12月31日 |
HP | https://www.tomioka-silk.jp/tomioka-silk-mill/ |
妙義山
写真提供:富岡市観光ホームページ
妙義山は日本三奇勝のひとつに数えられる名勝。奇岩怪石が林立し、春は桜と新緑、秋には紅葉の名所として楽しまれている観光スポットです。
※日本三奇勝……耶馬渓(九州)・寒霞渓(四国)・妙義山(群馬)
登山コースがいくつかあり、なかでも「石門めぐり」は最も人気のあるコースです。
石門めぐりコースにはロングバージョンとショートバージョンがありますので、安全を考慮して無理のないコースを選びましょう。
※石門めぐりについては下仁田町公式ホームページをご覧ください。
妙義山パノラマパークには美術館や妙義温泉「もみじの湯」などの施設がありますので、歩き疲れたときはぜひご利用ください。
▼富岡製糸場
お問い合わせ先 | (一社)富岡市観光協会 0274-62-6001 |
HP | https://www.tomioka-silk.jp/spot/sightseeing/detail/mt-myogi-climb.html |
富岡市のおすすめグルメ【3選】
富岡市のおすすめグルメとして以下の3つをご紹介いたします。
・クレープ
・まゆこもり
1つ目は富岡市のB級グルメ「ホルモン揚げ」です。
名前からしてホルモンに衣を付けて揚げたものを想像すると思いますが、実はちくわを揚げたものをホルモン揚げと呼んでいます。
元々はホルモンとネギを交互に刺して揚げたものをホルモン揚げと呼んでいましたが、冷めると味が落ちてしまうことや肉がなかなか手に入らない時代だったこともあり、別の食材で代用していった結果、現在のちくわを使用したホルモン揚げが定番化したとのことです。
ちくわなので価格はとてもリーズナブルですし、ホルモンが苦手な人でも食べられる美味しいB級グルメとなっています!
2つ目は「クレープ」です。
富岡製糸場は1872年にフランスの技術を導入して設立され、フランス文化も国内でいち早く取り入れられました。
フランスとの繋がりが強い富岡市を訪れたら、絹のようななめらかな食感を持つフランスグルメのクレープを街歩きと一緒に楽しんではいかがでしょうか。
店ごとに生地や具材にこだわりがあり、食べ比べるのも面白いかもしれません。
3つ目は「まゆこもり」です。
まゆこもりは繭をモチーフとした富岡銘菓くず湯。くず粉を原料としており、懐かしさと新しさの両方が楽しめるお菓子です。
まゆこもりはそのまま口に入れるのではなく、「飲むくず湯」としてお湯に溶かしよく混ぜてから食べます。富岡シルクが入ったまゆこもりもあります。
甘さが控えめなのでお好みできなこや黒蜜をかけたりと、さまざまな楽しみ方があります。
「まちなか周遊観光バス」で富岡観光を楽しもう
富岡市では富岡駅東駐車場を起点に、富岡の町を観光できる周遊バスを運行しています。
乗車定員は10人(運転手等含む)とコンパクトなバスです。
時速19キロメートルの早さでゆっくりと富岡の町を観光します。運行時間は9:00~16:00まで、約40分で町中を一周します。
※約40分ごとに1便(1日10便)
バスは乗り降り自由で、富岡駅東駐車場・上州富岡駅前・宮本町まちなか交流館・富岡製糸場(旧韮塚製糸場)と巡ります。
上記の停留所以外でも乗り降りも可能ですので、富岡を観光する際はぜひご活用ください。
富岡市へのアクセス
富岡市には8つの駅があり、主力駅は富岡製糸場の最寄り駅でもある「上州富岡駅」です。
観光案内所もあり土日祝日は観光客で賑わいます。上州富岡駅までのアクセス方法は以下のとおりです。
【関東方面から上州富岡駅までのアクセス】
1.上越新幹線または北陸新幹線で「高崎駅」に向かう
2.高崎駅で上信電鉄「下仁田行」に乗り換え、上州富岡駅で降りる
東京駅~上州富岡駅までは片道約1時間40分で移動可能です。
金沢方面・新潟方面から行く場合でも、上州富岡駅まで行くには一度「高崎駅」を経由します。
関西方面から行く場合は東京駅を経由し、高崎駅に向かうルートとなります。
公共交通機関を利用して行くときは「高崎駅」で乗り換えることを忘れないようにしましょう。
まとめ
富岡市の観光地は敷地面積が広い場所が多く、日帰り旅行だと何箇所も巡るのは難しいかもしれません。
そのため、「今回の富岡観光では群馬サファリパークに行く」のように一箇所に集中して楽しむか、もしくは市内の宿泊施設に泊まって一度に複数のスポットをじっくり観光するとよいでしょう。
登山・トレッキングをする際は安全を考慮し通行情報を調べ、装備をしっかりと整えてから臨んでください。
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