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2023.07.04
スカイマークの子供・幼児運賃|3歳~11歳は子供料金・生後8日~2歳未満なら幼児料金となり無料で搭乗できる
スカイマークには、子供料金と幼児料金があります。生後8日~2歳未満は幼児料金、3歳~11歳は子供料金です。12歳以上は大人料金となります。
運賃の他にも、保護者1人に対して幼児が2人いるときはどうするのか、など疑問に思う点があることでしょう。
当記事にて、スカイマークの子供料金やシステムについて詳しくご案内いたします。お子さんと飛行機の利用を考えている方はぜひご覧ください。
スカイマークの幼児料金|生後8日から3歳未満なら幼児扱いになる
スカイマークには、幼児運賃と小児運賃の2つがあります。
【対象年齢】
幼児運賃:生後8日以上~2歳未満
小児運賃:2歳以上~12歳未満
大人運賃:12歳以上
ご家庭によってお子さんや同伴者の人数は異なりますので、さまざまなパターンがあるでしょう。いくつかのパターンを想定して、料金や利用の可・不可をご紹介していきます。
4通りの搭乗パターン
【1】大人1人・幼児1人のとき
【2】大人1人・子供1人のとき
【3】大人1人・小児1人・幼児1人のとき
【4】子供(満8歳~12歳未満)1人のとき
※スカイマークの大人とは『12歳以上』
子供・小児とは『2歳以上~12歳未満』
幼児とは『2歳未満』を指します。
「大人1人・幼児2人」であるときの解説は、次の章にておこないますね。
【1】大人(12歳以上)1人・幼児(2歳未満)1人のとき
2歳未満の幼児の場合、座席の確保は不要となっています。搭乗時、幼児は同伴者の膝の上に座ることになるため、座席を使用する必要がないのです。
座席を使用していないため、このときの幼児の運賃は無料となります。大人1人・幼児1人の場合の運賃は、同伴者1人分のみです。
羽田→新千歳/片道
大人1人・幼児1人(2歳未満)の運賃
大人運賃 23,260円
幼児運賃 0円
合計) 23,260円
※2020年10月時点
なお上記の大人運賃には「普通大人運賃」を記載しており、割引等は利用していない料金となっています。
【2】大人(12歳以上)1人・子供(2歳以上~12歳未満)1人のとき
2歳以上12歳未満は、小児運賃で搭乗できます。2歳を超えると幼児運賃ではなく、小児運賃の対象となり、スカイマークに搭乗するには座席を確保しなくてはなりません。
羽田→新千歳/片道
大人1人・子供(2歳~11歳以下)1人の運賃
大人運賃 23,260円
小児運賃 15,080円
合計) 38,340円
※2020年10月時点
※早割り不使用時の普通運賃とする
スカイマークでは12歳以上になると大人運賃の対象となります。スカイマークでの大人、ないし同伴者となれる年齢も12歳以上。
そのため、中学生でも12歳を超えていれば、同伴者として搭乗できるということになります。
12歳以上から大人運賃の対象となる
システム上、中学生~高校生(12歳以上)が1名、幼児~小児(生後8日以上~12歳未満)1名という組み合わせでも問題なく搭乗できることとなります。
中学生~高校生(12歳以上)と小児(2歳以上~12歳未満)各1人ずつの組み合わせの場合の運賃は、大人1名・小児1名となるため、チケット総額は上記の38,340円と同じです。
中学生~高校生(12歳以上)と幼児(生後8日以上~2歳未満)各1人ずつの場合の料金は、大人1人・幼児1人となるため【1】のときの運賃総額と等しくなります。
【3】大人1人(12歳以上)・小児1人(2歳以上~12歳未満)・幼児1人のとき(2歳未満)
同伴者1名(12歳以上)、2歳以上~12歳未満1名、生後8日以上~2歳未満が1名の場合のチケット価格を、いままでの内容を応用して計算してみます。
羽田→新千歳/片道
大人1人・子供1人・幼児1人の運賃
大人運賃 23,260円
小児運賃 15,080円
幼児運賃 0円
合計) 38,340円
※2020年10月時点
※早割り不使用時の運賃
座席を使わない幼児の運賃は無料ですが、「幼児券」が必要となります。幼児券はスカイマークの空港搭乗カウンターにて手続きをして受け取ることとなりますので、幼児をお連れの際は早めに空港へ向かうことがおすすめです。
【4】子供(満8歳~12歳未満)1人のとき
満8歳以上~12歳未満のお子さんの場合、1人でスカイマークに搭乗ができるうえに、料金は小児運賃で利用できますよ。
しかし、同伴者となれるのは12歳以上からとなっているため、満8歳以上~12歳未満のお子さんは同伴者にはなれません。
満8歳以上~12歳未満のお子さんが1名と、生後8日以降~2歳未満の幼児1名という組み合わせでは、搭乗できないということです。
満6歳~満7歳のお子さんをスカイマークに1人で搭乗させたいときは、のちにご紹介する「スカイキッズ」というサービスを利用することが必須条件となっています。
スカイマーク|小児運賃と大人運賃の差
飛行機のチケット価格は、時期や搭乗人数によって異なるため一致ではありません。小児運賃のベースは大人運賃です。
では、上記の解説にて用いた運賃から小児運賃の割合を計算してみましょう。
羽田→新千歳/片道
【小児運賃と大人運賃の差】
15,080円(小児運賃)
÷ 23,260円(大人運賃)× 100= 64.8%
A.この区間の小児運賃は大人運賃に比べて約35%OFFされた価格に相当します。
※2020年10月時点
※少数第二位で四捨五入しています
大人運賃を100%と考えて、小児料金は大人運賃の何%相当に当たるのかを計算した結果、64.8%となりました。つまり、大人運賃に比べて約35%OFFとなっているわけですね。
他の便を利用したときは、どのようになるのでしょうか。いくつか抜粋して計算をおこないましたので、確認してみましょう。
【羽田から神戸】
大人運賃 14,490円
小児運賃 11,990円
11,990円÷14,490円×100=82.7%
A.この区間の小児運賃は大人運賃に比べて約17%OFFされた価格に相当します。
【茨城から神戸】
大人運賃 14,300円
小児運賃 11,800円
11,800円÷14,300円×100=82.5%
A.この区間の小児運賃は大人運賃に比べて約17%OFFされた価格に相当します。
【仙台から神戸】
大人運賃 20,130円
小児運賃 14,730円
14,730円÷14,730円×100=73.2%
A.この区間の小児運賃は大人運賃に比べて約27%OFFされた価格に相当します。
【羽田から那覇】
大人運賃 26,310円
小児運賃 18,210円
18,210円÷26,310円×100=69.2%
A.この区間の小児運賃は大人運賃に比べて約31%OFFされた価格に相当します。
【茨城から新千歳】
大人運賃 23,070円
小児運賃 14,990円
14,990円÷23,070円×100=65.0%
A.この区間の小児運賃は大人運賃に比べて約35%OFFされた価格に相当します。
※2020年10月時点
※早割り不使用時の運賃
上記のことから、大人運賃の約60%~80%分、つまり大人運賃から約20~40%OFFされた価格が小児運賃となるようです。
そして、大人運賃(普通運賃)が比較的安ければ安いほど、小児運賃の割引率は低く、普通運賃との差が少ないこともわかりました。
大人運賃(普通運賃)が2万円を下回るときの小児運賃の割引率は低い、という認識を持ちながらチケットを探してみましょう。
もっとお得なチケットはないの?少しでも安くしたい!そんなときは、【ソラハピ】から航空券を検索してみてください。お客様のご要望に沿ったチケットを探し、予約までの手続きをお手伝いいたします。
大人1名・幼児2名ときの予約方法は?
大人(同伴者)1人に対して、幼児が2人いるとき、1人の幼児は同伴者の膝の上、もう1人の幼児は座席を使用することになります。
幼児が座席を使用するときの運賃は、小児運賃と同じです。
チャイルドシートの持参が必須!
大人1人・幼児2人の場合はチャイルドシートの利用が必須となっていますが、そのチャイルドシートは各自で用意することとなっています。
スカイマークでは、チャイルドシートの貸し出しをおこなっていないのです。その上、持参・使用できるチャイルドシートの種類は決まっています。
持参できるチャイルドシート
・チャイルドシートの横幅が42cm以下
・日本国土交通省認証のもの
持参不可なチャイルドシート
・チャイルドシートの横幅が42cm以上
・ブースター式のもの
・背もたれが付いているもの
・ベスト式、ハーネス式
・膝固定式、後ろ向き固定式
チャイルドシートを持参するときは、14列目~17列目の座席は使用できません。
また、大人1人・幼児2人のチケットを予約するときは、ネット予約不可となっていますので、スカイマークの予約センターからご予約くださいね。
お持ちのチャイルドシートが使えるのかどうか、詳しく聞きたいときはお問い合わせページにある「Webでのお問い合わせ」から確認が可能です。
大人1人に対して幼児3人は搭乗できない
大人1に対して、一緒に搭乗できる幼児(生後8日以上~2歳未満)は2人までとなっています。大人(同伴者)1人では幼児は2人までしか搭乗することができません。
幼児を3人搭乗させたいときは、同伴者(12歳以上)の人数を増やす必要があります。大人(同伴者)が増えれば、一緒に搭乗できる幼児の人数も増やすことが可能です。
予約完了後に幼児をもう1名追加したいとき
大人1人・幼児1人で予約した後に、もう1人幼児を追加したい!とき、ネットから手続きをすることができませんので、上記にある「予約センター」からスカイマークへ連絡することとなります。
1人旅!スカイマークには6歳からひとりで搭乗することもできる
スカイマークでは「スカイキッズ」という、お子様1人旅サポートが用意されています。本来であれば、スカイマークを1人で搭乗できる年齢は満8歳~満11歳となっていました。
しかし、スカイキッズを利用すると、満6歳~満7歳の小児でも1人で搭乗できるようになります。スカイキッズは、出発する空港から到着地の空港まで、スカイマークの係員がお手伝いをするサポートサービスです。
※5歳以下の小児、同伴者がいる時は利用不可
スカイキッズ予約に必要となるもの
・必要事項を記入した申込書(同意書)
※同意書ダウンロードページはこちら
飛行機に乗るお子さんの保護者は搭乗当日、空港のカウンターにて同意書の提出、お子さんの搭乗手続きをおこないます。時間がかかることを考慮して、搭乗手続きは飛行機出発の60分前までに済ませるようにしてください。
保護者の方はお子さんと一緒に搭乗ゲートまで向かい、係員にお子さんを預けます。スカイキッズの係員がお手伝いできるのは、飛行機の搭乗ゲートをくぐってから、到着地の空港のゲートを抜けるまでの間です。
そのため、到着先の空港まで身内の方がお子さんを迎えにいくというパターンも多いことでしょう。その際は、迎えに来た方の本人確認書類が必要となります。確認が取れなかった場合には、お子さんのお引き渡しができません。
なおスカイキッズはネットからの予約ができませんので、出発する空港のカウンターまたは予約センターからおこなってください。
まとめ
同伴者1名、幼児1名でスカイマークに搭乗すると、幼児料金を無料にすることができます。しかし、同伴者1名、幼児2名の場合は注意が必要となっており、スカイマークに幼児と一緒に搭乗するときは、同伴者と幼児の人数が1対1になることが理想的です。
同伴者の都合により、満6歳以上~満7歳の子供を1人で搭乗させなくてはならなくなったときは、お子様一人旅サポート(スカイキッズ)をご活用くださいね。安心してお子さんを搭乗させることができるサポートとなっています。
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