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2023.07.04
大阪から宮崎までは飛行機と新幹線どっちがお得?移動時間・料金比較

宮崎といえば、マンゴーや地鶏などをイメージする方は多いと思います。1年を通して暖かく過ごしやすい宮崎は、リゾート施設や自然を満喫できる場所も多いです。
そんな宮崎へは、大阪からだと「伊丹空港」「関西国際空港」から飛行機を利用することも、「新大阪駅」から新幹線を利用することもできます。
では、飛行機と新幹線ではどちらがお得なのでしょうか。このコラムでは、大阪から宮崎までの移動についてご紹介します。
以下のボタンから伊丹空港~宮崎空港、関西国際空港~宮崎空港の航空券を検索できます。
大阪から宮崎までの移動時間
まずは大阪から宮崎までの移動時間を見ていきましょう。
飛行機の場合
飛行機の場合、伊丹空港から宮崎空港までのフライト時間は約1時間5分です。そこへ搭乗手続きなどの時間を含めると飛行機利用にかかる時間は2時間程度になるでしょう。
また、関西国際空港から宮崎空港までのフライト時間も約1時間5分となります。
ちなみに宮崎空港から宮崎駅までは電車で10分ほどかかります。なおこの区間は特例として、特急の自由席が乗車券のみ(追加料金なし)で乗車することができるので覚えておきましょう。
新幹線の場合
一方新幹線の場合、新大阪駅から宮崎駅までは「鹿児島中央駅」を経由する行き方と、「大分駅」を経由する行き方があります。
鹿児島中央駅を経由する場合は、新大阪駅から鹿児島中央駅まで「みずほ」で約4時間、その後鹿児島中央駅から宮崎駅まで特急「きりしま」で約2時間ほどかけて行きます。また、博多駅で乗り換えてから鹿児島中央駅を経由する行き方もあります。どちらの行き方も、乗り換えの時間を含めた移動時間は6時間15分ほどになります。
大分駅を経由する場合は「小倉駅」で乗り換えが必要です。新大阪駅から小倉駅までは「のぞみ」「みずほ」で約2時間15分、小倉駅から宮崎駅までは特急「にちりん」「にちりんシーガイア」で約5時間かかります。乗り換えの時間を含めると移動時間は約7時間30分ほどになるでしょう。なお時間帯によっては「ソニック」と「にちりん」を大分駅で乗り継ぐ方が早く到着します。
大阪から運航している航空会社
続いて大阪から宮崎まで運航している航空会社を見ていきましょう。
伊丹空港からはJAL(日本航空)が1日に5便、ANA(全日本空輸)が1日に6便運航しています。JALの始発便は7時25分、最終便は19時45分です。一方、ANAの始発便は7時10分、最終便は19時55分となっています。(2019年5月現在)
また、関西国際空港からはLCCのピーチが1日1便運航しています。関西国際空港を出発する時刻は14時40分です。(2019年5月現在)
大阪から宮崎までの料金
さて、大阪から宮崎までの料金は一体どれくらいかかるのでしょうか。
・飛行機の料金(伊丹・関西国際空港の空港施設使用料が含まれています。)
伊丹空港 | 関西空港 | ||
---|---|---|---|
JAL | ANA | ピーチ | |
普通運賃 | 26,560円~ | 25,860円~ | 6,900円~ (バリューピーチ) |
75日前予約 | 7,760円~ | 7,760円~ | – |
55日前予約 | 7,860円~ | 7,860円~/td> | – |
45日前予約 | 8,160円~ | 8,160円~ | – |
28日前予約 | 13,660円~ | 13,760円~ | – |
21日前予約 | 17,260円~ | 17,760円~ | – |
3日前予約 | 21,260円~ | 21,260円~ | – |
2日前予約 | – | – | 3,700円~ (シンプルピーチ・預入手荷物有料) |
前日予約 | 24,560円~ | 24,160円~ | – |
※伊丹空港・関西空港~宮崎空港(2019年5月現在の最安値)
伊丹空港から宮崎空港までの移動でJALを利用した場合、普通運賃は26,300円、75日前の予約であれば7,500円で航空券を購入することができます。一方、ANAの場合は普通運賃が25,860円、75日前の予約なら7,760円での購入が可能です。普通運賃を購入するならANAが、早めに予約するならJALがANAよりも多少お得に利用することができます。
また、関西国際空港からピーチを利用した場合は3,700円から(シンプルピーチ)と、5,000円以下で購入することも可能です。しかし、この航空券は手荷物の預け入れが有料、かつ2日前予約が必要となるので注意しましょう。
鉄道利用の料金(「普通車指定席」利用で算出)
経由駅 | 普通運賃 | 往復割引を適用した運賃 |
---|---|---|
鹿児島中央駅を経由する場合 | 24,940円 | 23,630円 |
大分駅を経由する場合 | 19,650円 | 18,440円 |
新大阪駅から宮崎駅まで、鹿児島中央駅経由で行く場合の料金は24,940円です。また、大分駅を経由する場合は19,650円です。(指定席の場合、「のぞみ」「みずほ」で料金加算があります)
鉄道の場合、走行距離が601㎞以上の場合は「往復割引」を利用できます。往復割引は、同一区間のきっぷを往復分購入すると「乗車券」の料金が1割引になるというものです。(特急券は割引されません)
新大阪駅から宮崎駅までは走行距離が601㎞以上のため往復割引を利用できます。往復割引を適用した場合、鹿児島中央駅を経由する場合の料金は23,630円、大分駅を経由する場合の料金は18,440円になります(片道分の料金です)。
インターネット割引の料金
きっぷ名 | 区間 | 料金 | 予約期日 |
---|---|---|---|
スーパー早特21 | 新大阪駅(大阪市内)~鹿児島中央駅 | 13,000円 | 21日前まで |
宮崎往復割引きっぷ | 大阪市内~宮崎・都城 (小倉・大分経由) |
28,390円 (片道14,195円) |
前日まで |
(2019年5月現在の利用可能なサービス)
このようにインターネット割引を利用することで、普通に購入するよりもお得にきっぷを購入することができます。少しでも料金をおさえたいという方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
またインターネットを介さず、九州の駅・旅行の窓口や旅行会社で購入できる割引きっぷもあります。JRの2枚きっぷ(自由席)の鹿児島中央-宮崎間(逆区間も利用OK)を利用すれば、片道2,570円分で移動することができます。
すると上の表で紹介したスーパー早特21(13,000円)と、九州の駅などで購入できる2枚きっぷ(1枚分2,570円)を合わせて使えば、片道15,570円で移動できるようになるのです。
新幹線と飛行機どちらを選ぶべきか
新幹線と飛行機の移動時間と料金を見てきましたが、どちらのほうが利用しやすいでしょうか。
まず、移動時間を比較した場合、飛行機はフライト時間が1時間程度と短いです。搭乗手続きの時間を含めても、新幹線より4~5時間ほど移動時間を短縮できます。また、乗り換えもないので利用しやすいのではないでしょうか。
移動時間を短縮したいという方は、飛行機の利用がオススメです。
続いて料金を比較した場合ですが、早割を利用すれば飛行機のほうがお得になります。また関西空港からピーチを利用すれば、かなり安い料金で宮崎へ行くことができます。ただし、ピーチは1日に1便のため、こちらも座席を確保するには早めの予約が必要でしょう。
移動時間が短く、工夫すればお得な飛行機ですが、急な移動の場合は利用が難しいかもしれません。当日に飛行機を予約すると普通運賃となり、割引がありません。普通運賃の安いピーチは1日1便のため時間によっては利用が難しいでしょう。新幹線の場合は、当日でも往復割引を利用することができます。また、1日の本数も飛行機より多いです。
移動時間はかかりますが、急な出張などでは新幹線のほうが便利かもしれませんね。
まとめ
大阪から宮崎までは、新幹線でも飛行機でも行くことができます。飛行機は新幹線に比べるとかなり移動時間を短縮できますし、何度も乗り換えをしなくていいので楽に移動できることでしょう。
また、飛行機は予約のタイミングを工夫することで新幹線よりもお得になります。飛行機を利用する際は余裕をもって計画し、早めの予約を忘れないようにしましょう。
大阪から宮崎までの飛行機をご利用の予定でしたら、ぜひ一度【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください。お得な航空券を見つけることができますよ。
(この記事は2019年7月8日に加筆・修正しています)
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