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2023.07.04
【福岡から島根】飛行機・新幹線・バスの料金や時間を比較!
九州の北端にある福岡県と、中国地方の中心にある島根県。近いようで離れている両県を移動する際には、新幹線や飛行機、バスなどの交通機関を活用するのがオススメです。
この距離で飛行機?と思われるかもしれませんが、福岡~島根を飛行機移動する、という手段には意外なメリットがあります。この記事では飛行機以外の移動手段についても詳しく解説していくので、まずはどの移動手段が自分にあっているのか、チェックしてみましょう。
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福岡~島根間を飛行機で移動する費用・時間
陸路とはちがいほぼ直線距離で上空を移動できる飛行機は、長距離移動の際、非常に重宝する交通手段です。目的地へもそのほかの交通手段に比べて早くたどり着けるため、できれば飛行機を利用したいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、飛行機というとやや高い印象がありますし、それほど遠くないこの距離で飛行機というのもピンとこないかもしれません。とはいえ、とあるコツを使えばその運賃もかなり安くなるのです。ここでは、そんな飛行機移動について詳しく解説していきます。
■飛行機の費用
福岡県には『福岡空港』と『北九州空港』、島根県には『出雲空港』と『萩・石見空港』のそれぞれ2種類があります。その中でも福岡~島根をむすぶ直行便が飛んでいるのは『福岡~出雲』の間だけなので、注意しておきましょう。
そんな福岡~出雲間では、『JAL』が1日2便運航しています。下記では、その費用を表で解説していきます。
福岡~出雲 | 運賃 |
---|---|
普通運賃 | 28,300円 |
75日前予約 | 13,400円~ |
21日前予約 | 16,700円~ |
※1 この価格はシーズンや便などの条件によって異なります。上記価格はあくまで目安ですので、ご購入の際は運賃表をしっかりご確認ください。
福岡~出雲間の普通運賃は28,300円かかります。その下に記載してある『~前予約』というのは、『早割』という制度を使った結果の金額です。
早割とは、出発日よりも早めに予約しておくことで、運賃が値引きされるサービスのこと。予約のタイミングや区間によっては半額以下のお得な運賃で搭乗できることもあります。移動する予定が決まっている、という方はこの早割を利用すれば安く、早く目的地にたどり着くことができますよ。
福岡~島根間を新幹線+在来線特急で移動する費用・時間
福岡~島根間を移動するとなると、すぐに思い浮かぶのはやはり新幹線ではないでしょうか。新幹線の場合は飛行機よりも時間がかかる代わりに、費用が少々お得になります。
■新幹線+在来線特急の費用(2019年4月26日現在)
鉄道で移動する場合、さまざまなルートが考えられます。中でも博多駅~新山口駅間の新幹線と、JRの特急列車を経由するルートがお得でオススメです。ここでは、博多駅から松江駅までのルートと料金を解説していきます。
〇博多~新山口
乗車券:6,800円
+
さくら
自由席:4,090円 指定席:4,610円 グリーン席:8,200円
のぞみ
自由席:2,480円 指定席:3,210円 グリーン席:5,440円
ひかり
自由席:2,480円 指定席:3,000円 グリーン席:5,230円
〇新山口~松江
JR山口線 特急スーパーおき
自由席:1,190円 指定席:1,450円
上記の金額を合計すると、最安値で10,470円となります。また、『EX予約サービス』という事前予約サービスを使えば、最安6,260円まで安くなることも。乗り換えの手間こそありますが、お得さでいえば新幹線も負けてはいません。
■新幹線+在来線特急の移動時間(2019年4月現在)
新幹線とJRの特急列車を乗り継いだ際の移動時間は、以下のようになります。
〇博多~新山口(山陽新幹線):約35分
〇新山口~松江(スーパーおき):約3時間50分
合計:約4時間25分
上記の合計期間に乗り換えなどの時間も含めると、4時間半程度の時間がかかる計算になります。飛行機と比較すると少々長時間の移動になってしまうという点は、しっかり知っておきましょう。
新幹線・飛行機の『終電・最終便』に注意!
その日のうちに戻りたい、という場合、終電や最終便に乗り遅れてしまっては大変です。ここでは島根から福岡に戻るための最終便、またもちろん逆区間の最終便もご紹介していきます。
〇飛行機:福岡~出雲
福岡空港~出雲空港の最終便は、福岡⇒出雲が14時55分発、出雲⇒福岡が16時25分発になります。
乗り遅れのないよう、注意しておきましょう。
〇新幹線:松江⇒博多(2019年4月26日現在)
スーパーおき経由の最安値で帰ろうと思った場合、新山口方面へのスーパーおき最終列車が15時03分なので、そこを目標に行動する必要があります。最終列車に乗れたら、新山口で乗り換えましょう。
もう少し遅くまで残りたい、という場合は、『特急やくも』に乗って岡山へいき、そこから博多へ戻る、という手段もあります。この場合は少々値が張るので(15,230円)、ご注意ください。この場合、博多に戻るためには、18時54分までの列車に乗る必要があります。
新山口から博多にかけては、23時10分発の新幹線ひかりが博多行きの最終便です。
また同様に、岡山から博多にかけては22:12発の新幹線のぞみが博多行きの最終便となります。
その時間までには、駅で新幹線を待っている状態にしておきましょう。
〇新幹線:博多⇒松江(2019年4月26日現在)
博多から松江に戻る場合、スーパーおきに乗ろうと思うと、遅くとも16時19分発の新幹線のぞみに乗らなくてはなりません。新山口で松江に向かうスーパーおきの最終便、17時12分発に乗って帰ります。
もう少し残りたい場合は、同様に特急やくもを利用しましょう。やくもの岡山発・松江行きの終電は21時40分発なので、その時間に間に合うような新幹線に乗る必要があります。
この際のやくもに間に合う岡山行きの最終は、19時44分発の新幹線さくらです。乗り遅れのないよう、しっかり確認しておきましょう。
福岡~島根間をバスで移動する費用・時間
福岡~島根間を移動する方法には、上記の2つ以外にも『バス』という方法があります。ここではバス移動の特徴について解説していくので、ぜひ参考にしてください。
■バスの費用
バスで移動する場合、基本的には『夜行バス』を利用することとなるかと思います。この費用はシーズンやバス会社などによっても大きく変わるため、ご注意ください。
平日:約5,500円~
金土日:約8,500円~
曜日以外にも、ゴールデンウィークや夏休み期間などはさらに費用が高くなることも考えられます。ご購入の際は必ず運賃を確認しておくようにしましょう。
■バスの移動時間
博多から出発する場合は『博多バスターミナル』で乗り込むケースが多いため、ここではそこから松江駅、および出雲市への移動時間を解説していきます。
〇博多バスターミナルを22時45分に出発した場合
松江駅着:翌日6時48分
出雲市駅着:翌日7時48分
所要時間:約8時間~9時間
夜間の移動となるため、バス内での就寝となります。負担も大きく少々慣れは必要ですが、寝ている間に到着し、かつ安いバスは魅力的な交通手段といえるでしょう。
それぞれの費用・移動時間をわかりやすく比較!
ここまで3種類の福岡~島根間の移動方法をまとめてきましたが、結局どの方法がお得で適しているのでしょうか。その答えは、あなたの求めるものによって異なります。
移動手段 | 普通運賃 |
最安値 (東京駅~松山駅間) (※のぞみ・しおかぜ指定席) |
---|---|---|
飛行機 | 28,300円 | 13,400円~(早割) |
新幹線+在来線特急 | 10,470円(自由席) 11,460円(指定席) |
6,260円(EX予約) |
バス | 約8,500円~(金土日) | 約5,500円~(平日) |
移動手段 | 移動時間 |
---|---|
飛行機 | 約2時間 (空港の手続き時間込み) |
新幹線+在来線特急 | 約4時間半 (乗り換え時間込み) |
バス | 約8時間~9時間 |
■移動の負担を減らしたいなら飛行機がおすすめ
バスの場合は時間もかかりますし、夜間バス内で過ごすという点も慣れていなければ難しいでしょう。また新幹線の場合も4時間以上かかる上に、乗り換えなどもあり少々大変な面もあります。
その点、飛行機の場合はフライト時間約1時間。乗り換えもなく、快適に移動することができます。また早割を利用すれば、ネックだった30,000円近くの運賃も、新幹線の普通運賃と変わらない水準まで値引きされるのです。
今後旅行などを計画されている方で、少しでも楽に移動したいという場合は、この飛行機がおすすめでしょう。
■バランスのよさ・緊急時なら新幹線+在来線特急がおすすめ
移動時間こそ飛行機に劣りますが、全体的なバランスでいえば新幹線や在来線特急はやはり安定しています。程よく安く、程よい時間でいける列車旅は、比較的選びやすいのではないでしょうか。
新幹線は1回の輸送量が多く自由席なら立って乗車も可能なため、他の交通手段に比べ「当日取りやすい」というメリットもあります。緊急時などは、この新幹線+在来線特急を利用すると便利でしょう。
■費用の安さならバスがおすすめ
少々移動時間こそかかりますが、費用の安さでいえばやはり夜行バスがすぐれています。平日であれば5~6,000円台で移動できるというのは、やはり魅力的ですよね。
とはいえ飛行機もそうですが、この価格は時期によって異なります。購入する際は、一度バス会社の運賃をしっかりチェックしておきましょう。
まとめ
福岡~島根間は、飛行機や新幹線、バスを使うことで移動できます。それぞれ費用や移動時間に特徴があり、その特徴がそのままメリットやデメリットにもつながっています。
費用面で見れば、基本的にはバス移動がもっとも割安です。とはいえ飛行機や新幹線にも割引制度はあるため、後者の2つを使いたい場合は割引に適用されるかどうか、予定と確認してみましょう。
移動時間の観点で見れば、飛行機がもっとも早くたどりつけます。乗り換えもないため、負担なく移動できるでしょう。
適した移動手段の選び方は、求める条件などによって変わります。この記事で、自分に合った移動手段を見つけられれば幸いです。
飛行機での福岡~島根の移動をお考えでしたら、ぜひ一度【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください。お得な航空券を見つけることができますよ。
(この記事は2019年5月8日に加筆・修正しています)
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