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2023.07.04
【大阪~福岡】新幹線だと7,300円~・飛行機だと4,490円~・高速バスなら3,000円~!安く乗るコツとそれぞれの運賃・注意点

大阪~福岡間を移動する際に利用する、大阪駅~博多駅は約630キロメートル離れています。大阪~福岡の移動手段は新幹線の他にも、高速バス・飛行機・フェリーの計4つがあり、なかでも気になるのはそれぞれの「コスト」と「移動時間」ですよね。
大阪~福岡間を安く移動したいときは、やはり「高速バス」がもっとも安価です。しかし、夜行バスとなるため移動には時間がかかるうえに、本数も少ない傾向にあります。
次に安い移動手段は、飛行機です。
「新幹線じゃないの?」と思われるかもしれませんが、LCC(格安航空券)を利用すると、新幹線よりも飛行機のほうが安く移動することができます。
当記事では、大阪~福岡間をお得に移動する方法をご紹介いたしますので、興味のある方はぜひご覧ください。
【新幹線】大阪~福岡を2時間30分で移動できる
大阪(大阪駅)~福岡(博多駅)を、新幹線で移動するのにかかる運賃は7,300円~となっています。これは「ひかり・こだま新幹線」の普通車指定席を利用したときの運賃です。
※ピーク時を除く
このチケットは「めちゃ得プラン」という名前で、2021年1月12日から3月31日まで販売されています。新幹線を利用すると、約2時間半で大阪~福岡を移動することが可能です。
「めちゃ得プラン」以外のチケットを利用すると、運賃は以下のようになります。
【めちゃ得プラン】
普通車指定席(ひかり・こだま) 7,300円
【正規料金】
普通車自由席(ひかり・こだま・さくら) 14,750円
普通車指定席(みずほ・のぞみ) 15,280円
グリーン車(ひかり・こだま・さくら) 21,350円
グリーン車(みずほ・のぞみ) 21,670円
※2021年01月21日時点
※チケット価格は日によって変動します
「飛行機・高速バスよりも、乗り慣れている新幹線を利用したい」と思う人も多いことでしょう。飛行機よりも新幹線のほうが安心して利用できる方は、この「めちゃ得プラン」か「往復割引」を活用してみてください。
往復割引は、行きと帰りの両方が対象となります。片道の移動距離が601km以上ある場合は、1割引された価格で新幹線の利用が可能です。
14,750円の1割引き → 13,275円
15,280円の1割引き → 13,752円
割引がきくのは魅力的ですが、その価格と比べても「めちゃ得プラン」はとてもお得な価格が設定されていますね。
しかし「めちゃ得プラン」の場合はチケット購入時に、乗車時間と座席が指定されるシステムとなっていますので、好きな時間に乗車して自由に席を選びたいという方は、正規のものを購入しましょう。
次は、飛行機を利用したときの運賃をご紹介いたします。コストを抑えつつ、移動に時間をかけたくない方には飛行機がおすすめです。
【飛行機】大阪~福岡を1時間30分で移動できる
飛行機で大阪~福岡間を移動する際に利用できる空港の組み合わせは、以下の2つです。そしてその間を就航している航空会社は、ピーチ・ANA・JALの3社となっています。
【大阪~福岡間の移動で利用可能な路線】
〇関西国際空港~福岡空港(ピーチ)
〇伊丹空港~福岡空港(ANA・JAL)
※2021年1月21日時点
飛行機で大阪~福岡間をもっとも安く移動するには、LCC(格安航空会社)ピーチを利用することとなります。LCCよりANA・JALのほうが料金が高いのは明確かもしれませんが、以下にて3社の詳細な運賃価格を比較してみますね。
各航空会社の運賃比較
【ピーチ】関西国際空港~福岡空港の運賃
シンプルピーチ 4,890円~(荷物受託不可)
バリューピーチ 7,240円~(荷物を1つまで受託可)
プライムピーチ 9,570円~(荷物を2つまで受託可)
【ANA】伊丹空港~福岡空港
普通運賃 24,170円~
前日~3日前予約 15,870円~
21日前予約 11,670円~
【JAL】伊丹空港~福岡空港
普通運賃 25,470円~
前日~3日前予約 14,770円~
21日前予約 11,670円~
ピーチの普通運賃(シンプルピーチ)だと荷物の受託ができませんが、お得に移動することができます。このチケット価格は、「めちゃ得プラン」の7,300円よりも安いです。
格安航空会社を利用することに抵抗がない方であれば、ピーチの利用で移動コストを抑えることができます。
ANA・JALの普通運賃(当日予約)の価格は、新幹線より高いです。事前に予約ができないときは新幹線を使い、前日~21日前予約ができるときはANA・JALの利用も検討してみるとよいかもしれません。
飛行機にさらに安く乗る方法
実は、ピーチの普通運賃(シンプルピーチ)は2日前に予約しなくてはなりません。当日・前日ではシンプルピーチを購入することができません。
飛行機の予約が直前となったときは、公式ホームページにある料金と「チケット販売サイト」で売られている航空券の価格を比較してみることがおすすめです。
例えば、ピーチの予約を当日におこなうとします。当日でも購入できるバリューピーチの価格と、チケット販売サイトにある航空券の金額を比べてみましょう。
さまざまなチケット販売サイトがありますが、ここでは【ソラハピ】 での販売価格を例に比較していきます。
2021年1月25日発のチケット価格(大阪~福岡)
【ピーチ】
バリューピーチ 6,840円~8,640円
(シンプルピーチ 4,490円~6,090円)
【ソラハピ】
ピーチの航空券 5,690円~9,840円
※2021年1月21日17:30時点で購入できるチケットの価格
チケットの売れ行きによっては、ピーチの公式ホームページでバリューピーチを購入するよりも、ソラハピで購入するほうが安い価格で飛行機に搭乗できます。
他にもソラハピでは、ANA・JALなどのチケットも販売していますよ。
2021年1月25日発のチケット価格(大阪~福岡)
【ANA】
普通運賃 24,170円~
前日~3日前予約 13,770円~
【JAL】
普通運賃 25,470円~
前日~3日前予約 14,170円~
【ソラハピ】
ANAの航空券 12,770円~25,270円
JALの航空券 13,170円~19,920円
※2021年1月21日17:30時点で購入できるチケットの価格
JAL・ANAでも同様に、当日または前日の予約となったときは、チケット販売サイトからの購入でお得になる可能性がありますよ。
【ソラハピ】 には、チケットの「最安値検索」機能があります。利用する空港と搭乗日を選択すると、その日に購入できる最安値チケットを手軽に探すことが可能です。
このように、搭乗する飛行機・利用する航空会社は同じであっても、チケットの買い方を変えると出費を抑えることできます。
新型コロナの拡大により、20日以上も前に飛行機チケットが予約できない方も多いことでしょう。直前まで、いくか否かを吟味するかもしれません。
そんなときこそ、チケット販売サイトの出番です!賢く活用して、納得のいくフライトにしていきましょう。
【高速バス】大阪~福岡の移動に約10時間かかる
「どれだけ時間がかかってもいいから、とにかく安く!」という方には、高速バス(夜行バス)の利用がおすすめです。
高速バスの運賃は、3,000円~6,000円。移動には8~10時間ほどかかりますが、もっとも安い移動手段となっています。
高速バスを利用する際は、「乗り場」と「降り場」にご注意ください。利用するバス会社によって、乗り場・降り場が多少異なります。福岡から大阪に向かう高速バスの場合、以下の地点が乗り場・降り場となっています。
HEARTSバスステーション博多 → 大阪駅前
糸島高校前駅 → なんばOCAT
HEARTSバスステーション博多 → 大阪梅田
HEARTSバスステーション博多 → なんばOCAT
※2021年01月21日時点
高速バスの注意点は、最終地点が「大阪駅前」や「なんばOCAT」ではない場合もある点です。降りそびれてしまうと目的地から大きくはずれてしまいます。
なかには「京都駅八条口」までいくバスもありますので、自身が乗る地点・降りる地点をしっかりと確認してから利用しましょう。
高速バスのデメリット
高速バスのデメリットはまさに、移動にかかる時間が長いことです。バスのシートに8時間~10時間も座り続けるのは、からだへの負担が大きいことでしょう。
確かに、フェリーのほうが移動時間は長いのですが、利用する部屋によってはベッドで眠ることもできる点が、バスとの大きな違いです。
夜行バスを利用するときは、これらのことを念頭に置いてチケットの予約をおこないましょう。
【フェリー】大阪~福岡の移動に約12時間30分かかる
大阪~福岡の移動に、フェリーを活用する方法もあります。自身の車・バイクを運びたいときは、フェリーを使うこととなるでしょう。
この間を運航しているのは「名門大洋フェリー」という会社で、利用する港は「大阪南港」と「北九州新門司港」です。
【名門大洋フェリー】大阪南港→北九州新門司港
二等室 6,380円
二等洋室 7,280円
一等洋室 10,900円
一等和室 13,300円
※通常期の正規運賃
二等室を利用すると、コストを抑えることができますが、二等室・二等洋室は相部屋となっています。二等洋室ならカーテンで仕切ることができますが、二等室は雑魚寝です。
新型コロナのため、人との間隔が気になる方も多いことでしょう。福岡~大阪へ2人から4人で向かうときは、一等洋室・一等和室がおすすめです。
ただし、一等和室は2人以上から利用することができるシステムとなっています。一等洋室なら1人から利用が可能です。
フェリーだと移動に12時間30分かかりますが、一等洋室・一等和室など個人の空間が確保できる部屋であれば、快適に過ごすことができるでしょう。
「ゆったり移動したい」というときには、フェリーはおすすめできます。ただし、フェリーは最安値でもなければ、早く目的地に着く移動手段でもありません。
船に乗ること自体がイベントとなるとき、バイク・乗用車の航送をしたいというときはフェリーを利用しましょう。どちらにも該当しないときは、新幹線・飛行機・高速バスの利用がおすすめです。
まとめ
大阪~福岡間の移動に、「安さ」「早さ」を求めるなら、飛行機の利用がおすすめです。
早めの航空券予約やLCCの利用などで、費用をおさえることができます。
しかし、当日予約となると、公式ホームページからの予約では運賃が高くつくことも。そんなときは、ソラハピにて「最安値検索」をおこなってみてください。お得なチケットを見つけることができるかもしれません。
運賃や時間にこだわりがないときは、自身がもっとも利用したいと思える移動手段をお選びくださいね。
(この記事は2021年01月21日に加筆・修正しています。)
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