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広大な北海道の中央やや南部、都市と自然の調和する町『帯広』は、豊富な娯楽やグルメで人気を博しています。そんな北海道帯広市へ、東京から向かいたいという方は多いのではないでしょうか？

東京から帯広へ向かう際には、『飛行機』または『新幹線』が利用されます。メジャーな移動手段であるこの2つ。とはいえ、「いったいどれぐらいの時間がかかるのか？」「どのぐらいの運賃がかかるのか？」このような不安をお持ちの方も多いでしょう。

とくにはじめての長距離移動ともなれば、不安は尽きません。そこでここでは、東京～帯広間の移動手段についてわかりやすく解説していきます。帯広に向かう計画を立てる際には、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

以下のボタンから東京～帯広間の飛行機航空券を検索できます。

東京から帯広はやっぱり飛行機？運賃・時間・ダイヤまとめ

直線距離で約850kmと、非常に離れている東京から帯広までの区間。そんな長距離移動の際に活躍してくれる乗り物といえば、やはり飛行機です。

ここでは、そんな飛行機の運賃や時間、ダイヤなどの基本情報を解説していきます。

各航空会社の普通運賃

この区間（羽田空港→帯広空港）では、2019年6月7日現在、1日7便フライトしています。運航会社はANA・JAL・AIRDOです。

東京から帯広にかけての航空機運賃は、販売している航空会社に応じて異なります。まずは、各社の普通運賃から見ていきましょう。

ANA	JAL	AIRDO
40,790円～	43,390円～	34,190円～

※2019年6月7日現在。なお、この運賃は搭乗する時期に応じて変動します。
※消費税・旅客施設使用料込み

3社で比べてみると、『AIRDO』がもっとも安いことがわかります。AIRDOは北海道に本社を持つ航空会社です。近年人気のLCC（格安航空会社）ほどではありませんが、比較的安めの運賃が魅力的。このことから、東京から帯広へ向かう際にはこのAIRDOを利用するのがオススメですね。

移動時間

すでにお伝えしましたが、東京から帯広は非常に離れています。そこで気になるのは、やはりその移動時間ではないでしょうか。下記では、そんな空路の移動時間を解説します。

羽田空港～帯広空港：約1時間30分～35分+空港手続き

このように、飛行機は他の交通手段にはない、『直線距離で移動できる』というメリットを活かし、上記のような早い時間で行き来することができます。とはいえ、この時間にも1つ注意点があります。それは、『空港手続きの時間』です。

空港手続きとは、空港での保安検査や手荷物の受け渡しなどを指します。中でも、保安検査は時間に厳しいため注意が必要です。

羽田・帯広両空港ともに出発15分前（羽田のANA便は20分前）までに保安検査を通過し、10分前までには搭乗口にいなければなりません。この時間に遅れてしまうと搭乗できなくなってしまうこともあるため、注意が必要です。

この保安検査は、混雑時には30分以上かかってしまうケースもあります。そのため、出発空港へは基本的には1時間以上前、できれば2時間前に到着しておくと安心です。

このようなイレギュラーな事態にも備えて、時間には余裕を持って遅れのないよう行動しましょう。

運航ダイヤ

運航ダイヤを知らないと、いつ飛行機が発着するかわからないため、乗り遅れや現地での時間調整が難しくなってしまいまうでしょう。

下記の表では、例として2019年6月7日の区間ダイヤを記載します。このダイヤは場合によっては変動することもあるため、実際は航空券購入時に1度、しっかり確認するようにしましょう。

	ANA・AIRDO （コードシェア）	JAL
東京→帯広	06時55分～08時25分 12時15分～13時50分 16時55分～18時30分	07時50分～09時20分 11時30分～13時00分 13時15分～14時45分 17時45分～19時15分
帯広→東京	08時55分～10時40分 14時30分～16時15分 19時10分～20時55分	10時15分～11時55分 13時55分～15時35分 15時35分～17時15分 20時05分～21時45分

※2019年6月7日のダイヤです。このダイヤは場合によっては変動することもあるため、航空券購入時に1度しっかり確認するようにしましょう。
※コードシェア……複数会社が共同でひとつの航空機・路線を運営していくこと。

ANAとAIRDOは、この区間を同じ飛行機で運航（コードシェア）しています。ですが、前述したようにANAに比べてAIRDOの方は運賃が安くなっています。これがコードシェアの難しいところで、同じ便でも購入先に応じて運賃が異なるのです。

ANA・AIRDOの便を安く購入したい場合は、購入前に双方の運賃をしっかりチェックして、安い方を選択するようにしましょう。

時間早めの便であれば午前中には帯広に到着するので、現地での計画も立てやすくなります。また、帯広行きのダイヤのみならず帰りのことも考えて、羽田行きのダイヤもしっかり確認しておきましょう。

少々高めの航空券には便利な早期割引プランを活用しよう！

前章の運賃をみて「やっぱり飛行機は割高だな……」とお悩みの方も、この章をみれば考えが変わるかもしれません。この章でご紹介するのは、各航空会社がおこなっている『早期予約割引プラン』についてです。

『早期予約割引プラン』を最大限に活用すれば、非常にお得な金額で航空券を手に入れることができますよ！

早期予約割引

このプランは、その名の通り早期予約をすることで割引が効くプランです。カンタンにいえば、『早く予約しておけばしておくほど、運賃が安くなる』というプランになります。※例外アリ

しかしこのプラン、いったいどれぐらい値下げされるのでしょうか？　その値下げ幅は、以下の表をご覧ください。

	ANA	JAL	AIRDO
普通運賃	40,790円～	43,390円～	34,190円～
75日前予約	11,690円～	11,690円～	11,190円～
55日前予約	12,090円～	12,090円～	11,590円～
45日前予約	12,690円～	12,690円～	12,190円～
28日前予約	13,090円～	13,090円～	12,590円～
21日前予約	18,990円～	17,090円～	14,090円～
3日前予約	16,690円～	15,690円～	15,090円～
1日前予約	19,990円～	38,390円～	17,190円～

※2019年6月7日現在。消費税・旅客施設使用料込み。
※ANA・JALの75～28、AIRDOの全運賃は、夏季シーズンによる運賃上昇を避けるため、2019年10月7日の運賃を表記。

ご覧いただければわかるように、早め早めから予約しておくことで、最高10,000円近くまで値下げされます。うまく最安値でチケットを取れれば、このような格安価格で東京から帯広を移動することができるのです。

ただし、このプランには2点、注意点があります。

注意点1：『シーズンに応じて値下げ幅が大幅に変わる』
冒頭の※例外アリ、はこのことです。表をよくみるとわかりますが、ANAの運賃は21日前予約よりも3日前予約の方が安くなっています。これは、運賃を検索した2019年6月7日現在からみると、28日後はすでに繁忙期に差し掛かっているためです。

割引運賃とはいえ、搭乗者の多いシーズンは高額に、少ないシーズンは安価になりやすい傾向にあります。そのため、搭乗者の少ない6月の真中である3日前予約よりも、人の増え始める7月前後にあたる28日前予約の方が運賃高め、という現象が起きてしまうのです。

航空券購入時はこの時期による運賃変動にも注意して、さまざまな運賃を比較するようにしましょう。

注意点2：『予約の変更ができない』
これはそのままの意味で、もし予約を変更したいと思っても不可能ということです。もし搭乗予定日に行けなくなり、違う日に予定をずらした、という場合は、航空券をもう1度取り直しになります。

そうなれば、いくらお得な運賃とはいえ、無駄にお金を使ってしまうこととなるでしょう。早割を利用する際は、しっかり予定が決まってからにすることをオススメします。

安さ＆安定性なら新幹線！ただしデメリットも……

ここまでは東京から帯広にかけて、飛行機で移動する場合の方法について詳しく解説してきました。とはいえ、この区間を移動する方法は1つではありません。

もう1つの方法、それは、新幹線を利用するという方法です。ここでは、そんな新幹線のメリット・デメリットを解説していきましょう。

新幹線のメリット

飛行機を使わず、あえて新幹線を利用するメリットは、やはりその安さと運賃の安定感にあります。下記の表では、そんな新幹線運賃と飛行機の普通運賃を比較していきます。

新幹線最安値（東京駅～帯広駅）	29,600円
飛行機最安値（普通運賃）	34,190円～（AIRDO）

※2019年6月7日現在
※旅客施設使用料（飛行機のみ）・消費税込み。

飛行機の運賃を比較すると、新幹線の方が5,000円ほど安いことがわかります。また、さらにうれしいのがこの運賃、飛行機のように季節に応じて変動しないのです。基本的にはいつ購入しても同じ運賃なので、金銭的な計画も立てやすくなるでしょう。

また、チケットも全席完全指定の飛行機に比べ、立席特急券（席には座れないが、立ってなら搭乗できる乗車券）などがある新幹線なら、そうそう売り切れにはなりません。

これらのような点は、新幹線のメリットといえますね。では、次にデメリットについて見ていきましょう。

新幹線のデメリット

新幹線の大きなデメリット、それは所要時間です。飛行機が搭乗手続き含め約2時間～2時間30分で東京から帯広に到着するのに対し、新幹線の場合は約10時間、またはそれ以上かかります。これは飛行機の約4倍の時間です。

とはいえ事実、新幹線で東京～北海道までは、4時間程度で行けます。それなのになぜ+6時間もかかってしまうのか……それは、新幹線が『函館』までしかつながっていないからです。

2030年には線路を札幌駅まで伸ばす計画が進んでいますが、現状では北海道の入り口、函館までしか新幹線では行けません。最短ルートでは、新函館北斗駅で降りてから特急列車に乗り換え、南千歳駅を経由して、帯広を目指すこととなります。

この道のりや乗り換えの時間も合わせると、函館～帯広間で5～6時間ほどの時間がかかってしまうのです。そうなると、1日すべてを移動に使うこととなります。この移動時間を負担に感じる方は、新幹線は避けた方がよいでしょう。

帯広空港→市内各地へのアクセス

帯広空港は、少々帯広の市街地や観光地から離れた場所にあります。そのため、空港からのアクセスを知っておかなければ、余分に移動時間がかかってしまうでしょう。

そこでここでは、帯広空港から市内各地へのアクセスを解説していきます。東京から帯広へ旅行に行くという方は、知っておいて損はないでしょう。

帯広空港→帯広駅

帯広空港は、帯広市内の比較的南部にあります。それとは逆に、帯広駅は市内の北部寄りに位置しています。そんな空港～駅間は、直線距離で約20km。やや離れた帯広駅まで行く方法としては、バスが主流です。

帯広空港～帯広駅（市内連絡バス）：1,000円　38分

このバスは、空港から1日7便出発しています。このバスの運行は飛行機の発着に連動しているため、到着後はスムーズにバスに乗り込むことができるでしょう。

とはいえ、バスの発着時間は期間や飛行機の運航状況によって変動することも。詳しくは、空港連絡バスの公式ホームページを確認してください。

また、バス以外にもレンタカーを使う方法もあります。その場合は、帯広駅まで約30分強でたどり着けるでしょう。車で帯広をめぐりたい、という方は、レンタルで車を借りるのもよいですね。

帯広空港→緑ヶ丘公園（おびひろ動物園、帯広美術館など）

おびひろ動物園や美術館などさまざまな施設が立ち並ぶ『緑ヶ丘公園』。そんな緑ヶ丘公園は、帯広駅の最寄りにあります。まずは前述の空港から出ている帯広駅まで行き、そこから別のバスに乗り換えましょう。

帯広駅からのバスは、所要時間約16分、運賃200円です。なお、駅～公園までは駅前の公園大通を直進するだけでたどり着けるうえ、その距離も約1kmと少々。公園の奥側にある動物園へも約3kmほどなので、体力に自信のある方は徒歩移動で帯広の街を楽しんでもよいでしょう。

帯広空港→帯広競馬場

体重1,000kgをも超える雄大な馬の、迫力あふれるレースが楽しめるばんえい競馬。世界唯一のばんえいコース、帯広競馬場へは、空港から直通のバスが出ています。

その運賃は空港～駅と同様1,000円。時間は約55分かかります。こちらも帯広駅から徒歩で行ける距離（2km弱）なので、帯広市外も楽しみたいという方は、駅前で降りて歩くのもひとつの手です。

まとめ

東京から帯広に行くには、飛行機を利用する方法が一般的です。帯広までの直行便も出ている飛行機を利用すれば、移動時間も大幅に短縮できるでしょう。

飛行機の運賃が高いと感じる方は、早期予約でお得に航空券を購入する方法もオススメです。最大で半額～3分の1まで値下げされるので、安く移動したいという方はぜひご活用ください。

全体的な運賃額を比較すると、AIRDOがお得になるケースが多いでしょう。とはいえ、飛行機の運賃はシーズンに応じて大きく変動するため、必ずしもコレが安い！とは言い切れないのが現状です。

その日その区間の最安値を見つけるためには、さまざまな航空会社の運賃を比較する必要があります。でも、複数の航空会社の運賃を同時に比較するのは難しい……そんなときは、当サイトソラハピをご利用ください。

ソラハピではさまざまな航空券を取り扱っており、その日その区間の最安値をすぐに見つけ出します。搭乗予定日に区間の発着地を選択するだけの簡単な作業なので、無駄な労力も割かれることはありません。お得な航空券をお求めの方は、ぜひ【ソラハピ】のチケット検索ページをご活用ください！