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青森は、本州最北端に位置する県です。そんな青森と東京の間を移動しようと考えたとき、あなたはどのような移動手段を選びますか？新幹線やバス、はたまた車を利用しようと考える方もいるかもしれません。しかしこの区間、新幹線でも約4時間、車では約8時間ほどかかることもあります。

そこでおすすめな移動手段は、飛行機を利用する方法です。とはいえ、「飛行機だと所要時間はどれくらいなのか」「運賃はどれくらいなのか」などなど、疑問点が多く浮かぶでしょう。

この記事では、日本最大の利用客数を誇る羽田空港と、青森県の三沢空港間を飛行機で移動するときの基本情報を解説していきます。また、お得に飛行機を利用する方法もあわせて紹介していきますよ。

この記事で知識をしっかり身に付けて、羽田空港～三沢空港間を早く、そしてお得に移動しましょう！

羽田～三沢間はJALの直行便で移動しよう

羽田空港～三沢空港間は、JALが直行便を運航しています。この章では、そんなJALの直行便を利用して移動したときにかかる所要時間や便の本数、また運賃について確認していきましょう。

所要時間と便の本数

羽田空港～三沢空港間は陸路を利用して移動するとなると、とても時間がかかります。ではここで飛行機を利用した場合、いったいどれほどの時間で移動することができるのでしょうか？ここでは、そんな所要時間について、1日の便の本数と一緒に確認していきましょう。

羽田空港→三沢空港	三沢空港→羽田空港
8：20→9：35 13：45→15：00 16：55→18：10	10：20→11：45 15：35→17：00 19：00→20：25

※2019年6月14日のダイヤです。
※ダイヤは変更となることがあります。

まずは便の本数ですが、往復で6本（片道3本ずつ）となっています。いずれの空港発の場合においても午前と午後に便があるので、利用するときには時間の調整がしやすいといえるでしょう。

そして所要時間に関しては、上記の表から約1時間15分～25分であることがわかりますね。記事の冒頭でもお伝えしましたが、陸路の場合と比べると大きく所要時間を節約することができます。ただしこの時間はあくまでも、飛行機に乗っている間の時間。実際に飛行機を利用するときには、この時間以外にも考慮しなければいけない時間があります。

それは、搭乗手続き時間です。搭乗手続きには、チェックイン機や空港カウンターでのチェックインや保安検査、また荷物を預ける手続きなどが含まれます。

JALの場合、保安検査を出発時刻の15分前までに済ませて、10分前までには搭乗口に行かなければなりません。この検査も混雑してしまうと数十分かかってしまうため、油断は禁物。最悪チェックインや保安検査だけで1時間かかってしまうこともあるのです。

時間は細かく設定されていて、遅れてしまうと搭乗できないおそれもあります。そのため、この搭乗手続きの時間は余裕を持って1時間ほどと見積もっておき、できれば2時間ほど前には空港に到着しておくようにしましょう。

運賃

飛行機を利用する上で最も気になるのは運賃、という方も多いでしょう。そこで、ここではJALの直行便を利用して羽田空港～三沢空港間を移動するときの普通運賃を見ていきます。

羽田空港～三沢空港
普通運賃	33,290円～

※2019年6月13日時点、2019年10月1日の運賃です。
※消費税、旅客施設使用料込です。
※運賃は変動することがあります。
※羽田空港発、三沢空港発のいずれの場合も同額です。

羽田空港～三沢空港間の普通運賃は、上記の通りです。この運賃を見て、「高いな」と思われた方も多いのではないでしょうか？しかし、この運賃はあくまでも普通運賃。JALにはさまざまな割引プランがあり、それらを使うと場合によっては普通運賃の半額以下になることもあるのです。

羽田～三沢間を直行便で安く移動する方法

前章で、羽田空港～三沢空港間をJALの直行便を利用して移動するとき、普通運賃の場合は30,000円を超えてしまうことを紹介しました。とはいえ、移動の運賃はできるだけ安く済ませたいですよね。

そこでこの章では、そんな運賃をお得にしてくれる、JALの割引プランについて紹介していきます。

早期予約割引プラン

移動の運賃を安く済ませたいという方は、早期予約割引プランの利用をおすすめします。早期予約割引プランとは、搭乗予定日よりも前に航空券を予約することで割引されるというもの。

JALには、搭乗予定日の1～75日前までが予約期限となっている早期予約割引プランがラインナップされています。早速、羽田空港～三沢空港間のJALの直行便で、この早期予約割引プランを利用したときに運賃がいくらになるのか見てみましょう。

羽田空港～三沢空港	運賃
普通運賃	33,290円～
75日前予約	14,790円～
55日前予約	15,290円～
45日前予約	15,690円～
28日前予約	16,690円～
21日前予約	16,590円～
1日前予約	16,690円～

※2019年6月13日時点、2019年10月1日の運賃です。
※21日前予約と1日前予約は2019年6月13日時点、2019年6月28時点の運賃です。
※消費税、旅客施設使用料込です。運賃は変動することがあります。
※羽田空港発、三沢空港発で運賃が異なる場合があります。

早期予約割引プランの運賃は、上記の表のようになります。普通運賃と比べてみると、75日前予約が最も安くなっていることがわかりますね。つまり、早期予約割引プランのなかでも早めに予約すればするほど運賃が安くなるということです。

しかし、28日前予約と1日前予約を見比べてみると、運賃が同じであることがわかります。これは、異なる搭乗予定日で運賃を調べたためです。

今回調べた1日前予約の運賃は、6月内のもの。一方28日前予約に関しては、7月の運賃ということになります。夏季休暇などにあたる7月というのは利用者が増えることから航空会社では繁忙期にあたるため、6月よりも割引率が低くなるのです。

表下部の注意書きにもありますが、この運賃は変動することがあります。羽田空港発と三沢空港発の場合で運賃が異なる場合もありますので、実際に航空券を買うときにはしっかりと確認をするようにしましょう。

当日購入割引プラン

早期予約割引プランは、搭乗予定日よりもプランごとに指定された日数以上前に予約することで割引されるというプランです。そのため、「今日飛行機に乗らなければいけない」といった場合には利用することができません。

しかし、JALにはそんな急用ができてしまった方でも利用することができる割引プランが用意されています。その割引プランとは、「スカイメイト」と「当日シルバー割引」の2つ。これら2つの割引プランは、なんと搭乗当日に購入しても割引が適用されるのです。それぞれの概要は以下をご覧ください。

	スカイメイト	当日シルバー割引
対象者	26歳未満（12歳以上）	65歳以上
当日必要なもの（いずれか）	JALカード・JMBカード・JAL CLUB EST・JALカードnavi年齢証明のできる公的書類など	JALカード・年齢証明のできる公的書類など
羽田空港～三沢空港間の運賃	12,090円～	15,490円～

※2019年6月13日時点の運賃です。
※消費税、旅客施設使用料込です。
※運賃は変動することがあります。
※羽田空港発、三沢空港発のいずれの場合も同額です。

「スカイメイト」と「当日シルバー割引」のいずれも、運賃は普通運賃（33,290円）の半額以下となっています。また、早期予約割引プランとは違い「〇日前までに予約すること」、という条件がない点も魅力といえるでしょう。

ただし、これらのプランは飛行機に空席がある場合にしか利用することはできません。さらに、予約をしておくことはできず、搭乗当日空港で直接航空券を買うというシステムの割引プランとなっています。

そのため、場合によっては搭乗予定日に利用できないということもあるかもしれません。旅程などが決まっているという場合は、あらかじめ早期予約割引プランを予約しておいた方がよいといえるでしょう。

各空港～主要駅とのアクセス

ここまでは、羽田空港～三沢空港間をJALの直行便を利用して移動するときの基本情報、そして運賃を安くする方法について紹介してきました。しかし、触れてきたのはあくまでも空港～空港間の移動についてのみ。

実際には、どこかに観光に行ったりなど、空港から移動するという方が多いでしょう。そこでこの章では、各空港から主要駅へのアクセスについて紹介してきます。

羽田空港～東京駅

羽田空港～東京駅間の移動は、電車の利用がおすすめです。羽田空港国内線ターミナル駅から品川まで行き、そこで乗り換えて東京駅まで行くという経路になります。この区間の運賃と所要時間は以下の通りです。

【電車】
運賃：580円（IC：572円）
所要時間：約30～40分

羽田空港～新宿駅

羽田空港～新宿駅間の移動には、電車とバスのいずれも利用可能です。電車の場合は、東京駅までの移動と同様、羽田空港国内線ターミナル駅から品川駅を経由する経路になります。一方バスの場合は、羽田空港第1ターミナルと新宿駅西口間を直接移動することが可能です。それぞれの運賃と所要時間は以下の通りです。

【電車】
運賃：610円（IC：601円）
所要時間：約40～50分
【バス】
運賃：1,230円
所要時間：約30～40分

三沢空港～三沢駅

三沢空港～三沢駅の移動は、バスの利用がおすすめです。この区間の運賃と所要時間は以下の通りです。

【バス】
運賃：350円
所要時間：約16分

三沢にはこんな観光スポットがある！

羽田空港から三沢空港へ行こうかな、と考えている方も多いでしょう。青森の三沢は、米軍三沢基地や航空自衛隊三沢基地があることから、「大空のまち」と呼ばれています。これらのことからも、航空関連の施設が多いことでも知られているのです。そこで、そんな航空関連の施設も含めた、三沢の観光スポットをここでは紹介していきます。

青森県立三沢航空科学館

青森県立三沢航空科学館は、飛行機の展示はもちろん、名前の通り科学館としての色も非常に強い施設となっています。というのも、施設のなかには科学実験工房というものがあり、さまざまな科学現象を体験することができるのです。

また、科学実験だけではなく、工作などのワークショップも開催されています。大人も子供も楽しむことができる施設となっているので、三沢に行くときには訪れてみてはいかがでしょうか。

【行き方】
三沢空港からは、公共交通機関ではやや便が悪いため、タクシーやレンタカーを借りていくとよいでしょう。タクシーの場合、運賃は約1,300円（1人の場合）が相場です。また所要時間は約15分となっています。

また、土日の場合限定ではありますが、バスを利用することが可能です。このバスは、三沢市の観光地を巡回しているバスで、なんと運賃は無料となっています。平日には利用できませんが、土日に行ったときにぜひご利用ください。

MISAWAぐるっとバス（公式サイト）

太平洋展望台

青森県立三沢航空科学館よりやや北に位置する、くらしを守る森公園にあるのが太平洋展望台です。この展望台は、昭和6年に2人のアメリカ人がミス・ビードル号で世界で初めて太平洋を着陸せずに横断をした偉業を記念して作られたもの。太平洋に面した位置に作られているこの展望台からは、360度の大パノラマを眺めることができます。

【行き方】
太平洋展望台も青森県立三沢航空科学館同様、公共交通機関ではやや行きにくいです。そのためタクシー、もしくはレンタカーを借りて行くとよいでしょう。

十和田市現代美術館

三沢市の南西に位置しているのが、十和田市現代美術館です。この美術館は、その建物自体がもはやアートとなっています。美術品が展示されている展示室は個別になっていて、その個別の展示室はガラスの廊下でつながっているという構造。建物を見るだけでも楽しそうですね。

また、時期によってさまざまなプロジェクトをおこなっていることも魅力のひとつです。訪れるその時々で、さまざまな顔を見せてくれるでしょう。

【行き方】
三沢空港から十和田市現代美術館への行き方は、まず三沢空港から三沢駅まで連絡バスで行きます。三沢駅からは、十和田観光電鉄に乗り換えて官庁街通で降ります。そこからは徒歩です。運賃は950円で、所要時間は乗り換え含め約1時間20分となっています。

まとめ

羽田空港～三沢空港間は、JALの直行便があるので、飛行機1本で移動することができます。普通運賃では片道だけで30,000円を超えてしまいますが、JALの割引プラン、なかでも75日前予約を利用すれば半額以下で移動することが可能です。予定が確定しているという場合は、この早期予約割引プランを利用するようにしましょう。

ただし、この割引プランは運賃が変動する場合があるので、必ずしも75日前予約が最安、というわけではありません。そのため、どの運賃プランが最もお得なのかは自分で探す必要があるのです。

そんなときは、当サイトのソラハピを利用してみてはいかがでしょうか？当サイトのソラハピでは、JALの航空券を取り扱っています。また、本記事でも紹介した割引プランの取り扱いもあります。発着地と日付を選択するだけで、その条件での最安航空券を見つけることができますよ。お得な航空券を手に入れて、羽田空港～三沢空港間を移動しましょう！