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2023.07.04
【最新情報】函館にLCCでは行けない?安く行く他の方法を紹介します!
函館は「函館山」や「五稜郭公園」などさまざまなスポットがあることからも、観光地として人気です。そんな函館に観光をしに行こうとするとき、最初に考えることはどのように函館まで行くかという移動手段についてでしょう。
その移動手段として、飛行機を利用するという方法があげられます。しかし移動費はできるだけ安く抑えたいですよね。そこで函館まで「LCC」いわゆる格安航空会社を利用して行こうと考える方もいるでしょう。
この記事では、函館までLCCで行くことはできるのか、また飛行機で移動費を安く済ませる方法について紹介していきます。
函館行きのLCC、バニラエアは運航が終了
函館までLCCで行こうとネットなどで調べてみると、バニラエアという航空会社を目にするかもしれません。バニラエアは国内のLCCであり、運賃がとても安いことから非常に人気な航空会社のひとつです。また、成田空港から函館という直行便の路線を持つ唯一のLCCでもありました。
しかしこのバニラエアは2019年度末をめどに、同じLCCであるピーチと経営統合をしてしまうのです。このことに伴いバニラエアは各路線を段階的にピーチに移管しています。
そして気になる成田空港から函館の路線に関してですが、残念ながら2019/3/30ですでにバニラエアでの運航は終了しています。しかも同路線はピーチに移管されるということもなく、完全に運航が終了してしまうのです。そのため、2019/5現在、函館へLCCを利用して行くということはできません。
バニラエアでは、成田空港から函館という路線において、なんと片道10,000円を切ることもありました。これを聞くと、運航が終了してしまい残念に思う方もいるでしょう。しかしLCCではありませんが、函館まで飛行機を利用して行く方法はあります。また、バニラエアに迫るほどの運賃で函館まで行くことができることもあるのです。
函館への空路を持つ3つの航空会社
函館まで飛行機での直行便の路線を持っている航空会社はJAL、ANA、エアドゥの3社です。この章では、各社がどこから函館への路線を持っているのか、また実際の運賃について紹介していきます。
・函館に行くならJAL・ANA・エアドゥのどれかを使おう
ここではJAL、ANA、エアドゥで、それぞれがどこから函館に行くことができるのかを見ていきます。早速ですが、以下の表で確認してみましょう。
函館への直行便のある空港 | |
---|---|
JAL | 羽田、大阪(伊丹)、札幌(丘珠)、奥尻 |
ANA | 羽田、名古屋(中部)、大阪(伊丹)、札幌(新千歳) |
エアドゥ | 羽田、名古屋(中部) |
※ANAの名古屋(中部)-函館全便、羽田-函館の路線の一部はエアドゥとのコードシェア便。
※コードシェア便:2つ以上の航空会社が1つの飛行機をシェアして運航するというものです。
表からは全部で6つの空港から函館への直行便が出ていることがわかりますね。なかでも東京や名古屋、大阪といった主要都市からの路線があるため、比較的利用しやすいといえるでしょう。
そして上記のようなどこから函館まで行くことができるのかということと同じくらい、もしくはそれ以上に気になることが、実際の運賃についてではないでしょうか?次は、JAL・ANA・エアドゥを利用して函館に行くとき、どれほどの運賃で行けるのかを見ていきます。
・3社の運賃比較
ここではJAL・ANA・エアドゥを利用して函館に行くときの実際の運賃について見ていきましょう。下の表は羽田から函館という路線の各社の普通運賃と、割引プランを適用したときの片道運賃です。
普通運賃 | 割引プラン適用運賃 | |
---|---|---|
JAL | 35,490円 | 13,190円 |
ANA | 33,490円 | 13,190円 |
エアドゥ | 27,390円 | 11,790円 |
※2019/5/27時点の2019/10/1の運賃です。
※各社の割引プラン適用運賃は、2019/10/1発便の最安値です。
※いずれの運賃も税込、旅客施設使用料込の表記です。
※割引プラン適用運賃はJALは「ウルトラ先得」、ANAは「スーパーバリュー75」、エアドゥは「スペシャル75」です。
※運賃は変動することがあります。
いずれもバニラエアのような10,000円を切るほどの運賃とはなっていません。しかし、なかでもその安さに近いのがエアドゥです。エアドゥの運賃を見てみると、普通運賃に関してはJAL、ANAと比べて圧倒的に安くなっていることがわかりますね。また割引プラン適用運賃に関しても11,000円台となっています。
このことからJAL、ANA、エアドゥのなかで、安く羽田から函館に行くことができるのはエアドゥであるということがいえるでしょう。
・エアドゥをおすすめする2つの理由
エアドゥの利用をおすすめする理由のひとつは、やはり運賃が安いということです。先ほどエアドゥの運賃を、羽田から函館という路線でJAL、ANAと比較しましたが、実はエアドゥはそもそもJAL、ANAよりも運賃が安い傾向にあります。そのため、函館に行くとき以外でも移動費を安くしたいという場合には、エアドゥを利用してみるのもよいでしょう。
そして、函館へ行くうえでエアドゥの利用をおすすめするもうひとつの理由は機内サービスです。エアドゥは北海道に本社を置く、いわゆる地方航空会社。そしてそんな地元の北海道を盛り上げようと、機内サービスでは北海道にちなんだものを提供しているのです。
例えば機内で提供されている無料の飲み物のひとつとして「北海道 大雪山 ゆきのみず」という北海道の天然水があります。また北海道産のたまねぎで作られたオニオンスープも無料で提供されているのです。このように、函館に到着するまでにも北海道を楽しむことができるのもエアドゥならではなのです。
函館空港から市内中心部・観光スポットへのアクセス
飛行機で目的の空港まで行き、そこから目的地まで行くのがなかなか面倒に感じるという方もいるでしょう。しかし、函館空港は各方面へのアクセスが非常に便利なのです。この章では、函館空港に着いてからの市内中心部や観光スポットへのアクセス方法についてまとめました。実際に函館に行くときにぜひ参考にしてください。
・バスでの移動
函館空港からJR函館駅や五稜郭公園に行くときには、バスの利用がおすすめです。バス乗り場は、函館空港の到着ロビー近くの出口からすぐのところにあるため、多めの荷物を持っていても比較的利用しやすいといえるでしょう。JR函館駅と五稜郭公園までの、バスでかかる時間は以下の通りです。
・JR函館駅:約20分(函館駅方面シャトルバス)
・五稜郭公園:約28分(五稜郭方面シャトルバス)
函館駅方面シャトルバスに関しては、函館の温泉街として有名な湯の川温泉にも停留します。また、新函館北斗駅方面のシャトルバスも運航しているので、バスを利用しての各方面へのアクセスが非常に便利であることがわかりますね。
・タクシーでの移動
バスと同じく、タクシー乗り場も函館空港の到着ロビー近くの出口からすぐのところにあります。運賃に関しては、どこまで行くかによって変動しますが、例えば函館空港からJR函館駅までタクシーで行く場合には、小型車であれば2,150円~(概算)です。
ひとりで利用することを考えると少し割高になりますが、複数人であれば比較的安く済ませることもできるでしょう。函館空港からタクシーを利用するときには、目的地までの距離と何人で行くのかという点を踏まえて考えるとよいかもしれませんね。
・レンタカーでの移動
バスとタクシーでの移動手段について紹介してきましたが、なかには「函館をドライブしたい」という方もいるでしょう。そのような方には、レンタカーの利用がおすすめです。
じつは、函館空港内にはレンタカーの受付窓口があります。事前にレンタカーの予約をしておき、函館空港に着いてから受付窓口にて受付をすると、各レンタカー会社の店舗まで無料で送迎もしてくれるのです。
函館でのドライブはもちろん、自分たちで目的の観光スポットへ行きたいという場合や、観光スポットなどの目的地が多い場合には、バスやタクシーを利用するよりも安く済むこともあるかもしれません。そのため、函館空港からの移動手段としてレンタカーも検討してみてはいかがでしょうか。
函館おすすめ観光スポット3選
ここまでは函館への移動手段について、また函館空港に着いてからの各方面へのアクセス方法について紹介してきました。そのなかで、いくつか函館の観光スポットが登場してきましたが、この章ではそれらを詳しく紹介していきます。どのような観光スポットがあるのか、函館への観光のときにぜひ参考にしてみてください。
・五稜郭公園
五稜郭公園は、函館のシンボル的なスポットとして知られる、星の形をした公園です。もともとは単なる公園として作られたわけではなく、江戸時代の末、1864年に外国からの攻撃を防ぐための城郭として作られました。その後この五稜郭公園は1952年、北海道唯一の特別史跡に指定されています。そんな五稜郭公園、見どころとしてはやはりその形でしょう。
また、この星の形を生かした「五稜星の夢」というイルミネーションが12月から2月におこなわれます。特別史跡である五稜郭公園とイルミネーションとのコラボは、函館に行ったらぜひとも見ておきたいスポットのひとつですね。
・元町
函館元町は、西洋の影響を強く受けた建物やレトロな街並みが現存していることでも知られている観光スポットです。その現存している建物のなかに「カトリック元町教会」という、教会があります。ここでは、日本で唯一ローマ法王から送られた祭壇を見ることができますよ。また、国の重要文化財にも指定されている「函館ハリストス正教会」などもあります。
この函館元町には教会以外にも有名なものとして「八幡坂」があります。この「八幡坂」は、テレビドラマやCM、映画などでもよく登場する坂です。「八幡坂」は海まで一直線に続いていることもあり、坂の上からの景色は絶景でしょう。
・湯の川温泉
湯の川温泉は、日本一空港に近い温泉街として有名な函館のスポットです。ちなみに函館空港から湯の川温泉まではバスに乗って、なんと10分もかからないほど。
そんな湯の川温泉では、海に面しているということもあり、オーシャンビューを楽しむこともできるのです。また、夏には花火大会が開催されたり、無料の足湯もあったりします。
さらに、近くには宿泊施設も多くあるので、飛行機で行った場合にはアクセスも便利でゆっくり函館を楽しむことができるでしょう。
まとめ
函館までLCCを利用して行くことは2019/5現在、残念ながらできません。しかし飛行機ではJAL・ANA・エアドゥを利用すれば行くことができます。なかでもエアドゥはLCCほどではありませんが、比較的運賃が安く設定されているのでおすすめですよ。また、函館空港からは観光スポットへのアクセスがとても便利となっています。そのため、目的地まで比較的行きやすいでしょう。
前述にもありますが、函館へ飛行機を利用して行こうと考えている方はエアドゥがおすすめです。ただし、エアドゥが函館への直行便を持っているのは羽田と名古屋(中部)だけ。そのため、北海道内や大阪から函館に行きたいという方はJAL、ANAの利用を検討してみましょう。当サイト、【ソラハピ】のチケット検索ページでは各社の航空券の最安値を日付と区間を選択するだけですぐに調べることができます。函館への観光を考えている方は、ぜひ活用してみてください!
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