- 予約方法について
2023.07.04
飛行機に安く乗る方法はたくさんある!【早めの予約・格安航空会社・セール・セットパック】を活用するのが吉
旅行にいくときには、なるべく交通費をおさえて、観光やグルメを満喫したいと考えている人も多いのではないでしょうか。飛行機は早くて便利ですが、その分、電車よりも運賃が高いというイメージを持っている人もいるかもしれません。
今回のコラムでは、飛行機に安く乗る方法を紹介します。飛行機を上手に活用すれば、格安で便利に旅行へいけるかもしれません。飛行機を利用するときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。
早めの予約が基本!早期割引を活用する
まず、飛行機に安く乗る方法として最も確実なのが、早期割引を利用することです。下記の表にANA、JAL、ソラシドエア、IBEXの4社の早割運賃をまとめました。なお、IBEX WEBはWEB予約限定です。
早割り適用時期 | ANA | JAL | ソラシドエア | IBEX |
---|---|---|---|---|
前日予約 | バリュー1 | 特便割引1 | 特売り1日前 | IBEX WEB1 |
3日前予約 | バリュー3 | 特便割引3 | 特売り3日前 | IBEX3 |
7日前予約 | - | 特便割引7 | 特売り7日前 | IBEX WEB7 |
14日前予約 | - | - | バーゲン14 | - |
21日前予約 | スーパーバリュー21 | 特便割引21 | - | - |
28日前予約 | スーパーバリュー28 | 先得割引タイプA | バーゲン28 | IBEX28 |
35日前予約 | - | - | バーゲン35 | - |
45日前予約 | スーパーバリュー45 | 先得割引タイプB | - | IBEX45 |
55日前予約 | スーパーバリュー55 | スーパー先得 | - | - |
60日前予約 | - | - | バーゲン60 | - |
75日前予約 | スーパーバリュー75 | ウルトラ先得 | バーゲン75 | - |
このほかにも、スカイマークは空席状況によって運賃が変動する「いま得」(3日前まで予約可)や、「たす得」(1日前まで予約可)を設定しています。また、フジドリームエアラインズでは45日前までにWEB 予約する「45割」だと最大76%の割引があります。
ほかにも、空席の残数によって運賃が変動する「ひょいとe割」(7日前までに予約)や、「ドリーム割」(前日までに予約)などが設定されているので、ぜひチェックしてみましょう。
さらに、気になる割引率についても調べてみました。割引運賃は航空会社によっても異なるほか、同じ路線でも搭乗日やフライトの時間帯、席の残数などによって変動することをご了承ください。ここでは、ANAの2019年7月2日の羽田空港~福岡空港の路線の運賃を例に紹介しています。(2019年4月現在の情報)
ANAの割引例 | 運賃 | 割引額 | 割引率 |
---|---|---|---|
普通運賃 | 41,290円 | - | - |
前日予約 | 39,290円 | 2,000円 | 5%OFF |
3日前予約 | 38,790円 | 2,500円 | 6%OFF |
21日前予約 | 21,490円 | 19,800円 | 48%OFF |
28日前予約 | 13,890円 | 27,400円 | 66%OFF |
45日前予約 | 12,690円 | 28,600円 | 69%OFF |
55日前予約 | 11,890円 | 29,400円 | 71%OFF |
75日前予約 | 10,090円 | 31,200円 | 75%OFF |
この場合の割引額は3日前の予約だと2,000円ほどですが、21日前までに予約するだけで、およそ半額で航空券が買えることがわかります。搭乗の1ヶ月以上前に予約をすれば半額以下で利用でき、最もお得な75日前までの予約では普通運賃の4分の1までおさえることができます。
このように、早期割引を利用するメリットは、予約するタイミングが早いほど、飛行機を安く利用できる点にあります。しかし、デメリットとして、前もって計画しなければならないため、突発的な用事で飛行機に乗るときには不向きな点があげられます。
また、路線によっては早期割引がほとんど設定されていない場合や、早割が充実していない航空会社もあります。どの路線でも必ずしも早割が使えるわけではないことを覚えておきましょう。
そのほか割引運賃の種類
急な出張など、事前に航空券の予約をするのが難しい場合もあります。そのような場合でも、以下の方法で飛行機に安く乗ることができるので、ぜひ利用してみてください。ここでは、国内大手航空会社のANA、JALを例に紹介していきます。
往復割引
同一路線を往復予約すると、割引が適用されることがあります。例えば、JALでは羽田~福岡の普通運賃は43,600円ですが、往復予約をすれば片道39,000円で利用できるので、4,600円お得になります。(2019年7月2日搭乗の場合)
なお、ANAの往復運賃は2018年10月に終了しているため、現在は利用できないようです。ほかの航空会社でも往復運賃を扱っているところは多いので、予約時に検討するとよさそうです。
乗継割引
直行便がないルートでも、乗り継ぎ割引を適用することで、お得に利用できることがあります。また、この場合でも早く予約した方がよりお得に利用できるプランもあるので、利用してみてはいかがでしょうか。
例えば、JALでは当日まで予約可能で、予約変更もできる「特別乗継割引」があります。これよりさらに安い乗継割引には、7日前までに予約すれば利用できる「乗継割引7」や、28日前までの予約でさらにお得な「乗継割引28」もあります。
ANAも同様に、特定の区間で乗継割引を設定しています。28日前までに予約する「バリュートランジット28」と、7日前までに予約する「バリュートランジット7」のほか、当日予約も可能な「バリュートランジット」があります。
株主優待割引
また、早く予約する以外に割引を受けられる方法としては、株主優待割引があります。ANAとJALの株主優待割引を調べたところ、いずれも普通運賃の半額程度で利用できることがわかりました。さらに、JALには小児株主割引もあるので、家族旅行などで活用できそうです。
この方法では、株を購入するコストはかかりますが、特定の航空会社をよく利用している人にとってはお得に飛行機を利用できるでしょう。ぜひ検討してみることをおすすめします。
ビジネスきっぷ
ANAではANAカード会員専用のビジネスきっぷという運賃を設定しています。フライト当日でも予約変更ができるので、急な出張などでも活用できそうです。また、ビジネスきっぷという名前ですが、旅行での利用も認められています。割引額は搭乗日や路線によって異なりますが、普通運賃より数千円程度はお得に飛行機を使えそうです。
JALも同様にJALカード会員限定のビジネスきっぷを発売しています。こちらも普通運賃より数千円安く利用できるようです。ビジネスきっぷなら当日予約でも、普通運賃よりお得に飛行機を使うことができます。
年齢による割引
ANAでは満65歳以上でANAマイレージクラブ会員になると「スマートシニア空割」という割引があります。若年層の満12歳~25歳のクラブ会員では「スマートユース25」も利用できます。
JALの場合でもシニア層には当日シルバー割引があり、若年層ではスカイメイトが利用できるなど、お得な運賃制度があるようです。該当する年齢の人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
マイルを使って特典航空券を予約する
マイルは飛行機を利用したときや、クレジットカードで買い物をしたときなどに貯められるポイントのことです。飛行機に安く乗るために、マイルを貯めている人は増えてきています。
マイルを貯めると特典の航空券を予約することもできるので、大変お得です。マイルは、飛行機に乗らなくても、日頃の買い物でポイントを貯められるというメリットがあります。
デメリットとして、マイルには利用期限があります。そのため、普段飛行機に乗る機会のない人は、せっかく貯めたマイルを使う前に失効してしまうかもしれません。また、マイルを貯めるために不要な買い物をしてしまうケースもあるようです。
マイルカードを持っている人は、日頃の買い物などでこつこつ貯めてみてはいかがでしょうか。家族の航空券購入にも利用できるので、家族旅行にもおすすめです。
ホテルも一緒に予約する
宿泊をともなう旅行の場合、ホテルと航空券がセットになった出張パックやビジネスパックがお得です。この方法はビジネス利用だけでなく、個人の旅行でも使うことができます。
出張パックを使うメリットは、航空券のみを購入するよりも安くなることです。また、飛行機は帰省や大型連休などの繁忙期には運賃が高くなりますが、出張パックの金額は変動しないので、航空券だけ買うよりも、飛行機に安く乗ることができる場合もあります。
さらに、1泊2日の出張パックを購入していても、復路の便を最大14日間延長することもできます。そのため、出発時に出張パックの飛行機で移動して、電車などの別の方法で帰り、14日以内に復路の航空券を利用するという使い方もできるのです。
ただし、出張パックは出発の3週間前から予約変更やキャンセルに料金がかかるので、直前になると気軽にスケジュール変更がしにくいのが難点です。事前に旅行の予定が確定している場合には、お得な方法なのでおすすめです。
LCC(格安航空会社)を利用する
近年普及が広まっているのがLCCです。LCCとは、無料サービスの廃止などでコストを省いて運航している、格安航空会社のことをいいます。
LCCのメリットはなんといっても圧倒的な安さです。例えば、LCCが多く就航している関西国際空港から那覇空港へ移動する場合、ANAの普通運賃は37,350円で、スーパーバリュー75を利用しても8,450円かかります。しかし、LCCのジェットスターの最安値なら同じ路線を4,290円で利用することが可能です。
さらに、LCCの場合は、早割ではなく、閑散期の料金が安く設定されていることが大半です。そのため、直前の予約でも時期によっては飛行機に安く乗ることができます。急な予定の場合でもチェックしてみる価値はありそうです。
しかし、LCCでは、荷物の持ち込みに別料金がかかったり、機内サービスが有料であったりするなどのデメリットもあります。そのため、オプションをたくさんつけると通常の航空券と大差ない金額になるかもしれません。大きな荷物を持ち込んだり、充実したサービスを受けたい場合には、コストがかかることを覚えておきましょう。
また、国内にLCCが普及してからそれほど年数が経っていないため、LCCが就航している空港はそれほど多くありません。そのため、自宅から近い空港や、目的地となる空港にLCCが就航していないことも考えられます。今後、さらなる普及が進むことに期待しましょう。
セール情報をチェックする
航空会社がおこなっているセールを活用すれば、航空券を安く購入できることもあります。飛行機に安く乗るためには、見逃さずにぜひ利用したいところですね。
セール情報は、航空会社のSNSやメルマガなどでも告知されます。よく使う航空会社のSNSをフォローして、お得情報をゲットしてみてはいかがでしょうか。
最安値に日程をあわせる
航空券は閑散期と繁忙期によって運賃が異なるほか、フライトの時間帯や残席数によっても価格が変動します。とにかく安さにこだわり、シーズンを選ばないという人なら、最安値で航空券が買える閑散期に旅行するのはいかがでしょうか。
最安値で飛行機を利用するときは、価格を比較できるソラハピが便利です。飛行機に安く乗る方法を検討している人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。最安値は【ソラハピ】の検索ページから見つけることができるのでおすすめですよ。
まとめ
早割をはじめ、飛行機に安く乗るさまざまな方法を紹介してきました。前もって予定が決まっている人には、割引率の高い早期割引や出張パックがおすすめです。
直前に飛行機を利用する場合でも、早期割引が適用できるプランもありますし、よく飛行機を使うなら、マイルを貯めたり、株主優待割引を利用したりするのもよさそうです。
また、時期を選べるなら、閑散期にLCCを使ってお得に旅行するという方法もあります。飛行機はタイミングによって運賃が変動するので、最安値をしっかり見極めてお得に利用したいですね。最安値を比較するときは【ソラハピ】のチケット検索ページをぜひ使ってみてください。
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