格安の国内航空券をお探しならソラハピ

日本からの観光客に限らず、世界中から多くの観光客に人気がある都道府県のひとつが、奈良県です。京都と並んで非常に多くの観光客が、歴史的建造物などをみようと訪れていますよね。また、修学旅行の場所としても人気が高い場所です。

そんな奈良県から遠い場所にお住まいの方は、行くのに時間がかかってしまうために奈良県への旅行を諦めているかもしれません。そんな方へおすすめなのが、奈良へ飛行機を活用して行く方法です。

奈良へ飛行機で行くには、大阪にある伊丹空港を利用するととても便利ですよ。大阪にある空港を活用して、飛行機で旅行に行ってみましょう。

奈良に一番近い空港は伊丹空港

実は奈良県には空港がありません。そんな空港がない奈良へ飛行機で行くには、どうすればよいのでしょうか。奈良県の場合、飛行機で行くには隣接する都道府県、大阪にある空港を利用するのが便利です。

大阪には、伊丹空港と関西国際空港の2つの空港があります。伊丹空港は、国内線専用の空港として、全国各地から非常に多くの便が1日に運航しています。一方、関西国際空港は、国内線、国際線ともに1日多くの便が離発着をしています。

そのなかでも、より奈良に近い空港が伊丹空港です。伊丹空港は、全国各地を結ぶ直行便が運航しています。

・北海道……新千歳、旭川、釧路、函館、女満別
・東北……青森、三沢、花巻、秋田、山形、仙台、福島
・関東・甲信越……成田、羽田、新潟、松本
・近畿・中国・四国……但馬、隠岐、出雲、石見、松山、高知
・九州・沖縄……福岡、大分、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、屋久島、種子島、奄美大島、那覇、石垣

伊丹空港からほど近い中部地方や近畿地方を除けば、全国各地非常に多くの空港から、伊丹空港までの直行便が運航していることがわかります。

また、伊丹空港発着の便を運航している航空会社は、全日空(ANA）、日本航空(JAL)を中心に、アイベックスエアラインズ(IBEX）、日本エアコミューター(JAC）、天草エアラインの5社です。そのなかでもIBEXは東京に本社を構える航空会社で、すべてANAとのコードシェア便での運航です。そのため、ANAで予約をしてもIBEXの飛行機であったりもするのです。

また、JACとは、九州地方や沖縄の島などを結ぶJALのグループ会社です。さらに、天草エアラインは熊本を中心とし、九州内を主に運航している航空会社です。

伊丹空港は、就航している航空会社をみてわかるように、LCC（格安航空会社）は就航していません。航空券をお得に購入できるLCCに乗りたいという方は、関西国際空港を利用することをおすすめします。

伊丹空港から奈良への行きかた

奈良へ飛行機で行く場合に、伊丹空港から奈良へのアクセスが気になる方も多いでしょう。県をまたぐと思うと、アクセスが不便なのではと疑う方もいるかもしれません。

伊丹空港から奈良駅へ行く主な方法は、リムジンバスです。事前に予約をすることもでき、席に確実に座れるほか、直行で乗り換え不要なのもうれしいポイントです。

伊丹空港から奈良駅までは、2019年3月現在、1日13便バスが運行しています。伊丹空港からJR奈良駅までの所要時間は、約1時間10分で、運賃は大人1人1,180円です。

運賃は1,000円以上かかってしまうものの、1時間と少しで楽に移動することができますよ。バスの運行時間帯も、一番早いものでは伊丹空港8時25分発から、遅いものでは伊丹空港21時10分まで幅広くあります。このように、比較的便利に伊丹空港から奈良へ移動することができるのです。

LCCで航空運賃を安く抑えるなら関西空港の利用を！

伊丹空港には、LCCの航空会社が就航していないとご紹介したように、LCCを活用して航空運賃を抑えたい方にとっては、関西空港の利用をおすすめします。関西空港にも、全国各地からの直行便が運航しています。

関西空港間の直行便がある空港は、

・北海道……新千歳、釧路
・東北……仙台
・関東・甲信越……成田、羽田、新潟
・近畿・中国・四国……松山、高知
・九州・沖縄……福岡、長崎、熊本、宮崎、鹿児島、奄美大島、那覇、宮古島、石垣島

と、とても多くあります。

また、関西国際空港に就航している航空会社は、

・全日空(ANA）
・日本航空(JAL）
・日本トランスオーシャン航空(JALのグループ会社で、沖縄路線を運航する航空会社）
・スターフライヤー(黒い機体が特徴の航空会社で、関西空港と羽田を結んでいる）
・バニラ・エア(2019年10月26日をもってピーチアビエーションと統合される航空会社）
・ピーチアビエーション(ANAの子会社で日本のLCC。関西空港からは多くの国内線を運航している）
・ジェットスタージャパン(こちらも日本のLCCで、関西空港からは6路線運航している）

以上の7社によって、国内線は運航されています。7社中ピーチアビエーションとジェットスタージャパンの2社が日本のLCCであり、多くの便を運航しています。航空運賃を抑えて奈良へ飛行機で行きたい場合は、LCCを活用するとよいでしょう。

また、航空運賃にどれほど差が出るかは、【ソラハピ】のチケット検索ページを活用してみると伊丹との運賃を比較することができます。どちらが安く移動できるかを比べてみましょう。

東京からは新幹線と飛行機どっちがいいの？

奈良から遠い場所であれば、もちろん飛行機を利用して奈良へ行く方法が便利ですが、飛行機か新幹線かどちらがより便利か気になるのが、東京です。果たして、東京から奈良へは、新幹線と飛行機のどちらがよりお得に購入できて、利便性が高いのでしょうか。

東京から奈良へ新幹線で移動する場合

まずは新幹線を活用して東京駅から奈良駅に移動する場合です。東京駅から新幹線に乗って、京都駅まで移動します。京都駅でJR奈良線に乗り換え、みやこ路快速を利用して奈良駅まで行くことができます。

東京駅から新幹線のぞみを利用し、JR奈良線も快速を利用した場合、その所要時間は約3時間10分です。また、運賃は14,450円かかります。

東京から奈良へ飛行機で移動する場合

今回は、羽田空港から伊丹空港を利用した場合を調べました。羽田空港から伊丹空港までは、ANAやJALを利用して最安値で8,700円ほどです。(2019年3月19日現在、フライト日から75日以上前に調べた結果。空席状況や搭乗する時期によっては、運賃が変動する場合があります。）

羽田空港を出発して伊丹空港に到着するまでにかかる時間は1時間10分ほどで、飛行機が下りた後も荷物を受け取ったり、空港から電車までの移動するのに40分ほどかかると仮定します。

これに加えて、伊丹空港から奈良駅までは、リムジンバスを活用して約1時間10分かかり、運賃は大人1人1,180円です。結果、羽田空港から飛行機に搭乗してからJR奈良駅まで着くのには、合計で所要時間は約3時間、航空運賃と電車の運賃を合わせると、料金は最安値でおおよそ1万円となります。

こうみると、運賃では飛行機を利用する場合のほうが安く移動できますが、所要時間を比べると、あまり差がないことがわかります。

仮に、品川駅から羽田空港に移動する場合は、13分ほどかかりますし、飛行機は事前にチェックインなどを済ませなければなりません。出発時間の30分前までに空港に着いていることを仮定すると、すべて合計した所要時間は、3時間45分ほどかかってしまうのです。

そのため、東京でのお住まいの場所などによって、新幹線か飛行機かどちらがよいのか決めることをおすすめします。そこまで大差がないため、お好みによって移動手段を選びましょう。

まとめ

奈良へ飛行機で行く場合は、伊丹空港か関西国際空港を活用すると便利です。どちらの空港も、全国各地の空港との直行便が運航しており、とても利便性が高いといえます。伊丹空港のほうが奈良県へのアクセスはよいですが、LCCは運航しておらず、一方、関西国際空港にはLCCが運航しています。

そのため、LCCを活用して運賃を抑えたいという方は、一度【ソラハピ】のチケット検索ページで調べてみて、伊丹空港か関西国際空港かどちらが安く移動できるかを比べてみるとよいでしょう。

また伊丹空港からJR奈良駅までは、リムジンバスで1時間10分ほどで移動できます。乗り換えも不要で便利ですので、大阪から奈良への移動も気にする必要はありません。是非、奈良へ飛行機で行ってみましょう。