- スカイマーク航空会社
2023.07.04
スカイマークの機内食・機内サービスは大手並み?運賃が安いうえに無料の機内サービスも充実!
スカイマークはMCC(ミドルコストキャリア)に属している日本の航空会社です。日本のMCCのなかでもっとも多くの就航路線をもっているうえに、とても安い運賃が設定されています。
LCCに近い料金で搭乗することもできるスカイマークですが、じつは機内食や機内サービスも充実。LCCのように、すべての機内サービスが有料とはなっていません。普通運賃から荷物の受託も可能です。
当記事にて、スカイマークの機内食・機内サービスについて解説していきます。快適な空の旅をと模索している方は、ぜひご覧ください。
スカイマークの機内食は国際線のみ提供
スカイマークの機内食提供サービスが受けられるのは、国際線利用時のみとなっています。スカイマークの国際線は「成田-サイパン線」の1路線、搭乗時間は5時間ほどです。
※2021年6月7日現在、国際線は運休となっています
日本国内線は搭乗時間が短いため、機内食サービスがありません。そのかわり、機内販売が利用できますので、飲み物やお菓子、おつまみや軽食を買うことができます。機内販売の支払いは現金のみとなっていますので、ご注意くださいね。
機内販売の商品内容は、事前の予告なしに変更される場合があります。新型コロナの影響で、種類が減っていることもあるそうです。
次の章にてご紹介するスカイマークの機内食は、過去提供されていたものとなっています。国際線の運休が解除されたあかつきには、多くの方がスカイマークの機内食を楽しむことができるでしょう。
スカイマークの機内食はサイパン発と成田発でメニューが異なる
スカイマークの機内食には通常機内食のほか、特別機内食として「ベジタリアンミール」、「フルーツミール」、「チャイルドミール」、「ベビーミール」があります。特別機内食を希望するときは、搭乗の24時間前までに、国際線予約センターにて事前に申し込みが必要です。
また、機内食の内容は時期によって異なるほか、成田発の便とサイパン発の便でそれぞれ異なります。参考までに、実際に提供されたメニューを一部ご紹介します。
〇サイパン発〇
【通常機内食】
・サウスウェスタンサラダ
・チキンケラグエン ペンネパスタ添え
・チョコチップクッキー
※2020年7月~2020年10月
【ベジタリアンミール】
・グリーンサラダ
・野菜の盛り合わせ セサミオイル和え
・季節のフルーツ
※2019年11月~2020年10月
【フルーツミール】
・季節のフルーツ盛り合わせ
・バナナ
※2019年11月~2020年10月
【チャイルドミール】
・スパムおにぎり ふりかけ和え
・ブロッコリーとトマト
・バニラプリン
・チョコチップクッキー
※2020年8月~2020年10月
【ベビーミール】
・瓶詰離乳食(ハム・バナナ)
※2019年11月~2020年10月
〇成田発〇
【通常機内食】
春の二段重
・合鴨の燻製
・山くらげの金平
・錦玉子
・あさりの佃煮
・うぐいす豆
・桜鯛の塩蒸し ~こごみと筍を添えて~
・菜の花の胡麻和え
・桜餅
・小舟盛り 蕗と蒟蒻の胡麻和え
・燻鮪握り
・穴子と胡瓜の細巻
・青じそ稲荷寿司
・サーモンの手毬寿司
・蟹と高菜の押し寿司
・がり
※2020年3月~2020年5月
【ベジタリアンミール】
・トマトときゅうりのバゲットサンドイッチ
・グリル野菜のバゲットサンドイッチ
・フムス(ひよこ豆と胡麻のペースト)
・にんじんのサラダ
・アスパラガス、トマト、フリルリーフ、トレビス
・コルニッション
・ブラック/グリーンオリーブ
・フルーツ
※2019年11月~2020年11月
【チャイルドミール】
・照り焼きチキンのロールサンドイッチ
・ブルーベリーマフィン
・チキンミートボール
・エビのマリネ
・ポテトサラダ
・野菜のマリネサラダ
・イチゴのミニシュークリーム
・フルーツ
※2020年9月~2020年11月
【フルーツミール】
・フルーツの盛り合わせ
※2019年11月~2020年11月
【ベビーミール】
・瓶詰離乳食
(ささみと緑黄色野菜・りんご)
・お子様用麦茶
※2019年11月~2020年11月
【飲み物】
●アルコール
・ビール
・赤ワイン
・白ワイン
・日本酒
●ソフトドリンク
・お茶
・ホットコーヒー
・ミネラルウォーター
・アップルジュース
・コーラ
・牛乳
国際線では機内食とあわせて、飲み物も提供されます。飲み物はサイパン発、成田発、どちらもラインナップは共通で、無料でおかわり可能です。そのかわり、国際線には機内販売がありません。
【国内線】スカイマークの機内販売
スカイマークの国内線では、機内食はありませんが機内販売がおこなわれています。お菓子やおつまみ、飲み物のほかタイミングがよいと、スカイマークのオリジナルグッズや限定コラボレーショングッズも購入できますよ。
【飲み物】
・コーヒー
・ココア
・ほうじ茶ラテ
・ミルクティー
・ミネラルウォーター
・お茶
・コーラ
・アップルジュース
・玉ねぎスープ
【お菓子・おつまみ】
・キットカット ミニ
・まめぼっくり
・サラミ
・じゃがりこ
【オリジナルグッズ・コラボレーショングッズ】
・SKYMARK キーリングライト
・B.LEAGUE JET オリジナルモデルプレーン
・B.LEAGUE JET オリジナルバゲージタグ
・B.LEAGUE JET オリジナルフライトタグ
・ヴィッセルジェットフライトタグ
・ヴィッセルジェットオリジナルモデルプレーン
※期間限定・一部路線限定
期間限定で販売されているものや一部の区間でのみ取り扱っている商品もありますので、スカイマークに搭乗した際は一度、機内販売の内容を確認してみるとよいかもしれません。
スカイマークの機内サービス
スカイマークの日本国内線では、以下のような機内サービスが提供されています。
【無料提供】
〇ネスカフェゴールドブレンド
〇飴・ネスレキットカットミニ
〇おしぼり
〇毛布の貸し出し
※新型コロナの影響で、機内サービスが一時停止となっている場合があります
スカイマークの座席には、コンセントが付いています。ANAやJALではコンセントがない席もあるため、スカイマークはサービスがよいといえます。
LCC並みの安さで、これだけのサービスを受けられるのはかなりお得ですよね。もちろん、普通運賃から荷物の受託も可能です。
国際線ではアルコールを含め、さまざまな飲み物が無料で楽しめます。アルコールの飲みすぎにはご注意くださいね。
スカイマークにペットボトルは持ち込める?
上記にて、スカイマークの機内サービスについてご紹介いたしました。充実したものがそろっていますが、自分で用意した飲み物を機内で飲みたいという方もいらっしゃることでしょう。
日本国内線であれば、ペットボトルのような、しっかりと蓋が閉まる容器に入っている飲料は機内に持ち込むことができます。
機内に持ち込める荷物には、大きさ・重さに制限がありますので、ペットボトルの重さが規定を超える原因とならないようご注意ください。
スカイマーク|国内線・機内持ち込み手荷物
■55cm×40cm×25cm(3辺の合計が115cm以内)…1点まで
■身の回り品(傘・カメラ等)…1点まで
■合計重量は10㎏以内まで
ただし国際線では、100ml以上の液体が入った容器を機内に持ち込もうとすると、手荷物検査で引っかかってしまいます。
スカイマークに限らず、国際線には100ml以上の液体が入っているものは機内に持ち込めないのです。
100ml以下であれば持ち込むことは可能ですが、100ml以下のペットボトルの入手は困難となるでしょう。
「中身が100ml以下ならよいのでは?」と思うかもしれません。しかし、100ml以上入る容器が使用されていると、機内に持ち込むことができません。国際線を利用するときは、機内サービスの飲み物を飲むことがおすすめです。
ペットボトル飲料を持ち込みたいときは、手荷物検査、出国手続きを済ませた後に、免税店等の指定エリアの店舗にてペットボトル飲料を購入し、機内に持ち込みましょう。
座席による違い|フォワードシートならさらに手厚いサービスが受けられる
スカイマークでは普通座席のほかに、「フォワードシート」という座席があります。フォワードシートは、通常座席よりも広々と足を延ばせるシートで、最前列席にあります。
フォワードシートの利用には追加料金はかかりますが、通常座席では受けられないさまざまなサービスを受けることが可能です。
フォワードシートの利用方法
フォワードシートの利用方法・料金は、国際線と国内線で異なります。
【国内線】
国内線ではフォワードシートの事前予約ができません。搭乗当日にスカイマークの空港カウンターにて、直接申し込みをする必要があります。座席数に限りがあるため、フォワードシートを希望する場合はできるだけ早く空港に向かいましょう。国内線フォワードシートの利用には1,000円の追加料金がかかります。
【国際線】
国際線ではスカイマークのWebサイト、国際線予約センター、国際線空港カウンターにて予約が可能です。こちらも座席数に限りがあります。
予約後にシートの種類を変更するときは、Webサイトの予約確認ページの「座席の選択」でフォワードシートを指定することで変更できます。国際線のフォワードシートの追加料金は5,000円です。
フォワードシートを利用した際に受けられるサービス
フォワードシートを利用すると、さまざまなサービスを受けることができます。こちらも国内線と国際線で内容が異なります。
【国内線】
・搭乗口での優先搭乗
・飲み物1杯無料サービス
・預かり荷物の優先返却
【国際線】
・優先搭乗、優先降機
・枕やスリッパなどの無料サービス
・デザートの無料サービス
・預かり荷物の優先返却
フォワードシートなら上記のサービスを受けられるうえ、足を延ばして広々と座ることができます。スカイマークの通常座席は前席との幅が約79㎝。それに対しフォワードシートでは98㎝~117㎝(座席の位置によって異なる)になります。
安全上の理由から足元に荷物が置けないという制約はありますが、快適なフライトにしたいのであればフォワードシートの利用は検討に値するでしょう。
重要!スカイマークは早割で搭乗しよう
サービスが充実しているスカイマークは、普通運賃の時点でもほかの航空会社より安いのが特徴ですが。早割を利用するとさらに料金を安くすることが可能です。
羽田→沖縄/片道/2021年7月6日発
【普通運賃】
ANA…48,910円
JAL…49,410円
ソラシドエア…44,910円
スカイマーク…36,610円
※2021年7月5日時点
※運賃はその日によって変動します
羽田→沖縄/片道/2021年7月8日発
スカイマーク【早割プラン】
普通運賃…36,610円
前日予約割…15,710円~19,710円
3日前予約割…15,210円
※2021年7月5日時点
※運賃はその日によって変動します
前日に予約するだけで、普通運賃より1万円以上安くなるのはうれしいですよね。
もっと安く移動したい方は、LCC(格安航空会社)を利用する手もあります。受託荷物がないときは、LCCの最安値運賃が利用可能です。
※LCCでは最安値運賃だと荷物の受託が不可
成田→沖縄/片道/2021年7月8日発
【ピーチ】
最安値チケット価格…5,690円~6,690円
【ジェットスター】
最安値チケット価格…6,420円
※2021年7月5日時点
※運賃はその日によって変動します
LCCは羽田ではなく成田空港を発着地点としています。それでも問題がないときは、LCCの利用もおすすめです。
LCCでは無料ドリンクサービスなどは利用できませんが、機内食が提供されないのはスカイマーク(国内線)と同じです。機内販売で飲み物や軽食が購入できますが、お得な旅を希望される方は必要分を機内に持ち込みましょう。
複数の航空会社が就航している路線を利用するときは、それぞれの運賃をしっかりと比較して納得できる航空券を探したいですよね。
チケット販売サイト「ソラハピ」では、お得な航空券をカンタンに検索・比較することが可能です。
搭乗日・空港・人数を入力するだけで、就航している航空会社とその運賃を一覧にしてみることができますので、手軽にチケットを探したいときはぜひご活用くださいね。
まとめ
スカイマークはLCCと大手航空会社の中間的存在として、便数は少ないながらも運賃に対するサービスの良さから高い評価を受けている航空会社です。機内サービスや荷物の制限は大手航空会社と比べても遜色ない基準です。「飛行機を安く利用したいけど快適さも欲しい」という方はスカイマークの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
スカイマークのお得な航空券をお探しでしたら、【ソラハピ】のチケット検索ページを確認してみてください。ほかの航空会社の運賃との比較も簡単にでき、ひと目で航空券の最安値が分かる便利なサイトです。
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