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LCC航空会社の先駆け的な存在で知られるバニラエアに乗ったことはありますか？黄色の鮮やかな機体も目を引きますが、機内のデザインも青と黄色を基調とし、リゾート気分を盛り上げてくれるカラーリングです（4号機以降）。

ちなみに、バニラエアは以前はエアアジア・ジャパンという航空会社でした。初代エアアジア時代の機体である1.・2・3号機は白と黒をと特徴としたシンプルなデザインです。

今回は、そんなバニラエアの座席の快適さや、座席の種類についてまとめてみました。バニラエアで旅行を計画されている方必見の記事です。

バニラエアの座席の特徴

早速、バニラエアの座席についてみていきましょう。いくつか座席の種類があるバニラエアですが、この項ではほぼ全座席に共通する特徴をご紹介します。

（1）シートピッチ

バニラエアの座席は、1・2・3号機も4号機以降もシートピッチは、LCCの標準である約74㎝です。

ちなみにJALやANAなどの一般的な航空会社では約79㎝のシートピッチ（前後間隔）が採用されています。

少し足元が狭くなるので、身長の高い男性や長時間のフライトの際は後述するリラックスシートがおすすめです。（※座席の場所によって座席間隔は多少異なります）

（2）座席デザイン

最初でもご紹介しましたが、バニラエアは1・2・3号機かそれ以降の機体であるかで座席デザインも多少異なります。

【1・2・3号機】

バニラエアの前身である初代エアアジア・ジャパン時代の機体です。ブラックとホワイトを基調としたシンプルな機内です。内装が白、座席が黒の革張りで、シートベルトは赤色になっています。

【4号機以降】

以前の座席はモノクロでしたが、4号機以降は全席青色の革張りシートとなっています。
これはどの機体にも共通することですが、シートが革製であるため布のシートよりも少し硬めの座り心地のようです。

（3）設備面

バニラエアの座席には、テーブルやドリンクホルダー以外の設備はありません。LCCであるため、エンターテイメント機能は装備していないようです。また、電源コンセントもないためスマートフォンで暇つぶしをしようと考えている方は電源切れに気を付けてくださいね。モバイルバッテリーを持ちこめば安心ですが、持ち込み制限がある場合もあるので事前によく確認しましょう。

バニラエアは全31列の180席！

バニラエアの座席数は180席あり、1列あたり6席×30列（13列目は欠番）です。
座席の種類がいくつかあるので、次の表を参考にしてみてください。

それぞれのシートはどういうもの？

では、バニラエアの座席の区分について、それぞれを詳しく見てみましょう。

【リラックスシート】

その名前の通り、足を延ばして座れるシートです。LCCの多くは普通の航空会社よりもシートピッチが狭いので、長時間のフライトであったり前の人が座席を強く倒したりしてきた場合などは窮屈な思いをすることになるおそれがあります。
リラックスシートの中でも少し席の環境が異なっているので注意が必要です。

たとえば一番前の座席である1A～1Fの席はリラックスシートの中でも最も広く、成人男性が足を延ばしても前の壁まで届かないほどの広さがあります。

また12列目・14列目は非常口座席となっており、ひじ掛けは上げた状態で固定されている＆緊急脱出時の際は係員の援助を求められるため子どもは不可などの制約があります。中でも12列目はリクライニングができないので、リラックスシートを予約する際は注意が必要です。

12・14列目の規定について、詳しくは以下をご覧ください。

•英語または日本語で客室乗務員と口頭で会話ができる方
•満15歳以上の方
•満12歳未満のお客様をお連れではない方
•ご搭乗に際して付き添いの方や係員のお手伝いを必要としない方
•エクストラシート、または大型楽器のための座席を購入されていない方
•緊急脱出援助にご同意いただける方
•脱出手順の案内および乗務員の指示を理解し、他のお客様へ口頭で伝えられる方
•妊婦の方は出産予定日から28日以内ではない方
•医療用酸素ボトルをお持込されない方

【アップフロントシート】

座席環境はスタンダードシートと同じですが、搭乗と降機の際に便利な座席がアップフロントシートとして指定されています。スムーズに搭乗・降機したい方にぴったりです。

【主翼の上の座席】

窓越しに主翼が見えるため、飛行機に乗っているという雰囲気を得ることができます。また、主翼の上は飛行機の中で最も揺れが少ないので、酔いやすいという方にもおすすめです。

シートにかかる料金を比較

乗りたいバニラエアの座席は見つかりましたか？好きな座席に座れればうれしいですが、残念ながらバニラエアでは座席の場所を指定するのに料金がかかります。

まずはバニラエアの３つの料金区別をご覧ください。

このように、バニラエアには「わくわくバニラ」「シンプルバニラ」「コミコミバニラ」の３つの料金区分がありますので、ぜひ参考にしてみてください。この中から、座席指定にかかる金額をより詳しくまとめてみました。

時期や便名・渡航先によって若干料金が異なるようですが、基本的にこの範囲内で座席指定ができるようです。料金プランによって座席指定にかかる料金がかかりますので、安いプランで予約しても座席指定をしたら結局高くなってしまうということもあります。

予約する前に事前に座席指定の有無を確認しておきましょう。

まとめ

バニラエアは座席の種類がいくつかあり、それぞれの種類によって座席指定料金が異なります。快適なフライトのためには、リクライニングできない席を避けてリラックスシートを予約するのがおすすめです。

バニラエアのお得な航空券をお探しでしたら、ぜひ一度「ソラハピ」のチケット検索ページをご覧ください。お得な料金で快適にフライトを楽しみましょう。