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2023.07.04
福岡~那覇間を安い運賃で移動する方法!フェリーだと移動に24時間以上かかる?お得なチケットの探し方
福岡から那覇まで移動するには必然的に海を越える必要があるため、その交通手段は「飛行機」か「フェリー」のどちらかとなります。
飛行機は「早いけど運賃が高い」というイメージをもたれやすいのですが、工夫次第では飛行機代を安くすることができます。割引や航空会社選びなどによっては、普通運賃の半額以下の価格で飛行機を予約することも!
当記事にて、福岡~那覇をお得に移動する方法をご案内いたしますので、ぜひご覧ください。
福岡~那覇|航空券は早割で予約しよう
福岡~那覇間を就航する航空会社は、ANA・JAL・スカイマーク・ピーチの4社です。ピーチはLCC(格安航空会社)ということもあり、早割運賃プランは用意されていません。
そのためこの章では、ANA・JAL・スカイマークの3社に注目してご紹介いたしますね。以下にて、3社の普通運賃・早割運賃をまとめましたのでご覧ください。
【福岡~那覇】
片道・普通運賃・早割運賃
JAL | ANA | スカイマーク | |
---|---|---|---|
1日の便数 | 6便 | 9便 | 4便 |
普通運賃 | 31,730円~ | 30,100円~ | 20,130円~ |
75日前予約 | 10,330円~ | 9,730円~ | – |
55日前予約 | 11,130円~ | 10,030円~ | – |
45日前予約 | 12,430円~ | 10,530円~ | – |
28日前予約 | 16,830円~ | 14,130円~ | – |
21日前予約 | 23,630円~ | 19,030円~ | – |
3日前予約 | 22,630円~ | 21,930円~ | 5,030円~ |
前日予約 | 28,430円~ | 29,030円~ | 6,130円~ |
※2020年5月26日現在
※運賃は日によって変動します
スカイマークの普通運賃は、ANA・JALよりも1万円ほど安い価格が設定されています。早割を使うとさらに安くすることができるうえに、普通運賃から荷物の受託が可能です。
※LCCだと普通運賃では荷物受託不可
搭乗シーズンにもよりますが、ANA・JALは早めに予約すればするほど割引額があがります。そのため、予定が確定しているときは早めの予約がおすすめです。
ただし「早割」には、予約変更ができないというデメリットがあるため、予定がまだわからないときは無理に利用しないようにしましょう。
スカイマークの前日予約(たす得)なら、早割であるにもかかわらず予約の変更が可能となっています。
早割プランの内容・特徴は航空会社ごとに異なりますので、購入する前にしっかりと確認をおこなってくださいね。
ギリギリの予約となったときは!
飛行機の予約が当日となったとき、早割を利用することはできなくなります。前日に予約できなかっただけで運賃が数千円割高になるのは、すこし悔しいですよね。
そんなときは「チケット販売サイト」を確認してみてください!普通運賃よりも安い価格のチケットが入手できるかもしれません。
ここでは、チケット販売サイト「ソラハピ」の販売価格を参考にご紹介していきます。
ソラハピ価格と運賃比較
福岡→羽田/片道・普通席
2021年6月5日発
【ANA】普通運賃…31,630円
1日前予約…28,730円
【ソラハピ価格のANA航空券】21,530円~
【JAL】普通運賃…31,730円
1日前予約…28,730円
【ソラハピ価格のJAL航空券】21,480円~
※2021年6月4日13:34時点で購入できるチケットの価格
チケット販売サイトを活用すると、普通運賃よりも約1万円安い航空券が手に入る可能性があります。直前の予約でも、早割運賃よりも安い航空券が見つかるかもしれません。
ソラハピは利用する空港と搭乗日を選択するだけで、チケット検索ができるサイトとなっていますので、お得な航空券をお求めの際はぜひご活用くださいね。
福岡~那覇の移動にLCCを使う手もある
つぎはLCC(格安航空会社)ピーチの運賃についてご紹介いたします。LCCは機内や荷物などのサービスが手薄な代わりに、格安なチケットを販売している航空会社です。
【ピーチ】福岡→羽田/2021年6月7日発
シンプルピーチ…5,890円
(荷物受託不可)
バリューピーチ…8,470円
(1つまで受託可)
プライムピーチ…10,800円
(2つまで受託可)
※2021年6月4日時点
ピーチの運賃(公式サイト)
ピーチに限らず、LCCの最安値チケットでは荷物の受託ができないケースが多いです。荷物を預けたいときは追加料金を支払うか、運賃プランを変更することとなります。
ここで、日本のMCCのなかでも安い運賃を設定しているスカイマークと比べてみましょう。
※MCC=ミドルコストキャリア
【スカイマーク】
福岡→羽田/2021年6月7日発
普通運賃…20,130円
前日予約…9,830円~10,830円
3日前予約…8,830円
※2021年6月4日時点
搭乗シーズンにもよりますが、スカイマークにて3日前予約ができたとき、LCCピーチよりも安い運賃となりました。
スカイマークは普通運賃から荷物が受託でき、座席指定料も支払手数料もかかりません。
※ピーチは、座席指定料(490円~)・支払手数料(600円~)がかかります。
上記のようなこともあるため、LCCを利用する場合でも荷物があるときは、ほかの航空会社を利用した方がよいことも。
自分にあった航空券を探す際は、手数料やオプション料も加えた額を割り出して、運賃を比較・検討してみてくださいね。
船で移動|フェリーでの那覇行きルート【福岡→鹿児島→那覇】
福岡~那覇間の移動には、『フェリー』という選択肢もあります。そのフェリーが出ているのは福岡近辺でなく鹿児島からのみです。そのため、福岡からフェリーで沖縄に行く際は一度鹿児島まで移動する必要があります。
電車+フェリーの移動時間
【福岡→鹿児島】
◆九州新幹線「さくら」で福岡の中心駅・博多駅と鹿児島中央駅間を移動→所要時間およそ1時間50分
◆途中第3セクター経由・JR在来線の場合→6時間半から7時間以上
◆高速バスの場合→4時間~5時間
【鹿児島→那覇】
◆フェリーで鹿児島~那覇間を移動→所要時間は約25時間
※2020年6月26日時点
※【マリックスライン】運航ダイヤ
各交通手段の時間を比較
飛行機 | 新幹線 | 在来線 | 熊本まで 新幹線つばめ +在来線 |
高速バス | フェリー | |
---|---|---|---|---|---|---|
直行便 | 約1時間40分 | – | – | – | – | – |
福岡-鹿児島 | 約55分 | 約1時間50分 | 約6時間半 ~7時間 |
約50分 +約4時間半 |
約5時間 | – |
鹿児島-那覇 | 約1時間半 | – | – | – | – | 約25時間 |
※2020年6月26日時点
電車+フェリーを利用した移動の場合、最短でも1日では到着しないということですね。
フェリーは毎日18時に鹿児島新港から出航、翌19時に那覇港に到着します。フェリーは1日1便ですので、乗り遅れにご注意くださいね。
〇フェリーの料金
鹿児島~那覇間のフェリーは2社が運航しており、日によって運航会社が異なります。料金はほとんど同じですが、選べる客室の等級が若干異なります。
鹿児島~那覇のフェリー料金
客室等級 | マルエーライン | マリックスライン |
---|---|---|
特等 | 37,200円 | 37,200円 |
1等 | 29,760円 | 29,760円 |
2等 | 14,880円 | 14,880円 |
寝台料金A | 6,280円 | 6,280円 |
寝台料金B | – | 2,080円 |
※2020年6月26日時点
※【マリックスライン】運航ダイヤ
寝台料金の運賃はとてもお得なため、「時間がかかってもいいからとにかく安く移動したい」方には、フェリーはよいかもしれません。
各交通手段の費用を比較
飛行機 | 新幹線 | 在来線 | 熊本まで 新幹線つばめ +在来線 |
高速バス | フェリー | |
---|---|---|---|---|---|---|
通常料金 | 20,130~31,730円 | 9,930~10,450円 | 6,370円 (普通・快速使用) |
9,570円 (つばめ指定席) |
5,000円(昼) 6,000円 |
14,880~37,200円 |
最安値 | 4,110円~ (ピーチ) |
7,710円~ (7日前予約) |
– | 6,650円~ (7日前予約) |
2,900円~(昼) | – |
5,030円~ (早期予約) ※スカイマーク |
||||||
フェリーとの合計金額 | – | 22,320~46,980円 | 20,980~42,900円 | 21,260~46,100円 | 17,500~42,530円 | – |
※2020年6月26日時点
フェリーを利用する際は、フェリーの運賃だけでなくフェリー乗り場までいくための運賃も必要です。
「フェリーに乗る」ということがひとつのイベントとならないときは、飛行機での移動がおすすめといえます。
福岡空港も那覇空港も立地がよくて便利
アジアの玄関としてつながりも深い福岡空港・那覇空港間は多くの直行便が運航されています。その数1日20便。およそ1時間に1本以上は運航されている計算になるのです。
しかもほかの大都市と異なり、福岡空港・那覇空港ともに市街地に近いことが特徴です。空港からのアクセスもよく、現地に到着次第、そのまま目的地へ向かうことができます。
〇どちらも直接1本の電車で市内中心部へ行ける
福岡空港は市営地下鉄が乗り入れるという珍しい駅です。地下鉄空港線は博多・天神エリア、歓楽街・中州などを東西に結びます。天神駅や博多駅からは260円、5~10分程度と、移動の負担も小さいです。
一方、那覇空港と那覇市中心部・首里城の間は沖縄都市モノレール(ゆいレール)が運行しています。
中心地に近い「県庁前駅」までは13分・260円、終点「朱里駅」までは27分・330円と、こちらも気軽に行きやすい立地です。都心近くに空港があり、かつ移動時間や費用を抑えることができます。
まとめ|福岡~那覇は飛行機を早めに予約して格安料金で!
福岡~那覇間の移動には、運賃・移動時間を考えると飛行機の利用がおすすめです。しかし、フェリーに乗ることが楽しみのひとつとなるときは、船での移動もよいでしょう。
飛行機で移動する際は、早めに予約するとお得な価格で搭乗可能です。ソラハピでは「チケットの最安値検索」ができますので、複数の航空会社の運賃を手早く知りたいときにぜひご活用ください。
(当記事は2021年6月7日に加筆・修正しています)
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