- 飛行機の乗り方
2023.07.04
クラスJって何?1,000円でいつもより快適に旅ができるってほんと?
エコノミークラスはどうしても座席が狭かったり、隣や後ろの人に気を遣ったりと、ちょっと窮屈に感じてしまうことってありませんか?でもだからと言って、ファーストクラスを利用するのは料金的になかなか難しいものです。
そんな時におすすめなのが、JALの「クラスJ」です。いつもよりも快適な旅を実現するために、クラスJについてご紹介します。
クラスJとは
「クラスJ」はJALの国内線に設定されている、エコノミークラスとファーストクラスの中間のクラスの座席です。このクラスJを利用することでエコノミークラスと比べ、ゆったりとくつろげる快適な座席や、質のいいサービスを受けることができます。
ただしクラスJの座席数は普通席の1/6~1/3と席数が少ないです。早めに予約をしないと利用できないこともあります。クラスJの利用をお考えなら、早めに予約するのがオススメです。
クラスJを利用するには
ファーストクラスは、普通料金プラス8,000円と、料金が高くて、なかなか手が出ないという人が多いと思います。しかし、クラスJはエコノミークラスの運賃に1,000円追加するだけで利用することができます。国内線のすべての路線で一律1,000円となっており、どの航空券でも利用できます。
クラスJ料金は、「クラスJ料金を別に支払う」を選択することで、出発当日に自動チェックイン機で発券することができます。出張などで飛行機を利用する際、航空券は会社で清算、ポケットマネーでクラスJにアップグレードすることも可能ですね。
また国内クラスJクーポンを利用してアップグレードすることもできます。国内クラスJクーポンは、3,000マイルで2区間と交換することができます。マイルの使い道に困っているという人は、クラスJクーポンを利用していつもより快適な飛行機の旅をしてみてはいかがでしょうか?
クラスJのシート
クラスJのシートはすべて本革です。同じ体勢で座っていいても疲れないように設計されているので、長時間のフライトでも快適です。
さらに座席は2列で構成されているので、両側に人がいて窮屈な思いをすることもありません。
シート幅がエコノミークラスよりも3cm広い平均47㎝です。そのため体の大きな方でもゆったりとくつろぐことができます。
座席の間隔もエコノミークラスより18㎝広く、平均97㎝となっています。思い切り足を伸ばしたり、リクライニングを使っても窮屈に感じません。座席にはパソコンが載せられる大型のテーブルやジャケットフックもあります。ヘッドレストやフッドレストもあるので、とても快適ですよ。
リクライニングもエコノミークラスとは違います。エコノミークラスの場合、リクライニングは後ろの人の迷惑になるかもと考えるとなかなか利用しにくいですよね。
一方でクラスJのリクライニングは後ろに倒れるのと同時に、座席が前へスライドします。座席を最大に倒しても後ろの座席に迷惑をかける心配はいりません。またひじ掛けも大きいので、隣席の人とひじ掛けの取り合いにならず、気兼ねなく使えますよ。
クラスJ のドリンク
クラスJはドリンクもこだわっています。以下に提供されるドリンクをご紹介します。
・JAL CAFÉ LINES
日本が誇るコーヒーの匠川島良彰氏の協力のもと、機内で楽しめるように考えられたコーヒーを飲むことができます。レインフォレスト・アイランス認証農園のコーヒー豆を100%使用したコーヒーです。コーヒー好きにはたまりませんね。
・デルモンテ 天空のトマト
甘さと香りが特徴的な、アンデスのマチュピチュ近郊で発見された野生種をもとに開発された「インカレッド」というトマトを使用したトマトジュースです。
・前田文男氏オリジナルの煎茶
「全国茶審査技術競技大会」で、当時の規定最高位である九段を超える成績を修めた前田氏のオリジナルブレンドの煎茶を楽しめます。
ドリンクのゴミを回収しに来るときは、「おかわりはいかがですか?」と聞いてくれるので、おいしいドリンクをしっかり楽しむことができますよ。
またもし寝ているときは声をかけられません。起きてからドリンクが欲しくなったら、客室乗務員に声をかけると持ってきてくれます。
マイル特典
クラスJを利用すると通常のフライトマイルはもちろん、区間マイルの10%が加算されます。クラスJの利用に追加で1,000円を支払いますが、長距離の国内線を利用すれば、それと同等の価値のマイルを獲得できるかもしれませんね。
ただしパッケージツアーなどに適応される運賃の中で、「包括旅行割引運賃」や「団体割引運賃」、「代理店割引運賃」などを利用する場合、マイルは加算されません。
まとめ
クラスJは航空券の料金に1,000円プラスするだけで手軽に利用することができます。どの路線でも料金は変わらず、1,000円エコノミークラスよりも1つ上のサービスが受けられます。
ちょっと贅沢したいときや、エコノミークラスでの旅は少し窮屈と感じている方は、一度利用してみてはいかがでしょう。
ちなみに国内線のJALの利用をお考えなら、当サイト【ソラハピ】のチケット検索ページをぜひチェックしてみてください。追加料金を支払っても余りあるお得なJALの航空券を見つけることができますよ。
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