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2023.07.04

北海道~山形間を飛行機で料金安く短時間で移動する方法|移動経路・新幹線との比較・格安航空券の予約方法

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北海道~山形間の移動は、2017年より運航が開始された飛行機の利用がおすすめです。また、新幹線を利用するという手もあります。ただし、料金・移動時間という2つの面から見てもやはり飛行機の利用がおすすめです。さらに、飛行機を利用して北海道~山形間を移動する方法は、実は1つではありません

そこでこの記事では、北海道~山形間を飛行機を利用して移動する方法、また新幹線を利用して移動する方法もあわせて紹介していきます。この記事を読んで、ベストな移動方法を選べるようにしましょう。

1.飛行機で移動する方法は複数|最安値を探すならソラハピ

北海道~山形間を飛行機で移動する場合、それぞれの料金や移動時間、また詳しい移動方法などは後述で紹介しますが、大きく3つのパターンがあります。それが、以下の通りです。

【新千歳空港~山形空港】
・直行便
【新千歳空港~仙台空港~山形駅】
・仙台経由ルート/仙台空港~山形間は電車
【新千歳空港~羽田空港~庄内空港】
・東京経由ルート/飛行機のみを利用した方法

なお、いずれの移動方法においても航空会社を複数のなかから選ぶことになります。しかし、まずはそもそもそれぞれの区間をどの航空会社が運航しているのかを調べなければいけません。また、そのなかでもできるだけ安く移動したいですよね。そのため、それぞれの航空会社で運賃比較をすることが非常に大切となります。

とはいえ、これらの作業を自分1人でおこなおうとすると手間・時間がかかることもあるでしょう。そんなときは、当サイトのソラハピの利用がおすすめです。ソラハピとは、国内主要航空会社の格安航空券を多く取り扱っている航空券販売サイト。

そんなソラハピでは、希望の路線と出発日を選択するだけで、運航している航空会社の航空券をまとめて検索することが可能です。さらに、料金の安い順に自動でリストアップしてくれる機能もあるため、航空会社ごとに運賃比較をする必要もないのです。

また、気に入った航空券はそのまま予約・購入することも可能となっています。北海道~山形間を飛行機で安く移動したいという方は、ぜひソラハピを利用してみてくださいね!

なお、ソラハピでの航空券検索から予約・購入の流れは以下のように非常に簡単なものとなっています。

【ソラハピでの航空券検索~予約・購入の流れ】
1.出発地・到着地・出発日を選択
2.希望航空券の選択と必要情報の入力
3.予約確定後、支払い
4.予約番号/確認番号の発行

予約確定後の購入手続きの案内や、支払確認後の予約番号/確認番号の発行などの連絡は、ソラハピからメールをお送りするという形でおこないます。なお、予約番号/確認番号は搭乗当日に必要となるため大切に保管するようにしてくださいね。

2.北海道~山形空港間のフライトは新千歳が利用可能!

広い北海道では札幌丘珠や函館・釧路・旭川・女満別など道内には数多くの空港が設置されています。そのなかでも東京・大阪・福岡などからの玄関となっているのが北海道最大の空港、新千歳です。山形間との直行便も、この新千歳空港との間を約1時間10分~15分という短い運航時間で結んでいます。

・1日1便直行便が運航

山形空港との直行便は、1日1往復となっています。山形空港から飛んできた飛行機が新千歳空港に着陸し、また戻っていくという形です。

運航するのは静岡空港・県営名古屋空港(小牧)に拠点を置くFDA(フジドリームエアラインズ)という地域航空会社で、JAL(日本航空)もコードシェア便として座席の販売をおこなっています。山形空港~新千歳間の運賃は次の通りです。

新千歳→山形 FDA JAL(コードシェア)
普通運賃 31,670円 32,770円
75日前運賃 13,600円~
45日前予約 10,670円~ 14,370円~
28日前予約 15,100円~
7日前予約 12,670円~
3日前予約 19.300円~
前日予約 18,670円~

(2019年5月2日調査の最安値。新千歳空港施設使用料・燃油サーチャージ込み)

普通運賃は3万円ほどと少し高めですが、搭乗日の〇日前予約と予約期限が定められているプランを予約すれば半額以下で買えることも。ただし、購入後の予約変更が効かないので、旅程が確定次第すぐに購入することをおすすめします。

・山形市街へは連絡バスを利用しよう

山形空港は、山形市中心部から北へおよそ18km離れた東根市に位置します。滑走路を挟んで奥羽本線(山形新幹線)が通っているものの駅までの交通手段はなく、空港連絡バスを使うのが一般的です。

料金は980円で、飛行機の発着ダイヤに合わせて運行されており、35分ほどで山形駅へと到着します。

3.山形新幹線は遠回り!?仙台経由がじつは便利!

一方、北海道から山形まで新幹線で移動しようと思う方も多いでしょう。このとき気を付けてほしいのが、山形新幹線は使わない、ことです。

・山形新幹線の起点は福島駅。東京からなら乗るべきだけど…

山形新幹線は山形県の南・福島駅から山形県の3盆地を南北に結び、県北部の新庄駅が終点です。そのため、北海道側から東北新幹線を使うと一度南下して戻っていく形に。

加えて新幹線といわれていますが、そもそも山形新幹線は東北新幹線と直通するミニ新幹線。既存の奥羽本線を改良し、新幹線と同じ線路幅で運行できるようにしたものです。そのため、時速130kmまでしか速度を出せずあくまで在来線特急となります。

東北の中心都市・仙台から山形へはほぼ東西を貫くように仙山線が走っており、仙台~山形間の直通電車も運行されています。そのため、わざわざ遠回りするより仙台で在来線に乗り換えるべきといえるでしょう。

そこでここでは、そんな札幌駅から山形駅までの運賃とルート・時間をご紹介します。

【札幌~山形間】
・運賃:11,660円

【札幌駅~新函館北斗駅(JR函館本線~千歳線・特急スーパー北斗)】
・所要時間:約3時間30分
・座席価格:【自由席】1,290円 【指定席】1,550円 【グリーン席】5,400円

【新函館北斗駅~仙台駅(JR北海道新幹線)】
・所要時間:約2時間40分
・座席価格:【指定席】8,880円 【グリーン席】15,220円 【グランクラス】23,440円

【仙台駅~山形駅(JR仙山線)】
・所要時間:約1時間10分(快速列車の場合)
・運賃:【きっぷ】1,140円 【IC】1,144円
※札幌~山形のきっぷを一括で購入するケースが多いため、その場合はすでに前述の運賃に含まれています。そのため、この運賃は基本的に払わなくとも大丈夫です。

■合計運賃
21,830円(最安値)
■合計所要時間
8時間~9時間

※この所要時間は乗り換えなどの時間も想定していますが、空港の混み具合などによって変動することもあります。

・新幹線運賃をもっとお得に!

新幹線の運賃は、工夫次第でより安くすることができます。

・・往復割引

往復割引はその名の通り、往復券を購入することで値引きを受けることができる、という仕組みです。またこの割引は、片道601km離れている区間に限り適用されます。札幌~山形間はそれ以上に離れているため、問題なく利用することが可能です。

適用後の金額は、往復41,320円(片道20,660円)と少々お得になるため、新幹線ご利用の方はぜひご利用ください。

・・えきねっとのトクだ値

また、えきねっとが販売しているトクだ値というチケットを購入するという手もあります。このトクだ値にはさまざまな種類があり、お先にトクだ値やえきねっとトクだ値など、区間や値下げ幅に応じて変化します。

札幌~山形間においては、札幌~新函館北斗間・新函館北斗~山形間でそれぞれ発売されています。この区間でトクだ値割引を使えば、両区間ともに最大30%の割引が受けられるのです。

なお、この割引はえきねっと会員限定です。その安さゆえに非常に人気があり、発売されて間もなく完売してしまうことも多いため、興味のある方は早めに予約しておきましょう。

・北海道新幹線が延伸するまではそもそも…

北海道新幹線は2019年現在、本州からは函館(新函館北斗駅)までしか開通していません。そのため、札幌から本州などに出向く際に新幹線を使用するとなると、約200kmある札幌~函館間がネックとなり、合計8時間以上とかなりの時間がかかってしまうのです。

北海道新幹線は2030年をめどに札幌駅まで延伸するという計画で工事が進んでいますが、それもまだ先の話。今の段階では運賃や所要時間をかんがみても、決して利便性が高いとはいいにくいでしょう。

4.格安かつ時間も大差ナシ!空路も仙台経由がおすすめな理由

ちなみに空路を使う場合でも、仙台経由でいった方がお得になる場合があります。なぜなら、新千歳~仙台間はJAL以外にも、PeachなどのLCC(格安航空会社)がフライトしているからなのです。

Peachの場合は、当日(2019年5月9日現在)の基本運賃(バリューピーチ)でも6,490円と格安。節約重視のシンプルピーチというプランであれば、さらに安い価格で航空券を取ることができます。

また、仙台から山形までもJRで1時間強、運賃も1,140円とそれほどの負担にはなりません。むしろ山形空港→山形市街へもバスで約35分、料金は980円かかるため、空港から山形中心へのアクセスの負担はそれほどかわらないのです。

もちろんLCCである分、ANAやJALなどの大手航空会社と比較すればサービス面などは見劣りすることもあるかもしれません。それでも、できるだけ安くいきたい!という場合は、このルートを選んでみるのもひとつの手といえるでしょう。

5.日本海沿岸へは庄内空港から?いき方教えます

山形県の県庁所在地である山形市は、県内のかなり東より内陸部に位置します。この山形市に向かう方も多いですが、なかには山形県の日本海側にいきたい、という方もいるでしょう。

日本海側には鶴岡市や酒田市などの市街地はもちろん、加茂水族館や歴史的な史跡など観光名所が目白押しです。そんな山形県の日本海側にいきたいのであれば、山形のもうひとつの空港である庄内空港へアクセスする方法もあります。

・羽田便しか運航されていない庄内空港

新千歳空港から庄内空港への直通便は、2019年5月9日現在運航していません。そもそも、この庄内空港は羽田空港からしか行き来することのできない空港なのです。

そのため、庄内空港へ向かおうと思った場合は一度、新千歳空港から羽田空港へフライトし、そこから乗り継いで庄内空港へ向かう必要があります。

・山形空港から移動した場合はどれくらいかかる?

上記を見ると、時間がかかりそう……、と少々しり込みしてしまいそうな新千歳空港~羽田空港~庄内空港ルート。しかし、このルートの時間と新千歳空港~山形空港~庄内空港ルートの時間は、それほどかわらないのです。ここでは、庄内空港のある酒田市の主要駅、酒田駅までのアクセスを比較していきます。

【新千歳→山形→庄内(酒田)ルート】
・新千歳空港~山形空港:約1時間10分
・山形空港~山形駅(バス):約35分
・山形駅~酒田駅(電車):約2時間30分~3時間(最速)

【合計】
約4時間15分~45分(最速)
※各交通機関の乗り換え・手続きの時間も含めると平均5時間程度です。
※乗り換え時間は飛行機の便によって、大きく差があります。

【新千歳→羽田→庄内(酒田)ルート】
・新千歳空港~羽田空港:約1時間40分
・羽田空港~庄内空港:約1時間
・庄内空港~酒田駅(バス):約35分

【合計】
約3時間15分(最速)
※乗り換え・手続きなどの時間含めると、平均約4時間~5時間です。
※乗り換え時間は飛行機の便によって、大きく差があります。

このように、単純に時間だけでいえば同じか、むしろ早い計算になります。釧路や女満別空港など、北海道東部からはむしろ羽田との直行便のほうが利用しやすいかもしれません。

・羽田経由で乗り継いだ際の値段は?

ここでは、羽田経由の運賃を紹介していきます。乗り継ぎで山形へ向かった場合、いったいどの程度の料金となるのでしょうか。

新千歳空港から羽田空港へはさまざまな航空会社がフライトしていますが、なかでもおすすめなのはAIR DO(エアドゥ)からANA(全日本空輸)に乗り継ぐ方法です。この2社は乗り換えの際、荷物を積みかえたりする必要がないため、乗り換えもスムーズにいくでしょう。

AIR DO→ANA 新千歳空港~羽田空港 羽田~庄内
片道普通運賃 29,560円~ 21,190円~
1日前予約 16,860円~ 17,490円~
3日前予約 14,260円~
21日前予約 13,360円~ 9,590円~
28日前予約 12,160円~ 9,390円~

45日前予約 11,760円~ 8,690円~
55日前予約 11,260円~ 8,490円~
75日前予約 9,860円~ 8,290円~

(運賃は2019年5月9日現在の繁忙期以外である2019年10月5日で計算したものです。新千歳空港・羽田空港の旅客施設使用料込。なお、この運賃はシーズンなどによって変動するため、購入時は公式の運賃を一度確認するようにしてください。)

このように、最安値(18,150円)であれば前述した札幌~山形への最安値(13,600円~)との差は5,000円程度になります。また、山形空港から酒田駅まではバスで890円、電車で最安2,270円かかるのに対し、庄内空港から酒田駅までは空港バスで840円です。前述の所要時間なども踏まえると、ふたつのルートの負担や費用に大きな差はありません。

どちらのルートもおすすめですが、飛行機乗り継ぎルートは乗り換えが少ない、というメリットがあります。負担を減らしたい方は、こちらのルートを選んでみてもよいでしょう。

なお、2019年8月1日より、ジェットスターが成田空港~庄内空港間の路線を就航させました。さらにジェットスターはすでに新千歳空港~成田空港間の路線を運航しているため、非常にお得な移動が可能です。ジェットスターを利用した場合の新千歳空港~成田空港~庄内空港の運賃は以下のようになります。

ジェットスター→ジェットスター 新千歳空港~成田空港 成田空港~庄内空港
最安値運賃 5,050円~ 3,380円~

(2019年11月7日調べの2019年11月中のStarterプランの最安値運賃です。空港施設使用料・諸税込み。運賃は変動することがあるため、利用する際は注意してください。)

なお、ジェットスターはLCC(格安航空会社)です。そのため、さまざまな条件などに制約はあります。それでも、できるだけ費用を抑えたい、という方はこちらの料金等もチェックしてみるとよいでしょう。

6.まとめ

北海道~山形間を早く、そしてお得に移動したいのであれば、飛行機の早期予約がおすすめです。普通運賃でやや高額な飛行機も、早めに予約すれば新幹線よりもかなりお得になります。これから予定を立てる方や、数日~数か月後に移動を計画している方は、ぜひ利用してみてくださいね。

また、北海道は札幌から山形県まで飛行機で移動するルートにはさまざまなものがありました。さらに、それらなかには複数の航空会社を利用するパターンのものもありましたね。そのため、お得に移動したいという場合は、航空会社ごとに運賃比較することは必須です。なお、この運賃比較をおこなうという作業は、そもそも運航している航空会社を調べる必要もあり、なかなかに面倒でしょう。そんなときは、それらの作業をまとめておこなうことができるソラハピをぜひ利用してみてくださいね!

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