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日ごろから携帯電話・デジタルカメラ・タブレット端末といった電化製品を使っているという方は多いと思います。そのため飛行機を利用しての出張や旅行に出かける際も、日ごろから愛用している電化製品を持っていきたいと考えるのではないでしょうか？

しかしこれらの電化製品は充電がなくなった場合、コンセントから電源をとる必要があります。そんなとき、飛行機の中にコンセントがあれば便利ですよね。そこで今回は、国内線の飛行機におけるコンセントをテーマに、主な航空会社ごとのコンセント事情をわかりやすく解説していきます。

ANAの場合

まずはANAの飛行機について、コンセント事情をみていきましょう。
　

【ANA国内線・コンセント付きのクラス】

（1）プレミアムクラス
ANAプレミアムクラスを利用する場合、一部の機材では座席にパソコン電源・USBポート・パーソナルライトなどが装備されています。

（2）エコノミークラス
少し前までエコノミークラスの座席には、一切電源が装備されていませんでした。しかし現在では国内線エコノミークラス普通席の新シートが登場し、一部のエアバスA321機材には「全席」にユニバーサルタイプのパソコン電源と、USBポートが完備されています。

【ANA国内線・コンセント使用上の注意】

飛行機の電波に対する耐性の関係で、利用する飛行機ごとに電子機器の使用制限が設けられています。こうした制限は「作動時に通信用の電波を発信する状態にあるもの」にかけられます。そのため、携帯電話は機内モードに設定したうえで充電するなどの注意が必要です。

JALの場合

次に、JALの飛行機におけるコンセント事情はどうでしょうか？

【JAL国内線・コンセント付きのクラス】

（1）ファーストクラス
JALのファーストクラスを利用する場合、スマートフォン・タブレット端末を充電することができる「モバイルバッテリー」が完備されていますので、持参したUSBケーブルを用いて利用することが可能です。

なお、その他の機材のクラスJ・普通席には充電設備はありません。

（2）全クラス（エンブラエル190のみ）
2016年5月から就航を開始した「エンブラエル190」の飛行機に限っては、利用する座席クラスにかかわらず、全席アクセス可能なユニバーサルパソコン電源が完備されています。

【JAL国内線・コンセント使用上の注意】

飛行機の電波に対する耐性の関係で、利用する飛行機ごとに電子機器の使用制限が設けられています。こうした制限は「作動時に通信用の電波を発信する状態にあるもの」にかけられます。そのため、携帯電話は機内モードに設定したうえで充電するなどの注意が必要です。

LCCの場合

次に、LCCの飛行機におけるコンセント事情もみていきましょう。

【スカイマーク・国内線】

一部未設置の飛行機を除き、各座席の下にコンセントが完備されているため、自由に利用することができます。なお、離発着時の利用は安全確保の観点から不可となっているので、機内アナウンスの指示に従いましょう。

【スターフライヤー・国内線】

利用するクラスにかかわらず、座席のひざ裏付近にコンセントとUSBポートが完備されています。そのため携帯電話・ノートパソコンを充電することができます。さらに携帯用充電器も用意されています。

【ジェットスター・国内線】

ビジネスクラスのシートには電源が完備されています。そのためフライト中もノートパソコンや音楽プレイヤーを使用することができます。

このように飛行機の機内におけるコンセント事情は、各航空会社によって異なります。そのためコンセントがない飛行機に搭乗する場合は、充電がなくなる心配もあり多少の不便を感じるかもしれません。いずれにしても心配な場合は、あらかじめ航空会社のHPを確認したり、モバイルバッテリーを用紙するなどの対策をとることをおすすめします。

まとめ

今回は国内線の飛行機に焦点をあて、各航空会社のコンセント事情についてご紹介いたしましたが、いかがでしたか？ひと昔前までは「飛行機の座席に電源が欲しい」なんて、考えたこともないという人がほとんどだったのではないでしょうか？

しかし近年では携帯電話やタブレット端末を持ち歩く人が増えました。こうした需要の高まりに応える形で、利用するクラスにかかわらず座席にコンセントを完備する航空会社が増えているようです。とはいえ利用する飛行機によって状況は異なりますので、あらかじめ各航空会社のHPを確認しておくとよいでしょう。

もしも飛行機を利用しての旅行や出張などをご検討中でしたら、ぜひ一度【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください。きっとお得な航空券を見つけることができますよ！