- 飛行機の乗り方
2023.07.04
初めての人もこれで安心!飛行機の搭乗手続きを航空会社別に解説!
日ごろから「時間ができれば旅行をしている」という方でも、飛行機はあまり利用したことがないというケースは意外と多いのではないでしょうか?中には「一度も飛行機に乗ったことがない」という方もいらっしゃると思います。
飛行機を利用する場合は、あらかじめ搭乗手続きをおこなう必要があり、荷物の持ち込みにも制限があるなど、いくつかのルールがあります。こうした内容を知っておかなければ、当日になってから「飛行機の乗り方がわからない!」と、慌てることになるかもしれません。
そこで今回は、国内線の飛行機に的をしぼり、航空会社ごとに異なる搭乗手続きの流れを解説していきたいと思います。搭乗の流れを知れば不安が解消され、飛行機を身近な乗り物として感じられるかもしれません。興味のある方は、ぜひ参考になさってください。
飛行機の搭乗手続きの流れ
まず、飛行機を利用する際の搭乗手続きではどのようなことをするのでしょうか?実は飛行機の搭乗手続きには「オンラインでの搭乗手続き」と「空港での搭乗手続き」の2つの方法があります。
【オンラインでの搭乗手続きとは】
「オンラインでの搭乗手続き」は、あらかじめWEB上で航空券の「予約・購入・座席指定」をおこなうことができるサービスで、事前に搭乗手続きを完了させることができる仕組みです。
これにより出発当日の搭乗手続きが省略されるため、空港に到着したらすぐに預け荷物や手荷物の検査を受けることができます。ここでは「空港での搭乗手続き」について、おおまかな流れをみておきましょう。
【空港での搭乗手続きとは】
飛行機の搭乗手続きは、しばしば「チェックイン」という言い方がされます。搭乗手続きは主に「搭乗券」を発行するための手続きです。搭乗券には「搭乗時刻・搭乗口・座席の記号番号」などが記載されています。
また、搭乗手続きには「締め切り時刻」が設定されています。この締め切り時刻までに搭乗手続きを完了させることができなければ「予約はしてあるけど、飛行機には乗らない」とみなされて、予約が取り消されてしまうため注意が必要です。
ちなみに搭乗手続きの締め切り時刻は、各航空会社によって異なります。一般的な目安としては、出発時刻の20~30分前が締め切り時刻であることが多いのですが、あらかじめご自分が利用する航空会社の締め切り時刻を確認しておくことをおすすめします。
【空港での搭乗手続きの流れ】
(1)空港に到着します
(2)搭乗する航空会社の「チェックインカウンター」へ行きます
※チェックインカウンターには有人受付・無人受付(自動チェックイン機)の2種類があります。特にLCC(ローコストキャリア)のチェックインカウンターは小さく、空港の端に位置していることが多く、たどり着くまでに時間がかかる可能性がありますので、空港には余裕をもって到着するようにしましょう。
(3)有人受付の場合:航空会社のスタッフの案内に従い、航空券を提示します。なお、支払いが完了していない場合はここで支払います。
(4)無人受付の場合:自動チェックイン機に「確認番号・予約番号」を入力するか、もしくは「eチケットのQRコード」を読み取るという方法で受付を済ませます。なお、支払いが完了していない場合はここで支払います。
(5)予約確認後、座席指定を行います(手続き時に空席の座席の中から希望する座席を指定)
(6)搭乗券が発行されます
搭乗手続きの主な流れは以上です。搭乗手続きに要する時間は5分程度と短いです。しかし行楽シーズンなどでチェックインカウンターが混雑しているような場合は長蛇の列ができ、待ち時間がかかることがあります。そのため空港に到着したら、まずは搭乗手続きを済ませるようにしましょう。
LCCの搭乗手続き
つづいてLCCの搭乗手続きを見ていきましょう。ここでは国内最大級のネットワークを誇るLCC「ジェットスター」を例に国内線の搭乗手続きをご紹介いたします。
【オンラインでの搭乗手続きが利用できるケース】
・往路便の出発日~復路便の出発日までの日数が7日以内の往復便
なお、日本の国内線におけるオンラインチェックイン時間は出発予定時刻の48時間前~1時間前までです。
【オンラインでの搭乗手続きが利用できないケース】
・幼児や特別介助を必要とする場合
(車いすを利用・追加の座席が必要・視覚や聴覚に障がいがある場合)
・代金の支払いが完了していない場合
・非常口列座席のエクストラ・レッグルーム・シートを予約している場合
・グループ予約の場合
【空港での搭乗手続き・国内線】
(1)カウンターチェックイン・受託手荷物受付開始(出発の2時間前)
(2)出発時刻の30分前にカウンターチェックイン・受託手荷物受付締め切り
(3)出発時刻の25分前に搭乗ゲートへ移動
(4)出発時刻の15分前に搭乗締め切り
※空港ターミナルビルの営業時間によって、チェックイン開始時刻が上記の時刻とは異なるケースがあります。あらかじめ日本国内線のターミナルビルの営業時間をご確認ください。
JALの『タッチ&ゴーサービス』
JALの「タッチ&ゴーサービス」は、空港でチェックインをせずに保安検査場へ直行することができる便利なサービスです。その流れを見ていきましょう。
(1)搭乗前の準備(予約・購入・座席指定)をおこないます
(2)預け荷物がある場合は、まず手荷物カウンターに荷物を預けます
(3)荷物を預けてから、空港の保安検査場へ直行します
(4)ICカード・おサイフケータイ・二次元バーコードを保安検査場の端末機にタッチします
(5)「ご搭乗案内」の用紙を受け取ります(搭乗便名・座席番号・搭乗口記載)
(6)保安検査場の端末機にタッチしたものと同じものを搭乗口の端末機にかざします
(7)搭乗口で改札機を通過します
ANAの『スキップサービス』
最後にANAの「スキップサービス」について、見ていきましょう。「スキップサービス」も、空港でチェックインをせずに保安検査場へ直行することができる便利なサービスです。
(1)搭乗前の準備(予約・購入・座席指定)をおこないます
(2)預け荷物がある場合は、出発時刻の20分前までに手荷物カウンターに荷物を預けます
(3)荷物を預けてから、空港の保安検査場へ直行します(出発の15分前までに保安検査場を通過しなければ、予約済みの場合でも搭乗できなくなる可能性があります)
(4)ANAマイレージクラブEdyカード・IC(楽天Edy・Suica)機能付きANAカード・おサイフケータイ・二次元バーコードなど、いずれも本人名義のもので保安検査場の端末機にタッチする
(5)「保安検査証」の用紙を受け取ります(保安検査証は目的地まで大切に保管します)
(6)保安検査場の端末機にタッチしたものと同じものを搭乗口の端末機にかざします
(7)搭乗口で改札機を通過します(出発時刻の10分前までに)
まとめ
今回は国内線の飛行機に的をしぼり、航空会社ごとに異なる搭乗手続きの流れを解説してきました。搭乗手続きには「オンラインでの搭乗手続き」と「空港での搭乗手続き」の2種類がありますので、ご自身がやりやすいと感じる方法を選んでいただければ大丈夫です。
こうした手続きに不慣れな場合は「手続きが難しそう」とか「面倒くさそうだな」と感じて飛行機の利用を断念するケースもあると思います。しかし飛行機の搭乗手続きやルールは、あらかじめ航空会社のHPなどを確認しておけば誰でも簡単に対応できるはずです。
「こういう場合はどうなのかな?」という疑問をしっかりと解決していけば不安が解消され、飛行機を身近な乗り物として感じられるかもしれません。飛行機は陸路や海路に比べ、移動時間を大幅に短縮することができる便利な乗り物です。
さらに飛行機を利用する場合は、早めに予約することで航空券をかなりお得に購入することができます。これを機に飛行機を利用して遠くへ出かけてみられてはいかがでしょうか?
もしも飛行機の利用をお考えでしたら、ぜひ一度【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください。きっとお得な航空券を見つけることができますよ!
掲載情報は投稿日時点のものです。 掲載情報は各業者の公式サイトなどの公開情報を独自に収集したものであり、弊社独自の観点によるものです。 実際のサービス内容を保証するものではありません。 各サービス内容は様々な条件によって変更される場合があります。 実際の利用時は必ず各業者に詳細をご確認ください。