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大手航空会社、LCCともに様々な運賃プランが用意されています。一方でいつも利用している航空会社の割引運賃については知っていても、他の航空会社のプランについてはあまりよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

今回は各航空会社の早割についてまとめてみました。自分に合った運賃プランや、いつも利用していた運賃プランよりお得なものが見つかるかも知れませんよ！

大手航空会社のお得な料金プランを比較

JALやANAは普通運賃の他に、早期予約・購入で航空券を安く購入できる割引があります。

JALの運賃プラン

JALには予約・購入の時期によって料金がお得になる「先得」と「特便割引」があります。両方とも予約・購入する時期が早ければ早いほどお得になります。

まず先得から見ていくと、「ウルトラ先得」「スーパー先得」「先得割引タイプB」「先得割引タイプA」の4種類があります。

ただし先得では、予約開始前の便を出発便と同時に予約できる「お帰り確約サービス」の利用ができません。また、予約変更ができないため、予定が変更になりそうな場合は注意が必要です。購入期限はいずれの先得も予約日を含めた3日前までになります。

ちなみに空港でチェックインをせずに保安検査場へ直行できる「タッチ＆ゴー」の利用は可能です。

特便割引には「特便割引21」「特便割引1」「特便割引3」「特便割引7」があります。
急な旅でも航空券を安く購入できる運賃プランです。

特便割引ではお帰り確約サービスを利用することができます。受け付けは電話のみです。
先得と同様、予約の変更はできません。また、購入期限についても先得と同様、予約日を含めた3日以内です。

先得や特便割引以外に「乗継割引」という年齢に応じた割引などもあります。

ANAの運賃プラン

ANAも「旅割」「特割」という運賃割引プランがあります。予約・購入の期間はJALとほぼ同じです。

旅割には「旅割75」「旅割55」「旅割45」「旅割28」「旅割21」があります。

旅割の支払期限はどれも予約日を含めた2日以内です。JALの先得よりも1日短くなっています。また旅割の予約変更はできません。キャンセルした場合のキャンセル料は出発日に近づくほど高くなります。キャンセルする場合はなるべく早く連絡しましょう。

特割は急な旅でも安く航空券を購入できる運賃プランです。「特割3」「特割1」の2種類があります。

特割は旅割と違い、支払期限が予約日を含めた3日以内となっています。予約の変更はできません。

ANAでも「乗継割引」や、年齢に応じて割引される運賃プランがあります。

LCCの運賃割引プランを比較

LCCでは早期予約・購入割引を行っているかどうかは航空会社によって異なります。

JALやANAのような早期購入割引を行っている航空会社はエア・ドゥ、スターフライヤー、ソラシドエアの3社です。また予約期間が60日のタイプがあったりと若干違いがあります。

どの航空会社でも早割での予約変更はできません。支払期限は予約日を含めた4日以内となっています。

また、エア・ドゥ、スターフライヤー、ソラシドエアには搭乗日の直前でもお得になる運賃プランもあります。

エア・ドゥ

・DOバリュー3(搭乗日の3日前までに予約購入)
・DOバリュー1(搭乗日の前日までに予約購入)

スターフライヤー

・STAR7(搭乗日の7日前までに予約購入)
・STAR3(搭乗日の3日前までに予約購入)
・STAR1A/B(搭乗日の前日までに予約購入)

ソラシドエア

・特売り7日前(搭乗日の7日前までに予約購入)
・特売り3日前搭乗日の3日前までに予約購入)

いずれの運賃プランも、予約変更はできません。また予約日を含めた4日以内で搭乗日の前日までが支払期限となっています。

スカイマーク

スカイマークには「前割」「いま得」という運賃プランがあります。

・前割3(搭乗日の3日前までの予約購入)
・前割1(搭乗日の1日前までの予約購入)
前割は予約変更が可能な運賃プランです。

・いま得(搭乗日前日までの予約購入)
空席状況に応じて運賃が変動します。予約変更はできません。

フジドリームエアラインズ

フジドリームエアラインズでは「45割」「ひょいとe割」「ドリーム割」「フレックスドリーム」という運賃プランがあります。

支払期限はどれも予約日を含めた3日以内で、搭乗日の前日までとなっています。

ピーチ

ピーチは、下記の3つの運賃プランがあります。

・シンプルピーチ
一番安いプランです。受託手荷物、座席指定が有料です。予約変更をした場合手数料がかかります。

・バリューピーチ
受託手荷物が1個目無料、プレジャーシート・スタンダードシートの座席指定が無料です。予約変更手数料も無料となっています。

・プライムピーチ
受託手荷物が2個無料です。プレジャーシート・スタンダードシート・スマートシートの座席指定が無料で行えます。予約変更手数料も無料です。

バニラエア

バニラエアには「わくわくバニラ」「シンプルバニラ」「コミコミバニラ」の3つの7運賃タイプがあります。

・わくわくバニラ
バニラエアの中で最も安いプランです。期間限定で販売されています。
受託手荷物、座席指定が有料です。予約変更、払い戻しができません。

・シンプルバニラ
受託手荷物、座席指定が有料です。予約変更は手数料がかかりますが、可能です。
払い戻しはできません。

・コミコミバニラ
受託手荷物が無料です。スタンダードシートであれば座席指定も無料でおこなえます。
便の変更、払い戻しは手数料がかかりますが可能です。

ジェットスター

ジェットスターの運賃プランには「Starter」「Starter Plus」「Starter Max」があります。

・Starter
基本の運賃です。受託手荷物、座席指定が有料です。予約変更は可能ですが、手数料がかかります。払い戻しはできません。

・Starter Plus
基本運賃にオプションセット「ちゃっかりPlus」をつけたものです。受託手荷物は20㎏までです。スタンダードシートの指定が可能です。予約変更は可能ですが、払い戻しはできません。

・Starter Max
基本運賃にオプションセット「しっかりMax」をつけたものです。受託手荷物は30㎏までです。全てのシートの指定が可能です。予約変更可能、払い戻しは可能ですが手数料がかかります。

まとめ

どの航空会社も、基本的には予約・購入の時期が早ければ早いほど航空券を安く購入することができます。ただ、早割を利用すると予約変更ができない場合がほとんどです。
予定が定かでなかったり、もしかしたら搭乗できないかもしれないという人は直前の予約でもお得になるものや、予約変更可能な運賃プランもあります。

また、ピーチ・バニラエア・ジェットスターのように予約時期に関係なく、お得なプランを選ぶことができる航空会社もあるので、空席があればそちらを利用するのもいいでしょう。

最後に、航空券のお得な買い方としてこうした早割プランを利用する手もありますが、株主優待券を使った購入方法もあります。こちらの方法でもお得に航空券をゲットすることができますので、一度当サイトで株主優待券を使った格安航空券をチェックしてみてください。