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2023.07.04
岡谷市の観光情報!諏訪湖が一望できるものづくりのまちの名所とグルメ【計9選】
岡谷市は信州一大きな湖である諏訪湖に面した地域です。
諏訪湖周辺でジョギングやサイクリングをしたり、湖上で釣りを楽しんだりと自然を満喫することができます。
市内の高原に向かえば美しい諏訪湖を一望することもでき、リフレッシュしたい方にはピッタリの観光地です。
今回はそんな岡谷市の観光名所6選と絶品地元グルメ3選をお届けします!
ぜひお読みいただいて旅行計画に役立ててください。
1.岡谷市は自然と共生するものづくりのまち
岡谷市は長野県の中央部に位置するまちです。
諏訪湖の西岸に面し、西北には塩嶺王城県立公園、東には八ヶ岳連峰を望むことができ、市内には中部日本一のつつじの名所である鶴峯公園もあります。
豊かな自然に恵まれた同市ですが、ものづくりのまちとしても有名です。
明治から昭和初期までは製糸業、戦後からは時計やカメラなどの精密工業が中心産業となり「東洋のスイス」と呼ばれるようにもなりました。
現在ではこれまで培ってきた高度な精密加工技術を活かし、医療や航空、宇宙などの先進分野で高い評価を受け、ものづくりのまちとして今なお発展を続けています。
2.岡谷市のおすすめ観光スポット【6選】
当記事では岡谷市のおすすめ観光スポットとして、以下の6箇所をピックアップしました。
・諏訪湖
・鳥居平やまびこ公園
・やまびこスケートの森
・美肌の湯 ロマネット
・岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)
上から順番に詳しくご紹介します。
高ボッチ
写真提供:岡谷市観光協会
高ボッチとは、高ボッチ山(標高1665m)のなだらかな斜面に広がる高原です。
山頂からは360度見渡すことができ、北アルプスや南アルプスの山々、諏訪湖、富士山などの絶景が楽しめます。
また、レンゲツツジやハクサンフウロなどの高山植物が観察できる場所としても人気があり、自然を満喫したい方には特におすすめです!
夜には諏訪湖を中心とした美しい夜景も見られます。
車で行ける場所ですので、岡谷市に車でお越しの場合はぜひ立ち寄ってみてください!
※ただし、冬季は道路が閉鎖されています。高ボッチに行きたい場合は春~秋の季節に訪れましょう。
▼高ボッチ
住所 | 長野県岡谷市今井 |
諏訪湖
写真提供:岡谷市観光協会
諏訪湖は湖周15.9km、面積13.3k㎡の長野県で一番大きな湖です。
湖畔をジョギングしたり湖上で釣りをしたり、天気の良い日には富士山も望むことができ、地元の方の憩いの場となっています。
横河川河口付近は白鳥の飛来地としても有名で、毎年12月上旬~2月下旬頃には越冬するために多くの白鳥が諏訪湖に飛来します。
かつては数羽のみでしたが、日本野鳥の会の愛護活動により昭和49年から約50年間、白鳥が飛来する地になっています。
また、「御神渡り(おみわたり)」という諏訪湖独特の冬の自然現象もあります。
御神渡りとは湖が全面凍結し、氷の一部がせり上がって筋になる現象です。
「神様がお渡りになった跡」であると古くから言い伝えられており、その風景は一見の価値ありです!
残念ながら必ず見られるとは限りませんが、冬に岡谷市を訪れた際は見に行ってみてください。
▼諏訪湖
住所 | 岡谷市、諏訪市、下諏訪町にまたがる。 |
鳥居平やまびこ公園
鳥居平やまびこ公園は標高1000mに位置する自然豊かな公園です。
子供も大人も楽しめる様々なアクティビティが用意されており、ご家族やご友人との旅行にピッタリのスポットです。
ジャンボすべり台やソリに乗って林の中をすべるサマーボブスレー、いろんな動きをするユニークな形のおもしろ自転車、バッテリーカーなどはお子様に大人気!
大人向けの遊びとしてはマレットゴルフやディスクゴルフ、サイクリングなどがあります。
他にもテニスコートやスポーツ広場、バーベキュー場、ドッグランなど設備がとても充実しています。
また、特におすすめの園内施設としては「プリンス&スカイラインミュウジアム」です。
自動車メーカー日産の車種であるスカイラインの博物館となっており、館内には歴代の名車の数々がずらりと並んでいます!
▼鳥居平やまびこ公園
住所 | 長野県岡谷市内山4769-14 |
開園時間 | 9:30~17:00 |
休園日 | 火曜日 ※令和4年11月7日(月)~令和5年4月15日(土)は冬期閉園中 |
お問合せ先 | 0266-22-6313(やまびこ公園管理事務所) |
HP | https://yamabiko.okaya-park.com/ |
やまびこスケートの森
やまびこスケートの森は、スケートリンクやログコテージ、レストランなどがある施設です。
こちらのスケートリンクは国際競技にも使用される本格的なスケート場ですが、一般利用も可能であり、誰でも気軽にスケートを楽しむことができます!
スケートに必要なスケート靴やヘルメット、膝あてなどはレンタルできるため手ぶらでOK。
時間制限もないため思う存分遊ぶことができます。
また、森に囲まれたログコテージに宿泊することも可能です。
森の中を散策したりジョギングで汗を流したりと、普段ではなかなか味わえない特別な時間が過ごせますので、ぜひ一度やまびこスケートの森に行ってみてください!
▼やまびこスケートの森
住所 | 長野県岡谷市字内山4769-14 |
お問合せ先 | 0266-24-2494(やまびこスケートの森) |
HP | https://yamabiko.co.jp/ |
美肌の湯 ロマネット
美肌の湯 ロマネットは、諏訪湖の近くにある日帰り温泉施設です。
諏訪圏で唯一のフィンランドサウナが完備されており、地元の方からも人気の施設となっています。
シャンプーやタオル、歯ブラシなども用意されているため、手ぶらで利用することができます。
※タオル・歯ブラシは有料です。
湯上り後にはリラクゼーションや鍼灸マッサージを受けることもでき、疲れを癒したい方には特におすすめです!
また、施設内にはお食事処もあり、おいしい食事が楽しめます。
▼美肌の湯 ロマネット
住所 | 長野県岡谷市長地権現町4-1-24 |
営業時間 | 【朝風呂】5:30~9:00(受付は8:30まで) 【入浴】10:00~22:30(受付は22:00まで) |
利用料金 | 【朝風呂】大人:280円 小人:140円 【入浴】大人:540円 小人:280円 【レンタルタオル】310円 【レンタルウェア】310円 【カミソリ・歯ブラシ販売】各50円 |
お問合せ先 | 0266-27-6080(ロマネット) |
HP | https://okaya-romanet.jp/ |
岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)
岡谷蚕糸博物館は岡谷市の製糸業について、その歴史や文化を発信している施設です。
製糸機械や製糸経営資料などが展示されており、製糸業の発展過程や人々の生活の変化などを学ぶことができます。
また、生糸の生産現場を直接見ることができる日本で唯一の博物館でもあります。
岡谷市は明治時代から製糸業で発展してきた地域です。
その技術や製品は全国に普及し、「シルク岡谷」と呼ばれるほどの一大製糸業地にまでなりました。
岡谷蚕糸博物館に展示されている機械類や文書類の中には、近代化産業遺産や機械遺産に認定されているものもあります。
ここでしか見られない貴重なものが数多くありますので、ぜひ訪れてみてください。
▼岡谷蚕糸博物館(シルクファクトおかや)
住所 | 長野県岡谷市郷田1-4-8 |
営業時間 | 9:00~17:00 ※動態展示・まゆちゃん工房は9:00~12:00、13:00~16:00 ※時間は変更することがございます。 |
休館日 | 毎週水曜日 (その日が祝日の場合は開館) 祝日の翌日、12月29日~1月3日 その他臨時休館日あり |
お問合せ先 | 0266-23-3489(岡谷蚕糸博物館) |
HP | https://silkfact.jp/ |
3.岡谷市のおすすめグルメ【3選】
岡谷市を訪れた際にぜひ召し上がっていただきたいおすすめのご当地グルメを3つピックアップしました。
・味噌
・馬肉
1つ目のおすすめグルメは「うなぎ」です。
岡谷市にある諏訪湖は天竜川の始点となっており、昭和初期まではうなぎがよく獲れていました。
昔から市民に親しまれている食材であり、市内には今でもうなぎ料理のお店が数多くあります。
岡谷市のうなぎの特徴は「さばきは関東流の背開き」「焼きは蒸さずに炭火でじっくり焼く関西風」という点です。
東西を融合した岡谷独自の味を一度食べてみてください!
2つ目のおすすめグルメは「味噌」です。
岡谷市は製糸業で発展してきたまちですが、製糸工場で働く女工さんたちの食事にお味噌汁を振る舞ってきた歴史があります。
かつては市内に約50社味噌業者があり、全国一の生産量を誇った「岡谷味噌」。
長野県内での味噌の研究にも岡谷の事業者が大きくかかわっていたことから、「岡谷味噌」は信州味噌の原点であるとも言われています。
元々ものづくりの技術が高い地域性もあり、岡谷市の味噌の旨さは評判となり、今でも名物として知られています。
3つ目のおすすめグルメは「馬肉」です。
長野県には古くから馬肉を食べる文化が根づいており、その中でも特に岡谷市の馬肉料理は有名です。
テレビ番組で取り上げられたこともあり、市内にはおいしい馬肉料理のお店があります。
ユッケやタタキ、すき焼き、串焼きと馬肉を使った様々な料理がありますので、色々と食べ比べてみてください!
4.岡谷市の観光はレンタサイクルでの散策が楽しい!
旅行の際に現地での移動手段をどうしようか悩む方も多いと思いますが、岡谷市に来たときはJR岡谷駅構内にある岡谷市観光案内所のレンタサイクルがおすすめです!
シティサイクルやe-バイクなど約20台あり、500円~2,000円程度で1日借りることができます。
岡谷市には緑が多くきれいな諏訪湖もありますので、自転車での散策がピッタリです!
特に、諏訪湖の周囲にはサイクリングロードが整備されており、快適なサイクリングが楽しめます。
また、今回ご紹介した6つの観光スポットのうち、高ボッチ以外の5つはすぐ近くに位置しているため、自転車で周ることも可能です。
健康的に体を動かしながら岡谷市めぐりをしてみてはいかがでしょうか?
(※高ボッチだけは少し距離がありますので、自家用車やレンタカーでの移動をおすすめします)
レンタサイクルの詳細については岡谷市観光協会のホームページをご覧ください。
5.岡谷市へのアクセス
【鉄道を利用する場合】
・新宿駅発
新宿駅ー岡谷駅(JR中央本線) 約2時間30分(特急利用)
・名古屋駅発
名古屋駅ー塩尻駅(JR中央本線) 約1時間50分(特急利用)
塩尻駅ー岡谷駅(JR中央本線) 約8分
・新大阪駅発
新大阪駅ー名古屋駅(JR東海道新幹線) 約50分(のぞみ利用)
名古屋駅ー塩尻駅(JR中央本線) 約1時間50分(特急利用)
塩尻駅ー岡谷駅(JR中央本線) 約8分
【高速バスを利用する場合】
・東京方面から
JR新宿駅西口「新宿高速バスターミナル」ー岡谷駅 約3時間
・大阪方面から
阪急バスターミナルー岡谷駅 約4時間
6.まとめ
岡谷市は豊かな自然に囲まれながらも、ものづくりの技術が高いまちとして有名です。
湖や高原でリラックスしながらおいしい空気を味わうことができますし、日本の経済を支えてきた製糸業がどのような歴史を辿ってきたのかを学ぶこともできます。
1人旅でも家族旅行でも楽しめるおすすめの観光地ですので、旅行先選びで迷っている方は、ぜひ一度岡谷市を訪れてみてください!
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