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名古屋観光といっても、名古屋には多くの観光やグルメスポットがあるだけでなく、1日で回りきれないほど広い都市です。

せっかくの旅行ですし、なるべくたくさんのスポットを回りたいところですが、じっくりプランを練って行かないと、悔いが残ってしまうかもしれません。

そこで当記事では、はじめて名古屋を観光する方でも楽しめる観光スポットとグルメをご紹介いたします。

名古屋にお越しの際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.名古屋は栄えた町ながら海が近く自然が多い市

名古屋市は愛知県の県庁所在地であり、中部地方の中核都市です。

産業、商業、物流の中心区域として栄え、ファッションや買い物を目的に他県から名古屋まで足を運ぶという方も。

賑わいのある都市ながら港（名古屋港）に一部面しており、地下鉄に乗ればすぐに海を見にいくことができます。

また名古屋市は岐阜県にも近く、名古屋駅から電車で30分乗れば着いてしまう程のアクセスのよさです。

自然・歴史・産業・観光の点でとても活気のある町です。

2.名古屋市のおすすめ観光スポット【5選】

名古屋市には観光スポットがたくさんあります。

すべてをご紹介したいところですが、当記事ではとくにおすすめしたいスポットを5つに厳選してご紹介いたします。

名古屋には便利なバス、地下鉄が運行されています。

そこで今回は、公共交通機関で簡単に訪れることができるスポットを中心にピックアップしました。

まずは名古屋の代名詞ともいえる「名古屋城」からご案内いたします。

名古屋城

写真提供：名古屋市公式観光情報「名古屋コンシェルジュ」

名古屋といえば金の鯱（しゃちほこ）を思い浮かべる方も多いかもしれません。

鯱の金部分にはメッキや塗装ではなく本物の金板が使用されており、名古屋城の上に2体の鯱が対になるように設置されています。

名古屋城も圧巻ですが「本丸御殿」を目当てにいく方も多く、大型連休中には行列ができることも。

写真提供：名古屋市公式観光情報「名古屋コンシェルジュ」

本丸御殿は1945年の空襲により焼失、長らくのあいだ復元工事が待ち望まれていました。

2009年に復元工事を始め、10年に及ぶ期間を経て復元工事を終えました。

近世城郭御殿の最高傑作とのよび声も高く、細部に至るまでのすべてが芸術品です。

▼名古屋城

住所	愛知県名古屋市中区本丸1-1
観覧料	大人……500円 ※中学生以下は無料
営業時間	9:00～16:30 ※本丸御殿・西の丸御蔵城宝館への入場は16:00まで
定休日	12/29～12/31、1/1 ※イベント開催などにより変更あり
HP	https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/

中部電力MIRAI TOWER（名古屋テレビ塔）

写真提供：名古屋市公式観光情報「名古屋コンシェルジュ」

中部電力 MIRAI TOWER（旧名：名古屋テレビ塔）は名古屋市のシンボルのひとつです。

2020年に耐震改修工事を終え、耐震強度だけでなく塔内にホテルも併設するなど、さまざまなアイディアが盛り込まれています。

また全国のタワーで初めて国の重要文化財に指定される見通しとなりました。

中部電力 MIRAI TOWERを中心に両サイドには多数の店舗が立ち並び、ウィンドウショッピングやお食事が楽しめます。

中部電力 MIRAI TOWERは名古屋市のなかでも賑わいのあるエリア「栄（さかえ）」にあり、デパート・ショッピングモール・地下街、そして「オアシス21」という立体公園もすぐ近くにありますよ。

名古屋で買い物を楽しむなら、中部電力 MIRAI TOWER・栄エリアは外せないスポットです。

▼中部電力MIRAI TOWER（名古屋テレビ塔）

住所	名古屋市中区錦三丁目6-15先
入場料	高校生以上……1300円 小中学生……800円 未就学児……無料
展望台営業時間	平日・日曜日……10:00～21:00 土曜日……10:00～21:40 ※最終受付は閉館20分前まで ※イベントが開催される日は営業時間や料金が変更される場合があります
定休日	なし ※年に2回ほどメンテナンス休館日あり
HP	http://www.nagoya-tv-tower.co.jp/

熱田神宮

熱田神宮は1,900年以上続く神社です。境内地は約6万坪。

三種の神器である草薙神剣（くさなぎのみつるぎ）を奉祀する神社であることから、国宝や重要文化財に指定されている刀剣など数多くが奉納されています。

熱田神宮は「名古屋の神社にいきたい」といわれれば、真っ先に思い浮かべる場所です。

敷地内には参拝者の憩いの場「くさなぎ」広場があり、そこで食べられる「きしめん」がじつは隠れた人気グルメだったりします。

熱田神宮の境内は広いので、歩き疲れたときはぜひお立ち寄りくださいね。

▼熱田神宮

住所	名古屋市熱田区神宮1-1-1
入館料	宝物館 ・大人……500円 ・小人……200円 剣の宝庫草薙館 ・大人……500円 ・小人……200円 共通券 ・大人……800円 ・小人……300円
休館日	宝物館……原則、最終木曜とその前日、12月25日～12月31日 剣の宝庫草薙館……原則、宝物館休館日の前日、12月25日～12月31日
HP	https://www.atsutajingu.or.jp/

東山動植物園

写真提供：「名古屋市東山動植物園」

東山動植物園は1937年（昭和12年）に開園され、いまでは飼育展示されている動物の種類が国内最多（約450種類）となりました。
※2022年10月27日時点

日本ではじめてコアラの繁殖に成功しており、生息地のスリランカをイメージしたアジアゾウ舎や「自然動物館」「世界のメダカ館」などもあり見どころ満載です。

名古屋駅から地下鉄で片道20分足らずでいくことができるアクセスの良さも、おすすめポイントのひとつです。

約60万㎡の広大な敷地に動物園・植物園・遊園地があります。

中学生以下は無料で入園できますので、シーズンになればたくさんの子どもたちで賑わいます。大人（高校生以上）も、ひとり500円で入園可能です。

▼東山動植物園

住所	名古屋市千種区東山元町3-70
入園料	大人……500円 ※中学生以下は無料
入園時間	9:00～16:50 ※入園の最終受付は16:30まで
休園日	月曜日・年末年始（12月29～1月1日） ※月曜日が祝日の場合、その翌日が休園日となります
HP	https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/

名古屋港水族館

写真提供：名古屋市公式観光情報「名古屋コンシェルジュ」

日本の水族館でシャチが見られるのはたった2ヶ所、「名古屋港水族館」と「鴨川シーワールド」です。

2022年10月現在、名古屋港水族館には3頭のシャチがいます。

名古屋港水族館に来たならイルカパフォーマンスと合わせて、シャチの公開トレーニングも見ていってくださいね。

名古屋港水族館の魅力はシャチだけではありません。

たくさんのマイワシが集まってつくられる「マイワシのトルネード」が見られる水槽や美しいクラゲ、そして不思議な深海の世界を見ることも。

水族館の近くには遊園地や、南極観測船ふじもありますよ。海の世界を満喫してくださいね。

▼名古屋港水族館

住所	愛知県名古屋市港区港町1-3
営業時間	9:30～17:30（通常） ※最終受付は閉館の1時間前まで ※季節によって異なるので事前にHPでご確認ください
入館料	大人……2,030円 高校生……2,030円 小中学生……1,010円 幼児（4歳以上）……500円
定休日	月曜日 ※月曜日が祝日の場合、その翌日が休館日となります ※GW・7～9月・冬休み・春休み期間は無休
HP	https://nagoyaaqua.jp/

「名古屋市観光案内所」で有力な情報をゲットしよう

名古屋観光を始める前に、JR名古屋駅構内にある名古屋市観光案内所に立ち寄ってみるのもおすすめです。

名古屋市を熟知するスタッフが「おすすめのコース」や「イチオシの観光スポット」などを教えてくれます。

各スポットの効率的な回り方や、オトクな情報を知ることができますので、はじめて名古屋を観光する際はぜひ訪ねてみてください。

▼名古屋市名古屋駅観光案内所

住所	名古屋市中村区名駅1丁目1-4
営業時間	営業時間 8:30～19:00 ※1月2日・3日は閉業時間が8:30～17:00に短縮されます
休業日	12月29日～1月1日
HP	https://www.nagoya-info.jp/useful/guide/

3.名古屋市のおすすめグルメ【4選】

先ほど熱田神宮にてご紹介した「きしめん」も名古屋グルメのひとつですが、名古屋には数多くのご当地グルメがあります。

ご紹介したい名古屋グルメはとても多いのですが、ここでは以下の4つをご紹介いたします。

名古屋といえば赤味噌文化です。八丁味噌といい、味噌汁はもちろん、つけダレや味の決め手にも使われています。

「味噌カツ」「どて煮」は名古屋の赤味噌グルメの代表格。どて煮には牛すじやモツ肉などが使用されています。

甘めに味付けされたどて煮は、ご飯にもお酒にもピッタリ！名古屋の縁日ではどて煮が食べられる屋台も多いですよ。

写真提供：名古屋市公式観光情報「名古屋コンシェルジュ」

名古屋は「エビフライ」でも知られており、市民はもちろん観光客にも人気があります。

愛知の県の魚はクルマエビ。名古屋土産としてエビ煎餅が売られているなど、エビにはこだわりがあります。

ホテルに宿泊すると、朝食サービスがセットになっていることもありますよね。

ホテルの朝食も良いですが、愛知のカフェ・喫茶店には「モーニングサービス」という文化があります。

ドリンクを頼むと無料でトーストやゆで卵、サンドイッチなどが食べられる朝限定のサービスです。
※チェーン店・一部店舗ではモーニングサービスをおこなっていない場合があります。
※サービス内容は各店舗によって異なります。

モーニングサービスが提供される時間は、開店から大体11:00までです。

名古屋ならではのグルメや食文化を楽しんでみてくださいね。

4.新しい「旅」のカタチにも注目！

名古屋市は、全世界で注目が集まっている「ウェルネスツーリズム」に着目し、新たな観光ブランド「Wellnestyle NAGOYA（ウェルネスタイルなごや）」を立ち上げました。

コロナ禍を契機に大きく変化した私たちの暮らしや価値観。

特に健康志向や充実したライフスタイルへの需要が高まっています。

そんな新しい生活に向けて名古屋が発信する「ウェルネスツーリズム」は、従来の「訪れて見るだけの観光」とはちょっと違う、心と体の健康に気づき、明日への活力を得る旅として「新しい名古屋を発見」できる都市型観光プロジェクトです。

都市部ならではの多彩な選択肢の中からご自身のスタイルにあう新たな価値と出会ってください！　

求められているのは”リアルで繋がる・共感する”　　　　　　
ナゴヤ×ウェルネス×ツーリズム＝Wellnestyle　NAGOYA

今後、新しい都市型ウェルネスツーリズムのご提案をしていきますので、「Wellnestyle NAGOYA（ウェルネスタイルなごや）」のHPでチェックしてくださいね。

▼Wellnestyle NAGOYA

HP	https://wellnestyle-nagoya.jp/

5.名古屋市へのアクセス

名古屋の観光地はバスや地下鉄でもいきやすいので、車ではなくあえて電車でいくという方も多いです。

新幹線の場合、新大阪・京都・名古屋・新横浜・品川・東京と停留します。
※停留駅は乗車する新幹線によって異なります。

山陽新幹線「のぞみ」を利用すれば、新大阪から名古屋駅までは片道約50分。

東京から名古屋駅までは片道約1時間40分で移動可能です。

飛行機でいく場合は以下のような流れになります。

名古屋行きの高速バスも多数運行されていますよ。

公共交通機関で名古屋にいく予定の方は新幹線だけでなく、高速バスでいくことも検討してみてくださいね。

名古屋観光にはルートバス「メーグル」がお得！

名古屋には東山線・桜通線・名城線・名港線・鶴舞線・上飯田線の6つの地下鉄があり、市民が利用するローカルな駅から、観光のメインとなる場所にも停まります。

ですが名古屋市内の各観光スポットを回るなら、なごや観光ルートバス「メーグル」がとても便利です。

というのもメーグルの1DAYチケットを購入すれば、大人500円・小児250円で1日乗り放題になるだけでなく、施設の入館割引などの特典もついてきます。

また運行時間も土日休日であれば20～30分間隔と使い勝手もいいので、名古屋市内のいろんな場所を見てまわりたい方にはうってつけのバスといえます。

1DAYチケットはバス車内でも販売していますので、乗車時にお買い求めください。

▼なごや観光ルートバス「メーグル」

運行日	火曜～日曜（月曜・12月29日～1月3日は運休） ※月曜休日の場合は直後の平日
運行時間	土・日・休日：20～30分に1本運行 平日：30分～1時間に1本運行
1DAYチケット料金	大人500円・小児250円
お問い合わせ先	名古屋市交通局浄心営業所：052-521-8990 市バス・地下鉄テレホンセンター：052-522-0111 名古屋市観光文化交流局観光推進課：052-972-2425
HP	https://www.nagoya-info.jp/useful/meguru/

6.まとめ

名古屋には観光スポットからお買い物スポット、自然を感じられる場所まであり、お子さんから大人まで楽しめる場所です。

今回ご紹介しきれませんでしたが上記の他にも、世界最大のプラネタリウムがある科学館や美術館など、名古屋の魅力はまだまだあります。

ただ、名古屋駅、略して名駅（めいえき）を「迷駅（めいえき）」と称する方は多く、地下鉄は比較的わかり易いのですが、名鉄電車のホームで迷うといった声が多いです。

迷ったときは駅スタッフに声をかけてみてくださいね。