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2023.07.04
宮田村の観光情報!のどかな自然が楽しめる場所と内陸ならではのグルメ
「子どもを連れて家族でリラックスできる場所にいきたい」
「町から少し離れて新鮮な空気が吸いたい」
そんなときにおすすめなのが宮田村観光です。
宮田村は晴天率が高く雪が降ることも少ないため、散策にピッタリなスポットがたくさんあります。
また、空気と水がおいしく、癒しを求める人にはうってつけの場所です。
当記事では、ホッと一息つける宮田村の観光スポットとグルメをご紹介します。
はじめて宮田村を観光する方はぜひ参考にしてみてくださいね。
1.宮田村は自然豊かで「住みたい田舎全国第3位」と評価された村
宮田村(みやだむら)は長野県南部に位置する、人口9,051人の村です。
※2022年11月1日時点
面積は54,5平方キロメートルほどなので、車があれば1日ですみずみまで観光することもできます。
南アルプスと中央アルプスに挟まれており、積雪は少なく降水量が低く過ごしやすい場所です。
また、宝島社が発行する雑誌「田舎暮らしの本 住みたい田舎ベストランキング2023」では、総合部門と子育て世代部門の両部門で全国第3位を獲得しました。
これは全国の671市町村を対象に独自アンケートで集計したものになりますが、村の中では宮田村が第1位となっています!
※宮田村公式ホームページ
宮田村には内陸ならではの魅力がつまっていますので、次の章にて宮田村の観光地をご紹介いたします。
2.宮田村のおすすめ観光スポット【7選】
自然豊かでのどかな宮田村をゆったりと楽しめるスポットを7つ厳選しました。
②こもれ陽の径(こもれびのみち)
③宮田村総合公園 ふれあい広場
④アサギマダラの里
⑤永遠の鐘(とわのかね)
⑥本坊酒造 マルス信州蒸溜所
⑦宮田とうふ工房
それでは順番に詳しくご紹介していきます!
①中央アルプス国定公園
中央アルプスは主に花崗岩(かこうがん)からできた山で、その成り立ちをたどるには、恐竜がいた中生代白亜紀までさかのぼります。
生態系・歴史的価値などが評価され、2020年(令和2年)には国定公園に認定されました。
公園の範囲はとても広く、宮田村をはじめとした13市町村にまたがっています。
長い年月をかけてできた中央アルプスには、他の山にない魅力があり多くの登山客に愛されています。
登山をご希望の方は安全のため、防寒具やトレッキングシューズなどの装備を整えてから臨みましょう。
※長野県登山安全条例により、1953年(平成28年)から登山の前には「登山計画書」を提出することが義務化されています。登山計画書は長野県ホームページからオンラインで提出することが可能です。
登山をしない方には、中央アルプスのしらび平駅から千畳敷カールまで続く山岳ロープウェイがおすすめです。
ロープウェイを利用すると、約7分30秒かけて標高1,661.5mから標高2,611.5mまでを空中散歩することができます。
気軽にアルプスの絶景が見られますので、ぜひロープウェイもご利用ください。
ロープウェイがあるしらび平駅や千畳敷カールの一帯は、木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)と呼ばれる標高2,956mの山です。
木曽駒ヶ岳には紅葉の名所である濃ヶ池(のうがいけ)もあります。
また、ニホンカモシカやキツネ、イワヒバリなどの動物も生息しており、絶滅危惧種であるライチョウも確認されています。
美しい景色を一望できるだけでなく、さまざまな野生動物も見られる観光スポットです。
▼中央アルプス国定公園
住所 | 上伊那郡宮田村4746-1 |
お問合せ先 | 中央アルプス観光株式会社(0265-83-3107) |
HP | https://chuoalps-forum.com/ |
②こもれ陽の径(こもれびのみち)
こもれ陽の径は「黒川」という中央アルプスを源頭に流れている川に沿って続く、全長約1.7キロメートルの小径(こみち)です。
こもれ陽の径は美しい水と緑が楽しめる場所で、ちょっとした散策に最適なスポットとなっています。
遊歩道もありますので、迷わず歩くことができるでしょう。夏季でも涼しい避暑地ですので、散策の際は上着を用意しておくことをおすすめします。
▼こもれ陽の径
住所 | 長野県上伊那郡宮田村新田区 |
お問い合わせ先 | 宮田村観光協会(0265-85-5864) |
HP | https://kankou.vill.miyada.nagano.jp/tour/こもれ陽の径 |
③宮田村総合公園 ふれあい広場
宮田村総合公園は敷地面積約27平方キロメートルもの広さがある「ふれあい広場」です。
天気が良ければ公園から中央アルプスを見ることも。
敷地内にはさまざまな遊具がありますよ。ブランコなど定番のものはもちろん、ローラースケート場や、とくに全長約 70mのジャンボすべり台はとても人気です。
※ジャンボすべり台は冬季閉鎖されます。
敷地内にはイベント広場などもあり、村民の憩いの場になっています。
▼宮田村総合公園 ふれあい広場
住所 | 長野県上伊那郡宮田村新田区 1926-9 |
定休日 | なし(※ただし夕方 17:00~翌 8:30 までの間は公園が利用できません) |
お問い合わせ先 | 宮田村教育委員会(0265-85-2314) |
HP | https://www.vill.miyada.nagano.jp/life-pages/c-hureai |
④アサギマダラの里
「アサギマダラ」とは羽を広げると 10 センチメートル前後の大きさになる蝶で、日本全国に分布しています。
アサギマダラは非常に長い距離を移動する蝶です。
羽の模様がとても特徴的なので、蝶に詳しくない方でもすぐに見分けがつくかと思います。
アサギマダラの里にはアサギマダラが好む「フジバカマ」という花がたくさん植えられているため、アサギマダラの生態を観察するのに適した場所となっています。
ただし、アサギマダラが見られるのはおもに9月中旬~10月中旬と短い期間のみです。
※5月中旬~6月中旬もわずかに見られる場合があります。
対象期間に宮田村を訪れる際は、ぜひアサギマダラの里に行ってみてください。
▼アサギマダラの里
住所 | 長野県上伊那郡宮田村 |
駐車場 | 無料 |
お問い合わせ先 | 宮田村観光協会(0265-85-5864) ※お問い合わせ時間は 9:00~17:15 まで(土日祝・年末年始 休み) |
HP | http://nasutochi.web.fc2.com/index.html |
⑤永遠の鐘(とわのかね)
永遠の鐘は宮田村と愛知県田原市の友好を結ぶシンボルとして設置されました。
宮田村の永遠の鐘は「こまくさ橋宮田村」側の下流200メートル・「森と水のアウトドア体験広場(駒ヶ根市)」の南側に設置されています。
お越しの際は大自然の中で思いっきり鐘を鳴らしていってくださいね。
▼永遠の鐘
住所 | 長野県上伊那郡宮田村 |
お問い合わせ先 | 宮田村観光協会(0265-85-5864) |
HP | https://kankou.vill.miyada.nagano.jp/tour/永遠の鐘 |
⑥本坊酒造 マルス信州蒸溜所
宮田村は酒造が盛んであり、ショップエリアにはここでしか買えない蒸溜所限定のお酒やお土産品がずらりと並んでいます。
マルス信州蒸溜所では工場見学が無料ででき、日頃見ることができない工場内部が見られるということで人気のスポットです。
2022年9月28日より、新型コロナの影響で休止していた「試飲」を再開しました。
※試飲は有料サービスです。
工場見学をご希望の際は、公式ホームページの「お申し込みメールフォーム」からご予約ください。
感染防止対策のため、入場人数を制限しています。
ご予約をせずにいかれた場合は、混雑を理由に工場見学ができなくなるおそれがありますのでご注意ください。
▼本坊酒造 マルス信州蒸溜所
住所 | 長野県上伊那郡宮田村4752-31 |
営業時間 | 9:00~16:00 ※試飲受付は15:30まで ※お問い合わせ電話受付時間は9:00~17:00(0265-85-0017) |
定休日 | 12月29日~1月3日(※臨時で休業する場合があります) |
HP | https://www.hombo.co.jp/company/kura/shinshu.html |
⑦宮田とうふ工房
宮田とうふ工房では、中央アルプスの水と信州の大豆を使った大豆食品が製造・販売されています。
手作り豆腐を主軸に、厚揚げや油揚げ、豆乳アイスやドーナツなどのスイーツまで、さまざまな大豆製品が製造されています。
こだわった材料・手法でつくられているため、よく口にしているものとはまた違う味わいが感じられることでしょう。
近年、健康志向が強くなっており、糖質を気にする方も増えていますよね。
豆腐・おから・豆乳は食生活の見直しに大活躍できる健康食品のひとつです。
ぜひ、いつもの食事に大豆食品をプラスしてみてください。
宮田とうふ工房の商品はオンラインショップからでもお取り寄せ可能です。
▼宮田とうふ工房
住所 | 長野県上伊那郡宮田村6638-3 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 火曜日 |
HP | https://mtoufu-kobo.co.jp/ |
3.宮田村のおすすめグルメ【3選】
①ヤマメ
宮田村には天竜川・黒川・太田切川・小田切川などの河川があり、そこで穫れる川魚は絶品です。
とくに「ヤマメ」は宮田村のふるさと納税の返礼品にもなっています。
※2022年11月3日時点
※ふるさと納税の返礼品の内容は時期によって異なります。
②りんご
宮田村では「りんご」の栽培にも力を入れており、地域の方々とも協力しながらりんごを栽培・収穫しています。
※宮田村ホームページ「りんごの木オーナー制度について」参考
宮田村のりんごは中央アルプスと南アルプスからの恵みを受けて育っています。ぜひ一度ご賞味くださいね。
③地ビール・ワイン
宮田村は「地ビール・ワイン」造りも盛んです。
オリジナル地ビールの「宮田高原の風」には宮田高原の水が使われており、すっきりとした味わいが特徴的です。
ただし、宮田高原の風は本数限定の販売となっており、タイミングによっては残念ながら売り切れになっていることもあります。
そのような場合は、その他の地ビールである「アップルホップ」「アンバーエール」「ゴールデンエール」などがおすすめです。
これらは宮田村の定番地ビールとして広く親しまれているうえに、通常販売ですのでいつでもお買い求めいただけます。
アルコール類は日持ちするので、お土産として購入して忘年会や年末年始の楽しみにしても良いかもしれませんね。
4.宮田村観光は朝早めの時間からがベスト
宮田村を観光するなら、朝早めの時間からがおすすめです。
宮田村の観光スポットはその地の自然を活かした場所が多いので、観光の際は木漏れ日がさす時間帯にぜひいってみてください。
午前中のすっきりとした空気に日頃の疲れも和らぐことでしょう。
中央アルプスや南アルプスの絶景も明るい時間帯に見ることで、より一層美しい景色になります。
宮田村を観光するなら昼前には現地に到着できると、時間を気にせずゆっくり観光できるはずです。
5.宮田村へのアクセス
首都圏から宮田村へいくときは「直通バス」のご利用がおすすめです。
新宿駅・大阪駅・名古屋駅から、乗換なしで宮田村までいける直通バスが運行されています。
1.新宿駅にある「バスタ新宿」にて、伊那・駒ヶ根いきのバスに乗る
2.「宮田」で降りる(片道約3時間20分)
【直通バス】大阪駅から宮田村まで
1.阪急・大阪梅田駅の近くにある「阪急高速バス大阪梅田ターミナル」にむかう
2.伊那・箕輪いきのバスに乗り「宮田」で降りる(片道約5時間30分)
【直通バス】名古屋駅から宮田村まで
1. 名古屋駅にある「名鉄バスセンター」にて、駒ヶ根・伊那・箕輪いきのバスに乗る
2. 「宮田」で降りる(片道約2時間50分)
新宿~宮田までは片道3,700円~・大阪~宮田までは片道5,500円~・名古屋~宮田までは片道3,100円~で移動できます。
※シーズンによってバスの運賃は異なります。
※2022年11月中の運賃です。
※停留所に「中央道宮田」もありますが、こちらは街中より2km離れているためご注意ください。
6.まとめ
宮田村の観光地は自然豊かな場所が多く、村民の手で大事に守られています。
中央アルプスと南アルプスの景色を見ながらゆっくり過ごすのもいいですし、お子様をつれてアサギマダラの里やふれあい広場で遊ぶのもおすすめです。
お酒が好きな人であれば地ビールやワインも堪能しましょう。
日頃の疲れを癒やしてリラックスしたい方は、ぜひ一度宮田村を訪れてみてください。
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