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2023.07.04
笠岡市のおすすめ観光情報!約30の島を有する笠岡ならではの魅力とグルメ【計8選】
岡山県笠岡市は瀬戸内海に面し、高島・白石島・北木島など約30の島を有しています。
島遊びや海水浴が楽しめたり、瀬戸内海の新鮮な魚介類が食べられたり、絶滅危惧種のカブトガニが見られたりと、笠岡市には魅力がいっぱいあります!
そこで当記事では、笠岡市のおすすめ観光地とグルメを合計8つご紹介します。
ご旅行をお考えの方はぜひ参考にしてみてください!
笠岡は約30の島でできた「住みたい田舎ランキング」1位の町
笠岡市は岡山県の南西部に位置する瀬戸内海に面した港町です。福山市(広島県)とも隣接しています。
「笠岡諸島」を有しており、無人島を含め大小31の島々から構成されています。
有人島は高島・白石島・北木島・真鍋島・大飛島・小飛島・六島の7つです。
それぞれの島に異なった魅力があるので、笠岡観光では笠岡諸島をめぐる島歩き・島遊びが楽しまれています。
また、笠岡市は2021年の「住みたい田舎ランキング」にて、瀬戸内海沿岸の市で総合部門第1位を獲得しました!
温暖で雨も少なく、穏やかな気候のまちなので観光にはもってこいの場所ですね。
笠岡では瀬戸内海で穫れる魚介類が楽しめるうえに、諸島を有している笠岡でしか見ることのできない景色・観光地がたくさんあります。
笠岡市のおすすめ観光スポット【5選】
笠岡市は7つの有人島を有しているため見どころがたくさんあります。
今回はその中から厳選したおすすめの観光地を5つご紹介します。
・恐竜公園
・井笠鉄道記念館
・白石島海水浴場
・真鍋島ふるさと村
まずは世界でも珍しい「カブトガニの博物館」からご案内します。
笠岡市立カブトガニ博物館
写真提供:一般社団法人 笠岡市観光協会
笠岡市立カブトガニ博物館はその名の通りカブトガニをテーマにした博物館です。
世界で唯一のカブトガニの博物館といわれており、市内にあるカブトガニの繁殖地(国指定天然記念物)の保護にも力をそそいでいます。
笠岡市立カブトガニ博物館ではカブトガニの不思議な生態、歴史などが分かりやすく解説されています。
カブトガニは絶滅危惧1類に分類されており、絶滅の危険性が極めて高い生き物です。
生きているカブトガニを間近に観察できるのは貴重な体験になるでしょう。
カブトガニの他に恐竜標本も展示されており、イベントが開催されることもあります。
▼笠岡市立カブトガニ博物館
住所 | 岡山県笠岡市横島1946-2 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館受付は16:30まで) |
入館料 | 一般……520円(420円) 高校生……310円(260円) 市外小中学生……210円(150円) ※()内は20名以上の団体料金 ※入館料の免除もございます。詳しくはHPをご覧ください。 |
休館日 | ・月曜日(祝日または振替休日の場合はその翌日) ※ただし、時期によって変更あり ・年末年始(12月29日~1月3日まで) |
HP | https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/kabutogani/ |
恐竜公園
写真提供:一般社団法人 笠岡市観光協会
笠岡市立カブトガニ博物館にお越しの際はぜひ「恐竜公園」にも足を運んでみてください。
恐竜公園は博物館の敷地内にある大きな公園で、森林ゾーン・砂漠ゾーン・海ゾーンの3つのエリアがあります。
※恐竜公園の入園料は無料です。
園内には7種類8体の迫力ある実物大の恐竜たちがたたずんでおりアスレチック遊具もあるため、小さなお子さんはもちろんフォトスポットとしても人気がある公園です。
学術監修を受けて製作されたリアルな恐竜たちの姿をお楽しみください。
▼恐竜公園
住所 | 岡山県笠岡市横島1946-2 |
開館時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
開園日 | ・月曜日、祝日の翌日 ・年末年始(12月29日~1月3日まで) ※博物館が休館する日は恐竜公園も閉園日となっています。 |
HP | https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/kabutogani/3760.html |
井笠鉄道記念館
写真提供:一般社団法人 笠岡市観光協会
井笠鉄道記念館は1971年(昭和46年)に廃線された井笠鉄道の記念館です。
建物は1913年(大正2年)に建築された新山駅の駅舎をそのまま使用しているので、当時の雰囲気がそのまま感じられます。
館内では井笠鉄道が運行されていたときに使われていた道具や資料などが見学できます。
屋外にはドイツのコッペル社製の蒸気機関車が展示されています。
鉄道好きの方はもちろん、レトロなものが好きな方やノスタルジックな空気を楽しみたい方におすすめの観光スポットです。
▼井笠鉄道記念館
住所 | 岡山県笠岡市山口1457-8 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
入館料 | 無料 |
休館日 | ・月曜日(月曜日が祝日のときはその翌日) ・年末年始(12月28日から1月3日) |
HP | https://www.kasaoka-kankou.jp/spot/127 |
白石島海水浴場
写真提供:一般社団法人 笠岡市観光協会
白石島海水浴場は笠岡から約18キロメートルの場所にある離島の海水浴場です。
白い砂浜と澄んだ海が特徴的な岡山県三大海水浴場のひとつで、砂浜の全長は500メートルに渡ります。
白石島海水浴ではヨットやウィンドサーフィン、シーカヤックなどのマリンスポーツが楽しまれています。
トイレ・シャワー・更衣室完備、波の流れが弱く穏やかな海なので、小さなお子さんも安心して遊ぶことができます。
笠岡港~白石島港までは高速船だと片道約20分、普通船だと片道約35分で移動可能です。
帰りの船の時間に気をつけながら白石島の海をお楽しみください。
▼白石島海水浴場
住所 | 岡山県笠岡市白石島(白石島港から徒歩7分) |
遊泳期間 | 7月~8月末 |
HP | https://www.kasaoka-kankou.jp/island/shiraishijima |
真鍋島ふるさと村
写真提供:一般社団法人 笠岡市観光協会
真鍋島は笠岡港から約31キロメートルの場所にある離島です。
のどかな漁村の佇まいが残る真鍋島は映画のロケ地にもなっており、1978年(昭和53年)には岡山県のふるさと村に指定されました。
古き良き町並みが残る真鍋島をゆったりと散策してみてください。
真鍋島の飲食施設を利用したい方は、予約制・不定休の飲食店もあるため利用前に一度店舗に問い合わせておくと確実です。
真鍋島へは旅客船での移動となり、笠岡港~本浦港までは高速船で片道約40分、普通船で片道約1時間10分となっています。
▼真鍋島ふるさと村
住所 | 岡山県笠岡市真鍋島 |
HP | https://www.kasaoka-kankou.jp/spot/1129 |
笠岡市のおすすめグルメ【3選】
笠岡市は瀬戸内海に面しているため美味しい魚介類が楽しめます。牡蠣や穴子、鯛などの海鮮に加えて、笠岡では以下のグルメも楽しまれています。
・大島バーガー
・笠岡産いちじく 蓬莱柿
写真提供:一般社団法人 笠岡市観光協会
1つ目にご紹介するのは「笠岡ラーメン」です。
笠岡ラーメンは笠岡のソウルフード。鶏ガラだしの醤油スープをベースとしたラーメンで、チャーシューには鶏肉が使われています。
すっきりとした味わいで何度でも食べたくなるような、地元の方に愛されているご当地ラーメンです。
2つ目は「大島バーガー」です。
大島バーガーにはエビカツとかきあげの2種類があり、どちらも瀬戸内の大島漁港で獲れた「ガラエビ」が使用されています。
笠岡市大島地域と山陽学園大学・短大との協働プロジェクトによって生まれたグルメです。
バンズには米粉が使われており、大島の食材とその食文化を盛り込んだ一品となっています。
3つ目は「笠岡産いちじく 蓬莱柿」です。
瀬戸内の温暖な気候はいちじくの栽培に適しており、笠岡では蓬莱柿(ほうらいし)という日本に古くからある在来種が育てられています。
蓬莱柿は「白イチジク」ともよばれており糖度が高く濃厚な甘さが特徴的で、整腸作用や美容効果が期待できる栄養満点の果物です。
笠岡は県下ではいちじくの出荷量1位を誇っており、笠岡ブランドにもなっています。
島と島を巡る「島歩き」を楽しもう
笠岡の魅力のひとつとして笠岡諸島の存在はとても大きいです。
笠岡を観光する際は笠岡市内だけでなく、ぜひ笠岡諸島にも足を運んでみてください。
特におすすめなのが以下の5つの諸島です。
・高島……子はらみ石・高島行宮遺跡などがあり、4月にはつつじが見頃をむかえます。
・白石島……白石島海水浴場を有する島。民宿、海の家もあり夏季は多くの人で賑わいます。古くから伝わる白石踊も有名です。
・北木島……笠岡諸島最大の島。石彫アートや採石の跡地があり、迫力のある光景が見られます。
・真鍋島……のんびりとした空気が流れる漁村。史跡の多さは笠岡諸島でも随一といわれています。
・六島……笠岡諸島最南端の島である島。六島の灯台からは岡山県の最南端の景色が楽しめます。
各島へは旅客船や高速船、フェリーで移動可能です。船を利用する際は、帰りの船の時刻に注意しながら島を観光しましょう。
離島に行く際は飲食店が利用できないケースも考慮して、ペットボトルや水筒、軽食などの食料を用意してから行くことをおすすめします。
笠岡市へのアクセス
【鉄道を利用する場合】
・東京駅発
東京駅ー岡山駅(JR東海道新幹線) 約3時間30分
岡山駅ー笠岡駅(JR山陽本線) 約45分
・新大阪駅発
新大阪駅ー岡山駅(JR東海道新幹線) 約50分
岡山駅ー笠岡駅(JR山陽本線) 約45分
【航空を利用する場合】
・岡山空港経由
※羽田空港・新千歳空港・那覇空港から向かうことができます。
各空港ー岡山空港(飛行機)
岡山空港ー倉敷駅(リムジンバス) 約35分
倉敷駅ー笠岡駅(JR山陽本線) 約26分
・広島空港経由
※羽田空港・新千歳空港・那覇空港・仙台空港・成田空港から向かうことができます。
各空港ー広島空港(飛行機)
広島空港ー福山駅(リムジンバス) 約65分
福山駅ー笠岡駅(JR山陽本線) 約15分
まとめ
笠岡には笠岡市立カブトガニ博物館や井笠鉄道記念館などの陸地部観光に加え、島歩き・島遊びができるという魅力があります。
離島に訪れる際は事前に飲食店の営業日や船の時間などを調べておきましょう。
利用したい店舗の営業時間を確認、飲料水や軽食などの用意もあると安心して島歩き・島遊びができます。
笠岡市には自然を楽しむ観光スポットが多いので、思いっきり羽を伸ばして楽しんでください!
飛行機を利用する際は【ソラハピ】にて格安の航空券をご用意していますのでぜひご活用ください。
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