- ジェットスター
2023.07.04
ジェットスターの予約を変更・キャンセルする方法!変更する手順・手数料・払い戻しのシステムについて徹底解説
ジェットスターの予約を変更する際、手数料がかかるときと、かからないときがあります。「Starter」を利用している方は、予約を変更するときに手数料が必要です。
ネットから予約を変更するときと、電話や空港で手続きをおこなうときとでは、変更手数料が1,000円ほど変動するためご注意くださいね。
なお基本的に、Starter 以外を利用している方は、予約を変更しても変更手数料を支払う必要がありません。
当記事では、ジェットスターの予約を変更する方法をメインに、キャンセルや取り消し、注意点なども詳しくご紹介いたします。これからジェットスターの便を予約する方はもちろん、すでにしている方もぜひご覧ください。
1.ジェットスターのフライト予約を変更する手順
ジェットスターの予約変更は、空港のチェックインが開始される前であれば、ネット・電話・空港カウンターにておこなえます。まずは、ネットから変更する流れについて、ご紹介いたしますね。
ネットから予約を変更する方法
1.ジェットスターの公式サイトを開く
2.メニューを開き、「予約の確認/変更」を選択
3.予約変策または、ログイン
4.変更したい便を選択し、変更をおこなう
ネットから予約した方であれば、ネットから予約の変更がおこなえます。ただし、電話や空港で予約を取った方は、ネットから予約を変更することができません。予約の際に利用した窓口から、変更手続きをおこなってください。
また、搭乗者名義の変更をは、「コンタクトセンター/ライブチャット」からとなっており、ネットでは搭乗者名義の変更はできないこととなっています。
電話で予約を変更する手順と注意点
電話口で予約変更をするときは、「コンタクトセンター/ライブチャット」にあるダイヤルを利用します。
ナビダイヤル(有料)
0570-550-538
Skype(無料)
SKYPE NAME:Jetstar-Japan
※日本語対応時間は9時から21時まで
ナビダイヤルの利用には料金がかかるため、電話をかける前に、どのようにプランの変更をしたいのかしっかりと決めてから、利用するのがおすすめです。
予約の変更には、搭乗者名義と6桁のご予約番号の確認がおこなわれます。すぐに答えられるように、あらかじめメモに控えておきましょう。
空港にて予約を変更する方法
空港のカウンターにて、予約の変更がおこなえます。搭乗者名義と6桁のご予約番号を控えてから、カウンターを利用してください。
空港には、複数のカウンターが設置されています。ジェットスターの予約が変更できるカウンターがある場所は、空港によって配置が異なります。
成田空港・関西空港・中部空港の空港カウンターは以下の通りです。場所がわからなくなったときは、空港の職員に確認を取ってみてくださいね。
【国内線】
成田空港
第3旅客ターミナル2階の国内線チェックインカウンターD
関西国際空港
第1ターミナルビル2階の国内線チェックインカウンター
中部国際空港
第2ターミナル2階の国内線チェックインカウンター
【国際線】
成田空港
第3旅客ターミナル2階の国内線チェックインカウンターC
関西国際空港
第1ターミナルビル4階の国際線チェックインカウンターG
中部国際空港
第2ターミナル2階の国際線チェックインカウンター
旅行会社や他の予約サイトからチケットを取っている場合は、利用した会社またはサイトに連絡し、変更手続きをおこなってください。
次は、多くの方が気になる「変更手数料」について、ご紹介いたしますね。
2.予約変更手数料は3,000円以上!?手数料がチケット代を上回ることも
予約変更手数料は、Starterプランを利用した方が予定を変更するときにかかるものです。その他の運賃プランを利用している方は基本的に、変更手数料の支払いは必要ありません。
Starterは、チケット価格が安い分、オプションが付いていません。そのため、フライト予約を変更するには、手数料がかかるのです。
ジェットスターの変更手数料
ネットから変更すると → 3,300円
電話、空港から変更すると → 4,400円
ネット予約した方は、ネットからの変更が可能です。ただし、電話やカウンターにて予約を取った方は、ネットからの変更がおこなえませんのでご注意ください。
変更手数料がチケット代を上回ることがある
ジェットスターは、元のチケット価格がすでに安いうえに、最低価格保証というサービスやセールなどもおこなっています。そのため、変更手数料(3,000円または4,400円)が、チケット価格を上回ってしまうことがあるのです。
「ジェットスタースーパーセール」中のチケット価格
販売期間:2020年3月26日から3月30日まで
大阪から高知 1,990円~
大阪から熊本 2,490円~
東京から庄内 2,490円~
東京から大阪 3,390円~
東京から高松 3,490円~
※セール価格のチケットの運賃プランは「Starter」です
2,000円台で購入したチケットであれば。予約の変更をおこなうのではなく、チケットを買い直してもよいかもしれません。ただし、チケットの買い直しの際には、支払い手数料が発生します。
支払い手数料は620円~670円ですので、この代金とチケット代を足したとき、3,000円を超えない場合は、変更ではなくチケットの買い直しがおすすめです。
3,000円を超える場合や受託荷物などのオプションを付けているときは、手数料を支払い、予約の変更手続きをおこなうとよいでしょう。
はじめて利用する方は、手数料の高さに驚いてしまうかもしれません。そんな変更手数料ですが、キャンペーンを利用できると無料で予定を変更できることがあります!
変更手数料が無料となるキャンペーンが開催されることも
ジェットスターは、不定期でキャンペーンを開催しています。キャンペーンの内容は時期によって変わりますが、2020年4月6日~7月31日には、「変更手数料無料キャンペーン(1回分)」が開催されていました。
3,300円ないし、4,400円分がお得になると考えると、魅力的なキャンペーンといえるでしょう。キャンペーンの開催は、ジェットスターの公式ホームページやアプリなどで知ることが可能です。競争率が高い人気なキャンペーンも多いため、小まめなチェックが重要です。
変更手数料以外にも「差額」の支払いが必要となる場合がある
飛行機のチケット価格は、日によって変化します。変更した日のチケット価格が、本来予定していた便のチケット価格よりも高いときは、その差額を支払わなくてはなりません。
出発地点と到着地点がまったく同じであっても、搭乗者数によって価格は大きく変動します。差額の支払いは、どの運賃プランを利用しているときでも発生するものです。
たとえば、2020年9月11日発の東京から沖縄までのフライトを予約していたとします。この日のチケット価格は5,540円です。※2020年9月2日時点
ところが予定合わなくなり、便を1週間遅らせたとします。1週間後の9月18日のチケット価格は10,080円です。この場合、4,540円の差額が発生することとなってしまいます。
予定を変更するときは、今持っているチケットの価格と近い価格の日を選ぶことがおすすめです。
チェックイン後は予約の変更ができない
どの運賃プランを利用しているときでも、チェックインを済ませた後では、フライトの予定を変更することができません。ジェットスターに限らず他の航空会社でも、チェックイン後のキャンセルは難しいようです。
また、予約の変更可能時間は運賃プランによって異なりますが、基本的には空港のチェックインカウンターが受付を開始する前までにおこなっておきましょう。国内線のチェックインカウンター受付開始時間は、飛行機出発の2時間前となっています。
3.予約のキャンセルは不可!「Starter」プランだと予約を取り消せない
ジェットスターで、最も話題に上がるポピュラーな運賃プランが「Starter」です。しかしStarterプランでは、予約したフライトのキャンセルはおこなえません。
そのため、払い戻しも受けることができないのです。加えて、Starter Plusで予約しているときも、キャンセルおよび払い戻しが不可となっています。
ただし、チケットを無駄にしない方法として、「搭乗者名義を変更して、航空券を譲る」という手段がありますよ。
搭乗者名義を変更する流れ
搭乗者名義は、ネットから変更することができません。「コンタクトセンター/ライブチャット」から変更をおこないます。
名義を変更すれば、チケットを人に譲ることが可能です。しかしそれには、変更手数料3,300円がかかります。そのため、無理に人に譲るというのは、あまりおすすめではありません。
東京~札幌間のチケット(8,394円)を譲渡する場合
※2020年7月のチケット平均価格
片道チケットの名義を変更する→3,300円の手数料がかかる
往復チケットの名義を変更する→6,600円の手数料がかかる
上記の内容からチケットの購入には、8,394円に支払い手数料620円、往復の場合は16,788円に1,240円の手数料が必要です。
結果、チケット購入から譲渡までにかかるトータルの費用は、片道分だと「8,394円+620円+3,300円=12,314円」、往復分だと「16,788円+1,240円+6,600円=24,628円」となります。
身内のなかに、「どうしてもそのチケットが欲しい」という人がいないと、譲渡するのは少し難しいかもしれません。
チケットのオークション・転売は禁止されている
ジェットスターのチケットの転売は禁止されています。不正が発覚した場合には、搭乗が不可能となるうえに、法的な処罰が下される場合があります。
本来は、チケットの転売は発覚した時点で停止されるのが理想ですが、対応が遅れるとネット上にて販売されることがあるかもしれません。そういったチケットは、購入しないでください。
チケット代と送料や手数料を支払ったのに、結局飛行機には乗れず、そのうえ処罰まで下るおそれもあるためです。チケットは正規の方法で入手しましょう。
「空港施設使用料・諸税」の払い戻しも難しい……
飛行機に搭乗しなかったのだから、空港施設使用料・諸税を返金してもらいたいと、考える人も多いことでしょう。Starter、Starter Plusプランでも、空港施設使用料であれば返金してもらうことが可能です。
ただし、払戻手数料(諸税等払戻事務手数料3,000円)よりも空港施設使用料・諸税が下回るとき、返金は対応不可となっています。国内線を利用する場合、空港施設使用料が諸税等払戻事務手数料を上回るケースは少ないです。
空港施設使用料はひとりずつかかりますので、複数人で予約しているとき、または国際線を利用する予定だった方であれば、空港施設使用料・諸税の返金が受けられるかもしれません。
少しでも返金してほしい、という方は「コンタクトセンター/ライブチャット」にて相談してみることがおすすめです。
搭乗できなくなった理由によっては、変更できる場合も
予定の飛行機に搭乗できなくなった理由が、「病気や怪我」や「近親者の不幸」であったときは、Starterでも予約の変更ができる場合があります。
お問い合わせページにある「特別な事由による予約変更」を利用して、相談してみてください。ライブチャットが利用できる時間帯には限りがあります。
9時から21時までの受付となっており、他のお客様への対応で混雑しているときは、自分の番が回ってくるまでに、10分から20分ほど時間がかかる場合があります。
ライブチャットの順番待ちをしているときは、パソコンがスリープ状態にならないようにしてください。スリープ状態になってしまうと、接続が切れてしまい、また順番待ちを1からすることとなってしまいますので、ご注意くださいね。
4.Starter以外のプランを利用したときの予約取消・キャンセル方法
Starter、Starter Plusプラン以外を利用している場合は、予約のキャンセル・払い戻しが可能ですよ。
Starter | Starter Plus | Starter Max | Starter FlexiBiz | |
---|---|---|---|---|
キャンセル | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
払い戻し | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
当日のフライト変更 | 不可 | 不可 | 不可 | 同日の便であれば可 |
ただし、払い戻しの際には、3,000円の手数料がかかり、現金での返金ではなく、バウチャーというジェットスターで使用できる商品券での払い戻しとなります。
払い戻し手続きの手順
1.ジェットスターの公式ホームページ、アプリを開く
2.「予約の確認/変更」を選択
3.ログインまたは予約番号を入力する
4.払い戻しを希望する便を選択
バウチャーには6か月という有効期限があります。1日でも過ぎてしまうと、使用不可となりますのでご注意ください。
なお、当記事の払い戻しの内容は、搭乗者側の諸事情により、フライトを取り消した場合を想定してご紹介しております。
天候トラブル、機材トラブル、社会不安、そういった場合の払い戻しとは、対応が少し異なっていますのでご注意くださいね。
5.まとめ|予定が変わりそうなときはStarter以外のプランがおすすめ
ジェットスターの予定変更には、原則変更手数料がかかります。Starter FlexiBizだと、フライト当日、同日の便への変更であれば、手数料は無料となっていますが、Starterでは変更手数料が必要となります。
Starterは払い戻しも対応不可となっているため、スケジュールが確定していないときは、予約の再検討がおすすめです。
社会不安を理由に、便の変更や払い戻しを依頼したい方は、ジェットスターの「重要なお知らせ」をしっかりとご覧くださいね。
掲載情報は投稿日時点のものです。 掲載情報は各業者の公式サイトなどの公開情報を独自に収集したものであり、弊社独自の観点によるものです。 実際のサービス内容を保証するものではありません。 各サービス内容は様々な条件によって変更される場合があります。 実際の利用時は必ず各業者に詳細をご確認ください。