- ジェットスター
2023.07.04
ジェットスターの予約取消が不可である場合とは?取消ができないと払い戻しも不可となる!システムの解説と手続き方法
ジェットスターでは、予約の取り消しができない場合があることを、ご存知でしょうか。予約の取消手続きができないということは、払い戻しもおこなわれないということです。
このことを知らずにチケットを購入してしまった、というかたもいるかもしれません。
予約の取消ができるようにしたいときは、運賃プランの変更やオプションを追加する必要があります。
ただし、予約を取り消す理由によっては、払い戻しまたは、後続の便への振り替えをしてもらうことが可能です。当記事にて、詳しくご紹介いたしますので、参考のひとつとしてご覧ください。
1.ジェットスター予約が取り消せる場合とは
ジェットスターの予約取消の可・不可には、以下の3つが関与しています。
・利用する運賃プラン
・オプションの追加
・予約を取り消す理由
利用する運賃プラン
ジェットスターには、4つのエコノミークラス Starter・Starter Plus・Starter Max・Starter FlexiBiz と、2つのビジネスクラス Business・Business Max があります。
【エコノミークラス】
Starter | Starter Plus | Starter Max | Starter FlexiBiz | |
---|---|---|---|---|
予約取消 | 不可 | 不可 | 可 | 可 |
当日の予約変更 | 不可 | 不可 | 不可 | 同日の便のみ可 |
【ビジネスクラス】
Business | Business Max | |
---|---|---|
予約取消 | 不可 | 可 |
当日の予約変更 | 不可 | 不可 |
エコノミークラスの Starter・Starter Plus とビジネスクラスの Business では、予約の取消が不可となっています。ビジネスクラスでも予約が取り消せないのは、驚きかもしれません。
予約が取り消せないということは、払い戻しもできないということになります。Starter・Starter Plus・Business 以外の運賃プランであれば、予約の取消が可能です。
オプションの追加
ジェットスターには、「FareCredit」という払い戻しオプションがあります。
チケットを予約するときに、このオプションを追加すると、Starter・Starter Plus・Business でも払い戻しを受けることができます。
払い戻しが可能となる、ということは、予約の取消ができるということです。
FareCredit を利用して払い戻しを受けたとき、返金対象外の料金とFareCredit を購入したときの料金をはぶいた金額が払い戻されます。
予約を取り消す理由
予約を取り消す理由は、人それぞれですよね。急な仕事、都合が合わなくなったなどさまざまです。
そのなかでも、予約を取り消す理由が、「社会不安(感染症など)」であった場合、どの運賃プランを選択していたとしても、払い戻しや後続の便への振替対応が受けられます。
上記のことをまとめると、予約の取り消しができるときとは、以下の通りです。
・予約が取り消せる運賃プランを利用しているとき
・FareCredit(払い戻しオプション)を利用しているとき
・予約を取り消す理由が社会不安であったとき
なお、ジェットスターでは基本的に、現金での払い戻しをおこなっていません。
払い戻し手続きをおこなうと、次回ジェットスターで使うことができる商品券(バウチャー)というかたちで返金されます。
次は、取り消し手続きをおこなうときの流れをご紹介いたしますね。
2.自分の都合で予約を取り消すときの流れ
予約を取り消し、払い戻し手続きをおこなうときは、3,000円の手数料が必要です。
予約取消手続き
1. ジェットスターの公式ホームページを開く
2. メニューの「予約の確認/変更」を選択
3.「詳しくはこちら」をクリック
4.「代替便/他の選択肢を確認する」を選ぶ
5.「他の選択肢を確認する(払い戻しなど)」
6.「払い戻し請求をする」をクリック
7. 払い戻し手続きをおこないたい便を選び、「払い戻し」
5,000円のチケットを購入していたとします。3,000円の手数料を支払い、5,000円分のバウチャーが送られてきました。
実質いくら戻ってきたのか、計算してみると……
5,000円(チケット代)-3,000円(手数料)=2,000円
チケット購入時には620円の支払い手数料があり、この分は払い戻し対象とはなりませんので、2,000円-620円となり、実質1,380円返ってくることとなりますね。
チケット価格が高ければ、その分返ってくる金額も高くなります。ただし、チケットの価格が手数料を下回るときは、払戻手続きがおこなえませんのでご注意ください。
3.致し方ない理由で予約を取り消すときの流れ
致し方ない理由で予約を取り消すときとは、以下の通りです。
・社会不安のため
・急な事故による怪我、病気、近親者の不幸のため
社会不安が理由であったとき
社会不安が理由で予約を取り消すときは、特別対応が適応されると、どの運賃プランを予約していても払い戻し対応が受けられます。
1. ジェットスターの公式ホームページを開く
2. メニューから「予約の確認/変更」を選択
3. ログイン
4. 表示された予約管理画面から「詳しくはこちら」選ぶ
5.「代替便/他の選択肢を確認する」をクリック
6.「他の選択肢を確認する(払い戻しなど)」を選ぶ
7.「払い戻し請求をする」を選択
8. 払い戻しを希望する便にチェックをつけ、「払い戻し」をクリック
払い戻しだけでなく、代替の便に変更することも可能です。
手順5までは同じ流れで、「代替便/他の選択肢を確認する」をクリックした後、「代替のフライトを検索する(無料)」を選び、希望の便を予約します。
社会不安を理由に予約を取り消したい方は、早めに手続きがおすすめです。期間が開いてしまうと、特別対応が適応されなくなるおそれがあります。
事故や病気が理由であったとき
ジェットスターでは、「特別な事由による予約変更」という問い合わせ窓口を用意しています。
病気や怪我を理由に予約を取り消すときは、診断書を用意する必要があります。
診断書の料金は、怪我の状態などによっても変化しますが、入院・通院証明書(病院所定様式)の診断書料金は3,300円です。
なかには、診断書を書いてもらうのに5,000円ほどかかる場合もあります。
予約したチケットの価格が3,300円以下であった場合、診断書の料金にもよりますが、払い戻し手続きをおこなっても、あまりメリットがないかもしれません。
例えば、4人家族でフライト予約をおこなっており、お子さんが病気、または骨折などの怪我を負ってしまったとします。この場合は、払い戻し手続きを試みることがおすすめです。
「特別な事由による予約変更」のライブチャットにて、その旨を伝えて、確認を取ってみてください。
ただし、上記の内容は、国内線を予約していた場合を想定したものとなっています。
国際線を予約していた場合、病気や怪我が理由であっても、払い戻し対応を受けることは難しいです。それでも、一度確認を取ってみることがおすすめです。
予約変更可能時間を過ぎてしまったときは、あきらめずに空港カウンターまで向かってみてください。
4.飛行機に間に合わないとき!予約は取り消した方がよい?
寝坊や遅刻により、飛行機に間に合わないときは、「予約内容の変更」または、「到着遅延手数料を支払い、後続の便を利用する」という選択肢があります。
予約内容の変更をおこなう
予約内容は、チェックイン開始時刻になるまでの間、変更が可能です。
【チェックイン受付開始時間】
ジェットスター・ジャパン(GK)国内線
飛行機の出発2時間前からチェックインの受付開始
ジェットスター・ジャパン(GK)国際線
飛行機の出発3時間前からチェックインの受付開始
国内線の場合は、飛行機が出発する2時間以上前の段階で、予約の変更をおこなうこととなります。その時間を過ぎてしまうと、予約の変更はおこなえません。
なお、予約変更手数料はネットからだと3,300円、電話・空港カウンターでおこなうと4,400円必要です。
到着遅延手数料を支払い後続の便を利用する
空港に到着したものの、時間内に搭乗することができなかったときは、空港カウンターにて到着遅延手数料5,000円~を支払い、後続の便を利用することもできます。
ただし、後続の便に空きがある時のみ、このサービスは利用可能です。ピーク時には、このサービスは利用できないおそれがあります。
チケットを買い直すという手もある
チケット価格が3,000円台であった場合、予約の変更をしても、予約を取り直してもよいでしょう。
なぜなら、予約の変更には、3,300円の変更手数料がかかるためです。電話・空港にて変更するときは、4,400円かかります。
3,000円台のチケットを購入→3,300円で予約を変更→搭乗する
3,000円台のチケットを購入→同じ価格の航空券を買い直す→搭乗する
ただ、チケットを買い直す際には、支払い手数料(620円)が再度必要となってきます。そのため、予約を変更した方が、支払い手数料分が少しお得となるでしょう。
到着遅延手数料5,000円を活用できるときとは
3,000円台のチケットを購入しているとき、到着遅延手数料5,000円は少し高く感じてしまうかもしれません。
例えば、東京から沖縄にいく便に、家族4人が乗り遅れたとします。チケットの予約にかかった総額と、到着遅延手数料を比較してみましょう。
【東京から沖縄へのチケット価格】
8,810円×4人=35,240円
※2020年8月のチケットの平均価格
【片道分の支払い手数料】
620円×4人=2,480円
※支払い手数料は1人ずつ、1区間ずつかかります
【予約時にかかった費用の合計】
35,240円+2,480円=37,720円
※オプションを使用しなかったとき
もう一度37,720円支払うよりも、およそ5,000円の手数料(5,000円×4人=20,000円)を支払ったときの方が、出費を17,720円抑えることができます。
旅行となれば、ホテルのキャンセル料なども必要となるかもしれません。
そういったケースであれば、手数料を支払い、代替の便に乗り換えることがおすすめとなります。
5.まとめ
ジェットスターの予約が取り消せないときは、自分の予約したプランの確認をおこなってみてください。Starter・Starter Plus・Business では、払い戻し手続きはおこなえません。
ただし、予約を取り消す理由が、社会不安であったり、病気や飛行機の乗れないような怪我であったりするるときは、確認を取ってみてください。
2020年8月3日現在、社会不安に伴い、コンタクトセンターが大変混み合っているとのことです。電話がなかなか繋がらないときは、利用者が少ない時間を狙って連絡を取ってみてください。
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