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JALの料金は、航空券の種類やクラスによって大きく異なります。そのため、JALの飛行機にお得に搭乗する上では、どのような航空券の種類が、またクラスがあるのかを知っておくことが非常に大切です。

そこでこの記事では、国内線と国際線における、運賃プランやクラスについて紹介していきます。また、実際に路線を例にあげて、航空券の種類別、またクラス別の料金表も紹介していきますね。JALを安く利用したいという方は、ぜひ参考にしてください。

1.【国内線】JAL料金表｜運賃プラン別の値段

ここではまず、JALの国内線における運賃プラン、またそれぞれの料金を紹介していきます。

■JAL国内線運賃プラン一覧

JAL国内線における運賃プランは、大きく分けて以下の13種類が存在します。まずはそれぞれの運賃プランの概要を簡単に確認しておきましょう。

□普通運賃

普通運賃は満12歳以上の方が利用可能な大人普通運賃と、満3歳以上12歳未満の方が利用可能な小児普通運賃に分けられます。JAL国内線の運賃プランの中で最も基本的なものです。予約変更可能、当日まで予約可能と、いつでも利用可能であるという点が特徴の運賃プランとなります。

□往復割引

往復割引は、同一区間を往復する場合に利用可能な割引運賃プランです。この運賃プランも、予約変更可能で予約期限は当日までとなっています。

□身体障がい者割引

身体障がい者割引はJALが指定している、身体障害者手帳・戦傷病者手帳・療育手帳などを持っている方、また一緒に搭乗する介護者の方に適用される割引運賃プランです。

□JALビジネスきっぷ

JALビジネスきっぷは、JALカード（クレジット機能付き）会員の方が対象の割引運賃プランです。同一路線を往復、もしくは同一方向に2回フライトする飛行機に搭乗する場合に利用可能となります。この運賃プランも、予約変更可能で当日まで予約可能という特徴があります。

□特便割引

特便割引は、搭乗予定日の21・7・3・1日前までが予約期限となっている4つの引運賃プランです。なお、この運賃プランは、予約変更が不可、また上記のように予約期限が種類ごとに設けられている点に注意が必要となります。

□先得

JALの早期予約割引運賃プランです。搭乗予定日の75・55・45・28日前までが予約期限となっている4種類が設定されています。この運賃プランに関しても、予約変更不可、そして予約期限が設定されているという点には注意が必要です。

□株主割引

JALの株主が手に入れられる株主優待券を利用することで、普通運賃が50％オフとなる割引運賃プランです。基本的な概要に関しては普通運賃のそれとほとんど同じで、予約変更可能で当日まで予約可能となっています。

□おともdeマイル割引

JALマイレージバンク会員、また会員本人を含めて2人～4人までが利用できる割引運賃プランです。会員以外の同乗者は割引運賃で、会員本人に関しては10,000マイルにて飛行機に搭乗することが可能です。

なお、予約変更は不可となっています。また、予約期限が搭乗予定日の4日前までとなっている点にも注意が必要となります。

□当日シルバー割引

満65歳以上の方が対象の割引運賃プランです。なお、事前予約をすることはできず、搭乗当日空港にて空席がある場合に限り利用可能となっています。

また、JALカード（もしくはお客様情報登録が済んでいるJMBカード）、年齢の確認できる公的書類などが航空券の予約・購入時や搭乗時に必要です。

□介護帰省割引

要介護もしくは要支援認定のされた方の、二親等以内親族・配偶者兄弟姉妹配偶者・子の配偶者父母が利用可能な割引運賃プランです。予約変更可能、また当日まで予約可能となっています。

□スカイメイト

満12歳以上26歳未満の方が対象の割引運賃プランです。当日シルバー割引同様、搭乗当日空港で空席がある場合に限り利用可能となっています。

また、航空券予約・購入時及び搭乗時にはJALカード・JALカードnavi・お客さま情報登録済みのJMBカード・年齢の確認できる公的書類などが必要です。

□乗継割引

同じ日に乗り継ぐ特定の2路線の航空券を、まとめて予約する場合に利用可能な割引運賃プランです。搭乗予定日の28日前が予約期限の乗継28、7日前が予約期限の乗継7の2種類が設定されています。上記のように予約期限が設けられている点と、予約変更ができないという点には注意が必要です。

なお、同じ空港で乗り継ぐ場合には特別乗継割引という割引運賃プランを利用することもできます。こちらの運賃プランは、搭乗当日まで予約可能で、予約変更も可能です。

□離島割引

離島割引は、沖縄であれば沖縄県離島住民割引運賃カード、鹿児島県であれば鹿児島県離島航空割引カードなどというように、証明書を持っている方が利用可能な割引運賃プランです。予約変更可能で予約期限も搭乗当日までと融通の利く運賃プランですが、適用路線はJAL指定であるため注意が必要となります。

■運賃プラン別JAL料金表

それぞれの運賃プランが、実際にはどのような値段に設定されているか、実際に路線を例にあげながら見ていきましょう。

【羽田空港→新千歳空港】

普通運賃	大人：38,760円～ 小児：19,380円～
往復割引	35,710円～
身体障がい者割引	23,060円～
JALビジネスきっぷ	33,460円～
特便割引	21日前：23,160円～ 3日前：24,860円～ 1日前：30,560円～
先得	75日前：8,960円～ 55日前：14,560円～ 45日前：14,960円～ 28日前：15,360円～
株主割引	19,660円～
おともdeマイル割引	13,760円～（同乗者）
当日シルバー割引	16,060円～
介護帰省割引	25,010円～
スカイメイト	14,810円～

※2020年1月22日時点の2020年4月20日の運賃です。
※消費税・旅客施設使用料込です。
※運賃は変動することがあります。

■乗継割引・離島割引の値段

乗継割引と離島割引の料金表は以下で確認しましょう。これらの運賃プランは、設定されている路線などがJAL指定であるため、当サイト調べのものとなります。

□乗継割引

【羽田空港→宮古空港】

普通運賃（直行便）	63,690円～
乗継28（那覇空港経由）	25,930円～
乗継7（那覇空港経由）	37,130円～

※2020年1月22日時点の2020年2月20日の運賃です。
※消費税・旅客施設使用料込です。
※運賃は変動することがあります。

□離島割引

【石垣空港→那覇空港】

普通運賃	26,420円～
離島割引	10,820円～

※普通運賃：2020年1月22日時点の2020年2月20日の運賃です。
※離島割引：2019年10月27日～2020年3月28日に設定されている運賃です。
※消費税・旅客施設使用料込です。
※運賃は変動することがあります。

2.お得に航空券を安く予約購入するなら早めに予約しよう

ここまでで、JALの料金について、実際に路線を例にあげながら見てきました。運賃プランによって、大きく航空券の値段が異なりましたね。なお、その中でもおすすめの運賃プランは、なんといっても早めに航空券を予約することで大きな割引が適用される先得です。

先ほどのJAL料金表の中でも、普通運賃が40,000円近かったものが、9,000円ほどにまで安くなっていました。この割引率は、他の運賃プランではほとんど見ることができないでしょう。

ただし、そんな普通運賃から30,000円以上も安くなり非常にお得なこの先得ですが、利用するためには搭乗予定日から大幅に前倒しで航空券の予約をする必要があります。また、予約変更不可、キャンセルをすることになった際には、高額な取消手数料が発生したりするなどの注意点もあるのです。

そのため、利用する際には自分の予定と相談しながら、また他の運賃プランの詳細な概要とも比較しながら決めるようにしましょう。

3.【国際線】クラスによって値段の差が非常に大きくなる

次は、JAL国際線の料金について紹介していきます。まずは、そんな料金に大きく関係してくる、クラスについて確認しておきましょう。

■JAL国際線クラスについて

JAL国際線にあるクラスは以下の4つです。

エコノミークラスを基本として、プレミアムエコノミー→ビジネスクラス→ファーストクラスになるにつれてグレードが上がっていきます。大きな違いとしてはやはりシートがあげられるでしょう。

ビジネスクラスやファーストクラスともなると、足を伸ばしても非常にゆとりのある空間を楽しむことができます。また、ベッドとして利用することも可能で、十分に休むことも可能です。

なお、シート以外にも食べ物や飲み物、アメニティの種類やラウンジの利用などという点において、クラスによってサービスが異なります。そしてこれらのサービスも、上記のようにクラスのグレードが上がるにつれて質の高いものになっていきます。

では、それほどまでにサービスが異なるクラスによって、値段はどれほど異なるのでしょうか。

■クラス別料金

では実際に、JAL国際線において、クラス別に料金がどれほど異なるのかを見てみましょう。ここでは、日本の東京からアメリカのニューヨークへのフライトを例に紹介していきます。

【羽田空港→ジョン・F・ケネディ国際空港】

エコノミークラス	603,420円～
プレミアムエコノミー	603,420円～
ビジネスクラス	846,420円～
ファーストクラス	1,401,370円～

※2020年1月22日時点の2020年2月20日の運賃です。
※税金・燃油特別付加運賃など込です。
※運賃は変動することがあります。

上記の表から、クラスによって料金が大きく異なることがわかりますね。なお、当然路線によってクラスごとの料金差は異なります。

そのため、ここで取り上げたJALの料金表はあくまでも参考程度にするようにしましょう。実際にJALの国際線を利用する際には、そのタイミングでの料金をクラスごとに調べるようにしてくださいね。

4.まとめ

JALの料金は、国内線と国際線において、その運賃プランやクラスによって大幅に異なります。本記事で紹介したJALの料金表を見るとそれが一目瞭然でしたね。

なお、国内線において、安くJALの飛行機に搭乗したいという場合には、早期予約割引運賃プランである先得がおすすめです。早割運賃は利用する上では予約期限をはじめとした制限が少々あります。しかし、航路によっては30,000円以上も値下げをしてくれる早割制度は、非常に魅力的といえるのではないでしょうか。

一方、国際線に関してはクラスによって料金の差が大きくなるため、どのクラスを利用するのか、料金はもちろんサービス面も考慮しながら選ぶとよいでしょう。JALの利用を検討されている方は、ぜひ本記事で紹介した内容を参考にしてみてくださいね。