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2023.07.04

北大東島・南大東島への行き方まとめ!大東島へは飛行機?フェリー?

旅客機
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沖縄本島の南東、およそ350km沖にある『南大東島』『北大東島』。ニッチな離島ですが、ぜひ行ってみたい!という方も多いのではないでしょうか?

大東島へは、飛行機またはフェリーで向かう必要があります。王道の移動手段ではありますが、行くのは沖縄本島からも遠く離れた離島です。それぞれ運賃や時間、特徴などは大きく異なるため、ここでしっかり知っておきましょう。

この記事では、大東島までの飛行機・フェリー情報を詳しく解説していきます。大東島に興味がある!という方は、ぜひご覧ください!

1.那覇経由は必須!南大東島・北大東島までの飛行機アクセス

北大東島も南大東島も、飛行機やフェリーで行くなら『那覇』から出発する必要があります。まずは、那覇からのアクセスについて、簡単に確認していきましょう。

・各地→那覇
・那覇空港~南大東空港
・那覇空港~北大東空港
・南大東空港~北大東空港

〇那覇空港の路線


札幌・仙台・羽田・成田・茨城・新潟・小松・静岡・名古屋・関西・伊丹・神戸・岩国・沖永良部・広島・岡山・松山・高松・福岡・北九州・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・奄美・与論・石垣・宮古・久米島・北大東・南大東・与那国

那覇空港は規模の大きい空港なので、日本国内の路線数も非常に多くなっています。まずはこの那覇空港へ行き、そこから飛行機またはフェリーに乗り換えましょう。

関連記事:沖縄へ飛行機で行くには?主要空港の就航情報と航空券の料金相場

〇那覇空港~南大東空港

運航会社 RAC(JALの系列会社)
片道運賃 25,720円
(普通運賃)
16,420円
(往復割引適用時の片道運賃)
所要時間 約1時間5分
運航本数 1日1往復
※火・水・木:南大東行きが1便追加
金・土・日・月:那覇行きが1便追加

※2019年8月1日の運賃。消費税・旅客施設使用料込み。

この区間は朝の9時台に毎日1便、南大東島に向けてフライトしています。表にもあるように、該当の曜日は午後にも1便追加でフライトするので、その日に移動する場合は注意しておきましょう。

〇那覇空港~北大東空港

運航会社 RAC(JALの系列会社)
片道運賃 25,720円
(普通運賃)
16,420円
(往復割引適用時の片道運賃)
所要時間 約1時間10分
運航本数 曜日運航
※金・土・日・月:北大東行きが1便運航
火・水・木:那覇行きが1便運航

※2019年8月2日の運賃。消費税・旅客施設使用料込み。

このルートは南大東行きとは違い、毎日一定の運航をしていません。曜日によっては北大東島にフライトしない日もあります。何曜日にどこ行きの便が出ているか、というポイントを抑えておかないと、スケジュールを立てにくくなってしまいますので、しっかり把握しておきましょう。

〇南大東空港~北大東空港

運航会社 RAC(JALの系列会社)
片道運賃 8,500円
(普通運賃)
5,450円
(往復割引適用時の片道運賃)
所要時間 約20分
運航本数 曜日運航
※火・水・木:南→北が1便運航
金・土・日・月:北→南が1便運航

※2019年8月1日の運賃。消費税・旅客施設使用料込み。

この区間は所要時間わずか20分、実質的な飛行時間は10分を切ることもある超短距離路線ですが、島と島の移動には非常に重宝しますよ。この区間は曜日によって運航する方向が逆転するので、予定を立てる際は間違えないようにしてくださいね。

〇注意!火~木に那覇→北大東に行きたい場合、WEB上では予約できない!?
近年では航空券をWEB上で購入することも一般的になってきましたが、この大東島への移動の際は1点注意していただかなければなりません。

火~木、つまり那覇から北大東への直行便がない曜日にこの区間の航空券を予約する場合、必然的に南大東島経由で予約するかと思います。この際、JALのWEBサイト上ではこの経由便を予約することはできないのです。

那覇→南→北の便など、南大東・北大東を同日に経由する便を購入しようと思ったら、WEBではなく電話で予約する必要があります。予約の際は、注意してくださいね。

JAL電話お問合せ(JAL公式)

飛行機 翼

2.お得に大東島へ渡航するならソラハピがおすすめ!

「できれば飛行機で行きたいけど、運賃が高いな……」
そんな悩みを抱えてはいませんか? 飛行機に安く乗る方法として有名なのは早得や早割などの『早期予約割引』ですが、残念ながら大東島までの飛行機区間には割引の設定がありません。

それでも安く買いたい!という方には、『ソラハピ』での航空券購入をおすすめします。航空券の比較・購入サイトソラハピでは、JALの普通運賃よりも安い価格で航空券を購入できることもあるのです。

ソラハピで購入した際の運賃 JALの普通運賃
22,000円 25,720円

※2019年8月1日(木)に計算した「那覇発 南大東島着」の運賃
※消費税・旅客施設使用料込み

ちなみに、往復割引を利用するのであればJALの方が安いので、その場合は公式で買った方がお得です。とはいえ、大東島へ行くのであれば、南も北も回りたいものですよね。

例えば那覇→南大東島→北大東島→那覇のようなルートで回る場合、往復割引は利用できません。自分の予定と照らし合わせ、往復運賃が利用できないのであれば、ぜひこのソラハピのお得な運賃をご利用ください!

3.南大東島・北大東島までのフェリーアクセス

南北の大東島へは飛行機以外にも、フェリーで行くこともできます。出発場所は飛行機同様那覇のみなので、注意しておきましょう。

〇那覇~大東

運航会社 大東海運
片道運賃 5,690円(普通運賃)
所要時間 約14時間~17時間30分
※夜行便
運航本数 1週間に1~2回運航

〇南大東~北大東

運航会社 大東海運
片道運賃 850円(普通運賃)
所要時間 約1時間
運航本数 1週間に1~2回運航

フェリーの運航は週に1~2回、ときには1回もない週もあるなど不定期に近いため、予約の際は注意が必要です。またフェリーの中には北大東に先に行くフェリー、南大東に先に行くフェリーの2種類があるので、予約時によく確認するようにしてください。

運行スケジュール(大東海運公式)

〇那覇空港から出発港までのアクセス

那覇発着のフェリーは、主に「泊ふ頭」「安謝新港ふ頭」を利用しています。この港へのアクセスは、以下の通りです。

■電車(モノレール)

泊ふ頭 那覇空港駅→美栄橋駅
300円 約15分
+
徒歩約10分
安謝新港ふ頭(那覇新港) 最寄り駅なし

■バス

泊ふ頭 国内線旅客ターミナル前→泊高橋
230円 約15分~20分
+
徒歩約7分
安謝新港ふ頭(那覇新港) 国内線旅客ターミナル前→バスターミナル前
230円 約15分
+
バスターミナル前→ふ頭入口
230円 約30分
+
徒歩約5分

フェリー

4.どっちがいい?飛行機・フェリーの特徴を比較!

ここまでは大東島行きの飛行機・フェリー両方の解説をしてきましたが、結局どちらが便利なのでしょうか?ここでは、飛行機とフェリーの特徴を簡潔にまとめていきます。

〇飛行機の特徴

運賃こそ高いですが、なんといっても飛行機はすぐたどり着けるのが魅力的です。フェリーが夜行便なのに対して飛行機は約1時間で到着するため、現地での時間を長く取れるでしょう。

また、乗り換えも遠方から飛行機で来た場合はそのまま那覇空港で乗り換えるだけなので、バスなどを利用するフェリーに比べて楽です。ネックの運賃も、できるだけ安く抑えたいのであればソラハピや往復運賃を利用する、という手がありますよ。

利便性やスピードを取るなら、やはり飛行機でしょう。

〇フェリーの特徴

フェリーを選ぶメリットは、やはりその安価な運賃です。普通運賃で飛行機と比較すると、その値段は半額以下なので、かなり費用を抑えることができるでしょう。14時間以上かかる、運航がやや不定期など利便性には欠けますが、とにかく安く行きたいならフェリーは非常におすすめの方法です。

また、大東島フェリー渡航の大きな特徴に、『クレーンで乗降する』、というものがあります。大東島は南も北も船が停泊できる場所がないため、陸地からクレーン車を用いてゴンドラで人を積み出すのです。他の島では味わえない、スリルのある経験ができますよ。

5.知っておきたい大東島移動の注意点

大東島は本州や沖縄本島から遠く離れた島だけあり、特殊な注意点もいくつかあります。渡航前に、しっかり確認しておきましょう。

〇公共交通機関・宿の少なさ

大東島は南北ともに、バスやタクシーなどの交通機関がありません。1週10km~20kmの島なので徒歩でも歩けなくはないですが、不安なら宿の送迎を受けた方がよいでしょう。

とはいえ、その宿自体も数が少ないため注意が必要です。ホテル形式の宿も限られていますので、早めの予約をおすすめします。

宿泊案内(南大東村観光協会)
ハマユウ荘
二六荘
※北大東島の宿は2つです。

〇欠航に注意!

台風情報などのニュースではよく耳にする大東島。そのイメージ通り、比較的海が荒れやすく、フェリーなども欠航や順延などしやすくなっています。飛行機も、フェリーほどではありませんが欠航になってしまうこともあるため、その際に慌てないような計画をあらかじめ立てておきましょう。

また飛行機(JAL)の場合は、自然災害で欠航・遅延した場合便の振り替えまたは払い戻しで対応してもらうこともできます。いざというときは、JALの窓口や問い合わせセンターなどに相談してみましょう。

6.まとめ

北・南大東島へは、飛行機やフェリーで向かいます。速さ・利便性でいえば飛行機が圧倒的ですが、安さでいえばフェリーの方が半額以上安くなっています。自分の求める条件に合わせて、交通手段を選びましょう。

飛行機を使いつつ、できるだけ安く行きたいのであれば、往復割引かソラハピを活用しましょう。この2つは、『どちらか片方の島しか行かないなら往復割引』『両方回りたいならソラハピ』、といった形で使い分けることができます。格安運賃を上手く利用して、お得に大東島を楽しみましょう!

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