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2023.07.04
エアアジアの当日予約まとめ|チェックイン・手荷物・変更まで解説!
エアアジアは日本国内にも就航している、本社をマレーシアに置くLCC、いわゆる格安航空会社です。つまり、国内の航空会社ではありません。そのため、国内の航空会社とは少々勝手が違うという部分もあります。
そこでこの記事では、エアアジア当日の航空券の予約・購入から、安く搭乗するコツについてなど、あわせて詳しく解説していきます。搭乗当日に困らないように、この記事でしっかりと流れを把握しておきましょう。
1.LCC・エアアジアの予約は最短当日“2時間前”まで!その予約方法とは
人気のLCC・エアアジアを当日予約しようと思った場合、まず気になるのはやはり『購入期限』ではないでしょうか。そんな気になる予約の期限ですが、これは支払方法によって異なります。
支払方法 | 予約可能時間 |
---|---|
クレジット/デビットカード E-ギフトバウチャー BIGポイント |
フライト2時間前まで |
ウェルネット | フライト3日前まで |
UnionPay | フライト24時間前まで |
※2019年8月27日時点の情報です。
上記のように、最もフライト直前のもので2時間前まで。そんなエアアジアの予約方法は、基本的にパソコンやモバイルなど、主にオンライン上にておこないます。
〇エアアジアを当日予約する方法
エアアジアの予約は、当日であってもそれほど時間はかかりません。事前にしっかり流れを覚えておきましょう。
①便の検索
エアアジアのトップページ(リンクはこちら)には、分かりやすく出発地・到着地・年月日などの選択項目があります。それらを希望に沿って選択し、検索ボタンを押しましょう。
②運賃の選択
検索結果が出たら、希望の時間帯の便を選択します。この際、運賃のタイプがいくつか表示されることも。これらは種類に応じて、主に以下のような違いがあります。
運賃プラン | 通常運賃 | バリューパック | プレミアムフレックス | プレミアムフラットベッド |
---|---|---|---|---|
運賃 | 24,150円 | 29,350円 | 33,270円 | 63,854円 |
特徴 | ・機内持ち込み手荷物7kgまで無料 | ・機内持ち込み手荷物7kgまで無料 ・受託手荷物20kgまで無料 |
・機内持ち込み手荷物7kgまで無料 ・受託手荷物20kgまで無料 |
・機内持ち込み手荷物7kgまで無料 ・受託手荷物40kgまで無料 |
※2019年8月28日時点、2019年10月30日の運賃です。
※諸費用込みの運賃です。
※運賃は変動することがあります。
上記の運賃プランは、運賃からもわかるように左から右にグレードが上がっていきます。バリューパック以降の運賃プランは、座席指定が無料となっていたり機内食が1食分付いていたりといったサービスが付帯していますよ。
運賃差こそありますが、サービス面なども確認しながら決めましょう。各運賃プランの詳細はエアアジア公式サイトで確認してください。
③パック・オプション選択
運賃まで選択したら、次はセットのパックやオプション、機内食などを選びます。セットパックは保障やサービスなどがお得なパックになったもので、個別で購入していくよりもお得です。
オプションでは、受託手荷物や座席指定をしていきます。受託手荷物はプランに応じて有料となりますが、この段階で預ける重量分のお金を払っておけば後から空港で払うよりも安く済みますよ。
④必要情報の入力・決済方法を選択
ここまで完了したら、後は必要な情報と決済方法を選択するだけです。搭乗者の氏名や生年月日などを入力しましょう。その後は前述した支払方法から選択し、メールアドレスなどの情報を入力すれば予約完了となります。
2.ウェブチェックイン・モバイルチェックインで当日スムーズに搭乗!
エアアジアに当日搭乗する際、空港で必ずおこなうこととして、『チェックイン』というものがあります。エアアジアのチェックイン方法には4つの種類があり、どの方法を利用するかで当日スムーズに搭乗できるかどうかが変わってきます。
・ウェブチェックイン
・モバイルアプリチェックイン
・キオスクチェックイン
・空港カウンターチェックイン
上記の方法の中でもオススメしたいのは、『ウェブチェックイン』と『モバイルアプリでのチェックイン』です。
〇ウェブ・モバイルでのチェックインは当日空港でスムーズ!
ウェブチェックインは、パソコンからおこなうチェックイン方法です。これはエアアジアの公式サイト(リンクはこちら)からおこなうことができます。
やり方としては、まずは画面上部(スマートフォン版の場合は画面下部)にある『WEBチェックイン』を押します。ジャンプしたページでは航空券を予約した際に送られてきた予約番号や氏名などを画面の指示に従って入力していくだけ。これだけで、簡単にチェックインできますよ。
チェックインが完了したら搭乗券がデータで発行されます。その搭乗券を印刷し、大切に保管しながら当日は空港へもっていきましょう。
モバイルアプリチェックインは、エアアジアのアプリからチェックインをおこなうというもの。流れに関してはウェブチェックインと基本的に同じとなります。スマートフォンでエアアジアを予約する場合は、アプリを入れておくと便利ですよ。
〇キオスク・空港カウンターチェックインは少々時間がかかることも
キオスクチェックインは、いわゆる自動チェックイン機を利用しておこなうというものです。空港に設置されている自動チェックイン機を操作するだけで、簡単にチェックインをすることができます。
また空港カウンターチェックインは、その名の通り搭乗当日に空港でチェックインするというものです。これは空港へ行き、カウンターで予約番号やパスポートなどの必要な書類などを提出すれば手続きしてくれます。
ともに便利な方法ですが、これらの方法は空港の混み具合にもよって時間がかかってしまうこともしばしば。チェックインカウンターは、エアアジア便国際線の場合出発1時間前(日本からの国内線は30分前まで)には閉まってしまうので、当日ぎりぎりの場合は少々時間が危なくなってしまうかもしれません。
さらに一部の空港では、対人におけるチェックインには手数料がかかる場合もあります。これらのことから、基本的にはウェブチェックインまたはモバイルアプリチェックインを利用するとよいでしょう。
3.機内持ち込み・受託手荷物のルールと料金
前述の予約の手順でも少々出てきた手荷物の話題。エアアジアに当日搭乗する場合は、この手荷物のルールについて知っておかなければ損をしてしまうかもしれません。
〇機内持ち込み手荷物のルール
エアアジアの機内に持ち込める手荷物は最大重量7kgまで。ただしそれ以外にも、さまざまな制約があります。
個数 | 合計2個 (大き目のバッグ+ハンドバッグなど) |
---|---|
サイズ | 56cm×36cm×23cm以内のもの(キャビンバッグなど) 40cm×30cm×10cm以内のもの(ハンドバッグなど) |
この上限を超えるものは機内に持ち込めないので、注意しておきましょう。
〇受託手荷物のルール
受託手荷物にも、重さやサイズのルールはあります。
サイズ | 81cm×119cm×119cm以内のもの |
---|---|
重量 | 最大32kgまで |
このようなルールで受託手荷物を受け付けていますが、預けるものによってはまた別の条件が適用されることもあります。
〇スポーツ用品のルール
サーフボードや自転車、ゴルフクラブを収納するバッグなど、スポーツに利用するような荷物には別途料金がかかります。制限重量は受託手荷物同様32kgまで。スポーツ系の大きな荷物を預けたい、という場合は注意しておきましょう。
ここまでご紹介してきた手荷物の料金は、区間やタイミングなどさまざまな要因に応じて変動します。初回の航空券予約の際に同時に予約した場合、航空券予約後に手荷物の予約をした場合、空港で荷物の重量が超過した場合……そのパターンはさまざまです。
エアアジア公式の『料金および手数料』のページには出発地・到着地を選択して検索すれば荷物の料金を算出してくれるサービスもあるので、1度確認してみましょう。
4.エアアジアに当日安く搭乗するコツ
エアアジアはLCCということで、運賃が魅力です。しかし、あるコツを知っておくことでさらに安く搭乗することができますよ。そのコツについて、ここでは見ていきましょう。
コツ➀:受託手荷物について
LCCの多くは、航空券を安く提供するために飛行機の燃費をよくしようとします。このことから、飛行機自体を軽くするために搭乗者の荷物の重量に制限をかけているのです。
前述でも4種類の運賃プランを紹介しましたが、それぞれには無料の受託手荷物重量も設定されています。
・通常運賃:0kg
・バリューパック:20kg
・プレミアムフレックス:20kg
・プレミアムフラットベッド:40kg
このように、運賃プランによって荷物の重量に制限がかけられているため、自分に合った運賃プランを選択することが重要となります。各運賃プランでは受託手荷物の重量制限を上げることができるオプションもありますよ。
最終的には、受託手荷物がない、という状態であれば最もよいです。エアアジアのようなLCCに乗る場合は、できるだけ荷物を小さく済ませるように心掛けておきましょう。
なお、これらの受託手荷物に関する手続きは、必ず航空券予約時におこなうようにするとお得です。なぜなら、搭乗当日に受託手荷物の重量制限を上げることも可能ですが、この方法は割高になってしまうのです。
エアアジアに安く搭乗するためにも、受託手荷物の重量をしっかりと考慮して運賃プランを選んだり、オプションを追加したりするようにしましょう。
この受託手荷物の手数料に関しては、当然国内のLCCにも該当します。詳しく知りたい方は、「【最安】飛行機を当日でも格安運賃で予約購入する方法・コツ|航空券は当日空港でも買うことができる?」をどうぞ。
コツ➁:セールを狙う
LCCの多くは、不定期に破格で航空券を売り出すセールを開催していますが、エアアジアも例外ではありません。最近では2019年4月28日までが予約期限で、エアアジアにてスペシャルセールというセールが開催されていました。内容は以下の通りです。
・航空券:最大70%オフ
・航空券+ホテル代:最大45%オフ
一部の運賃プランのみに適用という制限があったりなどしますが、大幅に安くなるというのは非常にうれしいポイントではないでしょうか?このセールの利用方法は、基本的な航空券を予約する方法と変わりません。なお、セールは不定期となっているため見逃さないようにしましょう。セール情報は、エアアジアのフェイスブック公式アカウントなどで確認することができますよ。
エアアジアに安く搭乗したいという方は、セールの利用もおすすめです!
5.エアアジアの予約変更・キャンセル|変更は当日でも可能!
航空券の予約は無事できたものの、急きょ変更をしなければならないということもなかにあります。そんな状況において、エアアジアではどのような対応をしてくれるのでしょうか?そんな予約の当日変更について、ここでは見ていきましょう。
〇可能な2つの運賃プラン
当日でも予約変更できるかできないかは、運賃プランによって異なります。なかでも当日の予約変更可能な運賃プランは、プレミアムフレックスとプレミアムフラットベッドの2つです。詳細は以下の表の通りです。
運賃プラン | 詳細 |
---|---|
プレミアムフレックス | フライト2時間前まで2回の予約変更が可能 |
プレミアムフラットベッド | フライト2時間前まで無制限で予約変更が可能 |
このようにこれらの運賃プランであれば、なんとフライトの2時間前までであれば予約の変更が可能となっています。なお、変更可能となっているのは日付と時間のみですので、この点は頭に入れておきましょう。
〇変更不可の運賃プランの場合
通常運賃とバリューパックは、予約の変更を無料でおこなうことはできません。なお、手数料を支払うことで可能となります。
ちなみに、羽田空港からクアラルンプールの航空券を予約変更する場合は、8,250円の変更手数料がかかります。このように、路線によって変更手数料は異なりますので、エアアジア公式サイトにて確認しておきましょう。
また、上記の変更手数料以外にも、予約してたよりも運賃の高い航空券に変更する場合は、あわせて差額も必要となります。逆に予約していたよりも安い運賃の航空券に変更しても、差額の払い戻しはないので、この点は頭に入れておきましょう。
〇キャンセル・払い戻しは原則できない
エアアジアの場合、どの運賃種においてもキャンセルや払い戻しは受け付けていません。そのため、基本的には一度購入した航空券の料金は返ってこないということになります。
ただし、運賃以外の空港税は、場合によっては返金してもらえます。この返金依頼は画面右下のアイコンから起動できる『AVA』というAIを介して取引するため、まずはそれを起動するところから始めていきましょう。
まとめ
エアアジアはLCCということで運賃が魅力的な航空会社となっていますが、受託手荷物をしっかり考慮した運賃プラン選択やセールを利用することでさらに安くすることが可能です。これを生かしてお得にエアアジアを利用しましょう。
なお、いくつか注意点もありました。支払方法や運賃プランによって購入期限や予約変更の可否が異なっていたり、空港でのチェックインは時間がかかることもあるなど、搭乗当日に焦らないためにも、この記事で解説した内容をしっかり頭に入れておきましょう。
また、国内の他の航空会社を当日利用したいという方もなかにはいるでしょう。そのような方は、「搭乗当日でも予約できる? 航空券の当日格安予約&購入方法」をご覧ください。国内の航空会社では、当日というフライト直前でも航空券を予約することはできるのか、また安く搭乗することはできるのかなどの疑問を解決できますよ!
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