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2023.07.04
【航空券の安い時間帯とは】曜日で安く買うことができるタイミングが違う?海外航空券予約時のコツも解説
飛行機に搭乗する際できるだけ運賃を安く抑えるため、お得な航空会社・お得な割引プランを探す方も多いでしょう。複数の航空会社の運賃を比べたり、それぞれの早割価格を調べたりと、航空券探しにはすこし手間がかかるかもしれません。
お得な航空券を探す際は、「飛行機に乗る時間帯」にも注意してみてください。じつは、航空券には安い時間帯、というものがあるのです。
当記事では、そんな航空券の「安い時間帯」について解説していきます。なお、お得な航空会社・お得な割引プランなどで航空券を安く買う方法について知りたいという方は、「【国内・海外】格安航空券を安く買う方法」もぜひご覧ください。
1.航空券の料金が飛行機の出発時間帯で変動するのは本当?
本記事冒頭で、航空券には安い時間帯があるということをお伝えしましたが、正直本当?と疑問に思われている方も多いかもしれません。しかし、飛行機がフライトする時間帯によって、航空券の料金が変動するというのは本当です。しかも、場合によっては数千円ほどの差が生じることもあるのです。
・実際の1日の時間帯別航空券料金
まずは、本当に飛行機がフライトする時間帯によって航空券の料金が変動するのか、実際に確認してみましょう。
羽田空港→新千歳空港 | 料金(割引プラン:いま得) |
---|---|
6:45→8:20 | 9,160円 |
8:40→10:20 | 9,860円 |
11:00→12:35 | 12,360円 |
12:20→14:00 | 10,560円 |
14:05→15:40 | 12,360円 |
16:55→18:30 | 12,360円 |
18:40→20:15 | 12,360円 |
20:30→22:05 | 10,560円 |
※2019年11月12日時点
※2019年12月10日発/スカイマークのいま得の運賃
※運賃・ダイヤは変動することがあります。
上記の表は、スカイマークが運航する羽田空港→新千歳空港の割引プランであるいま得の運賃です。このように見てみると、料金が時間帯によって異なっていることが一目瞭然でわかりますね。
また、なかでも最も料金が高くなっているのが昼間にフライトする時間帯であることがわかります。逆に、朝と夜といった時間帯にフライトする飛行機の航空券は比較的1日を通してみると安いといえます。
・朝と夜の時間帯にフライトする飛行機の航空券が安い
スカイマークの1日の時間帯別で見た航空券料金は、朝と夜にフライトする飛行機が比較的安くなっていました。これは、なにも偶然というわけではありません。一般的に航空券の料金は、朝と夜といった時間帯にフライトする飛行機が安くなる傾向にあるといわれているのです。
よって、航空券を安く買いたい、という場合は朝と夜といった時間帯にフライトする飛行機を利用することがおすすめである、といえます。
当サイトのソラハピでは、希望日・路線において航空会社・時間帯などの条件を絞らず、その日のその路線で安い航空券を簡単に見つけることができますよ。また、気に入った航空券があればそのまま予約・購入することも可能です。
ソラハピはトップページから希望の発着空港と出発日を選択するだけと、非常に簡単に航空券を検索することができるので、ぜひ利用してみてくださいね。なお、以下のボタンからソラハピで格安航空券を検索することができます。
ここまでは、実例を交えながら朝と夜といった時間帯にフライトする飛行機の航空券が安い、ということについて解説してきました。とはいえ、なぜ飛行機がフライトする時間帯によって航空券の料金が変動するのでしょうか?
2.利用客数が多い時間帯は航空券の料金は高くなる
飛行機がフライトする時間帯によって、航空券の料金が変動する理由、それは「利用客数」が原因であるといわれています。結論からいうと、利用客数が多いと高く、逆に利用客数が少ないと安く航空券の料金は設定されることが多いのです。
・航空券の料金設定基準が利用客数である理由
では、なぜ航空券の料金が利用客数によって決められるのでしょうか。その理由としては、航空会社側ができるだけ搭乗率の高い状態で飛行機をフライトさせたいと考えているため、ということがあげられます。
飛行機を1回フライトさせるためにはさまざまな、そして高額なコストがかかります。それなのに利用客数が5人しかいない、となっては航空会社側にメリットがなくなってしまいますよね。
そこで、利用客数が少ないときは航空券の料金を安くして搭乗率をあげようとするのです。
・朝と夜は利用客数が少ない傾向にある
実際に、朝と夜といった時間帯にフライトする飛行機においては利用客数が比較的少ない、という傾向にあります。
例えば、朝の6時頃にフライトする飛行機に関しては、そもそもその時間までに空港に行くことが難しいという方もなかにはいるでしょう。また、旅行などで飛行機を利用しようと考えている方が夜にフライトする飛行機で出発しようとすることは、あまり考えにくいですよね。
これらのことから、航空券の安い時間帯は朝と夜ということになるのです。航空券を安く買いたいという方は、一度このような時間帯で探してみてはいかがでしょうか。
3.曜日よって時間帯別航空券料金の変動傾向は変わる
航空券の安い時間帯が朝と夜であるからといっても、いつでもこのことが当てはまるとは限りません。そこでここでは、そんな例外について解説していきます。
・金曜日と土曜日は航空券料金が高い時間帯が平日と逆転する
1週間すべての曜日において、朝と夜といった時間帯にフライトする飛行機の航空券の料金が必ず安いということはありません。本記事前半(該当箇所→1章)で、スカイマークの航空券料金を時間帯別で例として見ましたが、これは火曜日という平日のものでした。
しかし、他の曜日などでは時間帯別の航空券の料金は変動する傾向にあるようなのです。
【金曜日】
羽田空港→新千歳空港 | 料金(割引プラン:いま得) |
---|---|
6:45→8:20 | 9,860円 |
8:40→10:20 | 12,360円 |
11:00→12:35 | 13,260円 |
12:20→14:00 | 13,260円 |
14:05→15:40 | 13,260円 |
16:55→18:30 | 14,360円 |
18:40→20:15 | 13,260円 |
20:30→22:05 | 14,360円 |
※2019年11月12日時点の2019年12月13日のスカイマークのいま得の運賃です。
※運賃・ダイヤは変動することがあります。
こちらは、本記事前半で紹介したスカイマークの時間帯別の航空券の料金と条件は同じ表になります。1点違うのが、金曜日のものであるということ。そして、気になる料金ですが、なんと夜の時間帯にフライトする飛行機の航空券が最も高くなっていることがわかりますね。
これは、週末ということで、このタイミングで飛行機を利用しようと考えている方が多いということが予想されます。そのため、航空券の料金が高めに設定されているのです。
また、この翌日の土曜日に関しては、逆に朝一番にフライトする飛行機の料金が1日のなかで最も高くなっています。このように、曜日によって航空券の安い時間帯というものは変動する傾向にあるので、注意が必要です。
4.海外航空券の場合は予約をするタイミングでも料金が変わる?
ここまでは、日本国内における航空券の安い時間帯についての内容でした。なお、なかには海外旅行などで国外への航空券を予約しようと考えている方もいるでしょう。そこでここでは、海外航空券の安い時間帯はもちろん、予約をするタイミングにおける注意点についても解説していきます。
・海外航空券は午後に予約した方がよい
海外航空券の安い時間帯について解説する前に、これから予約をしようとしている方向けに1つ注意点があります。それは、実際に予約をするタイミングについて。実は海外航空券は、午前と午後に予約をするのでは、料金が異なるといわれているのです。
この理由としては、午前に航空券を予約する方には出張で飛行機を利用するサラリーマンなどが多いことが主に関係しているようです。このような方は、ある程度料金が高くても航空券を予約する傾向にあるといわれています。
そのため、それを見越して航空会社側は、午前は航空券の料金を比較的高めに設定している傾向がある、といわれているのです。
つまり、海外航空券を安く買いたいという方は、そのような時間帯を避けて予約をするのがよいといわれています。よって、海外航空券を実際に予約する際は午後におこなうことがおすすめです。とはいえ、そのような傾向もあるという程度なため、あまり過信しないようにしましょう。
・海外航空券は早朝と深夜フライトの飛行機の航空券が安い傾向にある
では、海外航空券を予約する上で安い時間帯はいつなのでしょうか。結論からいうと、それは早朝か深夜にフライトする飛行機の航空券であるといわれています。このことは、前述で触れた出張目的のサラリーマンや、旅行客などが主に関係しているようです。
出張目的のサラリーマンに関しては、仕事のためとなれば基本的に目的地までできるだけ早く移動したい、ということは想像ができますよね。また、このことは旅行客に関しても同じことがいえるでしょう。
そのため、日中に飛行機を利用しようという方が多くなるのもうなずけます。その結果、早朝と深夜にフライトする飛行機は、利用客数が少なくなる傾向にある、ということです。
旅行などで海外航空券を探しているという方は、このような早朝や深夜といった時間帯にフライトする飛行機の航空券を狙ってみてもよいのではないでしょうか。
まとめ
航空券には、安い時間帯というものが確かにあります。基本的には朝と夜にフライトする飛行機の航空券が安いといわれていますが、金曜日は夜が高くなったり土曜日は朝が高くなったりと、常に該当するというわけではありません。
なお、このように航空券の料金が変動するのは利用客数が関係していました。そこで、朝と夜は安い!と断定するのではなく、しっかりと利用客数の動向を見極めることが大切といえます。また、海外航空券に関しても少々勝手が異なるため注意してくださいね。
航空券の安い時間帯というものは、あくまでもそのような傾向がある、というものです。航空券を安く買うためにも、実際に予約する際にはしっかりと自分の目で見て判断するようにしましょう。
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