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JALの航空券を予約する際、座席指定をする方も多いことでしょう。しかし、このときに「航空券の予約方法はわかるけど座席指定の仕方がいまいちよくわからない」なんて方もいるのではないでしょうか。特に「複数人で飛行機に搭乗するとき知人の近くに座りたい」という場合に、座席指定は非常に大切な作業といえます。

そこでこの記事では、そんなJALの座席指定の具体的な方法をわかりやすくご紹介。なお、このJALの座席指定にはいくつか注意が必要なこともあります。そんな注意点にも触れていきますので、座席指定についてよくわからないという方は、ぜひ参考にしてくださいね。

1.JAL座席予約方法は？いつまでに指定すればよいのか？

まずは早速、JALでの座席指定方法について確認していきましょう。なお、JALで座席を指定する際は、「時間」という点において気を付けなければなりません。このことに関してもあわせて触れていきますね。

■JAL座席指定・変更方法

JALの代表的な座席指定方法としては、まず「航空券を予約したそのタイミングであわせておこなう」というものがあげられます。航空券の予約が完了したら、その予約完了画面から座席指定をおこなうことができるのです。ここで希望の座席を指定して、確定をすれば予約は完了となります。

なお、座席指定は予約詳細画面からおこなうことも可能です。航空券の予約だけしてあるという方は、予約詳細画面から座席指定をしましょう。ちなみに、予約詳細画面からの座席指定方法は、以下の通りです。

ちなみに、座席変更をしたいという場合にも、上記の予約詳細画面からおこなうことができます。また、座席変更回数に制限はありません。

□電話で座席指定も可能

JALの座席指定は、基本的には上記の通りJAL公式サイトからおこないます。なお、電話でも座席指定をおこなうことは可能です。ただし、電話をかける番号は、JALマイレージバンク会員か非会員かで異なるため、注意が必要です。以下で確認しておきましょう。

■座席指定できなくても諦めるのは早い！

JAL公式サイトもしくは電話で座席を予約するのが、JALでの基本的な座席指定方法です。ただし、JALの予約受付状況によっては、必ず希望の座席を指定できるわけではありません。そのため、前述した方法で座席指定を試みても、なかなか希望通りに予約できないことも。

しかしその一方で、飛行機出発48時間前を境に、指定をすることのできる座席が追加されることもあります。そのため、もし予約申し込み時に希望の座席を指定できなかった場合は、このタイミングでもう一度探してみましょう。

また、万が一座席指定を忘れてしまったという場合は、出発当日に空港でも座席指定をすることも可能ですよ。出発当日、空港で座席指定をおこないたい場合は、空港カウンターか自動チェックイン機で予約をしましょう。

■座席指定は飛行機出発20分前までに！

「JALの座席指定においては時間に関して注意がある」ということを、冒頭でお伝えしました。実は、JALで座席を指定するときは飛行機出発20分前までにおこなわなければならないのです。

JALでは座席指定において、上記のように制限時間が設けられています。そのため、座席指定を希望する方は、必ず「出発20分前まで」という時間を守るようにしましょう。

ちなみに、座席指定をせずに搭乗手続きを進めていき、保安検査場を通過した場合、座席は自動で割り振られます。気をつけてくださいね。

2.座席予約時の注意点｜コードシェア便や非常口座席には気を付けよう

JALの座席指定に関して最大の注意点、時間に関してはすでにお伝えしましたが、実はまだまだ他にも気を付けなければならないことがあるのです。それが以下のようなこと。

■コードシェア便のJALの座席指定は制限時間が厳しめ

JALでは、他航空会社とのコードシェアで運航することもあります。なお、このコードシェアで運航している飛行機に関しては、座席指定の制限時間が少々厳しめに設定されているのです。

JALがコードシェアをおこなっている航空会社は、FDA（フジドリームエアラインズ）とAMX（天草エアライン）の2社です。それぞれの航空会社とコードシェアで運航されている飛行機における座席指定の制限時間は以下の通り。

このように、座席指定の制限時間がJALよりも厳しめに設定されています。そのため、FDA やAMXで座席を指定するときは、 JALの「飛行機出発20分前まで」という規則と間違えないように注意しましょう。

なお、コードシェアの飛行機なのかそうでないかは、航空券を予約するときに確認することができますよ。JAL公式サイトで空席照会をすると、便名の箇所に「FDA運航/AMX運航」と記載されます。このように記載があるものは、コードシェアで運航されることを意味するのです。

■非常口座席を指定する際には注意が必要

飛行機の座席には、非常口座席というものが存在します。JALにも例外なく、この非常口座席が設置されています。

非常口座席は、その名の通り緊急着陸をする際などには客室乗務員の指示に従い、他の乗客が脱出するのをサポートする必要がある、特殊な座席となっています。また、そんな非常口座席は、足元が広めに設計されていることが多く、同時に人気な座席でもあるのです。

そのため、非常口座席を予約しようと考える方も多いでしょう。しかし、前述にもあるように、緊急時には乗客が脱出をする際にサポートをする必要があります。そのため、非常口座席には以下のような条件を満たしている方しか予約をすることができないのです。

このような条件を満たしていない場合、非常口座席を予約することはできないので、注意しましょう。

なお、上記の条件を満たしているという場合にも、お子さま（国内線：8歳未満・国際線：12歳未満）をお連れの方は利用できなかったり、荷物を膝の上などに置いておくことができなかったりなどの制限があります。そのため、非常口座席を予約しようと検討されている方は、今一度規則を確認しておくようにしてくださいね。

非常口座席を事前予約されるお客さまへのお願い（JAL公式サイト）

3.ツアーなどは座席指定方法が違う？

JALの飛行機を利用する方の中には、ツアーなどで予約をするということもあるでしょう。このような場合、座席指定方法はJALの座席指定方法と異なります。

■JALダイナミックパッケージ｜座席指定方法

JALダイナミックパッケージとは、航空券とホテルなどの宿泊施設を自由に組み合わせて予約をすることができる、旅行目的などの方に非常におすすめのツアープランです。そんなJALダイナミックパッケージでの座席指定方法は以下のようになっています。

■JALパッケージツアー｜座席指定方法

JALパッケージツアーとは、JALダイナミックパッケージと基本的な内容は似ているツアープランです。違いとしては、飛行機のフライト時間やホテルなどの宿泊施設がすでに決まっている、ということなどがあげられます。旅程などを計画することが手間に感じる方におすすめのツアープランです。

そんなJALパッケージツアーでの座席指定方法は以下の通りです。

4.国際線座席指定方法について｜Webチェックインが便利

JALの国際線を利用する際の座席指定は、事前座席指定サービスを利用することでおこなうことができます。座席指定方法は以下の通りです。

上記の方法で、座席指定をすることができます。なお、JAL国際線を利用する際には、Webチェックインにて座席指定をすることがおすすめですよ。というのも、このWebチェックインを利用することで、当日の搭乗手続きを簡略化することができるのです。

■Webチェックインについて

Webチェックインとは、JAL国際線におけるサービスです。どのようなものなのか簡単にいうと、事前に航空券の予約・座席指定・パスポートなどの情報を登録しておくことで、当日の搭乗手続きを簡略化できるというもの。

そもそも搭乗手続きは、チェックイン・手荷物の預託手続き・保安検査手続きなど、いくつかのステップを踏まなければなりません。しかし、Webチェックインを利用してあらかじめ搭乗手続きを済ませておくことで、当日は保安検査手続きをするだけで済ませることができるのです。

このように、通常の搭乗手続きより時間も短縮することができるので、搭乗手続きを手間に感じる方やスムーズに飛行機に搭乗したい方に非常におすすめのサービスとなっていますよ。

なお、すでにお伝えした通り、座席指定もまとめておこなうことが可能です。そんなWebチェックインは、飛行機出発まで24時間から1時間までである場合に利用することができます。利用方法は以下の通りです。

上記のステップまで進んだら、あとは基本的に画面の指示に従い情報の選択・入力をするだけです。手荷物の設定やパスポート情報の登録などを含めて、あわせてここで座席指定をしましょう。

これらの手続きが完了すると、最後は搭乗券の発券方法を選択して、完了となります。ちなみに搭乗券の発券方法は、家で印刷することができる「ホームプリント搭乗券」か、スマートフォンなどの画面に表示させることのできる「モバイル搭乗券」から選択することが可能です。

なお、飛行機出発まで24時間以上あるという場合は、Webチェックイン事前登録を利用することもできます。上記の「Webチェックインのお手続きについて」へアクセスすると、「Webチェックイン事前登録」という項目が出てくるので、こちらを選択しましょう。

ただし、このWebチェックイン事前登録に関しては、座席指定をしていなかった場合、自動で割り振られてしまうので、注意が必要となります。

Webチェックインサービスは、座席指定はもちろん、その名の通り搭乗手続きをあらかじめ済ませておくことができます。非常に便利なサービスとなっているので、国際線を利用する際にはぜひ利用してみてくださいね。

5.【国内線】JALでアップグレードをしたいときの方法

「JALの座席指定を済ませたけどクラスJやファーストクラスへアップグレードをしたい」、という方もいるでしょう。結論からいうと、これは可能です。なお、事前にアップグレードできるのか、当日にアップグレードできるのか、ということは航空券の種類によって異なります。

事前にアップグレードできる航空券	普通運賃 往復割引 身体障がい者割引 JALビジネスきっぷ eビジネス 株主割引 介護帰省割引（クラスJのみ） 特別乗継割引
当日にアップグレードできる航空券	すべての航空券

では次に、実際にJALでアップグレードをする際の方法を以下で確認してみましょう。

一方、当日にアップグレードをする際は、空港に設置されている自動チェックイン機からおこなうことができますよ。最初の画面で「こちら」を選択すると「アップグレード」という項目が出てくるので、これを選択して手続きをおこなってくださいね。

なお、当日アップグレードには以下の料金が発生するので、頭に入れておきましょう。

6.まとめ

JALの座席指定・変更は、JAL公式サイトからおこなうことができます。なお、電話でもおこなうこともできるので、利用しやすい方法を選択しましょう。ただし、座席指定には時間面、またコードシェア便や非常口座席において制限があるため、注意が必要です。なお、アップグレードをしたいという場合は、持っている航空券の種類によってその方法は異なるため、事前に確認しておきましょう。

国際線に関しては、座席指定をJAL公式サイトからおこなうことはもちろん可能ですが、搭乗手続きなどもまとめて済ませられるWebチェックインの利用がおすすめですよ。本記事で解説した利用方法を元に、ぜひ利用してみてくださいね。