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2023.07.04
東京から和歌山へ!目的次第で空港や移動手段を使い分けよう

紀伊半島南部の大部分を占め、海岸線まで山地の迫る地域も多い和歌山県は豊かな自然が残っています。たとえば森林面積は県の4分の3を占め、隣の奈良県に次いで全国6位。旧国名・紀伊国(三重県南部を含む)の由来は「木の国」ともいわれるほどです。
一方で太平洋に洗われた荒々しい海岸線や美しい白浜も私たちを魅力にするひとつの理由でしょう。これらの自然に囲まれ山岳信仰が発達し、高野山や世界遺産に指定された熊野古道などは現在も多くの人々が訪れます。
また江戸時代には御三家のひとつ「紀州徳川家」が和歌山に本拠を構え、将軍吉宗を輩出したことでも知られる地です。
そんな自然の魅力あふれた和歌山県。東京からはどうアクセスすればよいのでしょうか。
以下のボタンから羽田空港~南紀白浜空港間の航空券を検索できます。
和歌山は広い!観光スポットを一挙ご紹介
和歌山県は東西に広く、魅力にあふれた県です。まずは和歌山県内の魅力的な観光スポットをご紹介します。
アドベンチャーワールド
日本でジャイアントパンダを飼育している数少ない動物園として有名で、2019年5月現在では日本最多となる6頭のパンダを飼育しています。そのほかにもバスやカートで開放的な動物たちを近くで見て回るサファリワールド、イルカやアシカ・ホッキョクグマ・ペンギンなどに出会えるマリンワールド、遊園地や動物とのふれあいなど多くの魅力が詰まった人気の施設です。
白浜温泉
古くから「牟婁(むろ)の温湯」として知られ、有馬(兵庫県神戸市)・道後(愛媛県松山市)とともに日本三大古湯として数えられる歴史のある温泉地です。またその名の通り真っ白な石英砂で構成される遠浅の「白良浜」、それとは対比的に荒々しい崖で構成され、かつて熊野水軍が船を隠したといわれる洞窟もある「三段壁」、沖合100メートルの地点から360度海中の様子を観察できる「白浜海中展望塔」など、海の作った魅力あふれる観光地も多く集中しています。
和歌山城
御三家のひとつ、紀州徳川家が本拠地を置いたお城であり、現在では1958年にコンクリート復元された天守がそびえたちます。和歌山市中心部の小高い丘、虎伏山(とらふすやま)に作られたこのお城は桜の名所としても有名のほか、城内にはツキノワグマやエミューなどが飼育される小さな動物園も。また2006年に復元された斜めにかかる屋根付きの橋、御橋廊下は全国的にも珍しいものです。
熊野古道周辺
原生林が残る紀伊山地は霊験あらたかな地として山岳信仰が強く、現在でも「大峯奥駈道(おおみねおくがけみち)」は修行を積む聖地かつ過酷な道として知られています。また2004年には周辺地域とともに世界遺産に指定されており、自然と信仰の交差を体感できるエリアです。
熊野本宮大社
紀伊山地の山奥に位置し、熊野信仰の中心となる神社です。伝説上の三本足の大ガラス、八咫烏はこの熊野の神様のつかいといわれており、日本神話にも登場する熊野のシンボルとなっています。
高野山
弘法大師(空海)が開いたといわれる真言宗の中心地であり、かつては修行の町として外界から閉ざされた地でもありました。修行の地としての性格は現在でも変わらず、現在でも多くの寺院や宿坊が立地しています。
那智勝浦周辺
那智勝浦は熊野古道の入り口としての役割のほか、多くの小島が浮かぶことからその風景は日本三景の一つ・松島にもたとえられます。また日本三大名滝のひとつ・那智大滝は落差133メートルと日本一。周辺の原始林内にも60余りの滝が形成され、滝行をおこなう方が多いといわれます。
また熊野那智大社には八咫烏が石になって休んでいるといわれる「烏石」が存在するなど、熊野信仰においても大きな役割を果たすエリアです。
くじらの博物館
太地町ではクジラ・イルカの追い込み漁がおこなわれており、その関わりの歴史を象徴する施設として作られたのがこの「くじらの博物館」です。クジラ・イルカの標本や捕鯨の歴史が展示されているほか、専用プールでのイルカショーなども開催されます。さらには入江を締め切るようにしてプールが作られており、自然に近い環境で触れ合うことのできる珍しい施設といえるでしょう。
潮岬
潮岬(しおのみさき)は紀伊半島沖に浮かぶ島が砂の堆積によって本州とつながった陸繋島(りくけいとう)であり、本州最南端の地として知られます。海抜100メートルの潮岬観光タワーからは太平洋を一望できるほか、明治初期から海の安全を守ってきた潮岬灯台、世界最北限といわれるサンゴ礁が観察できる串本海中公園など「最南端」ならではの魅力がつまったスポットです。
飛び地の村、北山村
かつては林業が中心だった紀州山地山奥の村・北山村は国内では唯一の「村全体が奈良県と三重県に接し、和歌山県の他市町村と直接接しない」飛び地の村です。これは木材を北山川を通じ流しており、現在の新宮市と関係が深かったから。今では木材を川で輸送することも少なくなりましたが、かつての川下りを体験できる観光いかだが運行されています。
こんな魅力あふれた和歌山県。次の章からは東京から和歌山を訪れるための交通手段をご紹介します。
羽田-南紀白浜間のフライトに向いた目的地は?
和歌山県南部には1996年に旧空港から移転した南紀白浜空港があり、2019年5月現在は羽田空港との間に1日3往復の便が運行されています。ただし和歌山市の人口中心地・和歌山市や紀ノ川流域からは少し離れた位置のため、目的地によっては注意が必要でしょう。
フライト時間はおよそ1時間15分ほど。搭乗手続きにかかる時間も含めると1時間40分から2時間ほどは見込んでおきましょう。
空港周辺の観光スポット
空港のある白浜町は白浜温泉のほか、アドベンチャーワールドも位置しています。周辺では路線バス(明光バス)が運行されており、白浜周辺エリアが1~3日乗り放題になるフリー乗車券も。
南紀白浜空港から出ているバス
南紀白浜空港からは串本(潮岬)や紀伊勝浦方面への高速バスが運行されています。串本へは1時間ほど(片道2,000円)、紀伊勝浦には2時間ほど(片道2,600円)。またJR紀勢線(きのくに線)・白浜駅へはタクシーで10分、路線バスで20分ほどと遠くないため、鉄道に乗って周辺地域にも足を延ばしやすいといえます。
和歌山市内へ向かうには関空から!
もうひとつ、東京から和歌山県へのアクセスに便利な空港が隣の大阪府に位置する関西国際空港です。とくに県庁所在地・人口中心地である和歌山市へは距離的にも近く、こちらから向かうことも多いでしょう。フライト時間も南紀白浜と同様、1時間15分ほどです。
空港連絡バスが出ている
関西国際空港は大阪市南部・泉佐野市などの沖合に浮かぶ海上空港です。そのため大阪方面へ多くの列車が運行されていますが、和歌山へ行くためには1時間に1~2本ほど運行されている空港連絡バスが便利です。所要時間は40分ほど。
この空港連絡バスは和歌山バス・関西空港交通が共同で運行しており、片道1,150円・14日間有効の往復券が2,100円とお得に移動できることも特長でしょう。また片道券と和歌山市周辺のフリーきっぷがセットになった乗車券も販売されています。
鉄道で行くには一度乗換が必要
関西国際空港にはJR・南海電鉄が乗り入れていますが、関西空港発の列車は京都・大阪方面へ向かうようダイヤが組まれています。そのためJR乗車の場合は日根野駅、南海電鉄乗車の場合は泉佐野駅で和歌山方面の電車へ乗り換える必要がある点に注意してください。
なお関西空港から和歌山駅(JR)・和歌山市駅(南海)へはそれぞれ50分(片道890円)・55分(特急サザン使用、片道870円。座席指定の場合510円必要)。また南海電鉄の場合は和歌山市内のバスフリーきっぷとセットになった乗車券(和歌山市まで片道1,500円・座席指定付き1,700円)や、高野山までの便利なきっぷ(関西空港発・往復特急券付きで4,250円など)なども利用可能です。
航空運賃はどれくらい?羽田-南紀白浜・関空間の最安値チェック
ところで、航空運賃は予約時期で大きく料金が変わることはご存じでしょうか。羽田から南紀白浜や関空までの航空運賃について、会社や路線ごとに最安値を調査してみました。
羽田発 | 南紀白浜まで | 関西国際空港まで | ||
---|---|---|---|---|
運航会社 | JAL | ANA | スターフライヤー | |
1日の便数 | 3便 | 3便 | 5便 | 5便 |
普通運賃 | 32,790円~ | 25,920円~ | 24,720円~ | 23,920円~ |
80日前予約 | – | – | – | 10,420円~ |
75日前予約 | 9,490円~ | 10,520円~ | 10,520円~ | – |
60日前予約 | – | – | – | 10,620円~ |
55日前予約 | 9,990円~ | 10,720円~ | 10,720円~ | – |
45日前予約 | 13,590円~ | 11,020円~ | 11,020円~ | 10,920円~ |
28日前予約 | 17,090円~ | 11,520円~ | 11,720円~ | 11,420円~ |
21日前予約 | – | – | – | 11,920円~ |
7日前予約 | 17,190円~ | 12,520円~ | – | 12,420円~ |
3日前予約 | 17.290円~ | – | – | 12,920円~ |
前日予約 | 20,290円~ | 14,020円~ | 14,320円~ | 13,920円~ |
(2019年5月10日時点での最安値。羽田空港・関西空港の施設使用料含む)
羽田・関西空港間は新幹線や航空会社間の競合もあり、和歌山市までの移動を考えても全体的に運賃が低く抑えられています。ビジネス客が多いのもこの区間の特徴で、直前に予定が決まっても比較的旅行費用が抑えられるのが魅力です。一方南紀白浜発着の便はリゾート地直行便の性格を持っているため、75日前までに予約する「ウルトラ先得」や55日前までの「スーパー先得」を利用したいところ。早めに観光予定を確定させると移動費用を安く済ませることができるでしょう。
なお、スターフライヤー運航便はANAとのコードシェアをおこなっているため、ANAからの予約も可能です(料金体系はANA運賃に基づく)。
成田-関空間や伊丹発着の便もねらい目?
移動費をさらに節約したい、という方は成田から関西国際空港へ飛ぶLCCや、運行頻度が高い羽田・伊丹間を狙うのもひとつの方法です。
成田空港から関西空港へ飛行機を飛ばしているのはジェットスターとPeachで、どちらもLCCの航空会社。羽田・伊丹間はJALとANAが計30便を飛ばす競合性の高い区間です。LCCは時期によって大きな差があるものの、最安値では4,700円(ジェットスター)・3,880円(Peach・シンプルピーチ)から取れる便があるなど、成田空港への移動費を考えても非常に安く乗ることができるでしょう。また羽田・伊丹間の便も早朝・日中を中心に関西空港発着よりも早期予約の料金を低く抑えている場合が。
和歌山へ鉄道で向かいたい!大阪経由のアクセス
もうひとつ、東京から和歌山へ向かう安定した交通手段として「鉄道」があります。
東京・新大阪間は東海道新幹線が利用可能
東海道新幹線は日本の大動脈ともいえる路線。速度こそ飛行機にはかないませんが都心同士を直接つなぎ、安定した定時運行で多くの乗客を運んでいます。
東京・新大阪間の所要時間は「のぞみ」でおよそ2時間半。東京駅から羽田空港に出るのに30分、搭乗手続きにかかる時間も含めると意外と新幹線も負けていません。
新大阪からは特急くろしお
新大阪駅からは和歌山方面に向けて「特急くろしお」が設定されています。JR和歌山駅までは約1時間~1時間15分、白浜駅まではおよそ2時間半ほど。
なお1日1本のみですが、特急くろしおの一部は京都駅からも運行されています。21時ごろ白浜駅に着く列車なので特急料金を抑えつつ白浜温泉周辺で宿泊してゆっくり過ごしたい、という方は京都乗り換えを選んでみるのもよいかもしれません。
和歌山市内へは紀州路快速も便利!
新幹線の停車駅は新大阪ですが、そのひとつ隣、関西の一大ターミナルであるJR大阪駅からは特急料金不要の「紀州路快速」が運行されています。JR和歌山駅までは大阪駅での乗り換えも合わせて、およそ1時間45分ほど。
ただし紀州路快速の多くは関空快速と連結され、途中の日根野駅で切り離されます。間違えて関西国際空港へ行かないよう注意しましょう。
南海鉄道の路線も活用しよう
新大阪駅から大阪メトロ・御堂筋線を利用してなんば駅まで行き、南海電鉄に乗るという手もあります。なんば駅からは特急サザンで和歌山市駅までおよそ1時間。加えて「和歌山観光きっぷ」という和歌山バスの路線バス乗り放題がついたお得な乗車券なども利用可能です。
意外と便利?名古屋経由の鉄道アクセス
熊野古道の玄関口となっている那智勝浦、じつは大阪・名古屋からの所要時間がほぼ同じことでも知られています。特急も直通しているため、じつは名古屋経由で和歌山県へアクセスするのもひとつの手段といえるでしょう。
特急南紀で新宮・那智勝浦へ!
名古屋駅からは紀勢線特急「南紀」(ワイドビュー南紀)が新宮駅や紀伊勝浦駅まで運行されています。所要時間の差は次の通り。
(紀伊勝浦駅まで向かう際の移動時間比較)
新幹線-新大阪経由 | 新幹線-名古屋経由 | (参考)飛行機-白浜空港経由 | |
---|---|---|---|
新幹線乗車時間 (のぞみ) |
約2時間30分 | 約1時間40分 | 飛行時間約1時間15分+白浜駅までバス約20分 |
特急乗車時間 | 約4時間 (くろしお) |
約3時間50分 (南紀) |
普通列車;約2時間 高速バス:約1時間50分 |
合計時間 | 約6時間30分 | 約5時間30分 | 約3時間10分~(搭乗手続き含まず) |
運行本数 | 6往復+白浜まで8往復 | 3往復+新宮まで1往復 (南紀) |
飛行機3往復 高速バス1往復 |
お得なきっぷなど | くろしお指定席きっぷ (2名以上・事前予約で割引) |
南紀・熊野古道フリーきっぷ (南紀指定席往復+熊野市~紀伊勝浦間・沿線バスなどフリー) |
飛行機は事前予約で割引制度あり |
このように同じ鉄道使用なら1時間ほど移動時間が短縮されるうえ、周辺地域を回るのに便利なきっぷも利用できます。目的地が新宮・那智勝浦周辺であれば名古屋から移動することも検討してみましょう。
▼じつは高速バスもある!東京・和歌山間の運賃一挙比較!
東京・南紀白浜間には夜行バスも運行されています。最後に、これまで取り上げた交通手段と高速バスの時間・運賃を一挙に比較してみましょう。
なお特急・新幹線は指定席利用(新幹線は「のぞみ」指定席)で計算します。
・東京から南紀白浜エリアまで
手段 | 飛行機 | 鉄道 | 高速バス | |
---|---|---|---|---|
経路 | 白浜空港直行便 | 関西空港経由・特急くろしお利用 | 新幹線新大阪経由・特急くろしお利用 | 直行便(夜行バス) |
所要時間(搭乗手続き・乗換時間含まず) | 約1時間15分 | 約3時間15分 | 約5時間 | 約11時間 (新宿21時ごろ発・翌8時ごろ着) |
普通運賃合計 | 32,790円~ | 28,650~30,650円 | 17,300円 | 8,700~11,300円 |
最安値組み合わせ | JALウルトラ先得(75日前予約) | スターフライヤー・そら旅80(80日前予約) | EX早特21+くろしお指定席きっぷ | 早期予約 |
最安値合計 | 9,490円~ | 15,400円~ | 15,400円 | 8,200円~ |
(2019年5月13日調査の最安値。飛行機には羽田空港施設使用料・関西空港施設使用料含む)
睡眠時間を移動に充てることを考えると夜行バスが費用面とともに有利ですが、慣れていないと旅の大きな負担になるのがネック。そのため旅行日程が早くから確定していれば、羽田・南紀白浜間の直行便が移動時間・運賃とも有利といえます。ただ直前に旅行の計画が決まった場合など、若干時間はかかりますが新幹線を利用した方が安く済む場合もあるでしょう。
・東京から和歌山市まで
手段 | 飛行機 | 鉄道 | 高速バス(一例) | |
---|---|---|---|---|
経路 | 南紀白浜経由・特急くろしお利用 | 関西空港経由 | 新幹線新大阪経由・紀州路快速 ()は特急くろしお利用時 |
直行便(夜行バス) |
所要時間(搭乗手続き・乗換時間含まず) | 約2時間40分 | 約2時間1 | 約4時間 (約3時間30分) |
約9時間30分 (新宿23時ごろ発・翌8時30分ごろ着) |
普通運賃合計 | 37,010円~ | 24,810~26,810円 | 15,690円 (17,180円) |
8,500~10,000円 |
最安値組み合わせ | JALウルトラ先得(75日前予約) | スターフライヤー・そら旅80(80日前予約) | EX早特21(+くろしお指定席きっぷ) | 早売14 |
最安値合計 | 13,710円~ | 11,310円~ | 12,240円 (13,100円) |
6,900円~7,600円 |
(2019年5月13日調査の最安値。飛行機には羽田空港施設使用料・関西空港施設使用料含む)
和歌山市に行く場合は南紀白浜空港から向かうより、関西国際空港から電車に乗る方が「料金」「移動時間」「利便性」とも有利です。また南紀白浜へ向かうのと同様、直前に移動予定が決まった場合は時間が倍ほどかかるものの、新幹線利用を検討したほうが費用面は抑えられるかもしれません。
・東京から那智勝浦まで
手段 | 飛行機 | 鉄道 | 高速バス | |
---|---|---|---|---|
経路 | 南紀白浜経由・高速バス利用 | 新幹線新大阪経由・特急くろしお | 新幹線新大阪経由・特急南紀 | 直行便(夜行バス) |
所要時間(搭乗手続き・乗換時間含まず) | 約3時間10分 | 約6時間30分 | 約5時間30分 | 約10時間 (新宿22時ごろ発・翌8時ごろ着) |
普通運賃合計 | 35,390円~ | 18,050円 | 17,840円 | 10,200~11,700円 |
最安値組み合わせ | JALウルトラ先得(75日前予約) | EX早特21+くろしお指定席きっぷ | EX早特21+南紀・熊野古道フリーきっぷ | 早期予約 |
最安値合計 | 12,090円~ | 16,200円~ | 13,690円※ | 9,700円~ |
(2019年5月13日調査の最安値。飛行機には羽田空港施設使用料含む)
※南紀・熊野古道フリーきっぷは名古屋・紀伊勝浦間の指定席を往復セットで販売。そのため往復9,780円のうち、半額を計算に含む
那智勝浦に最速で付けるのは南紀白浜空港から向かうルートです。ただし鉄道利用の場合、名古屋から向かった方が新大阪経由より時間・費用とも抑えられる点は見逃せないところでしょう。また3日間、フリーきっぷで周辺地域を巡れるのも魅力のひとつ。
このように全体的には飛行機に分があるものの、状況に応じては鉄道や高速バス移動にもメリットがあります。状況に応じてもっとも安い手段・向いている手段を比較・検討することが大切になってくるでしょう
まとめ
自然豊かな和歌山はそのぶん東西移動も大変な県。そのため目的地に応じて移動手段を使い分け、より効率的な計画を立てていくことが必要不可欠です。どこから和歌山入りするか、和歌山県内で行く必要がある場所はどこかなどをしっかりと吟味し、旅行の予定や費用に無駄がないように一度試行錯誤してみてください。
もしも東京から和歌山までの航空券をお探しでしたら、ぜひ一度【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください。きっとお得な航空券を見つけることができますよ!
(この記事は2019年5月20日に加筆・修正しています)
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