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キリシタンの歴史と自然の絶景が調和する島々、『五島列島』。そんな五島列島へ、飛行機で快適に移動したいと思いませんか。

とはいえ五島列島内の定期便を持つ唯一の空港『五島福江空港』は、九州のさらに西、長崎県の最西端にあるためか、運航ルートは非常に限られています。そのため、この路線についてしっかり把握していなければ、旅行や出張などの予定も立てにくくなってしまうでしょう。

この記事では、そんな五島福江空港までのルートや運賃などについて詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください！

1.五島列島唯一の空港『五島福江空港』に行くには？

五島列島に飛行機で向かうには、まず『五島福江空港』について知っておく必要があります。この空港までの路線や所要時間など、しっかり把握しておきましょう。

〇路線
五島福江空港との路線を持つ空港は、2019年7月現在『長崎空港』と『福岡空港』のみです。そのため、他県などから五島列島へ向かおうとする場合、一度この2空港のどちらかを経由する必要があります。

〇航空会社
この区間は、一部の便を除いて『ANA（全日本空輸）』と『ORC（オリエンタルエアブリッジ）』が、コードシェアで運航しています。
※コードシェア：1つの航空機を2社が共同で運航すること。

そのため、この区間の航空券はANAとORC両方から購入することができます。運賃については後述しますが、航空会社に応じて運賃は少々異なるため注意しておきましょう。

ちなみに機体はボーイングなどで有名なジェット機ではなく、ボンバルディアという『プロペラ機』です。ジェット機に比べてやや座席数が少ないため、予約の際はご注意ください。

〇ダイヤ
下記では、長崎～五島福江と福岡～五島福江のダイヤをご紹介していきます。ただし、このダイヤは時期などの要因によって変動することもありますので、ご了承ください。

長崎→五島福江	09:35発　10:05着 10:30発　11:00着 14:45発　15:15着
五島福江→長崎	10:25発　10:55着 13:45発　14:15着 18:00発　18:30着
福岡→五島福江	08:50発　09:30着 12:35発　13:20着 16:50発　17:35着 17:50発　18:30着（ANAのみ）
五島福江→福岡	10:00発 10:40着 11:20発　12:05着 15:35発　16:20着 19:00発　19:40着（ANAのみ）

※2019年7月24日（水）のダイヤです。

〇所要時間
長崎～五島福江間と、福岡～五島福江間は、それほど所要時間に差がありません。

フライト時間は約30分～45分ですが、当日空港では保安検査や荷物の受託などの手続きがあります。混み具合によっては+1時間かかることもあるので、とくに乗り継ぎの際などは時間に余裕を持った計画を立てるようにしましょう。

2.五島福江空港への航空券運賃

五島列島までの飛行機の運賃は、どの航空会社から予約するか、またどのような運賃タイプで予約するかに応じて変動します。

普通運賃	ANA	ORC
長崎～五島福江	12,400円～	11,600円
福岡～五島福江	18,200円～	18,800円

※2019年7月23日現在
※消費税込み

この2空港から五島列島までは長距離でもないため、航空券の運賃もそれほど高額ではありません。それでも、できるだけ安く行きたい、という方は『早期予約運賃』を利用してみましょう。

早期予約運賃は、各航空会社が設定している『搭乗日以前に予約を取っておくことで、その日数に応じた割引がされる』という運賃です。このプランを利用すれば、以下のような運賃で飛行機に乗ることができます。

運賃タイプ別 （長崎～五島福江）	ANA	ORC
普通運賃	12,400円～	11,600円
60日前運賃	―	5,950円～
55日前運賃	8,900円～	―
45日前運賃	9,400円～	―
28日前運賃	9,600円～	8,750円～
3日前運賃	10,200円～	―
1日前運賃	11,900円～	―

運賃タイプ別 （福岡～五島福江）	ANA	ORC
普通運賃	18,200円～	18,800円
60日前運賃	―	10,300円～
55日前運賃	11,200円～	―
45日前運賃	11,800円～	―
28日前運賃	12,300円～	14,000円～
3日前運賃	14,800円～	―
1日前運賃	17,700円～	―

※2019年7月23日現在（ANAは2019年10月16日の運賃）
※消費税込み

このように、早期予約運賃を利用すれば最大半額近くまで運賃が割引されます。搭乗予定日までに時間のある方は、このようなプランも検討してみましょう。

3.経由するならどっち？就航路線とお得な予約方法

前述したように、五島列島へ飛行機で行く場合は長崎空港または福岡空港を利用する必要があります。しかし、中には東京や大阪など、他都道府県から五島列島へ行きたいという方も多いのではないでしょうか。そこでここでは、簡潔に福岡・長崎空港へのお得な行き方について解説していきます。

〇それぞれの就航路線
長崎空港と福岡空港の国内線就航路線は、2019年7月現在以下のようになっています。

〇遠方から経由するなら福岡空港がオススメ！
前述の五島福江空港までの運賃のみで見れば長崎空港の方がよいように見えますが、福岡空港には以下のようなメリットがあります。

福岡空港は東京や大阪、名古屋など主要空港からの便しかない長崎空港に比べ、全国各地に路線を持っています。そのため、さまざまな地域から五島への道筋を立てやすくなるでしょう。

また、福岡空港には一部路線でLCCも就航しているため、うまく利用すればさらに格安で移動できることも。早期予約割引やLCCの安い期間をねらえば、かなりの低価格で移動できますよ。

〇お得に予約したいなら運賃比較が重要！
ここでは福岡空港をオススメしましたが、かといって福岡経由が必ずしも最安値になるわけではありません。路線はもちろん、曜日やシーズン、航空会社や交通手段の選び方などによっては長崎経由の方が安くなることもあるのです。

お得に航空券を予約するためには、比較が必須です。しかし、多くの航空会社や路線をひとつひとつ調べていくのは、どうしても面倒ですよね。

そこでオススメしたいのが、当サイトソラハピです。
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4.意外と広い五島列島・目的に応じた注意点

ここでは、五島列島の移動に関する注意点を解説していきます。五島列島の地形や移動方法までしっかり把握しておくと、現地での行動がよりスムーズになりますよ。

〇目的地に応じて移動手段を考えよう
五島列島の北東部、中通島などへは飛行機で直接行けません。空港のある五島島からもフェリーは出ていますが、直接向かいたい場合は長崎や佐世保などから海路で行くこととなります。

長崎からは、フェリーよりも早く現地へたどり着けるジェットフォイルという交通手段を利用することも可能です。すばやく移動したい場合は、そちらを使ってもよいでしょう。

〇島内の移動手段は『レンタカー』がオススメ
五島列島の島間にはフェリーが通っていたり橋がかかっていたり、海上タクシーなどがあったりするため、島と島の移動はそれほど大変ではありません。

しかし意外と島そのものが大きいため、島内の移動には少々苦労します。大きめの島内にはバスやタクシーなどもありますが、ゆっくり自分のペースで観光したい場合には『レンタカー』や『レンタサイクル』がオススメです。

レンタルの移動手段を貸し出しているのは福江島や奈留島、中通島など大きめの島が多いですが、島内移動の際には非常に役立ちますよ。

島内のアクセス（五島市観光協会）
アクセス（新上五島町観光物産協会）

5.まとめ

五島列島へ飛行機で向かう際には、長崎空港または福岡空港を利用します。所要時間は1時間以内かつ、運賃も飛行機としてみれば比較的安価ですよ。

また、純粋な運賃比較では福岡からよりも長崎からの方が安価ですが、遠方から乗り継いでくる場合には福岡経由の方が安くなることもあります。自分の状況などに応じて、比較して使い分けるようにしましょう。

しかし、比較となると航空会社のページをひとつひとつ見比べなければならず、面倒……そんなときは、ソラハピをご利用ください。ソラハピでは簡単検索で、多くのお得な航空券をリストアップ。見比べていく時間を短縮できますよ。

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