- 航路情報
2023.07.04
沖縄へ飛行機でいくには?主要空港の就航情報と航空券の料金相場
青い海に白い砂浜が美しい日本を代表するリゾート地といえば、沖縄を思い浮かべる人も多いはず。沖縄には那覇空港のある沖縄本島をはじめ、数々の離島でも観光が楽しめます。
そんな沖縄へは、飛行機でいくことが多いですよね。今回のコラムでは、沖縄県の主要な空港である那覇空港、石垣空港、宮古空港への就航情報や、各空港への運賃相場を紹介していきます。沖縄本島や沖縄の離島へいくときにぜひご覧ください。
また、沖縄の観光スポットや、現地での交通手段についても紹介していきます。楽しい沖縄旅行の参考にしてみてくださいね。
沖縄県の主要空港と就航情報
沖縄県は離島のため、飛行機でアクセスする方法が一般的です。沖縄は飛行機の路線が多数ありますが、ここでは沖縄本島の那覇空港、石垣島に位置する石垣空港、宮古島にある宮古空港の路線について紹介します。
那覇空港への国内の直行便は以下の通りです。全国各地から1日に100便以上もの直行便が那覇空港に就航しています。なかには、週末やゴールデンウィークに増便する路線もあります。
北海道~中国地方の直行便 | 空港名 | 1日の便数 |
---|---|---|
北海道 | 新千歳空港 | 1便 |
宮城県 | 仙台空港 | 1便 |
茨城県 | 茨城空港 | 1便 |
千葉県 | 成田空港 | 5~6便 |
東京都 | 羽田空港 | 30便 |
新潟県 | 新潟空港 | 1便 |
石川県 | 小松空港 | 1便 |
静岡県 | 静岡空港 | 1便 |
愛知県 | 中部国際空港 | 14~15便 |
大阪府 | 伊丹空港 | 5便 |
関西国際空港 | 12~13便 | |
兵庫県 | 神戸空港 | 6便 |
岡山県 | 岡山空港 | 1便 |
広島県 | 広島空港 | 1便 |
山口県 | 岩国空港 | 1便 |
四国~九州・沖縄の直行便 | 空港名 | 1日の便数 |
---|---|---|
香川県 | 高松空港 | 1便 |
愛媛県 | 松山空港 | 1便 |
福岡県 | 福岡空港 | 20便 |
北九州空港 | 1便 | |
長崎県 | 長崎空港 | 1便 |
熊本県 | 熊本空港 | 1便 |
宮崎県 | 宮崎空港 | 便 |
鹿児島県 | 鹿児島空港 | 2便 |
奄美空港 | 1便 | |
沖永良部空港 | 1便 | |
与論空港 | 1便 | |
沖縄県 | 石垣空港 | 18便 |
宮古空港 | 15便 | |
久米島空港 | 7便 | |
北大東空港 | 1便(月・金・土・日のみ) | |
南大東空港 | 1~2便 | |
与那国空港 | 1便 |
次に、石垣空港に就航している国内路線を紹介します。本州の主要な空港との直行便が運航しています。
石垣空港への直行便 | 1日の便数 |
---|---|
羽田空港(東京) | 4便 |
成田空港(千葉) | 1便 |
中部国際空港(愛知) | 1便 |
関西国際空港(大阪) | 3便 |
福岡空港(福岡) | 1便 |
那覇空港(沖縄) | 18便 |
宮古空港(沖縄) | 3便 |
与那国空港(沖縄) | 3便 |
同じように、宮古空港も国内の主要空港との直行便が運航しています。また、沖縄県の各地を結ぶ路線も多く存在し、とくに同じ沖縄県の中心地である那覇空港への路線は1日に15便の発着があります。
宮古空港への直行便 | 1日の便数 |
---|---|
羽田空港(東京) | 2便 |
中部国際空港(愛知) | 1便 |
関西国際空港(大阪) | 1便 |
福岡空港(福岡) | 1便 |
那覇空港(沖縄) | 15便 |
石垣空港(沖縄) | 1便 |
多良間空港(沖縄) | 1便 |
※ご紹介した各空港の就航情報は2019年4月の情報です。変更になる場合もありますので、ご了承ください。
沖縄に就航している航空会社
沖縄県のおもな3つの空港に就航している航空会社をまとめました。国内大手航空会社のANAは、3カ所すべての空港に就航しています。
また、JALのグループ会社であるJTA(日本トランスオーシャン航空)は、沖縄県を中心とした路線を運航しています。
JAC(日本エアコミューター)は、鹿児島空港を拠点に鹿児島県の離島やその周辺の路線を運航しています。RAC(琉球エアコミューター)は、沖縄県の離島を結ぶ路線を運航している航空会社です。いずれもJALのグループ会社で、国内の地方路線を担っています。
ジェットスター、バニラエア、ピーチアビエーションの3社はLCC(ローコストキャリア)です。LCCは機内の有料サービスなどコストを削減するかわりに、格安で利用できる飛行機です。LCCが就航している空港は限られていますが、とにかくお得に沖縄へ飛行機でいきたい場合には利用してみましょう。
就航している航空会社 | 那覇空港 | 石垣空港 | 宮古空港 |
---|---|---|---|
ANA | 〇 | 〇 | 〇 |
JAL | 〇 | ||
JTA | 〇 | 〇 | 〇 |
JAC | 〇 | ||
RAC | 〇 | 〇 | 〇 |
ソラシドエア | 〇 | 〇 | |
スカイマーク | 〇 | ||
ジェットスター | 〇 | ||
バニラエア | 〇 | 〇 | |
ピーチアビエーション | 〇 | 〇 |
沖縄行き飛行機の運賃相場
沖縄へ飛行機でいく場合、運賃は気になるポイントですよね。ここでは、沖縄県に飛行機でいくときの運賃相場を紹介していきます。
・那覇空港への運賃相場
那覇空港は路線の数が多いので、各地域の主要な空港への直行便を比較しました。以下で比較した金額はいずれもANAの運賃です。
最安値はフライトの75日前までに予約した場合の運賃を参照しています。飛行機の運賃は、搭乗するシーズンやフライトの時間帯によっては変動する場合もありますので、ご了承ください。
また、スカイマークやソラシドエアはこれよりも安くなる場合があります。比較検討する場合には【ソラハピ】のチケット検索ページがおすすめです。
那覇への運賃(ANA) | 普通運賃 | 最安値 |
---|---|---|
新千歳空港 | 66,090円 | 20,690円 |
仙台空港 | 53,550円 | 16,850円 |
羽田空港 | 43,710円 | 9,010円 |
成田空港 | 43,860円 | 10,660円 |
中部国際空港 | 41,430円 | 9,630円 |
伊丹空港 | 37,180円 | 8,980円 |
関西国際空港 | 37,350円 | 8,450円 |
福岡空港 | 29,720円 | 9,120円 |
石垣空港 | 23,520円 | 5,220円 |
宮古空港 | 18,120円 | 4,720円 |
北海道で唯一沖縄への直行便がある新千歳空港は、普通運賃だと60,000円以上かかることがわかりました。しかし、75日前までに飛行機の予約をすれば約20,000円で沖縄まで移動できます。前もって予約するだけで4分の1に運賃がおさえられるのは、大変お得ですね。
仙台は新千歳空港に次いで沖縄から遠い空港ですが、こちらも普通運賃は50,000円以上となります。最安値では20,000円以下で沖縄までいけるので、割引率が大きいですね。
関東方面では羽田空港と成田空港から那覇への直行便が利用できます。普通運賃の相場は43,000円程度で、最安値は10,000円前後であることがわかります。なお、成田空港からはLCCのジェットスターとバニラエアが利用できるので、これより安く沖縄にいくことも可能です。
愛知県にある中部国際空港も関東の2つの空港よりやや安い程度の運賃相場となります。中部国際空港にもジェットスターが就航しているので、さらに安く利用したい人にはうれしいですね。
関西の伊丹空港と関西国際空港はいずれも大阪府にあります。この場合、普通運賃は37,000円程度で、いずれも最安値は8,000円台となります。関西国際空港はジェットスターとピーチアビエーションが就航しているので、LCCという選択肢も可能です。
九州の主要空港である福岡空港の普通運賃は30,000円程度ですが、最安値は大阪よりも若干高い9,000円台です。福岡空港からさらに安く沖縄にいくには、ピーチアビエーションを利用してみてはいかがでしょうか。
那覇空港から沖縄県内の石垣空港と宮古空港への直行便は18,000円~23,000円くらいです。普通運賃は福岡空港とさほど変わりませんが、最安値は5,000円前後ととてもお得な印象ですね。
さらに、お得に利用できるLCCの運賃についてもまとめました。こちらは閑散期の平日料金を参照しています。また、LCCは機内持ち込みできる手荷物のプランによっても金額が異なるので、ご注意ください。
那覇空港のLCC運賃 | 運航会社 | 最安値 |
---|---|---|
成田空港 | ジェットスター | 5,690円 |
バニラエア | 5,780円 | |
中部国際空港 | ジェットスター | 4,490円 |
関西国際空港 | ジェットスター | 4,290円 |
ピーチアビエーション | 4,890円 | |
福岡空港 | ピーチアビエーション | 3,990円 |
石垣空港 | バニラエア | 3,780円 |
那覇空港へ就航しているLCCはジェットスター、ピーチアビエーション、バニラエアがあります。関東では成田空港のみ利用でき、運賃は5,000~6,000円程度が相場となります。成田~那覇のANAの最安値は約10,000円なので、よりお得に利用できるのではないでしょうか。
中部国際空港と、関西国際空港から那覇へいく場合、LCCの運賃は4,500円前後です。こちらもANAの最安値の半額程度が相場のようです。
さらに沖縄に近い福岡からだと4,000円を切ることもわかりました。また、同じ沖縄県内の石垣空港でも3,000円台で那覇空港へいくことが可能です。
LCCの場合は地域による金額の差が大きくなく、おおむね5,000円台~3,000円台で那覇空港へいけるようです。お得な航空券は【ソラハピ】のチケット検索ページで探してみてくださいね。
・石垣空港への運賃相場
次に石垣空港への運賃を紹介します。ここではANAの運賃と、ANAが就航していない路線はRACの運賃を比較しています。ANAとRACは、いずれも75日前までに購入すると最安値で利用できます。ただし、RACは一部の路線で早割運賃を設定していないので、与那国~石垣の路線は普通運賃のみ記載しています。
那覇空港のLCC運賃 | 航空会社 | 普通運賃 | 最安値 |
---|---|---|---|
羽田空港(東京) | ANA | 60,890円 | 19,590円 |
中部国際空港(愛知) | ANA | 54,510円 | 19,010円 |
関西国際空港(愛知) | ANA | 50,430円 | 16,130円 |
福岡空港(福岡) | ANA | 46,100円 | 14,600円 |
那覇空港(沖縄) | ANA | 23,520円 | 5,220円 |
宮古空港(沖縄) | RAC | 13,400円 | 9,600円 |
与那国空港(沖縄) | RAC | 12,100円 | - |
羽田空港から大手航空会社を利用する場合、60,000円前後が相場です。最安値は20,000円以下なので、早く予約するだけで4分の1程度の運賃におさえられますね。
与那国空港への路線では、早割が設定されていないようです。ただし、往復割引やビジネス割引があるので、利用してみるとよいでしょう。
次に、石垣空港へ就航しているLCCの運賃を紹介していきます。石垣空港へは成田空港、関西国際空港、那覇空港の3カ所からLCCの直行便を利用することができます。こちらで紹介している最安値は閑散期の平日運賃を参照しています。
石垣空港のLCC運賃 | 航空会社 | 最安値 |
---|---|---|
成田空港(千葉) | バニラエア | 7,480円 |
関西国際空港(大阪) | ピーチアビエーション | 6,590円 |
那覇空港(沖縄) | バニラエア | 3,780円 |
まず、成田空港からはバニラエアが利用できます。最安値は7,480円と、かなりお得な印象ですね。同じ首都圏では羽田空港も利用できますが、ANAの最安値は19,590円なので10,000円以上もお得になります。
羽田空港はANAとJTAが利用できるので、航空会社にこだわりたい人は羽田空港、とにかくお得に飛行機に乗りたい人は成田空港、という使い分けをすることもできそうです。
関西国際空港のLCC路線はピーチアビエーションが就航しています。最安値は6,590円とこちらもかなりお得ですね。関西国際空港からは、ピーチアビエーションのほかにもANAとJTAが選べるので便利です。
同じ沖縄県内の那覇空港からも石垣空港へLCCでいくことができます。バニラエアの場合、3,780円が最安値であることがわかりました。なお、那覇~石垣のANAの最安値は5,220円なので、好みでどちらを選んでもお得ですね。
・宮古空港への運賃相場
最後に、宮古空港への直行便の運賃を紹介します。こちらも石垣空港と同様に、ANAの運賃を中心に調べました。ANAが就航していない路線ではRACの運賃を参照しています。
宮古空港のLCC運賃 | 航空会社 | 普通運賃 | 最安値 |
---|---|---|---|
羽田空港(東京) | ANA | 57,090円 | 18,790円 |
中部国際空港(愛知) | ANA | 52,310円 | 16,910円 |
関西国際空港(愛知) | ANA | 47,730円 | 16,430円 |
福岡空港(福岡) | ANA | 44,900円 | 14,200円 |
那覇空港(沖縄) | ANA | 18,120円 | 4,720円 |
石垣空港(沖縄) | RAC | 25,800円 | 5,100円 |
多良間空港(沖縄) | RAC | 8,700円 | - |
東京から宮古島へ飛行機でいくと、60,000円弱かかるようです。最安値では20,000円以下となるので、早めに予約してお得に利用したいですね。
中部~関西は運賃にあまり差はなく、普通運賃は45,000円前後です。いずれも最安値は16,000円台なので、住んでいる地域によって利用する空港を選ぶのもよさそうですね。
福岡空港はそれよりもやや安くなり、普通運賃は45,000円以下です。最安値も15,000円以下となり、普通運賃の3分の1程度の金額で宮古島へいけるようです。
宮古空港からは同じ沖縄県内では那覇空港、石垣空港、多良間空港への直行便があります。那覇空港と石垣空港は普通運賃が20,000円前後ですが、最安値では5,000円前後とかなりお得になりますね。宮古空港にはLCCは就航していませんが、沖縄県内の路線ではLCCとあまり変わらない金額で飛行機に乗れるようです。
多良間空港は宮古空港から近いこともあり、普通運賃が8,000円台となります。なお、こちらの路線には早割の設定はないようです。
レンタカーがおすすめ?沖縄本島での交通手段
沖縄本島には47都道府県で唯一JRがありません。おもな公共交通手段は「ゆいレール」というモノレールか、路線バスが利用できます。
とくに、ゆいレールの那覇空港駅は那覇空港の2Fから直結しているので、観光にもとても便利です。ゆいレールを使えば、国際通りがある那覇市の中心街「県庁前駅」や、首里城へ徒歩でアクセスできる「首里駅」へいくこともできます。
沖縄本島を満喫したい人にはレンタカーがおすすめです。沖縄県内は公共交通機関でのアクセスが不便なエリアもあるので、自由に移動できるレンタカーはやはり便利です。ただし、那覇市街地は慢性的な渋滞やバスレーンがあるので、時間にゆとりをもって移動した方がよいでしょう。
運転に不慣れな人は、観光タクシーを利用するという方法もあります。グループ旅行にもおすすめです。
また、観光するエリアが限られている場合は、空港と各エリアのホテルを結ぶリムジンバスなどもあります。計画にあわせて移動手段を検討しておくと安心ですね。
沖縄県の観光情報
沖縄県といえば、国内でも人気の高い観光地です。沖縄県の外せないみどころを紹介していきます。沖縄に飛行機でいったらぜひ立ち寄ってみてください。
沖縄本島には那覇空港があり、多くの観光客でにぎわっています。なかでも首里城は沖縄のシンボルともいえる観光スポットです。琉球王国の名残が感じられる首里城は沖縄の観光の定番ですね。
沖縄本島北部にはジンベエザメで有名な美ら海水族館があります。世界最大級の水槽で泳ぐジンベエザメやマンタはとても迫力がありますよ。
ほかにも、戦争の記憶を後世に伝える「ひめゆり平和祈念資料館」や、街歩きが楽しい「国際通り」などたくさんのみどころがあります。ぜひ沖縄を満喫してくださいね。
石垣島や宮古島も美しい海でマリンスポーツを満喫したり、のんびりリゾート気分を味わったりできる人気の観光地です。ぜひ訪れてみてくださいね。
まとめ
沖縄は飛行機でアクセスするのが一般的です。県内には沖縄本島以外にも多数の島があり、それぞれの島へのアクセス手段は飛行機が主流となっています。なかでも、那覇空港、石垣空港、宮古空港は国内線が充実しているので便利ですね。
沖縄は本州から距離があるため、普通運賃は比較的高額です。しかし、早めに予約をすることで4分の1~3分の1の値段におさえることができます。
沖縄へいくときにはぜひ早めに予約をとることをおすすめします。また、那覇空港と石垣空港にはLCCの路線も就航しているので、さらにお得に旅行したい人は検討してみるとよいでしょう。
沖縄には美しい海や琉球文化があります。お得な航空券を使って沖縄へ旅してみてはいかがでしょうか。航空券を探すときには【ソラハピ】のチケット検索ページが便利ですよ。
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