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搭乗にさまざまな制限がある飛行機。中でも荷物に関する規定は、航空会社や国内線・国際線によっても変わるのでとてもややこしいですよね。

うっかり制限の規定を超えてしまうと、超過料金を取られてしまったり、最悪の場合大事な荷物を没収されてしまったりすることも考えられます。

そこで今回この記事では、数ある航空会社の中でもJALの預け荷物規定についてまとめてみました。スムーズに飛行機に乗れるよう、制限についてしっかり確認しておきましょう。

JALの預け荷物は20kgまで無料！

JALの預け荷物では、国内線の場合20kgまでは無料で預けることができます。また、１つのスーツケースの重さが20kgだと勘違いしがちですが、個数制限はありません。ひとりにつき20kgなのです。合計20kg以内であれば複数個の荷物を預けることができるので、覚えておくと便利です。

ちなみに、ファーストクラスでは45kgまで無料になります。ファーストクラスに乗る際は、余裕をもって荷造りをすることができそうですね。

この重量制限を超えてしまった場合は、超過料金を支払って預けることになります。超過手荷物料金は期間や区間によって異なるものの、おおむね１kgの超過につき300円～400円かかるようです。

荷造りで重さについて不安になったら、事前に体重計などを使って計っておくとよいかもしれませんね。

大きさは50cm×60cm×120cm以内

JALの預け荷物について、重量の次は大きさについて確認しましょう。JAL国内線の預け荷物の大きさは50cm×60cm×120cm以内だと定められています。スーツケースを販売しているお店などでは大きさが明記されていることが多いので、これにあったものを選ぶとよさそうですね。

すでに自宅にあるスーツケースを使用する場合は、メジャーなどで辺の長さをはかってみましょう。国際線と国内線とでは規定が違いますので、うっかり国際線の規定と間違えないようにしてくださいね。

ゴルフバッグなど大きなものは？

JALの預け荷物について、スーツケースについては上記の制限を理解しておけば充分ではないでしょうか。しかし、旅行に行く際にはスーツケース以外のものを持って行くこともありますよね。

たとえば、ゴルフバックはどうでしょう？旅先のゴルフ場を楽しむのであれば、よいスコアを出すためにも自分のゴルフセットを持って行きたいですよね。また、ダイビングを楽しみたい方は着慣れた自分のウェットスーツや機材が必要です。

これらのスポーツ用品について、JALの預け荷物規定では「スポーツ用品についてはサイズが大きい場合も無料でお預かりが可能です。(重量および個数は通常手荷物と同基準）」とされています。

先ほど「JAL預け荷物の大きさは50cm×60cm×120cm以内」とご紹介しましたが、スポーツ用品については安心ですね。

ただし、小型機でのフライトの場合は大きさによっては預かってもらうことができない場合もあるようです。その場合、宅急便などの別の手段で旅行先に送ることになりますので、不安な方は早めに空港にいき、預かってもらえるか確認してみましょう。

モバイルバッテリーは預け荷物にいれてはいけない！

預け荷物について注意が必要なのは、モバイルバッテリーです。モバイルバッテリーはスマホを外出先で充電するのに欠かせないものですが、JALだけではなく飛行機では預け荷物にいれることはできません。

逆に、機内持ち込みであれば、160Wh以下なら２個まで、１００Wh以下なら個数無制限で可能です。

うっかりスーツケースにモバイルバッテリーをいれてしまうと、呼び出されてしまったり場合によっては没収されるので気をつけましょう。

急いでいるときはエクスプレスタグサービスを

飛行機は荷物についてさまざまな制限があります。カウンターで荷物を預けたり、保安検査を通ったり、荷物についての検査は時間がかかるし正直面倒ですよね。

しかし、JALでは預け荷物を早く預けるための方法があります。「エクスプレスタグサービス」というサービスでは、カウンター付近にある専用のタグ発行機を使って、自分自身でタグを発行し、手荷物へ取り付けます。そしてさらに専用のカウンターで預ければ、受付完了です。

近年自動チェックイン機によってチェックインにかかる時間は短縮されるようになったものの、預け荷物がある場合はカウンターに並ばなければなりませんでしたよね。

しかし、このエクスプレスタグサービスを使えば、自動チェックイン機と専用タグ発行機を使用するだけで済むので、待ち時間が短縮され大変便利です。

空港のチェックインカウンターに並ばなくても手続きが終わるので、時短を求めている方にはおすすめです。

まとめ

JALの預け荷物の規定は、「重さは20kg以内、大きさは50cm×60cm×120cm以内」です。これを超えると超過料金を支払う必要があります。

ただし、スポーツ用品に関しては小型機でのフライトでない限り大きさを超過しても大丈夫です。

JALで預け荷物にかかる時間を短縮する方法として、「エクスプレスタグサービス」というものがあります。チェックインカウンターに並ばなくても手続きが完了しますので、早く搭乗手続きを済ませたい方にはおすすめです。

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