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2023.07.04
スカイマーク|LCCは羽田に就航していない!お得に飛行機を利用するには?コードシェア便と親会社について
羽田からのLCCで、国内旅行に行きたいと思っていろいろ調べているうちに、ある衝撃的な事実を知ってしまった方もいるのではないでしょうか?
そう、実は「羽田の国内線にLCCはない」のです。国際線であればピーチ航空、エアアジア、香港エクスプレスなどが運航しているのですが、国内線のLCCはありません。
しかし、普通の航空会社しか運航していない羽田のフライトでも、お得にフライトできる方法はたくさんあります。この記事では、よりお得に羽田のフライトに乗る方法をご紹介します!
羽田の国内線にはLCCは就航していない
上でも述べたように、羽田にはLCCの国際線が就航していないのということをご存知でしたか?
「スカイマークやソラシドエアはLCCじゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、実はこれらの航空会社はLCCではなく、MCC(ミドルコストキャリア)に属しています。
LCCはローコストキャリア、「格安航空会社」の略称です。ちなみにJALやANAのような手厚いサービスを売りにする航空会社のことをレガシーキャリアといいます。
レガシーという英単語には「遺産」や「先祖伝来の」という意味があり、近年人気になったLCCの対義語として「従来通りの航空会社」というニュアンスで生まれた言葉です。FSC(フルサービスキャリア)ともよばれています。
とにかくコストカット!格安な航空会社でお得に利用してみよう
LCCや格安を売りにしている航空会社を利用することで、お得にフライトを予約することができます。
しかし、料金が安いというのはそれだけサービスを削減しているということです。LCCはサービスが悪い、対応が遅いというようなことを聞いて利用をためらっている方もいるのではないでしょうか。
そのような方は、まずはレガシーキャリアである親会社から子会社として生まれたLCCを利用するのがおすすめです。手厚いサービスを売りにしている親会社のノウハウを引き継ぎ、親会社の監視のもと運営されている会社なので、より信頼できるのではないでしょうか。
さまざまなサービスや設備が簡素化されているとはいえ、基本的にLCCは満足している人が多いようです。興味があればぜひ一度、フライト時間の短い国内線でLCCを試してみるとよいかもしれません。
羽田に就航している格安な航空会社一覧
羽田の航空会社はLCCを運航していないですが、格安を売りにしている航空会社はいくつか就航しています。
【スカイマーク】
スカイマークは東京都に本社をおき、日本全国に多くの就航路線をもっています。スカイマークは価格の安さから、LCCと同一視されていることが多いですが、スカイマークはMCC、以下にてご紹介するスターフライヤー、ソラシドエアもMCCのうちのひとつです。
MCCは、FSCとLCCのちょうど中間のような存在なので、「あまりにサービスが最低限だというのは不安」「長いフライトなので、気兼ねなく乗りたい」という方におすすめです。割引も多く設定されており、それらを利用することでさらにお得に予約ができます。
【スターフライヤー】
スターフライヤーは黒い機体が特徴的でオシャレなので目を引きますよね。外見だけでなく、内装も個人ディスプレイやフットレストが設置されており、シートも革張りで座席間隔が広いなどの高級感があります。
無料で「タリーズ」のコーヒーが飲めたり、ANAやJAL同様の手荷物制限レベルを設定していたりなど、一般的な航空会社と遜色ないサービスです。
これで料金が安いのですから、非常にコスパの良い航空会社だといえるでしょう。
【ソラシドエア】
ソラシドエアは九州を中心としている航空会社です。また、航空機も1機種しか所有していないので、九州地方にいかない方にはあまりの馴染みのない航空会社かもしれませんね。
しかし、ソラシドエアはLCCのように最低限のサービスと格安を売りにしているのではなく、一般的な航空会社と同程度のサービスで料金を安くしているのです。
手荷物制限レベルや座席の広さなどはANAやJALと同じレベルで、普通運賃が圧倒的に安く設定されています。
コードシェアとは?スカイマークには親会社や提携航空会社がない
2020年10月1日現在、スカイマークの親会社または提携している航空会社はないとのことです。そのため、コードシェア便(共同運航)もおこなっておりません。
ひとつのプログラムとして、デルタ航空に座席提供をおこなっていますが、あくまで「特典交換プログラム」であって、提携はしていないようです。
ちなみに、スターフライヤー、ソラシドエアはANAとコードシェアしています。コードシェア便とは、2社以上の航空会社によって運航している便のことです。
コードシェアの場合だと、便名はANAであったとしても、運航は別の会社がしているということになります。コードシェアには、チケットをより販売し、運航範囲も広げられるというメリットがあるとのことです。
コードシェア便を利用するとき、運航している航空会社側のルール(荷物制限、受け付け締め切り時間など)が適用されます。利用する際は、その点にご注意くださいね。
上記の内容から、「JALは?」と思うかもしれません。JALと連結している子会社(航空会社)には、日本トランスオーシャン航空やジェットスター・ジャパンなどがあります。
コードシェア便は安いの?
運航する航空会社は違えど、使用する便はANAもしくはJALです。そのため、コードシェア便のほうが安いのであれば、そちらを希望する方も多いことでしょう。
しかしコードシェア便だからといって、大手航空会社よりもかならず安くなるというわけではありません。利用する便によって価格が安くなることもありますが、「コードシェア便を予約したら高くついた」という方もいらっしゃいます。
お得に飛行機を予約するときは、さまざまなパターンを考え、それぞれの合計料金を計算して比較することがおすすめです。
自分で探す方法がわからなかったり、時間がないときは、【ソラハピ】のチケット検索ページをチェックしてみてください!あなたにあったお得な航空券を見つけ出すことができるでしょう。
JALやANAでも早めの予約ならお安く乗れる!
羽田からMCCを予約するときと同じくらいに、JALやANAも早割を利用することでかなりお得に航空券を購入することができます。
一般的に航空会社の割引は搭乗の75日前から販売していることが多く、そこからフライトの日程に近づくにつれて徐々に値上がりしていきます。フライト先や時期にもよりますが、運がいいと今回ご紹介した格安を売りにしている航空会社よりも安く予約できる場合があります。
旅行の計画は早めに立てて、75日前までに予約するのがおすすめです。
まとめ
羽田からLCCの国際線を乗ることはできません。一般的にLCCだと思われているスカイマークやスターフライヤー、ソラシドエアなどは実は「格安を売りにしている航空会社」なのです。
このような航空会社は一般的な航空会社と同程度のサービスを格安で提供するため人気があります。ANAやJALでも早めに予約するとかなり安い値段で乗ることができますよ。最も安くなるフライトの75日前までに予約するのがおすすめです。
早割は予約の変更ができないという特徴もありますが、かなりお得なかかくとなりますので、早い段階で都合がわかったときは利用してみてはいかがでしょうか。
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