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2023.07.04

飛行機移動はジェットスターで!機内オプションやサービスの使い方・最安スタータープランの予約法【国内線・国際線】

LCCの飛行機ならジェットスター!サービス内容や安さの秘密とは
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クイズ番組などで、海外旅行のチケットが景品となることがありますよね。

『LCC・JTBでいく、3泊4日のハワイの旅をプレゼント!』と、番組の司会者が紹介しているのを、聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。

LCCとは、料金が安い航空会社のことをいい、そのなかに、「ジェットスター」が含まれています。

そこで当記事では、ジェットスターとはどんな会社なのか、利用する際に知っておきたいポイントについて、まとめてご紹介いたします。

料金や予約方法など、ジェットスターをお得に利用するコツだけでなく、注意点もご紹介いたしますので、興味のある方はぜひご覧ください。

1.本社がオーストラリアにある飛行機「ジェットスター」が安いワケ

LCCとは、ローコストキャリアの略称で、料金が安い航空券を販売する航空会社の総称です。

ジェットスターのチケットは、JALやANAと比べて価格がとても安いため、LCC のうちのひとつとなっています。

ジェットスターはオーストラリアのメルボルンに本社を構え、2003年に創立されました。

オーストラリア 電話番号/住所 備考
ジェットスター本社 PO Box 4713, Melbourne, VIC 3001, Australia
コンタクトセンター 151-538 24時間対応(日本語) ※オーストラリア国内からのみ
遺失物・荷物の破損など 1800-687-374 通話料無料

創立当時はオーストラリアをメインに運行していましたが、今ではジェットスター・ジャパンやアジア航空、パシフィック航空(ベトナム)なども設立されているほどです。

日本 電話番号/住所 備考
ジェットスタージャパン 〒282-0006 千葉県成田市成田国際空港 第3ターミナル内
コンタクトセンター 0570-550-538 有料ナビダイヤル ※24時間対応(日本語対応は9時~21時)

コンタクトセンターの利用には、通話料がかかります。

「お問い合わせ番号」のページから、Skype通話をおこなうと、通話料無料で利用することもできますよ。

また、ジェットスター・ジャパンに9時~21時以外の時間帯に電話をすると、電話が繋がらない、または英語での対応がされる場合があります。電話をする際は、時間帯にご注意くださいね。

ひと口に最安値航空会社といっても、大手航空会社と比べてどのくらいチケット価格が安いのでしょうか。

ためしに、JALANAジェットスター(JJP)の3チケット価格を比較してみましょう。


「東京から沖縄へ移動する」ときのチケット価格

【JAL】16,600円~
【ANA】17,410円~
【JJP】5,290円~

上記のことから、大手航空会社とジェットスターでは、10,000円ほどの料金差があることがわかりますね。

ジェットスターに限らず、飛行機のチケット価格は、日によって上下します。

ただし、ジェットスターのオプションなし・スタータープランを利用する場合、東京~沖縄間のチケット価格が1万円を超える日は少ないです。
※利用者が多いピーク時は、1万円を超える日もあります

ジェットスターはなぜ最安値航空券を提供できているの?

ジェットスターのチケット価格が安い理由には、以下の4つが考えられます。


■日本では店舗の運営をおこなっていない
■手数料が高めに設定されている
■普通運賃には機内食のサービスがついていない
■普通運賃にはオプションがついていない

日本では店舗の運営をおこなっていない

ジェットスターは、空港内に専用のカウンターを設置しているものの、日本国内に店舗は設置されていません

そのため、人件費や運営費、設備費などののコストをカットできるのです。

予約を取るときは、空港のカウンター、コンタクトセンター、インターネットのほか、チケット販売会社、コンビニのマルチメディア端末からとなっています。

手数料が高めに設定されている

カウンターやコンタクトセンターを利用した予約には、手数料(2,840円)がかかります。ネットや端末を用いた予約の際には、手数料はかかりません。

ジェットスターでは、チケット価格が安いかわりに、手数料が少し高く設定されているのです。

普通運賃には機内食のサービスがついていない

ジェットスターの安さの秘密は、機内サービスにもあります。飛行機を利用すると機内サービスは無料で提供される、というイメージがあるかもしれません。

しかし、ジェットスターでは人件費などを削減するため、スタータープランでは機内食が提供されません。ジェットスターでは、「機内食」は追加オプションとなっています。

予約をする際にオプションを追加、または元から機内食が付いている運賃プランを選択すると、飛行距離によって最大2回の機内食が提供されます。

普通運賃にはオプションがついていない

ジェットスターのスタータープランには、オプションが付いていません。そのため、スタータープランでは、払い戻し対応が受けられないこととなっています。

スタータープランにて払い戻し対応を受けるには、予約時にオプションを付ける必要があります。

ジェットスターでは、オプションが付いていない状態から、必要なものを自分で選び、追加していくことで納得のいくプランにしていくのです。

オプションは、追加すれば追加した分だけ価格が上乗せされます。

そのため、オプションの追加が必要ない方であれば、ジェットスターはとてもお得に利用できることでしょう。

2.ジェットスターの運賃プランと飛行機代を抑えるおすすめ予約術

ジェットスターのエコノミークラスは、StarterStarter PlusStarter MaxStarter Flexi Biz の4つあります。

Starterプランはジェットスターの基本料金となっており、4つのプランのなかで最も安い価格のチケットです。

最安値チケットですが、そのかわりジェットスターのスタータープランには、必要最低限のサービスしか利用できません。

オプションが必要である方は追加し、機内サービス手荷物制限などのプランを組み合わせて、席を予約する形になっています。

以下にて、Starter、Starter Plus、Starter Max、Starter Flexi Biz の、おもな違いをご紹介いたしますね。

Starter Starter Plus Starter Max Starter Flexi Biz
機内持ち込み荷物 7㎏まで 7㎏まで 7㎏まで 14㎏まで
受託荷物 不可 20kgまで 30kgまで 不可
無料座席指定 なし
※追加手数料を支払うと利用可
スタンダードシートのみ可 全席可 スタンダードシート、アップフロント・シートのみ可
機内食 なし あり あり あり
払い戻し対応 不可 不可

荷物の多さや座席の好み、払い戻しの可・不可などによって、プランやオプションを選んでいきます。

先ほど、「ジェットスターのチケット価格は安い」と、ご紹介いたしました。

ここからは手数料も加えて、ジェットスターを利用したときにかかる合計総額について、考えていきましょう。

料金を安く抑える予約術

お得にジェットスターを利用するには、

ネットから予約をおこない、Starterプランを予約し、オプションの追加をせず、なおかつ手数料のかかることを極力避ける、という4つがポイントが重要です。

以下にて、費用を抑えられる場合と、余分に費用がかかる場合とを、表にしてご紹介いたします。

お得に使用できるとき 出費がかさむとき
【行き先と運賃】
東京から沖縄へ
Starter を予約
チケット代5,540円
Starter を予約
チケット代5,540円
予約方法 ネット予約
手数料0円
電話・空港窓口で予約
手数料2,840円
オプションの追加 追加しない
0円
座席の指定
450円
支払い方法 クレジットカード決済
手数料620円
クレジットカード決済
手数料620円
予定の変更 予定を変更しない
0円
予定を変更する
手数料4,400円
合計 6,160円 13,850円

※片道料金として計算しています。
※電話・空港にて予約した内容の変更は、電話・空港からのみ受け付けています。
※ネットから予約したときは、ネットから予約変更(手数料3,300円)が可能です

上記のオプションの項目には、座席指定のみ追加しましたが、追加料金を支払うと荷物を預けることも可能です。

荷物に関するオプションを追加すれば、上記の13,850円からさらに料金がかさむことでしょう。

そこで次の章では、ジェットスターの気になる“荷物事情”について、ご紹介いたします。

3.ジェットスターの機内持ち込み手荷物・受託荷物のシステム

ジェットスターは日本の中でも、手荷物に厳しい航空会社といわれています。

「なぜこんなに厳しいの?」と思ってしまうかもしれませんが、飛行機全体の重量をなるべく軽くすることは、燃料の節約につながります。

手荷物の重量を厳しく制限することで、チケット価格を抑えているのです。

機内持ち込み手荷物の決まり

ジェットスターだけでなく、どの飛行機でも、機内に持ち込める荷物の大きさ・重さは決まっています。

ジェットスターでは、重さは合計7㎏まで、持ち込める荷物は2個までです。

大きさは、高さ56cm、幅36cm、奥行き23cm以内に収まるものと制限されています。超えてしまう場合は、受託手荷物として預けなければなりません。

受託手荷物(預け荷物)もオプションサービス

受託手荷物の重量制限は、運賃のプランによって異なり、以下のようになっています。

運賃プラン Starter・Starter Flexi Biz ちゃっかりPlus しっかりMax
基本 すべて有料 20kgまで無料 30kgまで無料
追加オプション 5kgごと
最大 40kgまで

オプション追加料金は、申し込みのタイミングによって額が変化します。予約時にオプションの追加をおこなうと、最も安く済ませることが可能です。

それに比べ、空港カウンターや搭乗手続きの際に、制限オーバーが発覚した場合は、4,000円~4,500円という倍近い追加料金がかかってしまいます。

荷物の量について不安に感じるときは、予約時にオプションを追加しておいた方がよいでしょう。

受託手荷物

4.【日本】ジェットスターに搭乗できる主要な空港は東京(成田)・大阪・名古屋

2020年7月現在、国内線の出発地として選択できる都道府県は16か所あります。どのようなエリアであれば利用できるのか、以下の表にてご紹介いたしますね。

【国内線】ジェットスターが就航する空港

成田
就航・発着空港 ジェットスター・ジャパン(GK)便名
成田←→関空 203・205・207・211
成田←→新千歳 101・103・105・107・109・111・113・119
成田←→福岡 501・503・505・507・509・513・517・519・529
成田←→沖縄 301・303・309・311
成田←→庄内 777
成田←→大分 601・603・607
成田←→鹿児島 621・625
成田←→熊本 619・613・615
成田←→宮崎 631・633・635
成田←→長崎 643
成田←→宮古 323
成田←→松山 401・403・405・407
成田←→高松 411・415・419
成田←→高知 423
関西国際空港
就航・発着空港 ジェットスター・ジャパン(GK)便名
関空←→成田 200・204・208・210
関空←→新千歳 153・157
関空←→福岡 553
関空←→沖縄 351・353・357
関空←→熊本 675
関空←→宮古 377
関空←→高知 471
中部国際空港
就航・発着空港 ジェットスター・ジャパン(GK)便名
中部←→新千歳 183・187
中部←→福岡 581・585・587
中部←→沖縄 381・383
中部←→鹿児島 691・697

【国際線】ジェットスターが就航する空港

国際線(一部)
就航・発着空港 ジェットスター・ジャパン(GK)便名
成田←→上海 35・36
成田←→香港 20・23
成田←→台北 11・12
成田←→マニラ 41・40
関空←→香港 63・64
関空←→マニラ 81・80
中部←→マニラ 95・94

便名を表すレターコードは2つ!予約チケットを確認しよう

ジェットスターのレターコードはGKです。ほかの航空会社と間違えないよう、気をつけましょう。

また、便名を表すレターコードには「2レターコード」「3レターコード」の2種類があります。

そして、ジェットスタージャパン、ジェットスター航空、ジェットスターアジア航空、ジェットスターパシフィック航空のレターコードは、それぞれ異なります

ジェットスターグループのレターコード
航空会社 2レターコード 3レターコード
ジェットスター航空 JQ JST
ジェットスター・アジア航空 3K JSA
ジェットスター・パシフィック航空 BL PIC
ジェットスター・ジャパン GK JJP

便名がほかの航空会社と異なるため、「間違って予約したかも!」と不安に感じるかもしれません。2レターコード、3レターコードは焦らず落ち着いて確認してみてください。

まとめ|オプション内容と手数料を要チェック

ジェットスターでは、安い価格で飛行機を利用することが可能です。機内サービスは有料となっています。

機内に持ち込める手荷物は制限されていますが、オプション・追加料金を支払えば重量を増やしたり、荷物を預けることもできます。

ジェットスターをお得に利用したいときは、オプションだけでなく、手数料をしっかりと確認しましょう。手数料は払い戻し対象とはなりませんので、ご注意ください。

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