格安の国内航空券をお探しならソラハピ

Tweet

Pocket

台風や雪のシーズンなど、悪天候の日は搭乗予定の便が欠航にならないか不安ですよね。せっかく準備して空港に向かったのに欠航になってしまうと、どうすればいいかわからず途方に暮れてしまいます。でも欠航になる基準や、欠航になった場合の対応について知っておけば、欠航になっても正しく行動できるようになりますよ。

飛行機が欠航になる基準

台風で飛行機が欠航になる基準は実ははっきりと決まっていません。各航空会社でマニュアルが存在しているものの、天候により欠航は臨機応変に決定されています。

台風による欠航や遅延を決める要素は、出発地と到着地の天候はもちろん、滑走路の状況も重要な判断材料と言われています。滑走路の風向、風速は飛行機の離着陸に大きく影響するためです。

また台風が出発地や到着地を直撃する場合は、欠航、遅延を早めに決定することも多いです。しかし、判断が微妙な場合は出発前の打ち合わせで機長以下の判断によって決定することも珍しくないようです。

飛行機は構造上、向かい風や追い風の影響は受けにくいですが、横風には弱いです。横風の強さが風速15～20ｍ出た場合、飛行への影響が出ます。ちなみに風速15mは、走っている車の窓から、顔を出した時の風の強さくらいです。横風が強い場合は欠航になる可能性があると考えておいた方がいいでしょう。

国際線は欠航になりにくい

国際線は国内線に比べて台風の影響から欠航になる確率は低いと言われています。国際線は国内線に比べて便数が少ないうえ、欠航になった場合の損失が大きいです。そのため出発を遅らせるなどの対応をとり、できる限り欠航にならないよう対処されます。

航空会社のホームページで欠航情報を確認

航空会社のホームページには各路線の運航情報が記載されています。遅延・欠航の詳細も載っています。搭乗日に台風などで天候が荒れている場合は必ず最新情報を確認しておきましょう。

ただ、先述のように運航か欠航か出発時間のギリギリまで決まらない場合もあります。飛行機が予定通り運航することになっても乗り遅れてしまわないよう、欠航になっていない限り空港に向かうのがいいでしょう。

欠航になった場合は振替便への変更ができる

悪天候により欠航となった場合、ANAやJALといった大手航空会社はもちろん、LCCでも振替便への変更ができます。この変更に関する手数料は無料です。

天候による欠航の場合は、基本的に振替便を利用することができます。ただしLCCなど本数の少ない便は、当日に乗れないこともあります。この場合、後日別の便を利用することになります。

ちなみに宿泊が必要になった場合、宿泊施設の利用料金、空港から宿泊施設までの移動費は自己負担となります。

払い戻しや予約変更を行うには

悪天候で欠航や大幅な遅延になった場合は、どの航空会社でも払い戻し・予約変更を行っています。

払い戻しや予約変更の手続きは、出発予定日の10日以内に済ませなければいけません。手続きは航空会社のカウンター、コールセンター、ホームページから行えます。10日以内に行えばいいので、カウンターが混みあっていたり、コールセンターやホームページが繋がりにくい場合は後日に手続きしても大丈夫ですね。

一方で、一刻も早く振替便を利用したい場合は、キャンセル待ちをする必要があります。この場合は空港カウンターに向かい、空席が出るのを待ちましょう。

払い戻し・予約変更には航空券、認証コード、eチケットお客様控えなどが必要になります。航空会社によって払い戻し・予約変更の期限が違うので確認しておきましょう。

まとめ

台風で飛行機が欠航になる基準は、はっきりと決まっておらず状況に応じて判断が下されます。こまめに航空会社のホームページを確認し、運航状況を把握しておきましょう。

またもし欠航になった場合、各航空会社は、振替便や払い戻しの対応を行ってくれます。手続きは10日以内なので忘れずに行いましょう。早く振替便を利用したいのであれば、空港カウンターで手続きを済ませ、空港内で待機しましょう。

Tweet

Pocket