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2023.07.04
前橋市の観光情報!日本百名山・家族で楽しめる観光地とおすすめグルメ【8選】
群馬といえば草津温泉が有名ですが、群馬県の県庁所在地である前橋市には、重要文化財や日本百名山に選ばれている場所など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。
群馬のソウルフードである「焼きまんじゅう」の発祥の地でもあり、ブランド豚の飼育などにも力を入れている町です。
そこで当記事では前橋市のおすすめ観光地と、前橋ならではのグルメを合わせて8つご紹介いたします。
ご旅行をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
1.前橋市には都市的な面と歴史的にも貴重な古墳がある
前橋市は群馬県の中央からやや南にある群馬の県庁所在地です。東京から約100キロメートルの位置にあります。
中核市にも指定されており、人口は33万人以上※となっています。
※2022年(令和4年)12月末時点
前橋市は「古墳の多い市」としても有名で、昭和初期の調査では700基以上あったとされています。
古墳からは当時の歴史・文化がわかる貴重な品が多く出土されました。
前橋市は県庁所在地として栄えている面と、歴史や自然を大切にしている面があり、その両方が楽しめる町です。
2.前橋市のおすすめ観光スポット【5選】
前橋市のおすすめ観光スポットとして、当記事では以下の5つをご紹介いたします。
・前橋市中央児童遊園るなぱあく
・臨江閣(重要文化財)
・赤城大沼
・日本キャンパック大室公園
小さなお子さんから大人まで楽しめる観光地ばかりです。まずは群馬の景色が一望できる「群馬県庁」からご案内いたします。
群馬県庁展望ホール
写真提供:公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
群馬県庁には県民の生活に重要な課やセンターだけでなく、レストランや展望ホールも併設されており、地下3階から33階まである「日本一高い道府県庁舎」です。
展望ホールは32階にあり、地上127メートルからの景色が無料で楽しめます。
日が落ちれば、ライトアップされた群馬大橋や群馬会館を見おろすことも。
31階のレストランでは景色といっしょに、日本料理や欧州料理がいただけます。
▼群馬県庁展望ホール
住所 | 群馬県前橋市大手町1-1-1 |
営業時間 | ・開庁時間 平日……8:30~22:00 土日祝……9:00~22:00 (※入館できるのは21:45まで) ・32階【展望ホール】 平日……8:30~22:00 土日祝……9:00~22:00 |
駐車場 | 2時間まで無料 ※以後30分ごとに100円かかります。 |
HP | https://www.pref.gunma.jp/page/1029.html |
前橋市中央児童遊園るなぱあく
写真提供:公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
るなぱあくは市民に愛されている入園料無料の遊園地です。2019年に開園65周年をむかえました。
乗り物を利用する際は1回に付き利用券が1枚(50円)必要です。「もくば」などの小さな乗り物なら1回10円で遊べます。
感染症の拡大に伴い、るなぱあくでは予約システムを導入しました。園内の定員数は600名まで・事前予約制となっています。
入園をご希望の方は公式ホームページから予約手続きをおこないましょう。
▼前橋市中央児童遊園るなぱあく
住所 | 群馬県前橋市大手町3-16-3 |
入園料 | 無料 ※乗り物や「とことこ迷城(平日限定)」の利用は有料です。 ※乗り物利用券は1枚50円。 ※「とことこ迷城」は1コース(20分)200円です。 |
開園時間 | ・11月1日~2月26日……9:30~16:00 ・3月1日~10月31日……9:30~17:00 |
休業日 | 火曜日 ※春休み・夏休み期間は開園します。 |
HP | https://lunapark-maebashi.com/ |
臨江閣(りんこうかく)
写真提供:公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
臨江閣は近代和風の木造建築で、国の重要文化財に指定されています。
本館・茶室は1884年(明治17年)に、別館は1910年(明治43年)に建てられました。
前橋市では「光が映し出す100年前の流行色」をコンセプトに、明治43年頃に流行した色を用いたライトアップを実施しています。
点灯時間は以下の通りです。
・5月~9月……18:30分~23:00まで
・10月~12月……17:30分~23:00まで
本館・別館に加え日本庭園もライトアップされており、散策・フォトスポットとして人気のある観光地です。
※点灯時間はイベント等により変更される場合があります。
※予告なくライトアップを中止する場合があります。
▼臨江閣(りんこうかく)
住所 | 群馬県前橋市大手町3-15 |
観覧料 | 無料 |
開館時間 | 9:00~17:00(※入館は16:30まで) |
休業日 | 月曜日、年末年始(12月29日~1月3日) ※催事や施設の状況によって入館制限を設ける場合があります。 ※「入館制限日」の案内は公式ホームページをご確認ください。 |
HP | https://www.city.maebashi.gunma.jp/bunka_sports_kanko/7/5/11390.html |
赤城大沼
写真提供:公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
赤城大沼は「日本百名山」「ぐんま百名山」に選ばれているカルデラ湖です。
※カルデラ湖とは、火山の噴火によりできた火口に水が溜まってできた湖のことをいいます。
赤城大沼はとても広いカルデラ湖で約88ヘクタールもの面積があり、1月上旬〜3月下旬には「氷上わかさぎ穴釣り」が楽しめます。
9月上旬~11月下旬では「ボート釣り」が、秋には紅葉が見られる観光スポットです。
標高約1350メートルの場所にあるため、夏季でも気温が低くなります。観光の際は防寒対策を万全に整えてから行きましょう。
▼赤城大沼
住所 | 群馬県前橋市富士見町赤城山 |
氷上穴釣りシーズン | 1月上旬〜3月下旬頃 ※2023シーズンは1月9日より解禁されています。 |
ボート釣りシーズン | 9月1日~11月30日頃 |
営業時間 | 9:30~17:00 |
HP | https://www.maebashi-cvb.com/spot/1085 |
日本キャンパック大室公園
写真提供:公益財団法人 前橋観光コンベンション協会
日本キャンパック大室公園は赤城南麓にある大きな公園で、その面積はなんと約36ヘクタール。東京ドーム約7.6個分の広さとなっています。
貴重な古墳群を有しており、歴史公園100選にも選ばれました。
敷地内には古墳の他にも「大室はにわ館」が併設されていたり、旧関根家住宅や竪穴式住居・平地式住居なども展示されています。展示物は無料で見学可能です。
ウォーキングコース(遊歩道)や無料で利用できる釣り場、イベント広場などもあり、地元の方にも愛されている公園となっています。
※水位によっては釣り場が利用できない場合があります。
▼日本キャンパック大室公園
住所 | 群馬県前橋市西大室町2545番地 |
お問合せ先 | 027-225-2116(公園管理事務所) |
HP | https://www.maebashi-cvb.com/spot/1010 |
3.前橋市のおすすめグルメ【3選】
前橋市のグルメとして以下の3つをご紹介いたします。
・上州御用鳥めし
・焼きまんじゅう
群馬県のブランドにもなっている「上州麦豚」。飼料には麦や穀類が採用されています。動物性の飼料は使われていません。
豚肉特有の臭みが少なくあっさりとした味わいが特徴的です。前橋では豚肉料理を提供する飲食店が多く、全国トップクラスの豚肉生産量を誇っています。
2つ目のおすすめグルメは「上州御用鳥めし」です。群馬県優良物産品の推奨を受けており、少し甘めの秘伝のタレと国産の鶏肉が味の決め手となっています。
鳥めしはお弁当にも適しており、催事や祝いの席にもよく選ばれています。
3つ目におすすめするグルメ「焼きまんじゅう」は、群馬のソウルフードといっても過言ではありません。
店舗によってタレの風味には違いがありますが、濃厚な甘い味噌ダレが特徴的です。発祥は江戸時代末期とされており、当時は「味噌づけまんじゅう」とよばれていました。
幅広い世代に人気があり、群馬県民の名物料理のひとつです。
4.「前橋シェアサイクル コグベ」で町を周遊してみよう
前橋市では2021年(令和3年)に「前橋シェアサイクル コグベ」というレンタサイクルサービスを始めました。
このサービスでは電動自転車の貸し出しをおこなっており、電動アシストがあるので前橋を快適に観光できます。
スマホからアプリに登録すると15分50円(税込)から利用可能です。
※「JR前橋駅西側駐輪場ポート」のみ、現金・交通系ICカードから決済できます。
※その他のポートではクレジット決済となります。
市内には33ヵ所のポートがあるため、返却も簡単ですよ。
初めて前橋市を観光する方には、前橋市街地を巡るサイクリングコース「まえばし自転車旅(約6キロメートル)」がおすすめです。
先程ご紹介した群馬県庁展望ホールや臨江閣などの人気の観光地を、約4時間で見て回ることができます。
5.前橋市へのアクセス
前橋市には19ヵ所の駅があります。当記事では多くの線の分岐点となっている「新前橋駅」までのアクセス方法をご紹介いたします。
【関東方面から新前橋駅までのアクセス】
1.北陸新幹線または上越新幹線で「高崎駅」にむかう
2.高崎駅にて両毛線または上越線に乗り換え「新前橋駅」で降りる
東京駅から新前橋駅までは、片道約1時間20分で移動可能です。
関西方面からお越しの際は、東京経由で新前橋駅にむかうルートとなります。
新前橋駅・中央前橋駅・前橋駅など、名前が似ている駅が複数あるため、乗り間違えのないようご注意ください。
6.まとめ
前橋市にはスキーや釣り、季節の花や鳥が観察できる場所、雲海が見られる絶景スポットなど、自然を満喫できるスポットにあふれています。
東京から片道約80分で行けるというのも魅力のひとつです。
市街地を中心とした旅行プランであれば日帰りでも十分楽しめます。
ご家族で楽しむも良し、少人数でゆっくり巡るも良し。そんなスポットがたくさんありますので、ぜひ一度前橋を観光してみてくださいね。
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