- スカイマーク
2023.07.04
スカイマークのCA・パイロットの自社養成と採用までの道のり!妥協ナシ!その上で安いチケットを販売している航空会社
飛行機を利用するとき、安全な運航はもちろんですが、心地よい接客を受けられるところを選択したいですよね。しかし、JALやANAだと運賃が高くついてしまう、そんなときにオススメなのがスカイマークです。
スカイマークはCA及びパイロットを「自社養成(自社で育て上げること)」しています。そのためスカイマークのCAやパイロットは一貫した教育を受けており、LCCよりもワンランク上の接客等を実現しているのです。
当記事では、そんなスカイマークのCAやパイロットの仕事・就き方についてご紹介いたします。2021年度の採用状況はもちろんのこと、CAとグランドスタッフとの違いなども詳しく解説します。
スカイマークを利用されるお客様だけでなく、CA・パイロットの職について知りたい方もぜひ一度、当記事をご覧ください。
スカイマークのCAになるには!募集条件と難易度
この章では、スカイマークのCAに就く方法やその難易度についてご紹介いたします。
スカイマークのCAになる方法
2019年~2020年3月頃までの間、スカイマークが募集対象としていた内容の一部が以下の3点です。
・専門学校、短期大学、四年制大学、大学院を卒業または卒業見込みがある方
・TOEIC600点程度もしくは英検2級以上の語学スキルをお持ちの方
・スカイマークが指定した通勤圏内に住んでいる、または指定エリアに移住ができる方
スカイマークでは、所属ベースごとに通勤エリアが設定されているため、引越しは難しいという場合は募集対象から外れてしまいます。
2018年の募集では、英語力は「あれば望ましい」といった内容でした。その当時と比べれば、今の内定難易度は高くなっていることがわかりますね。
なお、労働条件のひとつとして、6カ月間の試用期間が設けられており、この間は正社員ではありませんが労働条件はかわりません。
エントリーからCA採用までの流れ
エントリーシートを提出したあと、書類選考(一次選考)がおこなわれます。書類選考が通り、二次選考~四次選考(最終選考)までクリアすると内定という流れです。その間には、個人面接や筆記・適性試験などがおこなわれます。
基本給は最終学歴によって異なり、専門学校卒・短期大学卒の場合は200,000円、四年制大学を卒業している場合は250,000円、大学院卒は260,000円です(2020年11月時点)。
「グランドスタッフ」と「キャビンアテンダント・CA」の違い
キャビンアテンダント(CA・客室乗務員)は、移動中の機内にて搭乗客の安全や飲み物・食べ物の提供、緊急時の対応などをおこないます。CAのメインの仕事は、搭乗から目的地に到着するまでの間、お客様の安全を管理することです。
一方で、グランドスタッフ(GS)は、搭乗客が飛行機に乗るまでの間の手続き・管理をおこないます。空港カウンター業務や出発・到着案内など、空港内での仕事が主です。
グランドスタッフが機内で仕事をする、ということは基本的にありません。そのため、搭乗中の機内でのトラブルはCAへ、予約・搭乗手続きでわからないことがあれば、グランドスタッフに頼る、というかたちになります。
スカイマークのパイロット自社養成・2021年の採用選考状況
先ほどと同様に、2019年~2020年3月頃までの間にスカイマークが募集対象としていた内容の一部をご紹介いたします。
・四年制大学、大学院を卒業または卒業見込みがある方
・TOEIC650点程度もしくは英検2級以上の語学スキルをお持ちの方
・スカイマークが指定した通勤圏内に住んでいる、または指定エリアに移住ができる方
・第1種航空身体検査基準をクリアしている方
パイロットになるには、視力や健康状態が重要となることをご存じでしょうか。詳細は、第1種航空身体検査基準に記されています。
例えば、視力は裸眼の状態で0.7以上、両目で見たときは1.0以上なくてはなりません。他には、体容量指数(BMI)にのっとり、標準を越えてはならないなど。細かな基準が指定されています。
※第1種航空身体検査基準は変更される場合があります
※航空身体検査基準
日本航空機操縦士協会によると、身長については規定がありません。しかし、ボーイング製の飛行機には158cm以上でなくてはならない、という基準があるそうです。ちなみに、スカイマークでは2020年11月現在、ボーイング737-800という機材を使用しています。
エントリーから内定までの基本的な流れ、基本給はCAと同じです。入社後は1年間の実習を受けることとなります。
2021年のスカイマーク採用状況
感染症の拡大により、スカイマークは2021年度の新入社員の採用を一時中断することが決まりました。(2020年11月現在)
航空会社によっては、パイロットだけ募集を続けるということがありますが、スカイマークではCA・パイロットだけでなく、事務系・技術系・ITスタッフの採用もストップさせています。
ただし、すでに採用が決まっていた人の採用を取り消すということは、現時点ではないようです。
チケット価格が安いうえに機内サービスも充実
安全・快適なフライトのため、スカイマークはCA・パイロット・スタッフともに養生をおこたっていません。それにもかかわらず、スカイマークのチケット価格はとても安く設定されています!
MCC(ミドルコストキャリア)のなかで、スカイマークのチケット価格はもっとも安いのです。実際にスカイマーク・ソラシドエア・JALのチケット価格を比較して、その安さをご紹介いたしますね。
スカイマークのチケット価格を比較【羽田から鹿児島間】
羽田から鹿児島 | JAL | ソラシドエア | スカイマーク |
---|---|---|---|
当日予約 | 44,690円 | 39,690円 | 24,990円 |
前日予約 | 38,390円 | 27,190円 | 9,490円 |
3日前予約 | 29,590円 | 26,190円 | 7,390円 |
45日前予約 | 16,990円 | 11,990円 | 5,290円 |
※2020年11月11日現在のチケット価格です
※大人運賃の片道料金を用いています
このように、スカイマークの料金は他の2社を下回っていますよね。45日前に至っては、JALよりも11,700円、ソラシドエアより6,700円安くなっています。
これらのことから、お得な価格で飛行機を利用したいときは、スカイマークを候補のひとつとしてみてくださいね。
スカイマークの機内サービス(無料)
・おしぼり、オリジナルパッケージのキットカット、キャンディーの配布
・ゴールドブレンドコーヒーの無料提供
・毛布の貸し出し
スカイマークでは、無料で利用できる機内サービスも用意されていますよ。
有料の機内サービスも充実しています。有料のドリンクや機内で販売されているお菓子・おつまみは、通常価格よりも割高となることが多いのですが、スカイマークでは100円から購入することが可能です。
お得なチケット価格であるうえに、養成されたCA・パイロット、そして一部の機内サービスと荷物の受託も無料でおこなえるのが「スカイマーク」なのです。
しかし、当日にチケットを購入してしまうと早割が利用できません。当日予約の場合は早割価格と比べると、1万円以上もの差が発生するおそれがあります。
羽田 → 鹿児島間の場合では、当日予約のときは24,990円、45日前予約だと5,290円ですので、2万円近くの差がありますね。
「当日予約だから、チケット価格が高くても仕方ない…」と諦めてしまう前に、ぜひ一度【ソラハピ】にてチケットを探してみてください!直前予約でも、公式ホームページから購入するよりお得なチケットを探し、ご案内いたします。
まとめ
スカイマークのCA・パイロットになるには、さまざまな条件や選考をクリアしなくてはなりません。そして、パイロットは1年間の実習を経て、飛行機の操縦をおこなっています。2020年11月現在、大きな事故が発生したという報告はありません。
大手航空会社と比べてチケットの価格が安いと、お得に思える反面、安全性に不安を感じるかたも多いことでしょう。スカイマークではCA・パイロットの養成に妥協はありませんので、安心してご利用くださいね。
掲載情報は投稿日時点のものです。 掲載情報は各業者の公式サイトなどの公開情報を独自に収集したものであり、弊社独自の観点によるものです。 実際のサービス内容を保証するものではありません。 各サービス内容は様々な条件によって変更される場合があります。 実際の利用時は必ず各業者に詳細をご確認ください。