- ジェットスター
2023.07.04
ジェットスターにベビーカーを持ち込む方法!抱っこひもは使用不可・お子さんを搭乗させるときの重要な前情報を解説
ジェットスターへは、規定サイズを超えない大きさのベビーカーであれば、機内に持ち込むことができます。もちろん受託荷物として、預けることもできますよ。
ただし、ベビーカーを飛行機に乗せるときは、サイズだけでなく、折り畳めるものでなくてはならない、などの注意点があります。
当記事では、ジェットスターのベビーカー、ベビー用品の持ち込み方に加え、お子さんを搭乗させるときの条件などもご紹介いたしますので、しっかり確認していきましょう。
これらのことを知らずに利用してしまうと、当日空港にて飛行機に乗れないということも、あるかもしれません。
1.ジェットスターにベビーカーを乗せる方法は2つ【機内持ち込み・受託荷物】
「ジェットスターの手荷物検査は、シビアで厳しい」という印象をもっている方は、多いかもしれません。しかし、ご安心ください!
以下の規定やルールをクリアしたベビーカーであれば、機内に持ち込むことが可能です。
【ジェットスター】ベビーカーの機内持ち込みルール
■ベビーカーの大きさ
高さ56cm×幅36cm×奥行23cm
※ベビーカーを折りたたんだときの大きさです
■カバー・包装が必須
保護カバーやバックに収納しなくてはならない
※同伴される保護者の機内持ち込み荷物枠で、持ち込む
■大きさがオーバーしているときは……
機内への持ち込みができないため、受託荷物となります。
※ベビーカーは無料で預けることが可能です。
ベビーカーを受託荷物とする方法
機内に持ち込む必要がないときは、受託してもよいかもしれません。大きなベビーカーも、受託荷物としてなら飛行機に乗せることができますよ。
受託荷物には重さ制限がありますが、ジェットスターでは、ベビーカーは別枠となっているため、重さを気にする必要がないのです。
その代わりに、ジェットスターでは以下のようなルールがあります。
【ベビーカーを預けるときのルール】
・ベビーカーは折りたたみ、保護カバーの中に収納する
・ベビーカーに付けている付属品はすべて取り外す
※破損のおそれがあるため
・お子さんを連れている場合のみ受託が無料となる
国際線の場合でも、ニュージーランド国内の一部路線以外、ベビーカーのルールは上記と同じです。ニュージーランドの一部路線では、ベビーカーを機内に持ち込むことができませんので、受託をしてください。
ちなみに、ベビーカーだけでなく、簡易ベビーベッドなども無料で受託可能です。
ただし、それはお子さんを連れている場合のみとなっています。
「プレゼントのベビーカー、簡易ベビーベッドを飛行機に乗せたい」場合には、無料で受託することができませんのでご注意ください。
ベビー用品はベビーカー、簡易ベビーベッドだけではありませんよね。おむつや幼児食、抱っこ紐なども、必要となることでしょう。
次の章にて、これらのアイテムの決まりについてご紹介いたしますので、ぜひご覧ください!
2.ほかのベビー用品はどうやって持ち込むの?幼児食は持ち込みできる!
この章では、以下のベビーカー用品の持ち込み事情について、解説いたします。
・幼児食
・おむつ
・チャイルドシート
・抱っこ紐
【1】幼児食は各自で持ち込む
ジェットスターの機内では、機内販売や機内食を利用することができますが、そのメニューのなかに、幼児食は用意されていません。
そのため、幼児食が必要である方は、機内に各自で持ち込む必要があります。
ジェットスターでは、飲み物・食べ物の持ち込みが許可されていますので、事前に用意しておきましょう。
ただし飲み物は、しっかりと口が閉まらない入れ物を使用していると、機内に持つこむことができません。水筒やペットボトルなどの容器に入れて、機内に持ち込んでください。
【2】おむつは各自で持ち込み、「おむつ交換台」で替える
おむつも各自で持ち込みとなっています。機内の化粧室に、おむつ交換台がありますので、ご利用ください。
機内では、おむつやお尻ふきの用意はおこなっていないため、必要数よりも多めに用意しておくことがおすすめです。
【3】チャイルドシートの決まり
お子さんが座席を使用する場合、チャイルドシートを使用します。その用意は、ジェットスター側でおこないますが、自分で持ち込んだチャイルドシートを利用したという方もいるかもしれません。
しかし、ジェットスター・ジャパンを利用する方は、チャイルドシートを持ち込むことができません。
ほかの便であれば持ち込み可能ですが、ジェットスターが定めるチャイルドシートでなくては、持ち込むことができないのです。
「今家で使っているチャイルドシートを持っていきたい」
そう思ったとしても、ジェットスターが指定しているものでないときは、それを持ち込むことができません。
【4】ジェットスター・ジャパンでは抱っこ紐が使えない
日ごろ、抱っこ紐を使っている方も多いことでしょう。しかし、ジェットスター・ジャパンでは、安全を考慮して、抱っこ紐は使用できないこととなっています。
「抱っこ紐が使えない」ということを知らずに予約してしまい、当日困ったという方も多いそうです。国際線であれば、抱っこ紐が使えます。
抱っこ紐なしの状態で、自分の膝の上に座らせるのは難しいときは、座席を使用してください。
お子さんが座席、チャイルドシートを利用するときは、「コンタクトセンター/ライブチャット」にてお問い合わせくださいね。
3.お子さんと一緒に搭乗する際の注意点
ジェットスターでは、2歳未満を幼児としています。基本的に、搭乗できる幼児の人数は、大人1人につき1人までです。
大人1人につき、幼児が2人いる場合は、1人は保護者の膝の上、1人は座席を使用することとなります。
幼児が座席を利用する際の決まりと条件
・安定して着席できるお子さんでなくてはならない
・チャイルドシートの利用が義務づけられている
・座席を使用する際にかかる料金は、大人と同じである
・モバイル搭乗券が利用できない
・座席指定をおこなう必要がある
子供料金というシステムは、ジェットスターにはありませんので、座席を使用すると大人と同じだけの料金がかかります。
モバイル搭乗券とは、電子航空券のことです。モバイル搭乗券を利用すると、スムーズな搭乗が可能となります。
しかし、お子さんがチャイルドシートを利用する際は、さまざまな用意が必要となりますので、モバイル搭乗券が利用できないのです。
また予約の際に、座席指定をしなかったときは、機械によって自動的にあてがわれます。
そのため、家族で予約しても、席がバラバラになるおそれがあるのです。お子さんの隣に座るには、座席の指定をしなくてはなりません。
幼児が座席を利用しないときの決まりと条件
・保護者の膝の上に座らせることとなる
・ジェットスター・ジャパンでは抱っこ紐が使用できない
・搭乗当日は、2歳未満であることが証明できるものが必要となる
お子さんの年齢を証明できるものとは、「出生証明書」や「住民票」、「パスポート」などが該当します。パスポートは、乳幼児も取得可能で、5年間使用できますよ。
また、お子さんを膝の上に座らせる場合は、モバイル搭乗券が利用できます。
料金も「幼児料金」となっていますので、日本国内線であれば、1予約区間1,530円で搭乗できますよ。
国際線だと幼児料金が変動する
日本国内線の幼児料金は1,530円です。国際線を利用した際にかかる幼児料金は、ジェットスターの公式ホームページ「小さなお子様を連れてのご搭乗について」にて明記しています。
【フライト】 【幼児料金】
オーストラリア → AUD $30
ニュージーランド → NZD $15
ベトナム → VND 110,000~150,000/USD $5~8
長距離国際線 → AUD/NZD $50
米ドル、ユーロ、豪ドルなどを日本円に換算するとき、経済状況やレートによって料金価格が変動するため、ご注意くださいね。
4.ベビーカーの持ち込みルールを大手航空会社と比較してみよう
ジェットスターの決まりばかりに目を向けていると、
「ジェットスターのルールは細かいな……」と感じてしまうかもしれません。
そこで、上記の内容を踏まえ、他の航空会社の対応と比較してみましょう。
じつは、多くの航空会社では、ベビーカーの持ち込みは禁止されています。まずは、ベビーカーの持ち込みができる、ANA、JALの内容からご紹介いたしますね。
ANA・JALにベビーカーの国内線の決まり
【機内に持ち込める大きさの規定】
55cm × 40cm × 25cm以内(100席以上の場合)
45cm × 35cm × 20cm以内(100席以下の場合)
ANA、JALの機内に持ち込めるものは、手荷物1つと、身の回り品1つの計2つまでです。そして、ベビーカーは「手荷物」と判断されます。
そのため、ベビーカーを機内に持ち込んだ際には、スーツケースなどの手荷物を持ち込むことが、できなくなってしまうのです。
ジェットスターでは、ベビーカーは「手荷物」ではなく別枠となっています。ベビーカーと一緒に、手荷物1つ、身の回り品を1つ、機内に持ち込むことができますよ。
以下の航空会社では、機内にベビーカーを持ち込むことができませんのでご注意ください。
■バニラ・エア
■スカイマーク
■エア・ドゥ(AIRDO)
■ピーチ・アビエーション
■ソラシドエア
上記の航空会社のフライトでは、ベビーカーを機内に持ち込むことができません。
しかし、スカイマーク、エア・ドゥ(AIRDO)、ピーチ・アビエーション、ソラシドエアでは、ベビーカーの「無料貸し出しサービス」が実施されています。
ベビーカーの「貸し出しサービス」とは!
このサービスでは、飛行機に搭乗するまでの間、ベビーカーを借りることができます。
ベビーカーを受託荷物として預けた後、「搭乗するまで子供を抱っこしたままというのは、ほかの荷物もあるため厳しい」そんなときに役立つサービスです。
なお、ベビーカーの返却は、搭乗口にておこなうこととなっています。
5.まとめ
ジェットスターにはベビーカーを、機内に持ち込むことも、受託することもできます。しかし、大きさには制限がありますので、持ち込みを考えている方は、一度ベビーカーを折りたたみ、サイズの確認をおこなってみてください。
ジェットスターでは、ベビーカーは無料、別枠という扱いとなっていますよ。
ベビーカーの持ち込みルールは、航空会社によって異なります。また、持ち込みを禁止しているところも多いため、ご注意くださいね。
掲載情報は投稿日時点のものです。 掲載情報は各業者の公式サイトなどの公開情報を独自に収集したものであり、弊社独自の観点によるものです。 実際のサービス内容を保証するものではありません。 各サービス内容は様々な条件によって変更される場合があります。 実際の利用時は必ず各業者に詳細をご確認ください。